カレフェス2013


ここってなんのブログでしたっけ?
ああ、カレーブログでしたね。

というわけでカレキチの、カレキチによる、カレキチのための大型カレーパーティ、富山カレーフェスタ2013へ赴いてからはや一ヶ月が経つ。
なんのかんので事実上のオーガナイザーたる、知る人ぞ知られすぎている富山は氷見のキーパーソン・仲悟志氏をして思わず雨乞いをせしめるほどの思いもよらぬ晴天に恵まれ、昨年に続き今年も多くのクラウド達が会場を埋め尽くし、店舗ごとに設けられたブースで思い思いに繰り出される多彩なカレー作品から過剰なまでにとめどなく溢れてくるスパイスのヴァイヴスに時間を忘れて酔いしれた、最高の二日間であった。

カレー縛りの飲食イベントはなにもここ富山だけには限らない昨今。このイベントの一週間前には、北陸は石川県金沢市でもカレー系イベントが開催されている。それでなくとも、ネットで「カレーフェスタ」と検索すれば、各地で執り行われているカレーイベントの情報は普通に山ほど掘り当てられる状況だ。
カレーイベントって言ったって要するにカレー食ってるだけじゃん、と言われてしまえば身も蓋も無いわけであるが、ここ富山カレーフェスタに至っては、単なるグルメイベント以上の、ただカレーが売られていてそれを食べるという現象以上の、というよりその奥にある魅力に僕は取り憑かれている。だからこそ毎年ホテルの予約を取ってまで兵庫からそれなりにはるばる富山を訪れているわけだ。
しかも滞在日時は年々延びており、第1回の時は日帰りであり、その時はイベント終了後の打ち上げにお誘い頂いたにも関わらず逃げる様に帰ってきてしまったシャイな俺様であったが、年ごとに回を重ねる度に滞在は一日ずつ長くなり、そして誘われるまま彼らの群れに軽く交わるようになり、今年に至っては人気のない農村地帯の民家で、誰とでも寝る尻軽なメス猫を怪しい中年男が二人して夜中までたっぷりと弄びまくるまでに至り…にゃんにゃん。

カレーとはなんであるか?それ、なんけぇ?
と思いつつ軽くWikipediaなんぞを引いてみると、「…また、タイでカレーと呼ばれているのは、日本から入ってきた日本風のカレーライスである。現地では一般的な食べ物になっており、日本人観光客がタイの食堂でタイカレーを注文するつもりで「カレー」を注文し、トラブルになった例もあるという。」という記述があって、思わずクッソワロタなど。
その通り、カレーとは間違いなく日本食である。洋食という名の、日本食カテゴリに分類される日本固有の食べ物である。そのルーツはヨーロッパ(イギリス)にあるとされているが、それは日本に渡って日本文化の中で日本人の中に血肉化され、そして日本が誇る、洗練して完成されたひとつの洋食メニューとなった。
そして、そもそもタイにもインドにもパキスタンにも、「カレー」はない。しかし我々日本人はそれらの国の料理(の一部)を指して常に、ナンのもとい何の迷いもなく「カレー」と呼ぶ。

記念すべき第1回のフェスタに訪れた方は、会場から少し離れたところで開催されていた講演会を覚えておられるだろうか。ホテル立山シェフの梶野日出男氏が「欧風カレー」というテーマを軸に据えつつ自らの料理人としての経験や知識を元にして、カレーのルーツや調理方法についてしっとりと語って下さった貴重な講演だった。
ともかく、あまりにも無知な僕にとって氏が語る「インドカレーのルーツはイギリス」という物語は衝撃的だった。そして思うのは、その物語は恐らく事実であり、しかし恐らく一部は少し違っているということだ。

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