中古で買ったWIN2000を増設して、2台同時にインターネット接続したいというご相談がありました。
モデムはNTTのSV3(ルーター内蔵モデム)で、接続設定済み。
モデムを設置してある部屋とは別の部屋で使いたいとのことでしたので、
「ハブを購入して長〜いLANケーブルで接続するか、無線アクセスポイントを購入するか、どちらかになりますね。」
と申し上げると、予算の関係で有線接続を選択されました。
これが昨日の話で、今日は
「ハブを買ってきて繋ぎ、元々使っていたパソコンはインターネット接続OKだけど、2000はNG。」
という相談でした。
コマンドプロンプトでipconfig /allをやっていただくと
IPアドレスとDNSサーバーのアドレスが10.で始まっています。
(デフォルトゲートウェイが表示されていたかどうかは忘れました〜。)
ついでなので、192.168.1.1(SV3、デフォルトのIPアドレス)にpingを送っていただくと、タイムアウト。
どうもパソコンに固定IPアドレスを設定しているようなので、
もしかして会社で使っていたパソコンじゃないですか?
と伺うと、中古で購入されたとのことでした。
「ネットワークとダイヤルアップ接続」を開いていただき、ローカルエリア接続のプロパティを確認しようとすると
「Administrator の権限があるユーザーでなければ、設定を変更することができません」というメッセージが表示されました。
のあ〜〜〜〜。!?(゚▽゚;)
Administrator 権限があるユーザーのパスワードはわからないとおっしゃいます。
でも現在ログインしたユーザーは自分で追加したとのこと。
ならばと、コントロールパネルから「ユーザーとパスワード」の画面を開いていただき、現在ログインしているユーザーに Administrator 権限を与えようと思いました。
ここでも、当然のように「Administrator じゃないと変更できない」と言われ、ユーザー名に「Administrator」と入力されたログイン画面が表示されました。
パスワードがわからないのに、ユーザー追加ができてますので、パスワード空白で挑戦。
やた〜、ログインできました〜。
これでダメだったら、パソコンリカバリーするしかないなぁと思ってたので、ラッキーでした。
WinFAQ さんの情報では、WIN2000をもうひとつインストールして、そのWINからファイル操作ができるようでしたが、初心者には無理っぽい(私にも無理。笑)感じでした。
さて、無事 Administrator 権限を与えることができたところで、「ユーザー名とパスワードを入力する必用があります」のチェックをはずしました。
(お客さまのご希望)
ローカルエリア接続のプロパティでIPアドレスとDNSを自動取得に変更。
無事インターネット接続ができました。
前の所有者の設定が残ったまま、パソコンを売っちゃうショップもどうかとは思いますが、
初心者さんが中古パソコンを買う時は、充分注意が必要です。
最低でもリカバリーCDの有無は確認してください。
(できれば取扱説明書も)
OSのプロダクトIDが添付されているかどうかも必ず確認しましょう。
今回のお客さま、ちゃんとしたパソコンなら5分もあれば終わる設定で半日つぶしちゃいました。(^-^;
(OSのCDしか付属してなかったみたいだけど、大丈夫かなぁ。)