ニュースの窓

コスタリカ、台湾と国交断絶

久しぶりに雨の降らない1日でした。午後もずーっと晴天、ってこんなに気持ちのいいものだったのね。

 

それにしても数日前の「コスタリカ、台湾と断交、中国と国交を結ぶ」というニュースにはちょっとびっくりしました。

 

中国と利害関係が直接ない中南米の国は、リッチで経済援助を行ってくれる台湾と国交を結んでいるところが多々あります。

 

おリッチなコスタリカは台湾からの経済援助なんていらないからでしょ・・・・・・と思ったら、結構受けてるじゃん。

 

コスタリカの大統領はノーベル平和賞を受賞しているオスカル・アリアス。曰く。

1996年にハイチの大統領就任式に出席した際、台湾代表にハイチへの援助を増やすべきだと進言した。でも、台湾はハイチには大した援助もしないままで、思いやりにかける」。

 

はあああああ???10年前の進言を聞いてもらえなかったのを根にもってたんですか?記憶力のいいじいさん・・・おっと、大統領だなぁ。というか、これってどこからどう見ても無理やりなこじつけでしょ。大体ハイチの人が聞いたら怒るよ。余計なお世話だって。結構失礼な発言ですよねぇ、これ・・・・・・。

 

ま、これは別に断交の理由とは関係ないんでしょうが(案外マジでこれが原因だったりするかもしれないけれど)、こんなにいきなり突然とはね。

 

さて、台湾と国交のある国は残り24カ国なんだそうですが、このうち、アメリカの影響の強いパナマ、オルテガ政権になったニカラグアあたりが次の乗換え組か?と見られています。

 

2つの中国ねえ、今さら中国が台湾を併合、なんてのも現実味がないとは思うんですが、政治の世界ってのは力の強いものが勝つわけで、台湾の味方をする国(というか、台湾の経済力にたかる国)が段々減っていくと、この先台湾はどうなるのかしらん?

 

個人的には、中国と台湾、仲良くできるように誰か仲裁してあげてよ。って思うんですけれどもね。中国様相手には、やっぱり難しいんでしょうか。

タクシー強盗、その後

伝聞情報なので、詳細は不明なのですが。

 

先日、同僚のM君を襲った強盗3人組が、死体で発見されたとか。

 

どういう状況で発見されたのか、事故なのか、殺されたのか、そういうところも不明です。でもタクシー運転手を含め3人が一緒に発見されたということ、所持品の中からM君が奪われたものが見つかったということは事実らしい。

 

ちょっとゾゾゾゾ〜ッといたします。強盗に襲われた。ここまではまだ、日常なんですよね。

 

でもその犯人がまとめて死んでしまった、というのは。

 

以前、グアテマラでエルサルバドル選出の中米議会議員がグアテマラの警察官に殺害されたという事件のことを書いたことがあります。

 

この国でパンディーヤ、マラと呼ばれる青少年を中心とした犯罪者、時にはストリートチルドレンと思しき子どもたちが死体で発見される事件は度々あるのですが、警察発表によれば、こういうのは大抵マラ間の抗争によるものなんだとか。でも人権擁護団体は以前から「警察官が違法に犯罪者の処刑を行っている(=超法規的処刑)」と指摘しており、こちらの方もあながち根拠がないわけではなさそうなのです。

 

これでもグアテマラは法治国家ですから、犯罪者だから殺してよい、という理由は成り立たないのですが、悲しいかな、そういう事実がまだまだ存在しているらしい。というよりは、中米議会議員殺害事件の時のように、むしろ冷血にそれを実行できるのが警察官だと言った方が正確なのか・・・。

 

そういう深淵を垣間見たような気がして、なんだか怯えてしまわずにはいられないのです。

サハラ砂

金曜日、テレビやら新聞やらで「サハラ砂漠の砂が中米を覆う」ってニュースが取り上げられまして、結構皆の度肝を抜いてくれました。

 

アフリカ渡来の巨大な埃の雲が、今日、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、ニカラグアを中心とした中米各国に到達する模様。この現象は3日間ほど続くと見られ、当局では、呼吸器系にトラブルを抱える人、またはアレルギー体質の人は注意が必要と呼びかけている。

 

気象衛星で捉えられたこの「雲」、サハラ砂漠から貿易風にのって時速4060kmで進んでくると、ちょうどカリブ海から中米に到達するようです。なんでも長さが1200km、幅800kmという巨大雲なんだとか。

 

当局的には「このサハラ砂には、殺虫剤とかいった有害な化学物質が含まれている可能性があるので、気をつけるように」なんだそうですが、このグアテマラ・シティにすんでいれば、もっとひどい公害に日々さらされているわけで・・・。一体何にどう注意せい、っていうのかしらん。

 

当局では、車の排気ガスは、雲がもたらす化学物質を悪化させる可能性があるので、できるだけ利用を控えるようにと呼びかけている。また、特に子どもや老人は、屋外でのスポーツ活動を避けた方が良いとも注意している。

 

いきなり排ガスと化学反応して、環境を汚染する物質が含まれているとでも言うんでしょうかね???アフリカの人はどうやって生活してるって思ってるんだ、コラ。

 

また、この現象により、日暮れ頃には空が明るいオレンジ色になる現象が観測される。

 

ん?水曜日と木曜日の黄昏頃って、こういう感じでしたけれど???

 

それにしても、どうやら当局側が恐れているのは「サハラ砂には、健康に害をもたらす微生物がいるんじゃないか」ってことのようです。

 

・・・・・・サハラ砂漠にかい・・・・・・???普通、そういう微生物って、ジャングルとかもうちょっと環境のいいところにいるもんですよね???

 

まあ、一説によりますと、サハラ砂漠の細かい砂は鉄分が豊富なので、赤潮の原因になる・・・んだとか。でもね、この辺りで赤潮が発生するのは、太平洋側であって、カリブ海側ではないんですけれどもねぇ・・・。サンゴが死んでしまう現象までも、このサハラ砂にせいにしてる新聞もありますが、どうもなんだか説得不足。

 

結局、皆を脅かすだけ脅かしておきながら、土曜日になって「風向きが変わったから、どうやら中米には来ないで、カリブ海の島止まりみたいよん」だって。

 

この話を最初に聞いた時、黄砂を思い出しましたね。私は日本海側に住んでいたので、毎年春には風にのって黄砂がやってくるのって、アタリマエだったのです。だからサハラ砂も大騒ぎするほどのことはないとは思ってたんですけれどもね。神経質な日本でさえ「黄砂が降りますから、外出は控えましょう」なんて言わないのに。

 

衛星に捉えられるだけの砂って、一体どれほどのものなんでしょうねぇ。体験してみたい気がしていたので、ちょっと残念。でも、よく考えてみると、砂が降るのはカリブ海に近い方のはずで、グアテマラ・シティあたりまではあまりやって来ないんじゃないかと。

 

アフリカからはるばるやってくる密入国者!?なわけですが、どうせ来てくれるなら、ゾウの大群とか、ライオンの大群とか、飛んできてみてほしいですねぇ〜。

公務員=特権階級? その3

この項の最後に、「じゃあ一体、教員はいくら位のサラリーを得ているか、という話。

 

今年4月から4.35.6%の昇給を獲得しておりまして(だからもって、それ以上何が不満なのか良くわからないわけですが)現行の基本給は社会保障費を除くと、6段階の最低のAランクが月額Q1,794.82、最高のFランクがQ3,991.39となっております。これに手当がつくはずです。

 

確かにそう多い額、とは言えないかもしれませんが、でも、これ、半日仕事ですからね。まあ、そりゃあ、朝が早いのは事実。でも、多くの教員が、午後には別の仕事をしているのもまた事実。加えて休暇が年に3ヶ月もあるのも大切な事実。

 

なお、教員になる資格は、教員養成校(中卒で入学可)を卒業すること。現在、教育省はこの教員養成校の課程を2年から3年にしようとして、学生から大きな反発を買っていますが、2年で卒業ということは、早ければ17歳で教員になれるということ。その年齢で最低ランクの給料なら、決して悪くはない、と思うのです。

 

もう一つつけ加えますと、グアテマラには公立校の他、PRONADEという、地域の共同体を中心としたNGOが運営する学校があります。特にインディヘナの居住地域に多く、彼ら自身の言語とスペイン語によるバイリンガル教育の推進役ともなっています。ちょっと記憶が定かではありませんが、PRONADEの教員の給与は、一部を教育省が、一部をNGOが負担する、という風になっていたと思います。もちろん、お給料は公立校の教員よりも下。そんなPRONADEを、公立校の教員は廃止を求めています。ま、教育省がPRONADEを進めれば、自分たちがクビになるかも!?ということがあるからなんでしょうが、何とも後ろ向きな・・・・・・。大体、どんなにクビにしたくても、そう簡単にはクビにはならない!ってグアテマラ中が知っているのにね。

 

ま、この大騒ぎも、とりあえずひとまず終息。来週の月曜日からは、授業も復活しそうです。さてさて子供たち、勉強していたことを覚えているんかな・・・・・・?

公務員=特権階級? その1

グアテマラに限らず、ラテンアメリカは一様に征服され、奴隷として酷使され、使用人として搾取されてきた地域でした。そういう地域ですから、どこへ行っても労働者の権利が手厚くなっているのは、ある意味アタリマエ、なのかもしれません。

 

例えば、退職・解雇。グアテマラの場合、自主退職では退職金を支給する必要はない、と労働法で規定されています。というのは、自主退職=転職、より良い給料をもらえるようになること、とみなされるからです。とは言え、支払っている企業もかなりあるようですけれどもね。一方、1年以上勤務した労働者が雇用者から解雇された場合には、「補償金(Indemnización)を支払わないといけない、というのも労働法の規定です。

 

ちょっと計算してみましょうか。基本給がQ5,000(日本円にすると75千円くらい・・・・・・。グアテマラではまあまあの給料なんだけれどな)の人が10年働いた末にクビになるとしますよね。補償金は、基本給部分だけでQ58,000(87)強。これにボーナス部分も加算されると、Q64,000(96)くらい。そう、年収以上を一度にもらえる計算になります。

 

・・・・・・だから、「結婚退職したいけれど、自主退職じゃあ資金不足になっちゃう」なんて人は、仕事上で重大ミスをわざとやらかして、上司から「お前、クビやっ!」の一言をもらえばいいのです。そうすれば、新婚生活にふさわしいステキな家を買うための頭金くらいは出るでしょうからね。

 

退職金よりも、仕事続けさせてくれ!って向きには、労働裁判所がオススメ。「不当解雇」を訴えれば宜しい。解雇には必ず理由が必要、ってワケではないんですが、それでも、とりあえず判決が出るまでは「復職」することが可能です。

 

たとえここで敗訴となったとしても、次は「人権侵害」を人権擁護局に訴えればヨロシイ。いやいや、解雇する方も大変です。まあ、多分一般的には、退職金をもらって次の職を探す人が多いんじゃないかと思いますが。

 

前置きが長くなりましたが、この労働者としての権利が特に強いのが公務員。というのも、労働組合が強いからです。労働組合が強いとどうなるか、というと、いろんな特権が付随するようになります。交渉する相手側も、別に多少の(多々の?)お金ですむことなら、お互いその方がラクチンだし、どっちみち自分のお金じゃないしね(国民の税金!)ということで、認めちゃうんじゃないですかねえ。別にお役所が倒産するわけでもないし。

 

そうやって獲得された特権には次のようなものがあるそうです。

l         社会保障費の個人負担への援助(法定の負担割合が高いのは事実ですが)

 

l         車輌の貸与及び燃料の提供(公用車を私用に使っていい、ってことですね)

 

l         携帯電話の貸与(私用電話だろうとなんだろうと、お代はすべてお役所持ち)

 

l         遅刻OK15分とか20分程度なら遅刻にカウントしない)

 

l         法律で定められている有給休暇(年間15)よりも多い日数の有給休暇がもらえる

 

l         セミナーや講習会への勤務時間内での参加が自由(お役所によっては、何時間まで、あるいは何日まで、という規定があるところもあり。国外で行われる場合には、ご丁寧に旅費が支払われることもあるようで)

 

などなどなど。うらやましい。この人たち、仕事してるんんだろうか、本当に。

 

こういうのがアタリマエの国なら、教員がストをして、子供たちが学校に行けない、なんてのもやっぱりアタリマエなのかも。教員組合の委員長が1日も授業をしなくても、教員としてのお給料をもらえるのも、やっぱりアタリマエなのかも。組合活動さえしてればいいのよねえ・・・・・・

 

このテーマ、まだ続きます。

教員スト

最近巷が騒がしいのは、総選挙のせいもあるのでしょうが、またしても教員がストをやる、というか、やっているから。これ今年3回目のストであります。

 

この国では、組合員である公務員の権利というのは無茶苦茶しっかり守られていて、どんなに不良教員がいても、実際にはなかなかクビにできないのが実情であります。

 

そのいい例が警察官。汚職や犯罪で起訴されているような人物で、警察庁がクビにしたとしても、この人物、労働裁判所に駆け込みまして、不当解雇を訴える。そうしますと、この裁判が終わるまでは、もう一度職務に復帰せざるを得なくなってしまうのですね。

 

警察が機能しないのにはこういう理由もあった・・・・・・のですが、最近法制が変わりまして、警察官についてはこの「復職」なしでの解雇が可能になりました。そんな次第で、23日、560人の警官が一斉解雇にあったばかりです。

 

・・・・・・ひょっとして、警察官って、一人も残らなくなるんじゃないの?という心配もないではないですが・・・・・・。

 

さて教員。これがねー、またひどいんですよ。教員の数はとにかく多いですから、組合としても最大級。この組合を取り仕切るホビエル・アセベドは教員として登録され、教員として給料をもらっていますが、ここ数年間、一度も授業をしたことがないという人物。もちろん、組合員は組合法で保護されていますが、「仕事を全然しなくてもいい」とはどこにも書かれていないんですけれどもね。

 

こんなヤツがいる限り、国内の教育は絶対に良くならない。今年は既にこれで3回目のストで、今日は国内の道路封鎖も予定しているんだとか。いやいや力が入っています。

 

それにしても、要求がまたふざけてるんですよ。給料のアップはもちろんですが(国の予算がいくらか知ってて要求してるのかしらん???)、誕生日には休ませろとか、法定の有給休暇以外にも10日間休暇をよこせ、とか。教員って、1月半ばから10月始めまでしか、基本的には仕事をしませんから、他の職業の人よりも休日が多いんですよね。それなのに、もっと休日がほしいんかい(うーん、あたしだって欲しいかも)。

 

今は、グアテマラ大司教や人権擁護局のトップ(この人物、一体何をしたいのか良くわからない人ですが)が話し合いの仲裁に入っていますが、見通しは暗い模様。子供たちのことが気にならないのかな、先生たち。

GuatemalaからGuatepeorへ

国内の治安の悪さは相変わらず・・・・・・・なところに、今年は選挙イヤーで、さらに治安が悪くなるかも?という気もしないでもないのですが、先ごろ、治安担当のトップである内務省長官と警察庁長官が交代したばかりのグアテマラです。

 

前任の長官はいずれも辞任した形になってはいますが、選挙イヤーのこんな時期に辞任せざるを得なくなったのは、余りにもアマリな事件が続いたため。中でも、「中米議会議員殺害事件」は絶句せざるを得ないような事件だったのでした。

 

事件が起こったのは219日。中米議会は、その名の通り、中米各国からの代表によって構成されているモノなのですが、議場はグアテマラ市にあります。エルサルバドルの3人の議員が、議会に出席するために陸路やってきたところ、何者かに連れ去られ、銃で撃たれた上に乗って来た車とともに焼かれて死亡した・・・というのが第一報でした。

 

その後、これに警察官、それも犯罪捜査部のトップらが係わっているということが明るみに出、22日に警官4人が逮捕されます。この迅速さにはちょっと警察を見直したものではあった・・・というか、捜査部員なのに、証拠隠滅という概念のなさがアマリにもお粗末だったので、余計に心配になった・・・のがこの時期。

 

しかし25日には、この警官4人が重警備刑務所の中で殺害される・・・・・・という更に衝撃的な事件も発生します。これには刑務所の職員も係わっていたと見られ、当時の職員らが全員逮捕されています。

 

これらの事件に恐れをなした別の警察官が自首してきたのが28日。この人物が現在どこにいるのかは、秘密にされています。

 

その後、FBIからも捜査員が派遣され、捜査は現在も続行中。新たな容疑者も逮捕されたりしていますが、捜査の進行状況などは余り公表されなくなりました。

 

この事件で殺害された議員の一人が、エドゥアルド・ダビッソン。エルサルバドルに詳しい方なら、このダビッソンという名字にピン!と来ると思うのですが、エルサルバドルの内戦を残酷なものにした張本人とされるロベルト・ダビッソン(故人)の息子で、父ダビッソンは現在エルサルバドルの政権を握っている政党ARENAの創始者。それだけに、一時はエルサルバドルとグアテマラの関係悪化も心配されたのですが、何とか持ちこたえております。

 

・・・・・・もっとも、エルサルバドルからグアテマラへやって来る旅行客はかなり減少しているようですが。

 

内務省長官にアデラ・トレビアルテ(Adela Torrebiarte)が就任してもうすぐ1ヶ月。この方、グアテマラサッカー連盟の会長をしてたこともありますが、人権グループの代表などもしており、今のところは無難な船出をしております。ババぬきのババのような警察庁長官に彼女が選んだのは、今までのような外部の人間ではなく、たたき上げの人物です。

 

ですが、警察官=殺人犯、というこの構図。長官が変わったくらいでは、そう簡単に変わるものとも思えず、グアテマラ社会にひそかな不安を生んでいるのは間違いなく、「こりゃあもう、GuatemalaじゃなくてGuatepeorだよね(peormala−悪い、ひどい−の比較級)なんて揶揄ですら、笑って聞き流せないような有様だったりするのです。

またしても

またしても・・・・・・、というと、U-20のサッカーのこともそうなのですが、またしても銀行が倒産するかも!?という噂が密かに囁かれております。

 

まだ、密かに・・・という段階なのではありますが、とにかく私の職場と同じビルにある銀行!ということで、職場内では大変盛り上がって?いたりします。慌てて口座を閉めた人もチラホラ。

 

まあどうやら、どうもその銀行に「金融監督局の査察が入るらしい!」というのがネタ元のようです。

 

ねーね、あそこの銀行に査察が入るんだって

ってことは、何か悪いことしてたってこと!?

やべー、きっと銀行また倒産しちゃうんじゃないの〜

んなことになる前にさっさと金おろしとかないと、大変だべ!

 

やー、私の職場の人たちが大金を現金で下ろしたせいで?やがてまたしても現金がなくなったそうです・・・・・・。

 

そういえば、グアテマラ銀行は15日から新札が出回ると言っていた割には、一週間経った今でも、そんな新札にはちょっとお目にかからないです。そのせいもあるかも、ですが、とにかく行員が涙目で仕事をしていたとかしていなかったとか、そんなこともあったりして、職場内では今日一日中、その話題で持ちきりだったのでした。

 

私個人はこの銀行には口座を持っていないからいいのですが、職場がこの銀行を使っているのでありまして、ま、ことと次第によれば、大変なことに巻き込まれるやもしれません。

 

いやー、何だか楽しみになってきましたね〜?

 

まあとにかく、今回の一連の銀行騒動は、当局側の対応の悪さによるところも大きいな、と感じております。いやはや泥沼の金融恐慌と経済不安に陥るのか???こんなグアテマラを救うことはできるのか!?はてさて、この国の未来はいかに!!?

1月前半の出来事など

ちょっと日が開いてしまいました。パタパタとしている間に、小僧の学校も始まり、サッカーも始まり、世の中も慌しくなってきました。

 

そんな中でちょっと目立った出来事と言えば:

●グアテマラ市が1月半ばに導入を予定していた新交通システム(連結バスを専用レーンに走らせるという構想)が、工事の遅れから1月末に部分的導入、3月に完全開通となる模様。その間、市内でも指折りの交通量を誇るアギラール・バトレス通りは、この専用レーン及び歩道橋の建設やら何やらのため、とんでもない渋滞が今しばらく続く模様。ご愁傷様。

 

●サッカー・グアテマラ代表の監督、エルナン・「ボリージョ」・ゴメス、ペルー代表監督に就任か?というネタがペルーの新聞に載ったそうで、国内的に結構な騒ぎになりました。

このペルーの某紙曰く、「グアテマラなんかより、もっと勝てそうなチームの監督がしたいはず。30万の月給くらいだったら、ウチだって出せる!」。ふん、余計なお世話。

もうすぐUNCAF(中米カップ)も始まりますが、ボリージョさん、何を血迷ったか、ベテランをはずして若手ばかりを選抜。グアテマラのエース(多分)、ペスカド・ルイスは、最初の選抜選手の中から負傷者が出たので、かろうじて滑り込みましたが、今まで勝てなかったチームがベテラン抜きで勝てるのか?には大きな疑問があるのも事実。

UNCAFで結果を出せなければ、代表監督を辞任すると表明しているボリージョさん、ひょっとしてこれは、さっさと負けて逃げようっていう魂胆か?てな気も。

 

●またしても、銀行が営業停止。でも今回は銀行側から「うち、辞めたいんだけれど、いい?」と金融監督局に申し出た、ってところが目新しい。

この金融監督局、確か12月くらいには、「国内の銀行システムは安定しており、今のところ、問題のある銀行は存在していない」とか賜っておられましたから、一体全体何を信じていいんだか。

ともかく、この申し出を受けて、監督局は早速金融審議会?を招集し、夜中まで話しあったけれども結論は翌日送り。そうしておきながら銀行には「もう、お店開けないようにね」とお達しを出したから、さあ、大変。翌日は銀行に見事な行列が出来上がり!

ま、結論から申しますと、この銀行の操業停止は認められまして、銀行にあった口座は全て別の銀行に移管されることとなりました。

前回のBANCAFEの騒動とは違って、今回のBanco de Comercioは規模が小さいこと、オフショア銀行を持っていなかったこと、など、比較的解決しやすかったのも事実だとは思うんですけれどもね。

私的に思いますに、このBanco de Comercioも、以前から買い手を探していたのではないかしらん、と。でも、誰も手を上げなかったので操業停止しか選択肢が残らなかった。他の銀行からすれば、わざわざお金を出して買わなくても、放っておけば、やがてはなくなるのがわかっていたし、後に残るのはささやかな預金やらちょっとばかりの融資やら。この銀行の口座を受け継いだBanco Industrialって、国内最大手の銀行なのですよね。実は、最初からそれを見込んでいたのではないか・・・という気が致します。だって決定したのが余りにも早かったですから。

 

1月に入ってから、とにかく為替のレートが不安定です。ここ1年、ほとんど動かなかったんですけれどもね。世界的に見れば、ドル安基調はさほど変わらないのではないかと思いますが、国内の金融不安、紙幣不足不安、やら何やら?予測しがたい理由でレートが動いている模様。う〜ん、いつ、換金したらいいんだ!?

 

15日から、ようやく出来立てホヤホヤの紙幣が流通し始めたはず・・・です。まだお目にかかっていませんが。これでやっと、紙幣不足から解放される!?この仄かに香る汚い札からも解放されるのかと思うと、ちょっとだけ嬉しい。

 

まあ、他にもいろいろあったかもしれませんが、私的に大きなニュースはこんな辺り。今年は選挙の年にも当りますので、なかなか賑やかな年になりそうですけれどもね。

裁判の行方

内戦というと、もうすっかり過去のことになりつつあるような気がするのですが。でも、そんな内戦の亡霊が思いがけず姿を現すことがあるんですよ。

 

リゴベルタ・メンチュがスペインの裁判所にエフライン・リオス・モントらを「内戦時に人道に反する犯罪を犯した」と提訴し、スペインの裁判所がグアテマラに身柄送還を請求してきていたのですが、先日、グアテマラの裁判所が「4人については逮捕・送還を認める」という判断を下した、のです。

 

ところが、肝心のリオス・モントは蚊帳の外。そう、なぜかリオス・モントについては「証拠不十分」で逮捕が認められなかったのです。

 

今回逮捕命令が出たのはオスカル・ウンベルト・メヒア・ビクトレス、アンヘル・アニバル・ゲバラ、ベネディクト・ルカス・ガルシア、ヘルマン・チュピーナ・バラオナの4人。スペインからの逮捕請求には、この他、ロメオ・ルカス・ガルシアも含まれていたのですが、この元大統領は本年5月にベネズエラで病死しています。

 

さて、グアテマラの裁判所が認めた罪状は「テロリズム、殺人、誘拐」についてのもの。スペインの裁判所の請求理由の一つ、「虐殺」というのは含まれていません。

 

これがどう影響していくのか、この先一体どうなるのか、まだまだよくわからないのですが、国内ではやはり「裁判所はリオス・モントには手を出そうとしない」「金で買われたんだ」「リオス・モントを裁かないで、本当の正義はあり得ない」などなどという声が多いようです。

 

何と言っても、「グアテマラの内戦」を語る時に、真っ先に名前が出てくるのが、リオス・モントですからね。内戦の行方を大きく左右した指導者たち、こういう人たちがアタリマエの生活を送っている限りは、グアテマラに、本当の意味での平和は訪れないのかもしれません。

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Monjablanca
93年にエル・サルバドル人と結婚してエル・サルバドルへ、それからグアテマラへと国際引越。
離婚後は、98年生まれの息子から親育てられながら、二人暮らししています。
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