Memorial Thanks

広島県在住カープファン。シルクで2008年産駒より一口馬主を楽しんでいます。よろしくお願いします。

【引退】プレノタート

Memorial Thanks~元気印プレノタート、32戦の軌跡

プレノタートの引退が伝えられました。

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「こんなもんじゃない、もっとやれた」という想いと、「もう十分に頑張ってくれた」という寂しく複雑な想いが交錯しましたが、怪我らしい怪我も無く、無事に故郷へと帰ることが決まった今は、プレノのこれまでの頑張りをねぎらうと共に、当然ながら牧浦先生と厩舎スタッフへの感謝も忘れないようにしたいと思います。

プレノは僕の一口ライフにおいても一筋の光を差してくれた大切な1頭でもあります。
僕にとっては一口2世代目、通算3頭目の出資馬でした。先に出資していたシルクプラズマ、シルクバーニッシュが順調さを欠き、記念すべき一口初出走はプレノタートの新馬戦になりました。

初出走で初勝利、そして幸運にもその場に居合わすことが出来、初のウィナーズサークルも経験させてもらいました。
その年の暮れにはG1挑戦に心躍らせ、阪神競馬場にも応援に駆けつけました。

個人的な話になりますが、この間、転職を経験しました。現在は土日も仕事があり、リアルタイムに競馬を楽しめなくなりました。あの時のように、新馬戦のワクワクドキドキ感を肌で感じたり、大舞台での愛馬の頑張りを傍で見守ったり…こういうことがなかなか叶わなくなりました。

僕自身がもっとも一口に時間と労力を注げた頃の愛馬として、プレノタートは今後も特別な存在であり続けるでしょう。そして彼女を通して経験させてもらったものがあるからこそ、モチベーションを維持し、今も自分なりに一口を楽しめているのだと思っています。

3年半に渡る素晴らしいシンデレラストーリーを楽しませてもらいました。本当にありがとう!

今後は生まれ故郷で母としての第二のスタートを迎えることになります。地味ながらも優秀な牝系に期待感が高まります。もし、またご縁があってプレノの仔に出資出来るような機会があると嬉しいです。

でも僕はそう甘くありませんよ(笑)
母のような、いやそれ以上のポテンシャルのある馬じゃなきゃ、きっと満足できません。

そう思わせるほど、プレノタートは本当に良い馬でした。

プレノタート、どうかずっと元気で☆


【プレノタート】

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牝・2009年産

父ジャングルポケット
母セクシーココナッツ(母父ダンスインザダーク)

32戦3勝


2歳7月の京都開催でデビュー。炎天下のなか、佐藤哲三を背にしっかり末脚を伸ばし新馬勝ちを決める。
コンスタントに経験を重ね、秋にはニンジャに競り勝ち2勝目をマーク、阪神JFに駒を進める。レース中に尻尾を振りまわすなど、精神的な若さも、赤いメンコと共に印象深い。

阪神JFでは、低評価ながら2着のアイムユアーズと0.2秒差の7着。
哲三騎手の「不利が無ければ2、3着はあった。来年は重賞が狙える器」というコメントに自然と胸が高鳴った。

年明け緒戦は哲三騎手の進言もあり、オークスの輸送を意識してクイーンCに。
しかしながら、直前に哲三騎手の落馬負傷により、パートナーが白紙となる。クイーンCはヴィルシーナに及ばずも、代打・後藤騎手がエスコートしてくれ、前残りの馬場を良く追い込んで4着。

そして鞍上にアンカツさんを迎えて挑んだフィリーズレビュー。
道中は最後方をポツンと進み、直線猛然と追い込む大胆な競馬でアイムユアーズ、ビウイッチアスに迫る3着。大舞台への切符を手にする。プレノタートの戦績の中で、記憶に残るレースの一つである。

桜花賞は、引き続きアンカツさんとのコンビで参戦。
2006年以降、優勝4回・2着1回の桜花賞男にとって、このレース最後の騎乗馬がプレノタートとなった。
スタートで出負けし、後方から直線に懸けるもジェンティルドンナに及ばず14着。

オークスへの出走権を懸けた続くスイートピーSで再び不運に見舞われる。アンカツさんが当日のレース中に負傷、急きょ杉原ジョッキーへ変更となる。積極的な前目の競馬で上手くレースを運んでくれたものの優先権を獲得出来ず。本番は抽選で除外となり、プレノタートのクラシック挑戦が終わる。


ライバルたちとの再戦を果たすため、1000万クラスから再スタートとなった3歳夏以降はなかなか成績が安定しない。4歳夏の小倉で豪快な捲りの3勝目を挙げるまで、1年10カ月を要した。

5歳となった2014年は、中山で迎えた緒戦こそ勝ち馬と僅差の4着と好走したものの、その後は2ケタ着順を重ね、12月6日のレースを無事に駆け抜けると、引退が伝えられる。

引退後は、故郷の新ひだか・松田牧場にて繁殖牝馬となる予定。

プリモレガーロ入厩~時には明るい話題も

ラストインパクトが金鯱賞優勝。おめでとうございます!

いやはや、充実が著しいとはいえ、あのウインバリアシオンよりも支持を集めた時点で来るところまで来たなという感じでしたが、まさかアッサリ重賞連覇で有馬に臨む事になるとは。かつてシルクフェイマスが本格化したときと同じような勢いがありますが、フェイマスがもう一歩届かなかった勲章目指して頑張ってもらいたいですね。


さて、我が出資馬に話を移し…。

土曜日の中山最終に挑んだプレノタートでしたが、戦前の予想通り見せ場を作ることなく後方でなだれ込みました。
毎度毎度、プレノ自身は元気にやってくれていますが、もはや陣営から気持ちが高揚するようなものは何も伝わらず、一言で表すならダラダラ。内容はどうあれ二桁着順を重ねることこれで6戦。本当に悔しいですね、残念です。

メジャースタイル、ローブティサージュ、プレノタート。
最近は少しトーンの下がるようなことが続きましたので、せめてもの明るい話題を。


今年はスロー調整となっていた2歳馬のうち、プリモレガーロがめでたく入厩となりました。
関係者のコメントからは奥手なタイプと読み取れますが、ここから順調にいって年明けの京都開催でまずは無事にデビューを果たしてくれたら嬉しいですね☆

残り3週、来年に向け少しでも良い要素が揃ってくればと思います。


【2歳プリモレガーロ】

◇3日に栗東・石坂厩舎へ入厩

石坂調教師
「昨日(3日)の検疫で入厩しました。牧場でしっかり時間を掛けて乗り込んでもらっていたので、成長も促すことも出来ましたし、すくすく成長してくれました。まだ体力的にどこまで進めて行けるかわかりませんが、まずはゲート試験を目標に進めて行こうと思います」

今週のチャレンジャー

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8枠15番。中山マイルの開幕馬場で致命的な枠順…

先週のローブティサージュも枠順が出た時点で良い予感がしませんでしたが、2014年のクライマックスでつくづく運がありません。「積極的な競馬を」という師の思惑はあるようですが、苦戦は免れないでしょう。

ここも無事に駆け抜けてきてくれればと思います☆
頑張れプレノ!


【プレノタート】

12月6日(土)

中山12R/ 3歳上1000万下 芝1600 藤岡佑介

出資馬近況

毎年毎年、気温が低下するこの時期は気が滅入っていくけれど、今年は奮発してアウターを買ったので寒くなるのが楽しみ^^

野球も秋季キャンプ終盤で、佐々岡コーチが若手に変化球伝授とか、ロサリオが守備を猛特訓とか、そんな話題くらいしか紙面に上がらなくなりました。
ちなみに僕は日米野球とかイベント試合にはあまり興味なし。ただ菊池は確実にメジャーの目に留まっただろうなぁ…


さて、年内に次走を予定しているのはローブティサージュとプレノタートの2頭。
結局この2頭に続いて台頭してくれる存在は今年もここまでありませんでした。2歳馬が揃ってスローなのと、メジャースタイルの怪我あり低迷ありはちょっと想定外でした。

幸いローブもプレノも状態は良さそう☆
しっかりと応援して2014年を締め括りたいと思います。


【4歳ローブティサージュ】14戦3勝

◇栗東トレセン在厩
→来週の京都・京阪杯に出走予定(三浦騎手)

須貝調教師
「今朝、坂路で追い切りを行いました。前方で併せていた馬の後ろから単走で追いかけて行きましたが、最後は併せ馬になるぐらい手応えが良かったですね。とても状態は良さそうですし、いい状態で来週の競馬に向かえそうですね」


【5歳プレノタート】31戦3勝

◇栗東トレセン在厩
→中山1週目の芝1600に出走予定


【3歳メジャースタイル】7戦1勝

◇滋賀県・ノーザンファームしがらきで調整中


【2歳プリモレガーロ】

◇滋賀県・ノーザンファームしがらきで調整中


【2歳トレジャーステイト】

◇北海道・ノーザンファーム早来で調整中

出資馬近況~プレノタート敗北の背景に

台風の影響で順延となった京都開催。ラストインパクトが見事な京都大賞典制覇を飾れば、続く最終レースもシルク馬が奪取。明日からの1歳馬通常募集開始を前に良い流れですね。
出資者の皆さまおめでとうございます。これは何度も何度も書いているけれど、ラストインパクトを持っているっていうのはセンスが良いと思います。


さて、プレノタートは残念ながらシンガリ負け。
「条件は揃った」とまで言い切り、送り出した調教師。本当に情けないですね。悔しいです。
幸四郎騎手のレース後コメントも少しネガティブなもので、もしかしたら今後についての協議があるかもしれません。

しかしながら、プレノは本当に頑張ってくれています。これだけは誤解をして欲しくないです。
5戦連続2ケタ着順という結果が重く見えますが、その陰で「陣営のレース選択や調整法は適切だったのか」という疑問がうやむやにされてしまうとすれば、一人の出資者としてこんなに歯痒く、悔しいことはありません。


【5歳プレノタート】31戦3勝

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◇本日の京都・久多特別に出走
→16着(14番人気)

武幸四郎騎手
「この馬のリズムで走らせようと思っていたので、ゲートを出てから無理させませんでした。いい感じに追走出来ましたし、徐々に押し上げていくとスッと反応してくれました。でも、いざ追い出していくと反応が一息で、ハミをしっかりとってくれませんでした。年齢のせいか、いい頃と比べると走る方に気が向いてないですね」


【3歳メジャースタイル】5戦1勝

◇栗東トレセン在厩
→今週の京都・D1200に出走予定


【4歳ローブティサージュ】14戦3勝

◇前走後、福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧
→次走は11月30日の京阪杯を予定


【2歳プリモレガーロ】

◇滋賀県・ノーザンファームしがらきで調整中


【2歳トレジャーステイト】

◇北海道・ノーザンファーム早来で調整中


【5歳シルクバーニッシュ】11戦1勝(地方2戦2勝)

◇前走後、左前脚に屈腱炎を発症
→登録抹消後、乗馬になる予定

出資馬成績
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管理人プロフィール

育成選手

中学生だった1996年秋。偶然観た天皇賞(勝ち馬バブルガムフェロー)のTV中継に魅了される。
高校生にかけてどっぷり血統マニア。
大学時代にお酒やお洒落の楽しさを知り、以来久しく競馬から遠ざかるも、ウオッカvsダイワスカーレットのマッチレースを観て改めて競馬の面白さに気付く。
今でもサニーブライアンのダービーが青春のベストレース。
2008年産駒シルクプラズマへの出資を機にシルクホースクラブへ入会。

☆現役出資馬☆

【ゼアブラヴ】
牡4 栗東・小崎厩舎
父ファルブラヴ
母ジェシカ(母父トニービン)

【ジャックローズ】
牡3 栗東・斉藤崇厩舎
父ハービンジャー
母ローザミスティカ(母父アグネスタキオン)

ギャラリー
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