今回の松本は2度目の遠征。
前回は2012年のリーグ最終戦、最高気温7℃という極寒の中でひたすら雨に打たれ続けたことがハードな記憶として残っている。
結果として6位ながらプレーオフ進出を決めた試合でもあったので、あながち忌まわしい記憶というわけではないけど、その時とはまた違った体験を得たいと思い、一路松本へ向かった。


お蕎麦とそば五平餅松本には前日入り。かつての印象にあるような寒さはないけど、やはり特徴的な冷たさがあった。
到着後はひとまずお蕎麦。この日は蕎麦五平餅とともに。



国宝松本城そして散策は、5年前も訪れたけど定番と言うべき国宝松本城。





ウエルカムメッセージその後街を歩いてると、とあるお店のショーウインドーにトリニータご一行へのウェルカムボードが(ロゴに加えてスローガンまでというのは恐らくレアケース)。
そこでカメラを向けていると、店内から店主様が出て来て握手を求められ、しばし色んな話をさせていただいた。
全く独自でやっているというこのメッセージ、本当にありがたいことです。
そして、その夜たまたまその場所を再び通りかかると、閉店で店の灯りを落とした後もボードには小さなライトを灯して展示を続けていた。


信州スカイパーク翌日は松本駅前からシャトルバスで5年ぶりのアルウィンへ。
あの時と同じように雨に見舞われていた。
アルウィンの属する信州スカイパークはホント広々としていて見晴らしも十分なんだけど、これで天気が良かったらもっと気持ちのいい光景だろうなと思える。

そぐそばを飛行機が通るスタジアムまた、このアルウィンは信州まつもと空港のすぐそばにあり、離着陸の飛行機の音が大きく聞こえると、カメラを構えるのも間に合わないくらいにすぐさま通り過ぎていく。
そんな中で何とか捉えた画像がコレ。レベスタでもこうはいかないという距離だ。

とり天おやき1とり天おやき2(ちぎった後)開門までの小腹満たしとしてチョイスしたスタグルは、とり天おやき。早く言えば鶏肉の入ったおやきということ(中に衣があったかどうかは定かでない)。
因みに、店頭でこれにつけられていたフレーズの「点獲り祈願」というのを見て、どっちに点を獲ってほしいのかなと一瞬ごっちゃになってしまった。


ウェルカム幟AWAYゲート付近には歓迎の幟が。
もしこれがチームごとに幟をつくってるとすれば、年1回しか使わない(全く使わない年もありうる)というのに凄いこと。只々恐縮するばかりだ。



タオマフと宮沢ユニそしてスタジアムに入ると、今度はタオマフやかつてのトリユニが掲示されていた。
少なくとも自分にとっては初めての光景でほっこり。どうやって手に入れたのかがちょっと気になるけどね。


小フラッグ試合前のピッチ練習、そこに向かう選手達へ、事前に配られた小フラッグをみんなで振って送り出した。




そして試合は序盤、高いバウンドを見誤って後ろに逸らした松本キーパー村山の裏を取った伊佐がボールを奪ったところ、村山の伸ばした足が伊佐の後ろふくらはぎを捉えたように見えたにも関わらず、カードどころかファールすらなしにスルーされた。
何となく5年前の謎のノーゴールを思い出してしまうような謎(これでも表現がぬるいかも)のノーファールに、ネガティブな思いも頭をよぎった。

そんな思いをまず振り払ってくれたのか岸田翔平のミドルだった。
相手に当たってコースが変わったツキもあったけど、CKからのこぼれ球をノートラップで放った積極性が活きた。

こうして1-0で前半を折り返したものの、ここ最近後半の入りが課題なだけに不安もあったけど、それを払拭してくれたのがレイチェル。
川西からのパスを受けるとサイドをするするとドリブル突破し、そのまま中央寄りに切り込んでシュートを決めた。
もし松本が松本で松本相手にゴールを決めたら松本の得点などと試合前にごちゃごちゃ考えていたことが現実になった。
本人にとってゆかりのある土地なのかどうかは知る由もないけど、ともあれレイチェルの今シーズン3点目でリードを拡げた。

この新婚さん2人のゴールに加えて、直人のファインセーブや、川西や姫野等中盤の躍動、他にも色々な要素が相まってほぼ会心の試合運び。終盤には久しぶりのぐっさん投入等による守備固めも。
途中にはバーやポストに救われたシーンも2〜3回くらいあったけど、概ね危なげなくそのまま2-0で終了、アルウィンでの初勝利を飾った。
雨もあってか、この日は幾分空席も目立ったけど、それでもアルウィンが静まり返る中で迎えた勝利の瞬間はやはり格別だ。


勝利の凱旋気がつけば、今シーズンも残りは僅か4試合。
J3からの成り上がりとして、最早失うものは何もないと個人的には思っている。
まずはとにかく悔いのないよう、1つひとつの試合に一戦必勝で臨むことを願うばかりだ。



ところで、台風の関係で遠征前から気掛かりだった帰りの飛行機、当日の今日朝方まで運航予定の情報が続きながら、このまま待ってていいのか何らか動いた方が良いのかずっと迷ってたけど、出発およそ4時間半前になって欠航の通知が。
ここに来ての無情な通知にやりきれない思いを何とかエネルギーに換えて、そこから太陽にほえろのようなバタバタダッシュで雨に濡れながら松本駅まで走って、特急しなのと新幹線のぞみを押さえて乗車。
懸念された足止め等もなく無事に走破したという強烈な体験をすることに。
自分の場合は結果オーライということもあって今では貴重な体験とも言えるけど、やはり今後は出来れば避けたい…