今年も制作のスタートは「フェルト」からになりました。思い立ったらすぐできるのがフェルトのいいところ。もちろん大作になると、それなりに時間がかかりますが。

何を作るか少し考えたのですが、夫から頼まれていた「ルームシューズ」を作りました。

DSC01856
もうずいぶん作ったので、だんだん要領もよくなって、早くきれいに作れるようになりました。

うちの夫は、6年前に私が2足目に作った、ちょっと不細工なルームシューズをたいそう気に入ってくれて、嬉しいことにずっと履いています。体の一部とまで言ってます(まさか・・・)。

DSC01863 (2)
何度も手直しをしたけれど、さすがにくたびれてきました。何しろ、最初のできがよくない・・・。
裏はすべり止めに革を縫い付けたのですが、すぐに糸がすり切れてしまいます。今も、パクパク口が開いた状態です。

そこで、別の方法を試してみることにしました。

DSC01860
アクリル系合成ゴム「スベラナイン」!
なかなかいい名前です。

DSC01858
こんな感じで着けてみました。

DSC01862
乾くと透明になります。完全に硬化するのに1日かかるそうです。
これでしばらく履いてみてもらいましょう。

ついでに、3年前に作った私のルームシューズをリメイク(?)
裏に両面テープで貼り付けた革を剥がして、まず洗濯。
(糸はすぐにすり切れるので、両面テープで貼り付けてました。両面テープも何度も貼り替えました。)

補強と形を整えるために、ニードルでチクチク。

DSC01861
まるで新品のようになりました。

調子に乗って、こんなこともしました。
DSC01864
ニードルパンチで模様!ちょっと歪んでいるのはご愛敬・・・。

「フェルト、恐るべし」です!



映画「人生フルーツ」の津幡英子さん、修一さんの本「ふたりからひとり」を読みました。

この本は、聞き書きのスタイルで書かれていますが、さすが津幡さんと思える言葉に溢れています。

 お父さんがよく言っていたけれど、世の中のことで、自分に関係がないことなんか、ひとつもないと。政治だって、経済だって、直接自分が関わらなくても、一人一人が考えたり感じたりしていないと、気づいたときには、大変なことにまき込まれてしまっているって。「手遅れ」ということにならないといいけれど、あの太平洋戦争がそうでしたものね。
 「無関心でいることが、いちばんこわいことなんだよ」と言っていました。(英子さん)

 そうそうお父さんがこんなこと言っていた。
 「お金より大切なものはたくさんある、そういう風に感じられる人間が、底辺にたくさんいると、世の中は変わっていくんじゃないかな」と。同感ね。トップにいるような人間は、それがわからないんだから、庶民の人たちがそう思わないと、だめだと思うんですよ。(英子さん)

 長い時間をためたひとつのストーリーを届けられれば・・・。それが年寄りの仕事かなと思っているんです、僕たちの生き方を。ひとり、ひとり、暮らしていくうえで何かの知恵のような、次の時代に何かを伝えるためのそういうストーリーをと。(修一さん)

 得体の知れないものを食べていると思うと、怖くなりますよ。だからいいものを、いいものとは、けっして高価なものではなくて、素性のしっかりしたものです。そういうものを食べるようにしたいですね。(修一さん)


今年は「ていねいな暮らし」を心がけようと思います。