July 01, 2011

オペラオートクチュール

親友がベルリンに遊びに来たり、パリに行ったりいろいろあったが、記憶が薄れないうちに昨日観てきたオペラのレビューをひとつ。

Voltaireの代表作『Candide』、なぜか女性を連想してしまうのだが、主人公の男性の名前。副題に「または楽天主義」とあるように楽天教育を受けてすくすく育った領主の甥っ子。そんな彼に次から次へと不幸が襲うとてつもない哲学物語にバーンスタインが音楽をつけたミュージカルタッチのオペラ。初演は前世紀後半というかなり現代の英語のオペラ。と、見たいと思わない要素が豊富なのだが、昔購入しておいた原作『Candide』が本棚で眠り続けていたのと、衣装がなんとChristian Lacroixということでちょっと興味をそそられた。

IMG_9863満員御礼のStaatsoper。3列目だが前の人の頭が大きく、気分は10列目。上演中ずっと首をかしげ続けることになってしまった。私の好みの超クラシックなオペラと違ってバーンシュタインの音楽はかなりイマドキでいつもと違う刺激を受ける。

ec_cb6c415776a70b525025eb8204dc9f0aそしてLacroixの衣装のすばらしいこと・・・。蛍光色も多く使われているのにシックなのはさすがフランス人のなせる技、とパリから帰ってきたばかりに思ってしまう。頭のてっぺんからつま先まで、そしてカバンまで凝っている。
ec_a3b4967e5356caa413ee3a2c360a8e1b突然デブの女性が登場したかと思うと、それは醜く変わり果てたCunegondeの姿。太い脚は一体何でできているのだろう、ピンクのドレスから灰色のセーターに衣装が変わり、その下にはどっぷりした脂肪。特殊メイクはすごい。カーテンコールには再び美しい姿で登場。

いつもと違った感激をうけたおしゃれなオペラであった。

May 09, 2011

咳払いの移動

私の本棚天気が良すぎるベルリンの空の下、日向ぼっこがてらの読書が進む毎日。つまみ食い的な読書記録の収集がつかなくなってきたので親友が使っている本のブログを私も使ってみることにした。

ブクログ http://booklog.jp/users/monofumibooks

というわけで引越しのお知らせでした。

May 02, 2011

またマーラー

布団の中でオサマ殺害ニュースを読んで一気に目が覚めてしまった。早起きすると一日は本当に長い。
コンサートハウス外観マーラーとイケメンに感動したのはついこの間だったが、運良くコンサート鑑賞券をいただいたのでまたコンサートホールへ行ってきた。
テーマはまたしてもMahler。今年は彼の没後100周年、去年は生誕150周年ということでプログラムによく名前を目にするのは嬉しい。「いつか私の時代が来る」と言い残して早死にしてしまった彼の時代はまさに今何回目かにして来ている。
コンサートホール1前回はソロピアニストを迎えて、今回は独唱とコーラス隊を迎えてのものだった。Mahlerの楽曲のほかHorwitz、Reger、Schreker、Zemlinskyなど私の知らない音楽家たちの曲目を交えたプログラム。

今回の座席鳥肌がおさまらない交響曲第5番の第4楽章Adagiettoの歌唱バージョンも。休憩の後会場が突然暗くなり、やや開かれたリハーサルルームの扉からもれてくる様に聞こえてきた演出には驚いた。揺れる指揮者の影が少しだけ見える様子はまさに『ヴェニスに死す』の海の水面に反射する太陽のようで私は大感激していたのだがあとで読んだ批評のひとつではコテンパンに評価されていた。
rbb Kulturradioの批評

この道に通じてないと自分の趣向に自信を失いそうになるが、他の紙面では指揮者を褒めちぎる記事を発見。
Salzburger Nachrichtenの批評

マーラー自身も指揮者として有名だったが、指揮の技術というのが全く分からない私にはとても残念な要素である。
指揮者の額に輝く汗から伝わってくるものはあるのだが。

April 18, 2011

イケメン楽章

金曜の夜にしっとりと独り、クラシックコンサートに出かけてきた。

トーマス・マンは特に理由もなく好きで、『ヴェニスに死す』は読んでないし、映画も途中までしか見れていない(理由はこちら)のだがずうずうしくも「心に残る名作」に挙げてしまう。
映画版のタイトル音楽になっているマーラーの交響曲第5番の第4楽章はまぎれもなく「耳に残る名作」で何度聞いてもうっとりする。一度生演奏を聞いてみたかったのだがついにチャンスが訪れた。ベルリンコンサートハウスのプログラムにその目録を目にしたときは鼻息を荒げた。

コンサートハウスベルリンに似つかわしくない高貴なGendarmenmarktという広場に、これまた豪華にそびえたつKonzerthaus。今日初めて足を踏み入れたが、中もまたお見事で一時的な貴族気分を味わうことができた。シャンデリアが落ちてきたらどうしよう、などという雑念は忘れるべきなのだろう。
コンサートハウス客の年齢層はかなり高め。原価50ユーロの特等席で隣り合わせた老夫婦もこれしかり。年齢と貴族な貫禄を漂わせていた。こういう場所は人間観察が楽しい。もう定年しているであろう彼らは昔どんな仕事をしていたのだろう…。とまた雑念。

チケット
Herbert Schuch





コンサート前半はピアノを交えたもの。アウシュヴィッツで命を落としたViktor Ullmannの曲。ピアニストがイケメンで聴きほれつつ見ほれる。
あまり聴く機会のない素敵な作品にこうして偶然出会えると嬉しい。

休憩をはさんで後半は待ってましたマーラー。
鳥肌立ちっぱなしの見事な曲に演奏。CDやMP3などでは聞こえてこない部分にまで鳥肌をたててしまう。やはり演奏は生に限ることを実感。

それにしてもマーラーの交響曲第5番の第4楽章、こんなの生で演奏されたらイケメンでなくとも惚れてしまいそうだが、この楽曲をラブレターにして奥さんに贈ったというマーラー、並外れた色男である。

March 10, 2011

我かくの如く聞けり

学生生活が終わってしまった。趣味で始めたものだが単位試験もしっかりあり、アラサーでティーンよりよく勉強した。私、よくやった。
粒ぞろいの教授たちの言葉はためになりすぎてメモするぐらいでは収まらなかったので頭に入れておいたが気付いたら零れ落ちていた、なんてことのないようにしたいものである。
本棚日本では本屋、古本屋、図書館で滞在時間の3分の1は過ごしていたような気もする。それに通学車内の読書時間を含むと2分の1を超過して、せっかく日本にいたのに本がお友達の非社交人のような響きになってしまう。
今回収穫した本は教授陣に影響された選択となった。ので『国際法』なんかも混じっているのだが、本棚の肥しにならぬよういつか読みたいとは思っている。

ブックオフも良いがやはり通いつけの古本屋さんにはかなわない。私のお気に入りは青山のタツミ堂書店。おしゃれなお店に囲まれてポツリとある小さな古本屋さん。ここに来れば発見なしに店を出ることはない。
本文挿絵






今回一目惚れしてお持ち帰りしたのは『浮雲』なはずだが、表紙には坪内雄蔵の名前しかない。現在大手の書店で手に入る浮雲に添えられる二葉亭でないのが一つ目のミソ。言文一致でありながら古典が苦手な私には気の遠くなるルックスの本文が二つ目のミソ。そして突然挿絵があるのを足してミソ三つ。しかも壱百円。

タツミ堂から喜び勇んでスタバへ駆けつけるとそこで待つ友の反応はいささかしらけたもので「あんた渋いよ」と言われてしまった。自分の趣向というのは他人に押し付けるものではないことを悟るのだった。

March 07, 2011

死神を前に

ベルリンの国立美術館は毎週木曜日閉館4時間前から入場無料で、貧乏人はイソイソと通っていたのだが芸術の秋に突然このシステムがなくなった。タイミングよく記者パスがコネで手に入り2010年はタダで見放題していたのだが、これが癖になり、今年はちょっと懐を痛めても見放題権を手に入れることにした。
Jahreskarte Plusというカードを40ユーロで購入。これで常設展も特別展もフリーパス、というもの。こういうもの持ったからには有効に乱用しなくてはいけない衝動に駆られるのが貧乏人。というわけで水曜日には新国立美術館へ、日曜日は旧国立美術館へ行ってきた。
Jenny Holzerの作品新の方、Neue Nationalgalerieで今週までの展示だったのはJenny Holzerというお婆さんのデジタルな作品。メッセージの流れる電光掲示板が天井に貼り付けられていた。文字の流れが速すぎで気分が悪くなってしまったので階下で行われているModerne Zeiten展へ。半分を見たところでイタリアの修学旅行生100名、ボリュームにして500人が入場してきてしまったので退場。見放題カードを持っていてよかったと実感。
メンツェルの作品旧の方で開催中だったのは『Verlust und Wiederkehr』展。多くの芸術作品が保管されていた高射砲塔。戦時中のベルリンを象徴する建造物の一つでもあるが爆撃を受けて破壊された。作品はその後行方不明となり多くはロシア経由で転売されていたが長年の捜索の末に発見され故郷に戻ってきたという作品。破れていた絵画を元通りにする見事な修復作業の様子もうかがえ、よい展示であった。
展示数が思ったよりはるかに少なかったので常設もついでに観賞。
死の行進ふらふらしていたら『死の行進』発見。日本にいた時に読んだ「死の舞踏」についての難しい本に少しでも関連する絵を目の前にして、本はあまり理解できなかったくせに身震いしてしまった。感受性が強いとはこういうことなのだろうか。

March 06, 2011

エヴァンゲリオン

友人Stefanがキュレーターを務めるProto Anime Cut展覧会に行ってきた。
アニメの世界漫画やらアニメやらまったく興味がない私だが、キュレーター直々の個人ガイド付きということで超寒空の下会場Bethanienへ。
アニメが好きそうな女の子やら、通りがかりのおじさん、トルコ市場帰りのカップル、おしゃれなお兄ちゃんなど客層はバラバラ。
キーなんとか、とかエヴァンゲリオンの何とかさんとか専門用語も多々ありよくわからないことがありつつも、一緒に聞いていたVincentは理解しているようなので空気を読んで聞き流す。

ウルトラマンでおなじみの「特撮」がローマ字でそのままtokusatsuで理解されていることに驚く。
エヴァンゲリオンの舞台が先日までいた実家付近であることに驚く。
アニメの舞台のための建築家がいることに驚く。
4秒のシーンの一部のために何十枚の絵が描かれることに驚く。

ちょっと驚きすぎた気もするが、未知のジャンルに飛び込むということはこういうことなのであろう。

深夜番組が好きで無駄に夜更かししていた高校時代を思い出しつつ、一度も見たいと思わなかったエヴァンゲリオンが見てみたくなるのだった。
ベルリンにいる方は是非ご覧あれ!と結びたかったのだが今日が最終日というわけで、どうしても見たくなった方は秋にDortmundか来年スペインにおっかけするといいでしょう。

February 21, 2011

日本後半戦、帰国

日本後半戦記を記す前にドイツに帰ってきてしまった。
雪最後の方は雪に見舞われるハプニングもあったがインフルエンザにも負けず乾燥には完敗したが久しぶりの日本の冬を堪能。遊んでいただけなのに発狂しそうなほど忙しくなり、またしても会えずじまいの方々がいっぱいで残念なのがひとつと、10年ぶりに会えたり、何度も会えたりした友人がいて嬉しいのがまたひとつ、愉快な思い出と20kg(預け)+20kg(手荷物)を抱えての帰国となった。

帰ってきた地は相変わらず寒く、平年よりははるかに暖かな−6℃にとどまっている。日本の暖かさに弛んだ体には応える。

ベルリン映画祭が開催中なはずだが、オリンピックで開会式を逃してしまったのと同じように、出だしを見ていないとあまり興味が湧かないものである。
日曜日は商店が閉まっているというあまりにも当然な事実をすっかり忘れ、日曜日には展覧会などに足を運び暇をつぶした。

そして日本滞在中に予約していたオペラ「Germania」をふと思い出したように観賞。

時差ボケは全くないが、まだ日本ボケしているようだ。

January 28, 2011

日本中盤戦、そして脱線

あっという間に日本中盤戦。
そして試験が始まり今真っ最中なのだが試験勉強中というのはやたら気が散るものでこうしてブログに手を出したりしている。
チョムスキーも日本語で試験科目に一つ「現代の国際政治」なるものがあり、これにどっぷり浸かり、ただでさえ平日は仕事をしていない人でいっぱいの図書館からアル・カーエダやらテロをテーマとした本をドサ借りし、中東情勢があやうい昨今こっそりマークされてるのではないか不安ではあるが、懲りずに1日1冊の勢いで和書を読める恍惚に酔っている。

ご飯も母に任せっきりだが、作りたい蟲がウズウズ(いつもウジウジといい間違える)し、簡単な蒸しパン作りに凝っている。
芋蒸しパン黒豆蒸しパン






イチゴ蒸しパン紅茶蒸しパン






末端の冷えている友達が多く、頭寒足熱の苦労を見せてもらった。
シルクタッチな靴下元々寒さには強い私の耳には右から左へ北風とともに筒抜けしてしまうテーマではあるが、このシルクのソックスはとても気持ちがよさそうではあった。が、靴の試着を予定している日には避けたいアイテムではないだろうか。
洋尚、この写真でソックスモデルとなっている友が先日ベンチャー企業を起こしたので、美容に関心のある婦女、そしてイケメンな紳士の方々はこちらから覗いていただきたい。AROMATICIAという自然派石鹸のショップだが、動物実験台にされた私が自信を持ってお薦めするだけの品質である。
たまたま帰国している友達と束の間に会えたり、気付けば人生の半分を知られている友人に未だに会っていたり、
のんちゃんヨシボウと麻美






人生とは出会いである、を身にしみて感じるのが帰国のハイライトでもある。

実践的読書術についてのまとめはなかなか筆が進まないのに、ブログは滑るように書けてしまった。そろそろ試験勉強にもどるので、皆さん、試験が終わったら遊びましょう。

January 17, 2011

ニッポン前半戦

ただいま。
卵ご飯1月末に試験があるので真昼間から図書館に通ったり、家に篭って勉強していたり、羽目を外して日本を楽しんでいない気はあるのだが、おいしいものをいっぱい食べ、眠っていた物欲を煮えたぎらせ、試験の終わっているはずの2月にむけてウォーミングアップ中ではある。
富士山冬をスーツケースに入れてきてしまったのか、私が去ってからのベルリンは10度になってしまったりしているようだが、冬到来の箱根は空気が引き締まっていて気持ちよい。夏には一度もその全景を拝むことのできなかった富士山がいつでもどこからでもよく見える。富士山のコンビニ化といっておこう。

日本にいて嬉しいのは本がいっぱい読めること。ベルリンでも図書館で和書は手に入るのだが、なんせ読む時間がない。日本では通学の車内で毎日1冊の勢い。

ニート化、プー化、オタク化、なにかしら進行しそうな勢いだが、中盤戦に突入していきたいと思う。

December 19, 2010

ミソへの道

恒例化してきた誕生日会。今年もいつものようにいろいろ作って自宅パーティーとなった。ざっとお友達を招待したら総数がなんと120人。クリスマス直前ということで故郷に帰っている人や寒さにダウンしている人もあり結局やってきたのは60人。床が抜けてしまわないか少し心配だったが何も破壊することなく楽しい夜が過ぎていった。
甘いビュッフェしょっぱいビュッフェ






60人分の空腹に足りるのか、3日がかりで作った食べ物たち。
混んでますピークのときは通行不可能となった狭い我が家。BGMなんて誰の耳にも入っていないようだった。ゲスト達がおいしそうに楽しそうに過ごしているか気になりながらも全員の顔が見えきれず。ホストは楽しいながらも忙しい。

NicholasとMarinaMatthiasとAlbert






EstherとKevin寒そうな人々






GernotとMariaとTruusMiguelとSharon






OmerとDenivエリコちゃんとSylvestre






ThiloとKavitaMatthiasとトモコちゃん






フレンチ娘TobiとPauline






AndreasとDirkイタリア娘






みなさんLucaとFederico






Micha写真を撮り歩くことすら不能となり、みな退席際ショットとなってしまったが、ゲストの御顔を2/3は撮ることができたのではないだろうか。ビュッフェはパーティーの中盤ですでに完食されていたが、皆さん最後まで楽しい一時を過ごしてくれていた模様。
寒い完食






今宵は特に寒く、外気温はマイナス14℃ということだったが、喫煙者には気合を入れてバルコニーへと出て行き、吸った心地もしないであろう一服をしてもらった。
プレゼントたちおかまいなく、と言いながらもらって嬉しいプレゼント。一つ一つ心のこもった贈り物60個揃うとさすがに圧巻。キッチン関係のものが多いのは私の柄に合わない料理好きが定着してきた印だろうか。
30になっても誕生日が好きでしょうがないのはこの先もしばらく続きそうである。

December 14, 2010

ハードコアクッキー

寒くなるとどうにも家に籠もりがちになる。籠もっているだけではいけないのでアクティヴィティーを試みる。そこでうってつけなのがクリスマスに向けてとりわけドイツ語圏の民族が励みだすクリスマスクッキー作り。
せっせせっせと作る姿は涙ぐましいものすらある。
いつも12月になると誕生日パーティーの準備に気をとられ、この習慣にチャレンジしたことがなかった。ことの発端は、やっとグルメに目覚め始めたベルリンにできたお店Kochhausで見つけたレシピ。これを皮切りにクリスマスクッキーPlaetzchen(プレッツヒェン)作りに没頭することになった。
RianとクッキーCinziaと一緒にクッキー作りをしようとしていたのだが6ヶ月の赤ちゃんがいて手がまわらない、ということでお菓子持ち寄りアフタヌーンティーに。そのわりにはクロワッサン型のバニラクッキーをしっかり焼いていてくれた。私は果敢にもイタリアンクリスマスケーキなんぞを持参。Nespressoでおいしく甘くいただいた。
delizia di nataleクリスマスアフタヌーンティー







スパイシークッキークッキー作りに火が付き始めたその翌日、Kochhausのレシピを実践。Raz el Hanoutというモロッコの香辛料を使ったスパイシーな一品。Martinはレシピをしっかり読まずに先に進んでいくので心配だったが焼きあがるとかなりおいしそうなので、袋に入れてギフト調にしてみた。クッキーを配り歩くのも習慣の一つである。

メラニーとクッキー翌週はMelanieとクッキー作り。日曜でスーパーが閉まっているという材料不足なハプニングもあったがクッキー2種に挑戦。Melanieの選んだレシピは私のより数段面倒だということが作っているうちに発覚。私はせっせと担当のクッキーを終わらせくつろぎモードに入った。生地を伸ばし続けるMelanieの姿はほんとうに涙ぐましいものだった。
テレビ塔型人型






元彼Fabianから「暇」とメッセージが入ったので「じゃクッキーでも焼けば」と返したのだが私も結局一緒に焼くことになった昼下がり。長時間クッキーマラソンになることなど想像もせず。ファビアンとクッキー手が冷たすぎるのか全然生地がまとまらないFabian。最後の方はただモクモクと機械のような気分になりながら焼きあげたのは数キロのクッキー。外は真っ暗夜の9時。バターの香りでお腹はいっぱい。今度暇な時はバトミントンでも提案しようかと思う。

クリスマスまであと1週間弱。とどめにもう一度くらい焼きを入れようかと思っている。

December 06, 2010

号外

ご無沙汰しております。
日本は23度なのにこちらはマイナス23度(体感)。

1月2日より帰東してます。
横須賀でなく、箱根です。
お呼びがかかれば首都圏内どこへでも。
小田原城見学に温泉でも。

暑い日本しか記憶にありませんが
コートを纏った皆様にお会いできるのを楽しみに。



October 29, 2010

記念の三本

みなさま、お久しゅう。
森鴎外の前で貧乏暇なしで忙しかったのでブログ更新は二の次になっていたが久しぶりに書かなくてはいけない悪寒がしたのでネタひとつ。
長期ブランクの後なのだからもう少し画期的なお話でもいいはずなのだが、こういう時ことあえてどうでもいいエピソードをお披露目したいと思う。おまけにけっこう昔の日記から掘り起こしたことをお詫びしておきたい。
Nürnburger豊太郎とエリスの運命の出会いの場所(といわれている)マリエン教会のほぼお向かいの共産ぽいビルに納まるマックカフェ。郵便箱にクーポンが入っていたのでつられて行ってみた。大好物のMc Flury目当て以外に立ち入ることはないのだが今日はこんなハンバーガーのためにここまでやってきた。「ドイツ限定バーガー」というご当地バーガーとしてミクシがよく発信しているくだらないニュースでも紹介されていたNürnburger。ドイツ南部にNürnbergという素敵な町があるのだがそこの名物Nürnberger Würstchenという小指サイズのソーセージ3本をハンバーガーにはさんでみた、という一品。bergerをburgerにかけてみました、ということなのだろう。
ソーセージ3本限定品に弱い私のツボをついてくれたが、ちょっと小さすぎる。なのでクーポンを使ってもあまり得した気分がない。ソーセージのメッカで正規の値段2ユーロも払って大きなドイツ人がこんな小さなバーガーを食べるのか、と思うが限定物に弱いドイツ人もきっといるのだろう。
ドイツにお越しの際は記念だと思って食べてみてほしい。

September 21, 2010

アフターはオペラで

軽くテクノした直後に自転車をこいで向かったのはドイツ・オペラ座。テクノとクラシック、服装は同じでいいのか心配されている方もいるであろうが、ベルリンはDJの前でもカラヤンの前でも周りの目を気にすることはしなくてよいのだ。
オペラ招待券をいただいたが、今日はオペラ座が夏休みを終えた初日と会って、いつもより着飾った紳士淑女が多かった。招待券をいただいて前列通常70ユーロ席に座り込む私たちに羨望とクエスチョンマークを送ってくる後列のドレスアップの奥方。

さて今日の公演はメーテルリンク原作、ドビュッシー作曲の「ペレアスとメリゾンド」。あまり有名ではなく知る人ぞ、のもの。もちろん私は知らない人、に入る。水3000リットルを使ったという舞台に期待が高まる。
暗い舞台そして暗い舞台の幕が開いた。ステージの中心に水がはってある。その周りで、中で語るように歌われる仏語のオペラ。映画のシーンがフェードアウトしていくように幕が閉まり次へ次へと細かく途切れて話が進む。光の射さない世界が続く。
消えていくメリゾンド象徴主義の代表作といわれる意味が良くわかる演出である。なぜこんなに闇だらけのストーリーなのか、あらすじはウィキか何かで読んでいただくことにしよう。ワーグナーオペラに挑戦する新境地なオペラということで、たしかにあっていいところでアリアもなく、盛り上がりきってタダーン!となるようなシーンが全くない。最後にメリゾンドが暗黒に包まれた世界から去る場面で光が思いっきり射した。普通なら7オクターヴの声域などに鳥肌を立てるが今日は光という演出に鳥肌が立った。
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