モンコの染織日記

草木染、織り、フェルトを中心に、日々の暮らしをぼちぼち綴ります。

2010年10月

友だちは女優!

もう一週間前になりますが、シアターBRAVA!にミュージカルを観に行ってきました。V6の坂本昌行くん主演のPal Joeyです。

私は趣味とまではいえないと思うけれど、お芝居を見るのが好きです。若い頃は「労演」の会員になっていたし、子どもと一緒に舞台を観たいと「おやこ劇場」に(子どもが大きくなった)今も入っています。

なぜ、お芝居に興味を持つようになったかと言うと、友人が女優になったからです。高校の同級生なのです、高畑淳子さんが…

彼女が無名の青年座の女優(今も青年座にいますが)の頃から、ずっと舞台を観てきました。舞台の彼女はいつも華やかで、輝いていました。でも、「友だちが、女優やってるのよ」と話しても、「誰?知らない…」だったのです、数年前までは。ところが、今や、バラエティでも引っ張りだこの、実力と人気を兼ね備えた大女優になりました。頑張ってて、良かった…と自分のことのように嬉しいし、私も負けられないと、いつも元気をもらっています。

関西に来た時は、なるべく舞台を観て、楽屋に会いに行きます。先日は、高松から来ていた同級生にも会えました。修学旅行の余興でロミオとジュリエットを一緒にやった仲間たちです。(ちなみに、高畑さんがロミオ、ジュリエットは私でした。)

私が草木染めのスカーフをプレゼントすると、首に巻いて、「写真をブログに載せたら…」「えっ、いいの?」「私はオッケーだよ!」

でも、ホントにいいのかな?と、写真を送る時にもう一度確かめたら、

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と言われると、載せなきゃですよね。

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桜(小枝)で染めたミニスカーフを巻いて、ポーズまでとってくれた高畑淳子さんです。

公演前だし、大富豪夫人役だから、かなり化粧は派手ですが、彼女には、こんな優しい色が似合うのではと思ったのですが、どうかしら…

来年は、青年座の公演が2回予定されているようです。テレビもいいけど、やっぱり舞台はもっとすごいです。ぜひ、舞台の高畑さんを見てください。

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今日の猫たち

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朝はこんな感じでバトルを繰り広げていたのに、

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夜は、椅子の上で寄り添って寝ていると思ったら、

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床に落とした小さな座布団の上に無理矢理2匹がのっています。

やっぱり仲良しだね。



同じ菊のはずなのに…

先日、菊で染めた事を書きましたが、今度は、種類の違う菊をいただきました。同じような小菊ですが、葉っぱの色、花の色が少し違います。でも、菊は菊です。たぶん、同じような色に染まるだろうと思っていました。ところが、

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これだけ違いました[E:sign03]

左が以前染めたもので、右が今回のもの。明らかに、今回の方が、明るくしかも濃く染まっています。量は今回の方が多かったかもしれませんが、ここまで色味が違うとは…。

それにしても、このところ、黄色ばかり染めてます。ネムノキ、大黄、マツヨイグサ、背高泡立草、にんじんの葉、そして菊。(昨日の栗は私の分は染めてませんし…)それぞれ、少しずつ違いますが、おおざっぱに言えば「黄色」です。

黄色以外の在庫が少なくなってしまい、焦っています。

とりあえず、今日、ビワの葉を煮出しました。2~3日おいて、赤くしてから染めるつもりです。

栗のイガで染める

今日は街かどデイハウスの草木染めの日です。

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今日もごちそうです!

今日の草木染めの材料は、栗のイガ。イガが手に入らない時は栗の皮で染めるつもりだったので、冷凍で保存してもらっていたけれど、イガがたくさん手に入りました。別々に煮出すと、イガの方が、断然、きれいな色だったので、今回は、イガのみで染めました。量は約布の同量。

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イガなので、火ばさみ?が必需品。

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こちらは、ミョウバン媒染中。あまり色に変化はありません。

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こちらは、鉄媒染。あっという間に、グレーです。

それぞれ、もう一度染液に戻して、沸騰させます。

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ミョウバン媒染の方は、優しい黄みの茶色。

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鉄媒染はグレー。山崎和樹さんの本には、紫黒色(しこくいろ)とありました。

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同じスカーフで比較すると、違いがよくわかります。全然、別の色です!

今日は10人で14枚染めました。媒染だけでなく、布によっても色が違うので、楽しめます。うまく染まって、良かったです!

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染色中に、友人から、メールが入っていました。

「アケビ採れた!色が良くないから飾るより食べる方が良いみたい。如何?」

「はい!帰りに寄ります」

で、友人の家の庭で採れたアケビをいただいてきました。

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本当は、もう少し紫色。これ食べるの?って感じだけど勇気を出して、初体験。実は生で…ほんのり甘い。そして皮は、

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味噌炒めにしました!少し苦みがあって、こういうのを「おつな味」と言うのでしょうか?

ソヨゴで染めてみたけれど…

たぶん3ヶ月くらい前に、友人から、ソヨゴをもらいました。

ソヨゴは冬青と書き、文字通り?青々とした葉っぱと赤い実が特徴のモチノキ科の常緑樹です。ネットで調べていたら、22年前のしかも一度煮出した葉を乾燥させたソヨゴが染まった、とあったのです。身近で手に入る材料では無かったので、友人に染めた後のでいいからと、分けてもらったのです。で、22年前のが染まるのだったら、急ぐことはないと、ベランダに置いてました。

さあ、どんな色が出るだろうかとワクワクしながらまずは、煮出し。合計4回煮出しました。確かに赤い色が出ます。

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十分赤い色ですが、酸化させるともっと赤くなるはず、と4日置きました。

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そうすると、ほら、確かに濃くなっています。さあ、どんな色に染まるだろう…

ピンクかな?レンガ色かな?ところが

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茶色ですよね?黄色じゃないから、、赤っぽいといえるのかもしれないけれど、ちょっとがっかりです…。色が悪いと言うわけではないんですよ。でも、もっと赤っぽい色に染まると期待していたものだから…。

左は、銅媒染です。銅媒染でチョコレート色でした、なんて書いてあったのですが、これも、ちょっと違う…。

原因は何でしょう?保存が悪かったのかしら?

今度は、ソヨゴの新しい葉っぱで染めたいです[E:happy01]

背高泡立ち草で染める

秋は染色の材料がたくさんあります。

背高泡立ち草は草木染めを始めてすぐの頃から、何度も染めました。十数年前は空き地という空き地にはびこり、花粉症の原因として有名になったので、刈り取っていると「その草は気をつけた方がいいですよ」と声をかけられたこともありました。今は、随分、少なくなったように感じます。背高泡立ち草よりもっと繁殖力の旺盛な植物が現れたのかしら?

例年は、花の咲く前のものを使って染めています。でも、今年はもう花が咲いてしまいました。幸い私にはアレルギーが無いので、オッケーです。

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この嫌われ者の植物が、

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ミョウバン媒染こんなにきれいに染まります。本当は、もっと明るい色です。今回は、花が多かったせいか、とてもきれいに染まりました[E:sign03]

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今日の猫たち

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狭い椅子で仲良く寝ていました。突然声をかけたので、「なんだ~」と不機嫌な顔です。猫はなぜか狭いところが好きです[E:happy01]

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