昨シーズンのトリニータで指折りに輝いていた選手の1人と言えるのが、ボランチの鈴木惇。
期限付き移籍でトリニータに加入するや、シーズン序盤からそのプレスキック等で存在感を示し続け、
殆んどの試合でスタメンフル出場。
最早トリサポからの人気や信頼度は絶大なものになっており、シーズン中の結構早い時期から、
このオフの去就が俄然注目されていた。


そんな流れに一旦水を差すようなことを書いてしまうのだけど、元々個人的には、正直あまりいい印象ではなかった。
前年のベアスタ開幕戦(鳥栖vs.福岡)で、自分から豊田にぶつかりに行っておいて倒されたというような仕草を見せたシーンがあったから。
かつてどっかで見た光景を彷彿させるそのプレーに対して、現地でも声を張り上げたし、そういうツイートもした。

その後、そのことも忘れかけてた頃に飛び込んできた期限付き移籍加入のリリースに、複雑な思いを抱いた。
もちろんトリニータの選手となれば応援するというスタンスだけど、やはりあのことが引っ掛かっていたから。
しかしその一方で、かつてホベルトや末吉等の時もそうだったように、いずれかつてのチームのことなど気にならなくなるくらい純粋に応援するようになるのだろうか、ということもどこかで感じていた。


そしてシーズンが始まってからというもの、自分も、開幕からほどなくして、他のトリサポさん同様にすっかり虜になってしまった。
まずはそのプレー。シーズン序盤の頃は、事あるごとにそのプレスキックにカメラを向けていたものだ。
そして何より、試合の結果にかかわらずほぼ毎試合後に収穫や課題点等をツイートして、しかもその後寄せられたリプに1つひとつ対応する人柄が大きな要因と言えるだろう。
また、発言の節々にうかがえるインテリジェンスも魅力だった。
直接触れ合う機会のなかった自分でさえそう思うのだから、そういう機会に恵まれた方は余計そうだったんじゃないかな。

そうした数々の言動によって、あのベアスタでのことを、あの時はそう見えたということにしておこうか、なんてしれっと手のひら返しをてしまってる自分がいた。
まあそれは勝手な言い分になりそうだけど、普段からブログの更新頻度も低飛行な自分が、こうして特定の(しかも嫌悪感から始まった)選手に対する思いをしたためるほどに魅了されていたことは確かだと言える。


多くのトリサポさん達の願いも虚しく、本日、トリニータ退団のリリースが届いた。
僅か1年間ではあったけど、その間の数々の姿は、自分もそうだし、やはり多くのトリサポさん達の脳裏にしっかり焼き付いてることだろう。
また、本人としてもこの1年間を有意義に捉えていると推測できることは、今回双方でのコメントに用いている「最大値」というフレーズ等からもうかがえる。


この1年のトリニータへの貢献に感謝!
そして必ずや今シーズン、レベスタや大銀ドームのピッチでしかと相まみえることが出来るのを願うばかりだ。