門司区東港町 : 九州　街歩きの旅

12月3

aa-aj　門司区東港町

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　□　page3　3-1:西日本鉄道北九州線148号車（１）　～　3-10:西日本鉄道北九州線148号車（１０）
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　□　page5　6-2:赤レンガ倉庫（２）　～　6-11:赤レンガ倉庫（１１）
　□　page6　7-1:門司港レトロハイマート　～　8-2:旧門司税関（２）
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　□　page12　8-50:旧門司税関（５０）　～　8-59:旧門司税関（５９）
　□　page13　8-60:旧門司税関（６０）　～　8-69:旧門司税関（６９）
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　0　門司区東港町
　1　街歩き
　2　門司港専用線
　3　西日本鉄道北九州線148号車
　4　出光美術館　門司
　5　出光美術館駅
　6　赤レンガ倉庫
　7　門司港レトロハイマート
　8　旧門司税関
　9　ブルーウイング　もじ

2013年12月03日18:34
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12月4

aa-aｊ-0　門司区東港町

＜福岡県北九州市門司区東港町＞

北九州市門司区東港町は、JR門司港駅北側の海に突き出た東埠頭一帯で、北東端で旧門司、東隣に浜町、南端で港町に接しています。

もともと、門司港駅より北側は塩田の広がる砂浜で、明治21年に興された門司築港株式会社によって現在の東本町以西の塩田が埋立てられ、大正9年に東埠頭が完成しました。明治22年に長崎税関の出張所として日本郵船の一室を借りてスタートを切った門司税関は、明治28年に現在の東港町に新庁舎を落成。この初代庁舎は残念ながら明治43年の火事で焼失しますが、明治32年に開港となった門司港は、大正5年には入出港隻数が全国一位となるなど、日本を代表する港として大きな発展を遂げていきます。しかし、当時はまだ埠頭設備が貧弱で荷役は沖合いで行われていたそうですが、大正9年の東埠頭、昭和6年の西埠頭の完成により、近代的な貿易港としての設備がようやく整いました。

東港町は、現在でも埠頭としての機能が残っており、岩壁に沿って倉庫群がならんでいます。倉庫群には、国鉄鹿児島本線から分岐する引込み線も敷かれていました。現在は引き込み線は廃止されており、取り壊された倉庫の跡地は、門司労災病院や門司港レトロの広場・駐車場などに活用されています。火災焼失のあと、明治45年に再建された二代目門司税関庁舎をはじめ、古い倉庫を改修した出光美術館などが観光の見どころとなっています。

古い地形図では、門司港駅から延びる門司築港専用線（のちの門司市営（北九州市営）田野浦公共臨港鉄道、のちの平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線）の線路の左側一帯が東港町になります。

※画像は、明治29・30・31年及同32年測図大正12年修正測図昭和6年鉄道補入　昭和7年25日発行
　1/5万　地形図より一部抜粋。