3月19日、予定通り珪藻土塗り講習会に行ってきた。
14:00から四街道で講習の予定だったので、自分の住む船橋からの距離を考えて余裕をもって12:00に出発したのだが、、

道がものすごい込んでて結局着いたのが14:15。。
途中で遅れる旨を連絡しておいたら、待っててくれるとの事だったが、自分のせいで他の講習受けに来た人に申し訳ないので、申し訳なさそうに入っていくと、まだ自分しか来てなかった。

なんだよ。。

他に2組程遅れてきて、14:30からいよいよ講習開始。

最初は珪藻土についての説明を受けた。

サメジマコーポレーション(リターナブルパウダーの発売元)の営業の人が講師なんだけど、要約すると、

珪藻土は藻やプランクトンの化石が堆積してできた土のことだよ。
・脱臭効果があるよ。
・調湿効果があるよ。
珪藻土は油も吸っちゃうんだよ。
珪藻土壁材にもいろいろあるので気をつけてね。

てな感じだった。

一つ目は読んで字のごとくなんで何でできているかはさておき、珪藻土というのは、全国各地で取れるものなんだそうだ。
でも、採取地によって性能に差があるらしいとのこと。
どこで取れるのが良いのかというと、北海道産が良いとされているらしい。

二つ目の脱臭効果は、その性能を体験できるよう、実際にビーカーを2つ用意し、どちらも煮干を入れ、片方に珪藻土(焼成した珪藻土そのもの)を入れて、しばらく蓋をした状態からの臭い比べをした。
で結果なんだけど、煮干のみの方は、まぁ煮干のにおいが普通にするのだが、珪藻土を入れたほうは、ほぼ無臭になっている。ふーん。こんなに違うものなのかぁ。。と素直に関心。
ちなみに、調湿ということで、乾燥した場合は湿気を放出するということだが、こちらに関しては、湿気を含んでいる場合に放出するので、もともと乾燥しきった部屋の場合は、放出されないからね。とのこと。
なので、たまに洗濯物を部屋干しすると良いよと言ってた。部屋干しの嫌な臭いもないから安心して干してOKらしい。なるほど。

で、三つ目。
調湿効果も実際に、全面透明プラスティックケースと、同じケースの3方向に珪藻土壁を塗ってあるケースが用意され、双方に湿度計が置かれているという状態に、お湯の入ったビーカーを入れて、湿度にどう差が出るのかを実験した。
お湯を入れる前は、双方湿度は27%程度。で、お湯を入れると、、、結果は写真の通り。

調湿実験これはすごい!全然違う!(この写真は実験開始から15分後)
夏場はかなり快適に過ごせると営業マンが言っていたが、本当にそうなのだろう。。






四つ目。
珪藻土を水で濡らすと、みるみる吸収してしまうのは何度も見た。
油も吸うということで、珪藻土タイル珪藻土ほぼ100%の珪藻土を圧縮焼成したタイル)にサラダオイルをたっぷり垂らすと、、、

吸ってる。。確かにじわじわと浸み込んでいる。。
しかも、浸み込んだ部分を手で触っても、全く手には付かない。
すげーなー。。
こういったタイルをキッチンに貼っておくと、あのベタベタ嫌な感じは全く無くなるらしい。ちなみに、塗り壁の方は、そこまでの性能は出ないらしいけど、そりゃそーだよなー。。
ちなみにこのタイルは1枚400円だそうだ。

そして最後。
珪藻土壁材というのは、基準と言うものが存在しないらしく、コンクリートの粉にスプーン1杯でも珪藻土を入れれば、それで珪藻土入りと販売してもいいらしい。
それはいくらなんでも無いにしろ、珪藻土壁材をより塗りやすくするために、化学物質の増粘材等を入れて、珪藻土の性能を台無しにしているものや、珪藻土10%未満の壁材も多く出回っているので気をつけてね。ということ。
その点、サメジマのリターナブルパウダーは、珪藻土57%。しかもその他の材料も、天然のものしか使用していないので、性能も良いし子供が万が一口に入れても大丈夫なんですよ。と、自社の宣伝もしっかりしていた。


と、説明も終わったところで、いよいよ塗りの実践だ!

その時の様子は今日はもう眠いので次回。。