気が付けば長い間更新してなかった。
忘れたわけでは有りません。
なんとか百楠の新しい本が出たらいいなと思っていましたが、そのことについてやや動きがありました。
具体化したら報告しますが、まだまだ先のことになりそうです。
忘れたわけでは有りません。
なんとか百楠の新しい本が出たらいいなと思っていましたが、そのことについてやや動きがありました。
具体化したら報告しますが、まだまだ先のことになりそうです。
パーマ屋が一軒ふえた故郷に下り
つり銭は袂へ入れる五月風
疎開児のさくらさくらで暮れる寺
手まり唄父の還らぬ子が一人
「干網をくぐる低さの故郷ゐる」
「注連縄をくぐり今年の風の音」
「病床へつつ抜け買えぬらしい魚」
ひっかつぐ仕事をあかず見て帰る
「無理言ってしもやけの手を熱く見る」
「両の掌の違う体温重ね病む」
「笑はせる男にされて職がない」
「便所まで壁つづくなり重症者」