2012年02月10日

冬の歌は春を目指す



昨日のこと。いつもお世話になっている長門芳郎さんと土橋一夫さんのK-MIX「ようこそ!夢街名曲堂へ」にゲスト出演させてもらうためお昼から番組収録へ。ただでさえ出遅れたのに間違えて急行に乗ってしまい大幅な遅刻(今年の遅刻初め)もいつものようにニコニコと迎えてもらい、申し訳なくも感謝。世間話のような打ち合わせの後、2週分収録。いつもm1時間番組をオンエア曲もじっくり聴きながらの収録なので当然2時間プラスα、しかし音楽好きでよかったなあと思える吸収の時間。初めて知る歌がたくさんある(長門さんは僕が推したチャット モンチーを初めて聴いた、と)。

「ウィンターソング特集」ということで僕も数曲選んでいったが、冬の歌というのは総じて春を希求する内容のものが多いので心がワクワクするメロディに急き立てられるような気持ちになる。長門さんも土橋さんも猫飼いなので“うちの猫自慢”で盛り上がるのもいつものこと。この番組は静岡地区で流れるので僕はリアルタイムで放送を聴いたことがないし楽曲権利の問題でポッドキャスト化も難しいのだろうが、10年続くとても良心的な番組、在京局でも聴けたらいいのにといつも思う。

docomoやauのアンドロイドでは聴けるアプリがあるらしいのでぜひ可能な方はトライして欲しいし、もちろん静岡地区の皆さんはラジオやradikoで聴いて下さい。毎週土曜日21時から静岡エフエム(K-MIX)「ようこそ!夢街名曲堂へ」、帰宅後の夜、いただいた同録テープを2週分ずっと流していたのだけど、とても穏やかなトーンで冬の夜にふさわしい感じでした。放送は2月18日と25日です。
  
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2012年02月09日

女子力と目線




断続的にずっと仕事で歌詞を書いている。正確に言うと書いては直し書いては直しして、まだその途中だ。歌詞を書くときは(僕の場合)ラジオや音楽を聴きながらできないので正直つらい時間である。こういう制作途中の仕事の話はあんまり積極的には書かないのだけど毎日ブログを書こうと思うとそれに触れるしかないくらいそれしかやってないのだな。

女性目線の歌詞。これまで書かせてもらったマクロスFや来月出る中島愛さんのもそうだが(真綾さんの「セツナ」は彼女のなかの少年性/中性的な部分と呼応したか)、女性シンガーが歌う歌詞を書くとき自分のなかの女子力を総動員することになる。「女々しい」という言葉が男のためにあるようにどんなマッチョイズムな漢にも女性的な感性がある、と僕は信じて疑わない。しかしなかなかいつも骨の折れる、言葉の性転換。いい言葉を書き連ねたい。

ほんの数十分の逃避行で街へ出て、レコード屋でBen Kweller(ベン・クウェラー)の新譜を見つけた。心がぱっと晴れるようなロックンロールレコードだった。メロディメーカーとしての世界3大ベンの一人(もうふたりはベン・フォールズとベン・リーね)。数年前にクアトロで観た弾き語りのライブは素晴らしかったがもうすぐ来日する。なんの気兼ねもなくロックキッズよろしく出かけていけるように作業を追い込みたいところである。

今日はこれからK-MIX「ようこそ!夢街名曲堂へ」にゲスト出演させてもらうための収録。ウィンターソング特集、2月後半オンエアです。その行き帰りも歌詞を考える時間になるだろう、女子の気分で。ラジオを聴いたり音楽を聴いたりしながらできないかわりに街歩きをしながらでも試行錯誤できるというところがまた作詞作業のタフなところである。  
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2012年02月08日

夜の科学37ダイジェストムービー

先日恵比寿での2時間半のライブを5分のダイジェストにしました。
ぜひご覧下さい。次回ライブは今週末のストロボカフェ(SOLD OUT!)、
3月各地へのツアー、そしてバンド編成でのライブは春を予定しています。

  
Posted by monolog at 22:52Comments(2)TrackBack(0)夜の科学

たくさんのアンケートから




いつもいつもライブのたびにたくさんのアンケート用紙が提出され、われわれ演者はそれを打ち上げ会場で読みながら美味しいご飯とお酒をいただけるのです。「全員書いてるんじゃないの?」とびっくりされることの多い回収率、山田稔明ライブ後のアンケート、上手な感想も興奮してまとまらない文章も一言だけの置き手紙のようなものも全部同じように心に残ります。感謝。先日の“夜の科学37”から抜粋していくつか。


去年初めて山田さんのライブに来てちょうど1年くらい経ちました。
いろいろあり、繰り返される毎日に山田さんの歌を織り込みながら
一歩一歩…の1年だったなーとしみじみしてしまいました。
ああ、ちゃんと前に進んで季節も一巡して自分は次の一歩に
踏み出しているんだなーと勝手に思いました。(女性)


ニューアルバム完成お披露目ライブを観ているかのような
完成度のライブでした!(38歳・会社員)


今日のライブは(自分的に)完璧でした。
今まで観たなかでも一番感激しました。(37歳・男性)


ときにドラマチックに、ときにしっとりだったりカラフルだったりする
この会場の照明はいつもほんとうに自然に曲に溶け込んでいて、きっと
あとになってその良さをじわりじわりと思い出すんだろうと思いました。(女性)


いつもブログの更新楽しみにしています。ベルトのバックル、
最後のバンザイのときにばっちり見えました!山田さんの真似で
「マッチ棒」ならぬ「どんぐり」ヘアにしてます。
昨日初対面の人にこけしといわれました…。(女性)


「詩」というのはちょっぴり気恥ずかしくて「歌」というのは
その照れ隠しのためにある、とこれまで思っていましたが、
メロディーなしの詩って無骨でストレートで素敵ですね。(36歳・会社員)


ドラム+4つの弦楽器という実に漢らしい絵が見られて
とてもかっこよくてしびれまくりでした。(40歳・SE)


武蔵野の街で庭に木々があり小鳥が来る…。
本当にそんな家があるのかますます気になります。
新作はライラックタイムの『アストロノーツ』のようになる
のではないかと勝手に想像しています。(24歳・男性)


  
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2012年02月07日

光と影、夜の科学37のこと

一昨日のこと。今年最初の「夜の科学」、もう37回目になる。もともとは10年前(!)に僕がひとりで“やりたいことをやる” “新しい曲や作りかけの曲を試してみる”という実験の場として始まった弾き語りのライブ、今はソロだったりバンドだったりと山田稔明としての活動の根幹になっている。

会場入りすると五十嵐くんが眠そうな目をしてマスクをしている。「やっちゃったか」「風邪ひいちゃって」とその瞬間に僕とイトケンさんと安宅くんは即座にポケットからマスクを出し着用(えびちゃんは年下だから遠慮したのか)。無情だが仕方なし、音楽家は体が資本である。しんどそうにしてる五十嵐くんだったが声には影響ないようで「YOU、きっと今日は風邪ひいてるってバレないよ。やっちゃいなよ」とリーダーらしく鼓舞してリハーサル。

僕のエレキのオクターブ・チューニングが合っていないとリハ中断して安宅くんがステージ真ん中にしゃがみこんで僕のエレキを調整してくれて、頼もしく見えた(昔からオクターブ調整苦手なのだ)。変なところで嗚呼、なんだかバンドっぽいなあと感じる。会場ギリギリまで練習していたら体も温まったのか五十嵐くんも普通の顔になった。

本番。1曲目は「ユートピア」と決めていた。先月の巣巣でのセッション、その続きという物語。「冬の星座と二月革命」という詩を書き朗読。このメンバーで初めて演奏する「ココロ/コトバ」、ベースラインが曲を支配する曲なので演者が変わると曲も違って聴こえて新鮮。

この日は安宅くんの「あたたかいまま」とfishing with johnの「草原ヘッドフォン」の夜の科学オーケストラバージョン。安宅くんも普段ひとりで弾き語りしているのでバンド編成になった自分の曲に嬉しそうでリハーサルのときからニコニコしていた。僕も大好きな歌なのでニコニコしてしまう。五十嵐くんとの朗読セッションも手馴れたものになってきた。この日にしか鳴らされない「草原ヘッドフォン」だっただろうと思う。

アンコールでエビちゃんと五十嵐くんがリップクリームをパクパクと塗りたぐりながら登場するという、楽屋でのやりとりをしらない僕としてはナンノコッチャネンなやりとりもあったが、ステージ上は終始和やかで穏やか。しかしその裏ではプレイ中にイトケンさんが謎の太もものビリビリを感じたり僕は僕で急遽最後の最後にもう1曲やらせてくれと懇願したり各々が小さなハプニングを抱えて終演。ライブとは何が起こるかわからないからやっていても観ていても面白いものです。

新しい歌がどんどん愛しいものになってきた。「一角獣と新しいホライズン」と「光の葡萄」は思春期に毎日背が伸びる青年のような佳曲だ。他の曲も含めて演奏していて幸せだと思う瞬間がたくさんある。僕の立っている場所から見るとミラーボールが発する光の粒がぐるぐると回る天井は、大袈裟に言うと、最小のプラネタリウムのように見えるから歌を歌うのにこれほどグッと来るシーンはない。

今回のライブで恵比寿天窓switchの照明のヤリタさんが現場を離れるのでしばらくこの会場での映像と目眩く照明を味方にした“夜の科学”はしばらくお休みになる。終わってお酒を飲み交わしてもしんみりした空気が流れないのはこれが終わりではなくまた違う何かの始まりだからだ。この日のライブを目撃した皆さんにはぜひ「hummingbird」でのミラーボールが吐き出した光と影を憶えていて欲しいし、今回ライブを見られなかった皆さんは次の始まりにはぜひ立ちあって欲しいと思います。山田稔明と夜の科学オーケストラ、次回は春の訪れを待って4月に下北沢で高らかに歌を鳴らしたいと思います。


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2012年02月06日

[SETLIST] 夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命




2012年2月5日(日)@恵比寿天窓switch
夜の科学 vol.37〜冬の星座と二月革命

山田稔明 with イトケン、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史


1.ユートピア
 〜冬の星座と二月革命(from “cocoro/ cotoba ep”)
2.ココロ/コトバ(from “cocoro/ cotoba ep”)
3.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと

4.home sweet home
5.平凡な毎日の暮らし
6.やまびこの詩

7.月あかりのナイトスイミング
8.あたたかいまま(安宅浩司)
9.草原ヘッドフォン(fishing with john)

10.一角獣と新しいホライズン
11.glenville

12.日向の猫とチャーリーブラウン(new)
13.光と水の新しい関係
14.些細なことのように
15.hanalee

EN
16.tsubomi
17. 光の葡萄
18.SING A SONG

19.hummingbird




長いことお世話になった照明ヤリタさん、ありがとうございました。
終演後お酒を飲み交わし帰る道すがら、「少し感情的になったけど
いつもどおりできたような気がします。“光の葡萄”で観にきてた嫁は
号泣でした!」とのメール。これで終わりではないのでまた会える日を。  
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2012年02月05日

衣装問題とベルトのしめ方




ライブ前日、曲順も決まり映像も準備完了。ここからは果てしないイメージトレーニング。テレビで「ナチュラル・ボーン・キラーズ」をやってるのを観てテンションが上がりすぎたので寒空の吉祥寺まで出向き衣装を買ったりしたのだけど、みんな他のミュージシャンたちはこの「衣装問題」をどうしてるのだろうか、と思う。

ライブが続くときに同じ格好でステージに上がるとなんだかお客さんにも悪いような気もするし自分的なテンションにも関わるし、しかし好きな格好というのはだいたいいつも決まっていて(私服とかもそうじゃないですか)頑張って衣装を買っても「これ、新調した服だと誰が気づくだろうか」と帰宅し茫然とすることもある。

ところでギターを弾くミュージシャンが全員そうなのかは知らないけども、僕はベルトをするときバックルの部分をおへその下ではなく左側に寄せて着用する。ギターのボディ(裏側)にバックルがコツコツ当たるのを避けるためだ。PLECTRUMのアッキーもそうだったので「そうだよねえ」と心で同志の握手を交わしたのだけど、チャット モンチーのえっちゃんもライブ時にバックルずらしベルトだったのを見て「さすがだ...」とそのミュージシャンシップに感動した。今日も僕はベルトのバックルを左にずらし(きっとそれを見た何人かには「あれベルトの締め方おかしいんじゃね?」とか思われながら)ギターをかき鳴らすのだよ。

どうでもいい話だけども、とにかく今日は“夜の科学37〜冬の星座と二月革命”。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください。

*新グッズ情報
ついに本年度を総括する「MONOLOG vol.6」が完成、10年ぶりの愛猫ポチ
新作2012ポストカードセットに加え2月公演と3月ツアーのための新作ツアーCDRを
販売予定です。物販ブースにてご覧ください。

*恒例ポストカード企画も募ります!
お名前ご住所を明記の上切手を貼ったハガキをアンケートやメッセージとともに
ご提出ください。ホワイトデイに間に合うように山田が手描きのお返事をお返しします。

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ!

オフォシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中(明日正午まで)。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887


  
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2012年02月04日

君は風に舞う青い鳥 名前をつけてやろう




昨日のこと。終日ライブの準備と言葉書きしながら。庭にウメの木があって空からはチュンチュンと威勢のいい鳥の鳴き声がするので、「ああ、庭の木に鳥が舞い降りたら猫もハッとしてエンタテインメントだろうな」と思い立ってパンくずを木に仕込んだのが数日前。ついに鳥がやってくるようになった。

まず舞い降りたのは両手を握ったくらいの大きさの地味な鳥(ヒヨドリだと誰かが教えてくれた)、なんだかガツガツしててうちのポチはいじめられてしまうかもしれないなーと思うほどパンくずを食べまくっていた。次に飛んできたのは緑色の可愛い鳥、これはメジロだ。かわいい。昔飼ったことがあるのだ、メジロ。そして一番クールなのはシジュウカラ、白と黒のネクタイ紳士みたいな鳥。小さく警戒心が強く写真に撮られなかった。

パンくずにつられてやってきたのかと思ったがメジロとシジュウカラはこないだ剪定してもらったウメの木の幹から溢れてくる樹液を舐めるのに必死の様子だった。ちょっと調べただけで鳥博士になったような気分に。1週間前には興味もなかったのにな。で、肝心の観客となるはずの猫は日向でダラーッと寝ている。たまに鳥の姿が視界に入ると「ニャ、ニャ、ア、アン」と声を真似するような鳴き声を出すだけで。

鬼は外、福は内。僕らと猫の無病息災を祈願する節分。春が待ち遠しい。




GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください。

*新グッズ情報
ついに本年度を総括する「MONOLOG vol.6」が完成、10年ぶりの愛猫ポチ
新作2012ポストカードセットに加え2月公演と3月ツアーのための新作ツアーCDRを
販売予定です。物販ブースにてご覧ください。

*恒例ポストカード企画も募ります!
お名前ご住所を明記の上切手を貼ったハガキをアンケートやメッセージとともに
ご提出ください。ホワイトデイに間に合うように山田が手描きのお返事をお返しします。

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ!

オフォシャルサイトRESERVEフォームにて予約受付中(明日正午まで)。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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2012年02月03日

地図にないユートピア




最近頻繁に演奏し歌い、久しぶりに何度も耳にした「ユートピア」という曲は2007年くらいに書いて2009年のソロアルバム『pilgrim』に収録した。この曲を書いているとき一行一行歌詞をタイプするたびにワクワクして幸せだったことを思い出す。トマス・モアの「ユートピア」という本の表紙を眺めながら(中身は難解で挫折)“理想郷”と呼ばれる場所のことをネットであれこれ調べながら書いた。

アメリカ・インディアンに心酔し始めたころで、反復するチャントのような音楽を作りたいと思って4つの循環コードにメロディを乗せていくのが楽しかった(昨日ラジオで流れた「ウィチタ・ラインマン」もそういう歌だった)。歌詞中に出てくる「羽飾りの占い詩」はジム・ジャームッシュ監督「デッドマン」に出てくるメディスンマン(「ノーバディー」という名)がモデルで、僕はインディアンネームを付けられるとしたら「あくびする猫」がいいと欲したのでした。

当時アンケートを読んで「嗚呼、家よ」という最後のリフレインをインディアンの言葉か何かだと思っていたファンが少なくなかったことが可笑しかった記憶。各地のライブ会場でコーラスを録ってCDに混ぜたことも忘れられない。ひとりで演奏するにはタフな曲だがバンドでやるととても楽しい。みんな思い思いにいろんなことをやっている。ライブでこの歌が聞こえてきたら皆さんもまた数年前のように「嗚呼、家よー」と一緒に口ずさんでもらえたら嬉しいです。

  
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2012年02月02日

1年前といくつかのデジャヴュ




昨日は朝から原稿書き。夕方にメドがつき安堵。太陽の光が部屋から外へ移動していくのを感じながらずっと居間の同じテーブルにいたのでブログに書くことがないなあと1年前の2月のエントリーを読み返してみたら今と同じような境遇にいる自分に再会しました。

1年前はR.E.M.の新作発売に合わせてCDジャーナルにレビュー原稿を5作品分も書かせてもらった。2月頭はまさにその原稿書きの最中。それと同時にMONOLOGという書き下ろしZINEの初めての号の制作の佳境。地方でのライブの算段にあれこれ駆け回っているというところまで同じ姿の自分。人生は繰り返しながら続くのですね。

またCDジャーナルと縁あってチャット モンチーのインタビュー取材をやらせてもらってその原稿をまとめました。2月20日売りの来月号に掲載される予定です。そして今週末のライブに間に合いますようにと願いを込めてMONOLOG最新第6号を鋭意制作中です。僕の書き下ろし原稿、いつもの五十嵐くんコラムに加えて、昨年秋のツアーの同行した巣巣岩崎さんのツアーレポートなどいつも以上のボリュームで。札幌ライブの詳細も間もなく。札幌でウクレレ教室をやります。ライブとあわせて道産子のみんな来て!あさらには2月のライブと3月のツアーのための今年初めてのCDRも間に合うだろうか。すべてがぎりぎりで進行していますが、その結果は直接会場でお確かめ下さい。2月5日恵比寿は間もなく完売となります。確実なご入場をご希望の方はぜひお申込を。

そしてうちの愛猫ポチの、10年ぶりの新作ポストカードは完成しました(昨日納品されました)。すべて僕のiPhoneで撮影された、10枚セットの実用的なポストカードです。ああ、これはとても可愛い。こんなカードがポストに届いたら玄関先で笑顔があふれてしまうな。ということで春に向けてポストカード企画を2月5日と2月12日(こちらも残席少なくなってます)のライブで募りたいと思います。

2012年最初のポストカード企画は“ホワイトデイ”グリーティングにします。住所と宛名を書いて切手を貼ったポストカードをライブのアンケートや僕へのメッセージと一緒に提出してください。ホワイトデイに間に合うように僕が手書きの返事を書きます。去年のホワイトデイのカードは大地震の夜の不安ななかで朝までかけて書いたんだったな。もうあれから1年が経ちます。春が来るのが待ち遠しいですね。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。


恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



そして翌週末は初めてのお店で弾き語り。
セッションの話もあり、こちらも楽しみです。


Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*山田稔明 plays『neon, strobe and flashlight』
オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中

会場の名前にちなんで1999年に発表したGOMES THE HITMAN
『neon, strobe and flashlight』を曲順通り全曲演奏するパートを
含むセットリストを予定しています。ぜひ来て!

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1
  
Posted by monolog at 09:53Comments(0)TrackBack(0)日常

2012年02月01日

ロング・リハーサル、イーグルのように過ぎる時




今週末に迫った2月5日の“夜の科学37”の準備を朝から。夕方からリハーサルスタジオに安宅、五十嵐、イトケン、海老沼の“出席番号早いチーム”と集まって(山田は後ろの方。同じクラスだったら仲良くなるのに時間かかっただろうな)ひたすら練習。空調がうまくいかず寒い寒いとマフラーを巻いて始まったリハも最終的には汗ばむほど。

去年の秋から安宅くんとラジオやUSTREAMでのデュオ、イトケンさんとの即興セッション、今年に入っての五十嵐くんとの共演と新しいパーツが散在したものをエビちゃんのベースで包んだような、確実にこれまでの違うフィールのバンドサウンドだなああ、と久しぶりにエレキギターをかき鳴らして嬉しくなりながら歌った。初めて演奏する曲がいくつもあるのでぜひ多くの人に今の山田バンドを観てほしいと心から思いました。

相変わらずリハ後は穏やかにファミレスなどでぐったりご飯を食べて(五十嵐くんはビールを呑み)安宅くんを車で家まで送って帰り道、ひとり真夜中のドライブで物思いにふけるのがいつものことなのだけども、気付くと日付は変わり1月が終わっていて。そういう、気付くと月日に置いていかれたようなときに頭の中に流れてくるのはいつも「Time keeps on slippin', slippin',slippin' into the future」というスティブ・ミラー・バンドの「Fly Like An Eagle」。中学生のころからずっとだ。

小沢健二のライブでこの曲が「天気読み」のなかに引用されたとき僕は大学生で、ずっと好きだった歌にもう一度“命=ライフ”が吹きこまれたような感じがして興奮したのを憶えている。音楽が救いだったあの頃熱心に聴いた歌は今も自分のやっていることに影響を与えるのだな。まわりを見渡すとチケット落選した人がたくさんいるみたいだけれども、僕は当選しましたよ、タケミツメモリアル。

観たいライブがいつも観られる、とは限らない。昔はそんなことあまり思わなかったけど今思えば行っとけばよかったコンサートは山ほどある。明日どうなるかわからないこの世界で、ぜひ今週末の恵比寿での(しばらく恵比寿switchでは演奏しません)夜の科学37へどうぞ皆様お越しください。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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2012年01月31日

リハーサルのリハーサル

昨日は一日書き物とリハーサルのためのリハーサル。あたらめてバンド編成での
昨年末の模様をご覧ください。今週末はいよいよ一夜限りの“夜の科学37”です!
真面目に一日仕事と向き合うとブログに書くことがなくなってしまうのですね・・。




GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中。
間もなく当日精算のご予約も受け付けますので今しばらくお待ちください。

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887



そして翌週末は初めてのお店で弾き語り。
セッションの話もあり、こちらも楽しみです。


Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*山田稔明 plays『neon, strobe and flashlight』
オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中

会場の名前にちなんで1999年に発表したGOMES THE HITMAN
『neon, strobe and flashlight』を曲順通り全曲演奏するパートを
含むセットリストを予定しています。ぜひ来て!

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1
  
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2012年01月30日

クレープとコーヒー




昨日のこと、とても寒くて天気の良い日。お昼から出かけて中目黒へ。トラベラーズファクトリーでaalto coffee庄野さんとdans la natureなっちゃんの「COFFEE TABLE TRIP」という催し、2日間だけのカフェに行ってきた。コーヒーテーブルブックとはコーヒーを飲みながらなんとなく頁をめくるためにおいてあるようなアート、建築、風景、ファッションに関する大型本のことを言うが、トラベラーズファクトリーの2階でいただくクレープとコーヒーは旅先でホッとするような喜びに満ちた時間でした。とても美味しかった。

吉祥寺に戻って、スターパインズカフェでライブをやるHARCOがリハーサルしているのを覗かせてもらって、挨拶。3人の音楽家が穏やかに会話しているような音楽。本番も観たかったが叶わず、夜はずっと録音作業。マイクに音が入ってしまうから、とエアコンやガスヒーターなど消して録るので気付くと身体が冷たくなっている。fishing with johnと「草原ヘッドフォン」をやってからリーディングに興味がわいている。「冬の星座と二月革命」という詩を書き綴った。

今週末は「夜の科学37」いつものように安宅くんの曲と、加えてfwjの曲も織りまぜてセットを構成。初めてやる曲が多く、とてもわくわくする。明日はリハーサルなのだが今日はリハーサルのためのリハーサルを。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中(お急ぎください!)

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887
  
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2012年01月29日

ゆらゆら揺れる光と影




昨日のこと。朝から地震で目が覚めてしまう。気味の悪い揺れ方だったからすぐテレビを付けてみると富士五湖が震源と。猫は寝ぼけてボーッとしていたがいつなにが来てもおかしくないという時代に生きていることを忘れないように。不安なテレビ画面と冬晴れの日差しのコントラスト。「カーネーション」見終わったら二度寝してしまったけれど。

午後から出かける。『pilgrim』と『home sweet home』はほとんどの録音を自宅スタジオ作業で行ったのだけど、次のレコードではバンドセッションで録ってみたいと思っていてる。興味のあったスタジオを下見するために車を走らせる。いろいろ話をするといろいろアイデアが湧くのだな。新しいレコードはジャケットコンセプトやタイトルがすでに完成していて、あとは音が追いつくだけ(これが一番難儀だけど)。頑張りたい。今年ももう1ヶ月が過ぎた。

帰路、蔵前のアノニマスタジオに立ち寄って札幌の安斎伸也さんから送られてきた無農薬野菜を購入させてもらう。ゴボウとにんにくと皮の赤い大根。作っている人の顔が見えるというのは良い。いつもよりいっそう大事に食べようと思いますからね。帰ってネットでレシピを見ながら金平ごぼうを作ったらとても美味しかった。

冬ってこんなに寒かったか?というほどの冷え込み。昨日も庭師のおじさんたちが庭の木にハサミを入れてくれたのだけど白樫の木はほとんどすべての葉を刈られ見るに寒々しい姿に。そのかわり差し込む太陽の量は増えました。地面の土も凍ったみたいにカチカチ。冬は好きだけど春はもっと好きなのだ、僕は。もうじゅうぶん冬は楽しみました。早く春が来ればいいのに。


次の週末はいよいよ“夜の科学vol.37”
これが終わると恵比寿switchでの公演はしばらくありません。
永遠に変わらないもの/終わらないことは、ない。お見逃しのないよう



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて予約受付中(お急ぎください!)

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887
  
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2012年01月28日

東京ストロール




今週は徳島づいているのかな。午後から経堂のギャラリー芝生に出かけて「高橋久美子(詩)× 干田正浩(写真)家と砂漠展」を見る。チャット モンチーの原稿を仕上げる前に見ておきたかった展示。そこには旋律から解き放たれてゆらゆら揺れる言葉がたくさんあった。なかなか行かない街、経堂。美味しそうなチーズケーキを売ってるベーカリーがあって、後ろ髪引かれた。

巣巣に徳島からaalto coffee庄野さんが来ていたので会いにいく。東京の街をあちらからこちらにストロール。昼夜とトークイベント、タイミングがあわずその合間の休憩時間に到着したが、庄野さんが自ら淹れてくれたコーヒーはやはり美味しくてホッとする。dans la natureなっちゃんもやってきて結局だらだらと2時間くらいおしゃべりしてしまう。週末、もう一度会えるだろうか。

今売ってる「暮らし上手のおやつ作り」(エイ出版社刊)という本にdans la natureが20ページくらいを費やしてお菓子作りのあれこれを紹介しているのだけど、その中に僕の「music for muffin cafe」を紹介してくれていた。なっちゃん曰く「これ読んだらだれでもお菓子作れるようになりますよ」とのこと。本屋で見つけたら手にしてみてください。なっちゃんとのツアー、静岡と愛知は全部初めてのお店なのでとてもワクワクしています。たくさん予約をいただいていますが、愛知の人はぜひ2ヶ所以上来て欲しいです。特典を考えましょう。浜松のお蕎麦屋さん、どんな雰囲気の夜になるのか全然わからなくて、それがとても楽しみ。  
Posted by monolog at 02:47Comments(0)TrackBack(0)日常

2012年01月27日

太陽は源




昨日のこと。やらないといけないことを淡々と作業部屋でこなしていたら目の高さに人の姿が。ハッ!と窓を開けてみると庭師のおじさんたちが何人も、ハシゴを組んで庭の木にハサミをいれていた。「こんにちは」と声をかけると今日から何日かに渡って庭の手入れをしてくれるらしい。「できるかぎり短く刈りこむからね」とヤル気を見せる庭師さんたちに、ここぞとばかりにいろいろ質問してみた。

秋に越してきた家には小さな庭があるのだけどたくさんの木が植えてある。紫陽花と梅とモミジとナンテン、金木犀は見てわかるのだけど、わからない木が何本かあったのだが、そのひとつはサワラというそうだ。ヒノキ科の針葉樹、たしかにそのサワラの葉枝をバサバサ切っているとヒノキの香りがした。もうひとつはシラカシ、いわゆる樫の一種、これはめちゃめちゃ背が高く茂っている。

おじさんが言うには梅は来月には花が咲き、6月くらいには実が取れるとのこと。そんなに短く切らなくても、と思ったモミジだが1年かけてグングン伸びて手に負えないほどになるそう。一夜明けて太陽が登ったら昨日までの陽の当たる領域がびっくりするほど広がって、猫が一番その恩恵を受けて全身を弛緩させてゴロゴロ喉を鳴らしながら日向の床に転がっている。太陽は力の源だなあ、と思う朝でした。  
Posted by monolog at 12:00Comments(0)TrackBack(0)日常

2012年01月26日

[MOVIE] ユートピア(山田稔明 × fishing with john)



先週末に行われた山田稔明とfishing with johnの共同ライブでの
セッションの様子をご覧ください。4つのコードで循環する歌、
ずっと終わらずにいたかった。次回ライブは2月5日です。  
Posted by monolog at 18:14Comments(2)TrackBack(0)live

2012年01月25日

好きなものを好きと




「ステキなことはステキだと無邪気に笑える心がスキさ」というのは佐野元春「サムデイ」の有名な一節だが(週に一回くらい口ずさむ)、好きなものを好きだと素直に言っていたら神様か何かからのご褒美がもらえるときが時々、ある。僕はこれからも好きなものを好きだと高らかに宣言していこうと改めて思いました。

ちょうど1週間前に知り合いのライターさんから電話がかかってきた。「山田くんってチャット モンチー好きなんですよねえ?彼女たちにインタビューしませんか?」「僕がですか!?」という晴天の霹靂。そして今日ふたりになったチャットに会っていろいろ話を聞いてきた。インタビューというか、なんか僕の熱い思いを独り語りしたのではないかと若干不安になるけれども、2月にリリースになるニューシングル2枚とベストアルバムについて取材をしてきて来月発売のCDジャーナルに記事を書きます。なんでそんなにチャットが好きなのか、ということはまた機会をあらためて。えっちゃんとあっこちゃん(と呼ばせてもらった)はとても芯の強そうな、しかしとても柔和で穏やかで素敵なふたりでした。


家に帰るとKathleen Edwardsのニューアルバム『Voyageur』が届いていて、今ひとつずつ歌詞を読みながら聴いて3周目なのだけれど、2012年個人的マイベスト5入り確実な完璧な10曲。共同プロデューサーのBon Iver(Justin Vernon)もたくさん演奏しハーモニーを添えている。こんな寒い夜でもこういう音楽があると心がホカホカとあたたかくなる。眠る猫にちょっかいを出しながら好きな音楽を聴く時間の愛しさよ。  
Posted by monolog at 23:23Comments(2)TrackBack(0)日常

2012年01月24日

3月、春を先取りツアー

2012年最初の旅は札幌、今回初めての2つのお店で。
時間、料金、予約方法など詳細は追ってお知らせします。

120112_2029~012012年3月18日(日)@札幌 Brown Books Cafe
“夜の科学 in 札幌(仮)”


内容の異なる2セットのライブを予定。
ウクレレ教室がついに北海道上陸?
詳細については追ってお知らせします!

Brown Books Cafe
札幌市中央区南3条西1丁目2-4 和田ビル3F(旧はろー書店)



2012年3月19日(月)@札幌 たべるとくらしの研究所
“夜の科学 in 札幌(仮)”


あんざい果樹園がオープンさせるカフェにおじゃまします。
詳細については追ってお知らせします。

たべるとくらしの研究所
札幌市中央区南9条西11丁目3-12(旧公開秘密結社あじと)




dans la nature レシピ & エッセイ集"ももの木 なしの木 りんごの木" 発売記念
山田稔明(GOMES THE HITMAN)× dans la nature
split tour “bon appetit / bon voyage”


去年から続いて、おやつ屋dans la nature(ダン・ラ・ナチュール)初の
著書『ももの木 なしの木 りんごの木』(ミルブックス刊)の発売を記念し
以前よりイベントで共演し交流の深い山田稔明との合同ライブを開催。
ライブはもちろん、ダン・ラ・ナチュールのお菓子もお楽しみいた
だけます。音楽とお菓子の共演にぜひご来場ください。


ymddntokai_22012年3月23日(金)@浜松 手打ち蕎麦 なる
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
18:00 開場 19:30 開演
料金:3,800円(蕎麦、おやつ付き)
*19:30までが蕎麦&DJタイムです。
なんとお蕎麦屋さんでのライブです!
お早めにご来場いただき、先にお蕎麦をお楽しみください。
手打ち蕎麦 なる
静岡県浜松市中区板屋町102-12 2F



2012年3月24日(土)@愛知 名古屋 sahan
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
18:00 開場 19:00 開演
料金:3,500円(おやつ付き)
*家具と雑貨のお店です
sahan
名古屋市千種区猫洞通3-21



2012年3月25日(日)@愛知 蒲郡 Pleasure
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
12:30 開場 13:00 開演
料金:2,800円(おやつ付き)
*洋服と雑貨のお店、お昼のライブ
演奏時間が1時間ちょっとのショートバージョンになります
Pleasure
愛知県蒲郡市竹谷町錦田17-3



2012年3月25日(日)@愛知 岡崎 mado cafe
出演;山田稔明(GOMES THE HITMAN)、dans la nature(おかしとおはなし)
17:30 開場 18:00 開演
料金:3,500円(おやつ付き)
*この日はダブルヘッダー。ツアーファイナルはmado cafe!
mado cafe
愛知県岡崎市井内町字下堤43-1


“bon appetit / bon boyage”ツアーはオフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中!  
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スザンヌ・ヴェガと吹雪の都会




昨日のこと。ビルボードライブ東京にスザンヌ・ヴェガのライブを観にいった。とても楽しみにしていた来日公演。1987年(中二のとき!)の「Luka」からずっと聴いている。大学入学で上京してきて初めて行ったコンサートは中野サンプラザのソニック・ユース、次が横浜ランドマークホールこけら落とし公演のスザンヌ・ヴェガだったから、なんとも、20年ぶりに観る彼女の姿ということになる。僕はまだ十代だったのだな。

極寒の東京、六本木に向かうにつれ雨は雪に変わる。ミッドタウンをニューヨークの百貨店に見立てて妄想。ステージ後ろのガラス張り、どんどん六本木の街が白く塗りつぶされていく。暗転しステージスタート。ギタリストのゲリー・レオナルド(ルーパーやエフェクトを駆使したプレイすごかった)とのデュオ。52歳になるが変わらない声。とても聞きとりやすい英語を話してくれるので曲の背景までよく見えて、特に僕が一番好きな「Gypsy」という曲、彼女がティーンネイジャーの頃サマーキャンプで出会った青年とのロマンス(しかし彼はイギリスに、スザンヌはニューヨークへと戻るために会えなくなる。「In Liverpool」という曲も彼についてらしい)に由来することとか、知らない物語が加味されてとても心に沁みた。一昨年自ら命を断ったスパークルホースのマーク・リンカスに捧げられた「The Man Who Played God」はとても美しく響いていました。

20年前の横浜ではレコードどおりのアカペラで歌われた「Tom's Diner」は今回DNAによるリメイクに近いサウンドアレンジでグルーヴィーに歌われ、懐古趣味に終始しない未来に向かって進む歌にとても感動した。終演後サインをもらい『home sweet home』を渡すことができました。20年という時は長いのか短いのか、なんだかよくわからない。が、好きでいつづけることは巡り巡って自分に歓びをもたらしてくれるのだなと思った吹雪の夜だった。  
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2012年01月23日

2月“夜の科学37”と“ネオンとストロボ”弾き語り

昨年末のバンド編成山田稔明のライブダイジェストです。





1月は年明け早々の杉真理祭り、そしてfishing with johnとの2日間。
巣巣で行われたフリーマーケットもありました。僕の出品した2500
曲入りのiPod nano、その代金全額を当選者の方から直接気仙沼市へ
義援金として送ってもらいました。2月も全部特別なライブです。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

*何年もライブを支えていただいたswitchスタッフの方の退職により
この会場での“夜の科学”はしばらくおやすみになります。ぜひ来て!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて1月10日(火)21時から予約受付開始

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887





Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*山田稔明 plays『neon, strobe and flashlight』
オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中

会場の名前にちなんで1999年に発表したGOMES THE HITMAN
『neon, strobe and flashlight』を曲順通り全曲演奏するパートを
含むセットリストを予定しています。ぜひ来て!

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1

  
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[PHOTO] たゆたう手と手のワークショップ

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冷たい雨に降られた週末でしたが、巣巣の中ではとてもあたたかな時間。
昼間のワークショップからライブまで休む間もない忙しい2日間、しかし
終わるのが惜しいような感覚。とくに最後のセッション「ユートピア」は
E・C#m・A・Amの循環コードをずっと続けていたいと思いました。
ご来場の皆様、チームfwj、チーム巣巣とdans la natureに心から感謝を。
次は春、新しい季節にまた巣巣でお会いしましょう。  
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[SETLIST] たゆたう手と手のワークショップ<DAY2>




たゆたう手と手のワークショップ
2012年1月22日(日)@等々力 巣巣

0.草原ヘッドフォン(w/ fishing with john)
1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.平凡な毎日の暮らし
3.ココロ/コトバ

4.愛すべき日々
5.やまびこの詩
6.日向の猫とチャーリーブラウン
7.Wouldn't It Be Nice(w/ ウクレレオーケストラ)

8.home sweet home(w/五十嵐祐輔)
9.一角獣と新しいホライズン(w/五十嵐祐輔)
10.月あかりのナイトスイミング(w/五十嵐祐輔)

11.光と水の新しい関係
12.光の葡萄
13.tsubomi

14.hanalee(w/ 五十嵐祐輔)
15.ユートピア(w/fishing with john)


ワークショップとライブの2デイズ、一日じゅう音楽と猫(招き猫)と
お菓子とジンジャーアップルティーの香りが宙にたゆたうあたたかい
空間でした。数えきれない弦が鳴らされ、それがまだ耳に残っています。
ご来場感謝。次のライブは2月5日の恵比寿天窓switch、バンド編成です。  
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2012年01月22日

[setlist] たゆたう手と手のワークショップ <DAY1>




たゆたう手と手のワークショップ
2012年1月21日(土)@等々力 巣巣

1.どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと
2.歓びの歌
3.クレールとノアール

4.北風オーケストラ
5.やまびこの詩
6.Wouldn't It Be Nice
7.日向の猫とチャーリーブラウン

8.glenville(w/五十嵐祐輔)
9.一角獣と新しいホライズン(w/五十嵐祐輔)
10.月あかりのナイトスイミング(w/五十嵐祐輔)

11.光と水の新しい関係
12.光の葡萄
13.tsubomi

14.hanalee(w/ 五十嵐祐輔)
15.草原ヘッドフォン(w/ fishing with john)
16.ユートピア(w/fishing with john)


  
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2012年01月21日

俊足なキツネたち




昨日のこと。東京で初めてちゃんと雪が降った日だが去年クリスマスの夜にも僕は粉雪を目撃している。朝目が覚めたら薄っすら白く薄化粧した庭。僕は雪が好きだ。通勤の足はやはり乱れていて僕の頭の中で「北風オーケストラ」という12年前に書いた言葉がループする一日。夕方までライブのリハーサルと準備。

Fleet Foxesの来日公演を観てきた。チケットを取りそこねていたところをイラストレーターの山田タクヒロさんに誘ってもらった。シアトル出身のバンド、レコードを聴いて感じていた一枚の薄いベールのカーテンのようなものを取り払う素晴らしいライブでした。セッション的要素の薄いプログレッシブロックのような演奏と重層的なコーラスもよかったのだけど、中心人物のロビン・ペックノールドの立ち居振る舞い、佇まいと歌力に圧倒された。アパラチアン音楽まで遡ったり、辺土のビーチ・ボーイズを彷彿させたり、長く続いた世界ツアーの最後ということもあって「これはちょっとすごいものを観たな」という感じがしました。ライブを観なければわからないことがたくさんある。1週間でラノワとフリート・フォクシーズを観たあとのライブ、自分にどんな作用があるか楽しみ。

僕は今年観たいものは観て、行きたい場所には行く、という目標を自分に課しました。明日がどうなるかわからないような世界でその都度いちいち後悔をしたくないのだ。短い1月にはあといくつか観たいライブと映画が。春までの手帳にもたくさんのコンサートと旅の予定が刻まれ始めました。近いうちに札幌、静岡、愛知と情報詳細を。しばらくお待ち下さい。

そしていよいよ!今日と明日の2日間、世田谷等々力の巣巣にてワークショップとライブ、“たゆたう手と手のワークショップ”をfishing with john五十嵐くんと。午後、それぞれにワークショップを(ふらっと立ち寄ってください)、夜にはfwjバンドはフルメンバーで、僕は弾き語りで共演ライブ。せっかくなので五十嵐くんとおしゃべりしたり曲によってはサポートしてもらったり、さらにはfwjバンドに僕が混じったりして単なる対バンライブとは異なる趣向の2日間になるはず。当日券もありますので迷わずぜひ。dans la natureのマフィンカフェも同時開催、触覚と視覚聴覚、そして味覚を刺激する「たゆたう手と手のワークショップ」です。



山田稔明(GOMES THE HITMAN)×五十嵐祐輔(fishing with john)
“たゆたう手と手のワークショップ”

2012年1月21日(土)/1月22日(日)@等々力 巣巣

<ウクレレ教室 by 山田稔明>
1/21(初心者コース)*「hanalee」をはじめすぐ弾けるフレーズから入門
1/22(リピーター/経験者コース)*Beach Boys「素敵じゃないか」をマスター
両日とも15:00〜16:30
料金4,000円(お茶とお菓子つき)*ウクレレ付きは+2000円
ご予約制(巣巣にて受付を開始しました)

<招き猫絵付教室 by 五十嵐祐輔>
両日とも13:00〜17:00
ご予約優先(飛び込みも可)
料金3,000円(お茶とお菓子つき)

<SPECIAL LIVE>
出演;山田稔明、fishing with john
両日とも 17:30開場 18:00開演
料金4,000円(お茶とお菓子つき)
ご予約制(巣巣にて受付中)
こちらからも

等々力 巣巣
〒158-0082世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020
*イベントの詳細/予約方法は巣巣HPをご覧ください


  
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2012年01月20日

キャロット塔からずっと




夕方から杉真理さんのラジオにゲスト出演。今年は杉さんとなにやら頻繁に交流しそうな気がする(家がとても近所なのだ)。ラジオのトークテーマが「受験」とな。ちょうど今日から吉祥寺の東急催事場で「九州物産展」が始まったので、受験といえば大宰府天満宮、大宰府天満宮といえば梅ヶ枝餅、ということで20分くらい行列に並んで梅ヶ枝餅を買う。粉をこねて餡を包んで焼く行程を初めて間近で見た。焼きたての梅ヶ枝餅はあたたかく寒い街を餅を抱いて歩くのはとても心地よかった。

三軒茶屋では一度も屋外に出ることなくキャロットタワー26階展望台にあるサテライトスタジオへ。東京は曇り空で残念ながら富士山は見えず。生放送中のスタジオ、観覧のファンの方も少なくない。時間になってスタジオへIN。ステージの上でも、ラジオで話しても、感じることは杉さんの優しさだ。いつもニコニコ、妙に安心感があるのは何故だろうか。僕なんかはただ言いたいことを並べて相槌をうっていればいい。今日も終始楽しい時間でした。全国からたくさんメッセージのメール、全部読みました。ありがとうございました。

買っていった梅ヶ枝餅(まだ温かかった)に杉さんはとても喜んでくれて、曲を1曲かけている間にスタジオ内の全員でペロリと。九州物産展は25日までやっているからまた買いにいこう。ラジオが終わったら予期せぬ電話で心踊る。帰宅すると今度は高校時代の友人2人から電話が。梅ヶ枝餅が呼んだ故郷の便りか。今日も相変わらず寒かったが、僕の足取りはとても軽い、そういう一日でした。明日もフットワーク軽い金曜日を。  
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2012年01月19日

夜のセッション




昨日のこと。夜遅くから出かけてfishing with john(fwj)がリハーサルをしているスタジオで今週末のライブのためのセッションの手合わせをしてきた。とても寒い夜で地下鉄から地上にあがると芯から冷えて、たまらずコーヒーショップで熱いコーヒーに救われる。fwjはそもそも五十嵐祐輔くんのソロ・ユニットだがライブをやるときは7人編成の大所帯なので狭いスタジオは人と楽器だらけ、そこに身をよじって自分の場所を確保し、練習。

fwjと対バンするのは初めてか。もちろん一緒に音を鳴らすのも初めてで、その中に身を置くととても気持ちがよかったから、お客さんにもそう伝わるだろう。fwjは基本的にはインストゥルメンタル・バンドだけれどもずっと昔から“声”と相性がいいはずだと思っていたので僕が加わる何曲かは僕が聴いてみたかったfwjのカタチに相似するはず。fwjのライブを僕が撮影編集したムービーはこれ。fwjとの共演はなかなかない機会だと思うのでぜひ都合のあう方は来てください。


山田稔明(GOMES THE HITMAN)×五十嵐祐輔(fishing with john)
“たゆたう手と手のワークショップ”

2012年1月21日(土)/1月22日(日)@等々力 巣巣

<ウクレレ教室 by 山田稔明>
1/21(初心者コース)*「hanalee」をはじめすぐ弾けるフレーズから入門
1/22(リピーター/経験者コース)*Beach Boys「素敵じゃないか」をマスター
両日とも15:00〜16:30
料金4,000円(お茶とお菓子つき)*ウクレレ付きは+2000円
ご予約制(巣巣にて受付を開始しました)

<招き猫絵付教室 by 五十嵐祐輔>
両日とも13:00〜17:00
ご予約優先(飛び込みも可)
料金3,000円(お茶とお菓子つき)

<SPECIAL LIVE>
出演;山田稔明、fishing with john
両日とも 17:30開場 18:00開演
料金4,000円(お茶とお菓子つき)
ご予約制(巣巣にて受付中)
こちらからも

等々力 巣巣
〒158-0082世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020
*イベントの詳細/予約方法は巣巣HPをご覧ください



そして本日19日(木)世田谷FMはじめ全国のコミュニティFMで放送の杉真理さんのラジオ「アフタヌーンパラダイス」に出演します。16時台に。北から南までかなり広域で聴ける(僕もiPhoneのコミュニティFMアプリで聴くことができました)世田谷三軒茶屋キャロットタワー内のサテライトスタジオからの生放送なのでぜひメッセージなど送ってもらえると力強いです。キャロットタワーから富士山見えないかな。番組ブログはこちら。杉さんとのおしゃべりはいつも楽しいので今日もたくさん笑ってお送りできればと思います。かけてもらう曲を選曲中。ちょっとレアなものにしようかな、と。お近くのコミュニティFMで聴けないかどうかぜひ確認してみてください。


アフタヌーンパラダイス
1月19日(木)15:00-16:55
今日のメッセージテーマは「受験」  
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2012年01月18日

永遠の僕たちとハンクのピアノ




今まで体験したことのないことを体験するのはとても新鮮な体験である。先日デモを録音するときにエレクトリック・ベースの音が出ず仕方なくキーボードで代用したのだけど、なにしろ僕はベースを演奏するのが大好きなので心残りで、ネジを外し配線を覗いてみたら予想通り断線していた。アマゾンで一番安いハンダごてを注文したら光の速さで届いたので、初めてのハンダづけ。正確には中学のころの技術の時間以来か。正しいやり方とかこだわりの作法などはあるのだろうがはやる気持ちを押さえられずすぐにハンダで切れた配線を接着。無事にベースの音はアンプからベンベンと鳴るようになって、とても満足。男子的歓びを見出す。


とても久しぶりに映画館で映画を(昨年秋の「モテキ」以来か)。ずっと観たかったガス・ヴァン・サント監督の新作「永遠の僕たち」をようやく観る。前作「MILK」は史実に基づくスケールの大きな見応えのある映画だったが今回のは「エレファント」や「ジェリー」に近い、鮮やかな色彩と構図が印象的なファンタジーだと思いました。悲しく優しく可笑しく惹きこまれて、少し泣いた。デニス・ホッパーの息子ヘンリーとミア・ワシコウスカは若々しく反射するような透明感、日本兵の亡霊役の加瀬亮もとてもよかった。僕は加瀬亮のファンだが(髪を切るとき「マッチ棒みたいに」っていう前は「加瀬亮みたいにしてください」と頼んでいた。最近は坊主頭ばかりだが)久々の“僕が観たい加瀬亮”だった。


昼間にベースを修理したことが引き寄せたのだろうか、レコード屋で見つけたチャーリー・ヘイデンとハンク・ジョーンズによる昼間に新譜『Come Sunday』を買った。90年代に出た共演盤『Steal Away』というフォークソング集が大好きだったのだが、その続編、というか決着というか、2010年ハンク・ジョーンズが91歳で亡くなる数カ月前の録音。チャーリー・ヘイデンのベースとハンクのピアノだけで構成される音世界を聴いていつのまにか僕は猫と眠り込んでいた。アメリカの風景が浮かび上がる、夢のなかのような音楽だなと思いました。  
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2012年01月17日

ダニエル・ラノワと鉄弦の響き




昨日の話。夜、ビルボード東京でダニエル・ラノワを観ることになっていたので、これ幸いと広尾で髪を切る。最近いつも「マッチ棒みたいな頭にしてください」とお願いしているのだが、今回のは今まででも最もマッチ棒みたいになった。首周りが短くなり外は寒くて凍えそうだが、気持ちはシュッとし心にほのかな火が灯るような気分だ。「マッチ棒みたいな」とは「キノコみたいな」とは確実に違う僕の最近のムードでありモードである。


さて、ダニエル・ラノワ。夜も遅くなった平日の東京ミッドタウンは人もまばらだがビルボード東京にはたくさんのお客さん。公演初日、この日2回目のステージを目撃することになる。安宅浩司くんと待ち合わせてステージ右側、ドラムのブライアン・ブレイドを正面にのぞむ席(ブライアン・ブレイドの姿を拝めることもこの日の楽しみだった)。思えば自分にとっての“アメリカ音楽”体験はU2の『Joshua Tree』でした。そのサウンドの要となるのは間違いなく(僕にとっては)ラノワ。年をとるほどに彼の作品やプロデュース業に魅力を感じるようになり、僕が数年前に書いた「ユーフォリア」という未発表曲はどこを切ってもラノワへのオマージュでした。

果たして始まったライブ、最初の出音からすべての瞬間が素晴らしく、ベースを弾くジム・ウィルソン(ロリンズバンドの人!)のハーモニーボーカルと足鍵盤での効果的な空間演出、ラノワのギターの音(1曲目のマンドギターのきらびやかな響きよ!)は爪弾きから始まり時に太く唸ってまるで生き物のよう。そしてそしてブライアン・ブレイドの文字通り歌い踊るようなドラミングが音楽を前進させてゆく、言葉を失うような90分だった。ギミックなしの純粋音楽、という感じでした。カナダ出身ゆえの繊細さ、ネイティヴアメリカンの物語がもとになった歌も何曲か。ニール・ヤングやザ・バンドの幻影がガラス越しの六本木の空にに狼煙のように浮かび上がるような錯覚さえおぼえました。すごいもの観た。安宅くんとの帰り道「今度のライブ、エレキギターもっとガンガン弾こうね」と興奮しながら約束しました。  
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2012年01月16日

デモ録音の日曜日




昨日のこと。日曜日、お昼に小腹がすいたのでどうしたものかと思っていたらTwitterで近所のごはん屋カフェ長男堂が「猫屋横丁」と題した催しをやっていることを知る。前から気になっていたのでちゃーっと行ってみたらとても美味しそうなお弁当とか焼き菓子、お漬物から給食で昔食べたような揚げパンまであって、たくさん食物買い込んで小さな幸せを味わいました。近所にこういう店があることのうれしさよ。

帰って年の瀬のライブで初めて演奏した曲のデモを録音する。昔はライブで演奏する前に作りこんだデモを用意したものですが最近は曲ができたらすぐステージで試してみる、という感じに変わってきたので、デモ録音はバンドメンバーへのお披露目的な要素をはらむようになりました。行程、まずアコギを弾き、もう一本アコギを弾いてそれを左右に分ける。ドラムをざっと打ち込んだらベースを弾く(この時が一番楽しい)。

エレキを弾いたらちょっとコーヒーを淹れたりしてリフレッシュして考える。今回はマンドリンを入れてみようと思いたつがしばらく触っていなかったのでコードブックを見ながらしばし練習。なんとか弾けたら今度は鍵盤ハーモニカ。このあたりでかなり気分が乗ってきて、最後に歌をコーラス含めて4トラックくらい。全体的なバランスを見ながら音を整えて適宜ドラムフィルインなどを加えていって、最後はなんか疲れてよくわからなくなって「今日は終了、明日冷静になって確認してみんなに送ろう」となって夜が明けて今。なんかあれだ、プラモデルを作る感覚と似ているかもしれません。

2月のライブで歌います。ぜひご来場ください。  
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2012年01月15日

巣立つ人と見送る人




長野県松本市にLauraというコーヒー屋さんがあってずっと気になっていたのだけど、思い切って電話をかけていろいろお話を聞いて、翌日には注文したブラジル/ブルボン・ピーベリーという豆が届いた。お店の名前をローラ・ニーロに由来し100%オレンジの描いたロゴがとても可愛らしい。変わった豆の形のブラジルはとても口当たりがよくて、2杯目を飲みながらこの日記を書いています。美味しいコーヒーに幸せを感じる。


昨日のこと。その松本からのコーヒーと一緒にR.E.M.ファンクラブからのオレンジ色の封筒、ファンクラブレターが届いた。年末のクリスマスシングルで歴史の終焉を感じていたのでちょっと驚いたが素直に嬉しくて急いで開封するとそこには「Thank You(長いことサポートしてくれて、ホントみんなありがとうね)」とあり、ちょっと泣いた。ファン代表の2人(有名なコレクターと有名なファンサイト管理人)の文章が素晴くて「うむー」と唸った。マイケル・スタイプはライブの冒頭でだいたい「We are R.E.M. and This is what we do(我々はR.E.M.でこれが私たちのやっていることだ)」と自己紹介するのだけど、原稿は「They were R.E.M. and that is what they did」と締めくくられていた。そのとおりである。僕はR.E.M.の背中を見送るけれども、これからも頭の中で(あるいは実際にレコードで)定期的に鳴らされるのだ。


巣巣で夕方から打ち合わせ。このお店でライブをやるようになってまだ1年だけども、その期間以上に濃厚な時間を過ごしているように思います。初めてお店に行ったときからニコニコと、イベントの時もてきぱきとお店を駆けまわって安心感を演出してくれたスタッフのカクハリさん(カクちゃん)が2月いっぱいでお店を卒業することになった。少し前から決まっていたことだが年をまたいで現実的に感じるようになった。初めてライブをやったときからお客さんになにかお土産をと僕が描いた猫の絵をモチーフに布や革やフェルトでバッジやコースター、手の込んだ指人形やブックマークなどを作ってくれていたのも彼女である。ライブに来た人だけがちょっと嬉しくなるようなほんの些細なものかもしれないが本当に毎回感心してきました。昨日もカクちゃんの机の上を見たらフェルトの切れ端が散乱し1月のfishing with johnとのライブに向けて顔がほころむようなモノを作っているみたいでした。それも次の巣巣でのライブが最後になるのだと思うとさびしいけれどもカクちゃんの巣立ちを力強く手を振って見送りたいと思う。巣巣でのイベントはいよいよ今週末、土曜日と日曜日。


夜中、目が冴えてしまって1992年のクリント・イーストウッド主演監督作品「許されざる者」を観た。嗚呼、自分にとってはこれがクリント・イーストウッドの最高峰かもしれないな、と思いながら。すべての男子が観たほうがいい映画だ。旅立つ者と見送る者のコントラストはいつだって優しく悲しく美しい。



山田稔明(GOMES THE HITMAN)×五十嵐祐輔(fishing with john)
“たゆたう手と手のワークショップ”

2012年1月21日(土)/1月22日(日)@等々力 巣巣

<ウクレレ教室 by 山田稔明>
1/21(初心者コース)
*「hanalee」をはじめ簡単に弾けるフレーズからスタート
1/22(リピーター/経験者コース)
*ビーチ・ボーイズ「素敵じゃないか」をマスターします
両日とも15:00〜16:30
料金4,000円(お茶とお菓子つき)*ウクレレ付きは+2000円
ご予約制(巣巣にて受付を開始しました)

<招き猫絵付教室 by 五十嵐祐輔>
両日とも13:00〜17:00
ご予約優先(飛び込みも可)
料金3,000円(お茶とお菓子つき)

<SPECIAL LIVE>
出演;山田稔明、fishing with john
両日とも 17:30開場 18:00開演
料金4,000円(お茶とお菓子つき)
ご予約制(巣巣にて受付を開始しました)

等々力 巣巣
〒158-0082世田谷区等々力8-11-3
03-5760-7020
*イベントの詳細/予約方法は巣巣HPをご覧ください


  
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2012年01月14日

猫とむつまじく




猫が寒そうにするのでホットカーペットの上にカメラの三脚とブランケットを巧みに重ねて、猫サイズのインディアン・ティピを作ってやった。こちとら数年前に本物サイズのティピを数ヶ月かけて建てた経験もあるのだから(参照)お手のものである。「わ、なにこれ!めっちゃ温かいんですけど」という顔でティピの中で眠る猫を見ながら僕も寝てしまった。猫と仲良くしているとすぐ寝てしまう。

2月の“夜の科学37”の告知フライヤーができあがってきたので今日はそれを撒きにいこうと思います。飲食店や小売店などでは2月は日数も少なくお客さんの数も売上も低迷する時期ということになっていて、ライブに関しても同様のことを感じます。年明けしばらくは年末年始疲れなのか何を打っても手応えがないことが、多い。だからここ数年“夜の科学初め”は3月と決めていたのだが、今年はいろいろな理由があって2月にやることにした。いつもとは違うのだ(だから来られる人はみんな来てくださいね)。どのバンドもアーティストも告知フライヤーひとつひとつを願いを込めて丁寧にデザインして作って印刷に出したりコピーしたりカッターで切ったりしている。きっと今この瞬間にも。

そして2月12日にもうひとつライブが決まりました(本当は先にこのライブが決まっていました)。北参道ストロボカフェというところで、Contrary Paradeというバンドの企画に誘っていただいた。白い壁のとても感じのいいハコだそうで、まだ行ったことがないので楽しみです。会場の名前にちなんでこの日は13年前のちょうど今頃リリースされたGOMES THE HITMANのメジャーデビューミニアルバム『neon, strobe and flashlight』を全曲最初から最後まで同じ曲順でやるというパートを組み込んでみようと思います。このミニアルバムは一冊の短篇集を想定して、表紙、遊び紙、本編、そして裏表紙、というようなイメージを持って作ったアルバムだった。だった。インタールード含めてもう一度その内容を精査してみたいと思っていました。光のように過ぎていく2月ですが、いくつもの瞬間を目に焼き付けにきてください。



Do You Believe In Music?
2012年2月12日(日)@北参道 ストロボカフェ

OPEN 17:30/START 18:00
前売 2,500円/当日3,000(1ドリンク代別500円)
出演:Contrary Parade / 山田稔明(GOMES THE HITMAN)
*山田稔明 plays『neon, strobe and flashlight』
オフィシャルサイトRESERVEにて予約受付中

ストロボカフェ(03-3405-2005)
東京都渋谷区千駄ヶ谷4-3-10
ニューベリー千駄ヶ谷 B1
  
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2012年01月13日

とても寒い日




予報通りのとても寒い日。天気はよかったが思っていたよりも寒くて、こんな日は「冬が好きー!」とか言ってる自分に「本当か?」と真意を問いたくなる。冬は好きだけど寒いのは好きじゃない、ということか。特に室内にいるのに寒いのは厳しい。節電でなるべく暖房機器を使わないようにしがちだがやりすぎるとすぐ風邪をひきそうです。夜からはグタっとなってずっと毛布と猫を抱いて寝てしまい、変な時間に起きて今コンピュータの前にいる。

松尾スズキ×河井克夫「ニャ夢ウェイ3」読了。漫画が苦手な僕もこれは声をあげて笑いながら読んでしまう。なんとも説明しがたい松尾×河井の妄想世界、個人的には陸奥A子のパロディとつげ義春オマージュの2編に笑い泣きした。猫はいいね。昨日の日記に書いた「モリオ」の荻上直子さんの監督作品「レンタネコ」という映画が春に公開らしいが、これも気になります。

今日の音楽ニュース、3月7日に発売される中島愛の2ndフルアルバム『Be With You』に収録される「金色〜君を好きになってよかった」の作詞を山田稔明が担当しました。菅野よう子さん作曲、ラスマス・フェイバー氏が編曲という豪華なラインナップに名前を連ねさせていただくことが光栄で嬉しいです。ラウンド北川君やDANCE☆MAN、大江千里さん、サエキけんぞうさんと作家陣もとても豪華で、完成品に触れるのが今から楽しみです。ナタリーの記事はこちらです。

「そう、わかっていると思っていたことが、実はわかっていなかった、ということがわかった」というのは年末からずっとゆっくり時間をかけて飴玉をなめるように読んでいる本のなかにあった言葉なのだが、ああ、人生とは常にこの発見の繰り返しだなあ、いうようなことを、思った、こないだ。何事もコツコツといかねばな、という決意もあってコツコツとリズムを刻むメトロノームを買いました。とても可愛いメトロノームを。  
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2012年01月11日

風が強い夜




今日は東京は極寒だという予報だったが太陽が顔を出したせいかそれほどでもなく、しかし夕方からどんどん雲がうねりだして今はゴーゴーと風が音を立てて吹きすさぶ夜である。空を見上げたら、雲はあっても夜空は澄んでいて満月から数日たった少し欠けた月と冬の星座がいつもよりもくっきりはっきり明るく照っていた。寒いのは難儀だけども、やっぱり僕は冬が好きです。特に今日みたいな日に強くそう思う。

fishing with john五十嵐くんとメールでやりとりし今月のライブの流れを検討。せっかくだから「山田稔明 × fishing with john」で合体しようと曲目をピックアップ、リハーサルの段取り。昨年は安宅くんとのデュオ、年末のイトケンさんとのデュオ、とバンドメンバーとの例外的なコンビネーションがとても新鮮で面白かったのでfwjとセッションするのは至極自然な流れで、今からとても楽しみ。

今日の午後、NHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」遅れていたぶんをフォローアップ。「ウェルかめ」あたりからずっと地味に熱心に観てきたのだけれども「カーネーション」はここ最近のなかでは群を抜いている。ものつくりをする人間の熱意とかエゴとか苦悩とかが鮮やかに描かれていて、毎日感動したり笑ったり泣いたりしている。

去年あまりにも本を読まなかったので年末からたくさん読書をしています。荻上直子著「モリオ」を読了。友人から薦められた本だけども電車で読んでいたら鼻がつーんとなって「ヤバイ!泣く!」と本を閉じて、家に帰ってから読み終えました。2編の小説が入っていて、ポチコという名前の白黒のブチ猫とシャチョウという茶色のしま模様の猫が出てくる。装画を描いているのはアーチャー・プレウィット。良い読書だった。この本を読んだ後いつもの10倍くらい猫を撫でて話しかけ足をつっぱって嫌がるまで抱いて子守唄を歌いながらゆらゆらとポチコを揺らしたのでした。  
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ずっと変わらないものがあるかどうか




年頭に決めた「なるべくブログを書く」という誓いはなかなか良い効果を暮らしにもたらすように思います。文章というのは書き馴れてないと瞬発力を持ってスラスラと書けないものなのだけど、MONOLOGの執筆にも取りかかった今の僕はどこまでも文字を綴れそうな勢いだ。こないだ会った近所の音楽家も今年から筋トレを始めたとのこと、その効果は的面らしい。また、別のミュージシャンと会ったときに『BIG4』という(以前の日記参照)ライブDVDに見入ってしまって、顔を見合わせて「おれたち全然練習が足りないな」と猛省したのでした。ということで長い日記をしばらく続けます。

池袋に行ってきた。この街にはフロア面積の広いディスクユニオンとレコファンが並んであるので、覚悟を決めてレコード掘りをしましたが、なぜだろうか1枚も買わないという結果に。たまたま今日がそういう日だっただけなのだろうが、僕が人生を歩んでいくにつれてレコードを買わなくなることがあるのだろうか。昔高校生のころに友達と「おれたちも歳ばとったら演歌とか好きになるっちゃろうかねえ?」「わっからん!想像もつかん!」と盛り上がったりもした。レコードを買わずに豚骨ラーメンだけ食べて帰る道すがら「おれにレコードを買わなくなる日が来るのだろうか」とひとりごちながら、家に着くとアマゾンからレコードが何枚も届いていたのだった。

それでも変わるものは確実にあるはずで、音楽を聴いていた人が音楽を聴かなくなったり、コンサートに行くのが好きだった人がいろんな理由でコンサートに行かなくなったり、好きな人を好きじゃなくなったりする。その逆もあるだろう。あると思っていた場所がなくなったり、いると思っていた人がいなくなったり、また新しい何かが古い何かを代弁したり、手袋が冬ごとに新しくなったりもする。誰だって抗って変わらない日常にしがみつきたいと思うけれどもそれは結局子供が欲しいものをねだって足をバタバタさせているのと似てるかもしれない。いろんな理由が重なって、2月の“夜の科学37”が終わったら、次回の恵比寿天窓switchでのいつものライブがいつになるかは未定です。なのでぜひたくさんの人に会場に足を運んでほしいなと思ってます。

今日杉真理さんの息子さんの未来くん(ドラマー)から「『ひそやかな魔法』ダウンロード購入しました!」というメールをもらってとても嬉しかった。そのタイミングで元春レディオショー、大滝詠一さんと杉さんと佐野さんの三角形、楽しいラジオを聴きました。年始に杉さんにお会いして面白いから絶対聴いて!と言われていたのだけど想像以上だった。杉さんがかけたジョン・レノンがアコギで弾き語る「イマジン」、初めて聴いたのだけどその躍動感にとても感動した。。ロックポップス界の大先輩方は変わるものも変わらないものもすべて飲み込んでとてもタフで力強く、そして美しいな、と思いました。



GOMES THE HITMAN.COM presents
“夜の科学vol.37〜冬の星座と二月革命”
2012年2月5日(日)@恵比寿 天窓 switch


出演;山田稔明 with 夜の科学オーケストラ
member;山田稔明、itoken、安宅浩司、五十嵐祐輔、海老沼崇史
前売3,500円(ドリンク代別途)
18:30開場/19:00開演

新しい物語の始まりには冬の凛々しい空気がよく似合う。
2012年の幕を開くバンド編成でのスペシャルな夜です。
ネクストステージの山田稔明バンドにご期待ください!

オフォシャルサイト特設メールフォームにて1月10日(火)21時から予約受付開始

*携帯電話からのお申し込みやメールフォームがうまく機能しない場合は
「お名前/フリガナ/E-mail/都道 府県/電話番号/人数」を明記の上、
題名を「恵比寿天窓switch」として info@gomesthehitman.com
宛にEメールにてお申し込みください。 追って入場料金ご入金に関して返信させていただきます。

恵比寿 天窓 switch
〒150-0013渋谷区恵比寿3-28-4 B1F
TEL 03-5795-1887

  
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