2026年10月15日

 朝晩はそれなりに気温が下がるのですが、日中は晴れると少し暑いですね。 

 先週は2日ほど、半そでの白衣から長袖の白衣にしたのですが、やっぱり暑いので半そでに戻しました。 

 もう10月も半分終わってしまうのに、まだ夏を引きづっている感じがあります。 

 このままだと、またいきなり冬になってしまうんでしょうね。 

 ご自愛くださいませ。 

 さて、3カ月前に診療所で使っているパソコンを買い替えたことはここでも報告しましたが、そのパソコンに入っているOffice365のお試し期間が切れました。 

 Microsoftも手が込んでまして、今まではパソコンに最初から入っているOfficeはお金を払わなくても使えていたのですが、サブスクのOffice365っていうのを作ったんですね。 

 でもそれonlyにしたら、誰もWindowsのパソコンを買わなくなっちゃうでしょうから、サブスクじゃないOffice2024というのも存在しています。 

 ここでややこしいのが、Office2024を手に入れようとするなら、Office365の体験版を3カ月使わなければならないことです。 

 3カ月経つと、Office2024が無料でインストールできる仕組みになっています。 ややこしいでしょ 

 兎に角Office365を契約させたいMicrosoftとしては、体験版の期限切れ前から、「もうOfficeがつかえなくなりまっせー」という通知がOfficeのソフトを起動するたびに出てきます。 

 この通知をクリックすると、Office365の契約へ誘導されるので、無視し続けて3カ月過ぎると、ソフトの画面に「2024がダウンロードできまっせ」みたいな通知が出てきます。 

 で、その通知をクリックすれば簡単に2024がダウンロードできるかといったら、そうではありません。 

 そんな親切な画面にはなっていないので、どうしてよいのか分からない 

 そこで、YouTubeで365から2024への切り替え方法のコンテンツを探して、やり方を学習しなければなりません。 

 その通りにクリックすると、Office2024が0円で購入する画面になり、あとはアカウントを入力すると、無事プロダクトキーが表示されます。 

 YouTubeでは、そのプロダクトキーを次の画面で入力しろと言ってます。 

 次の画面 それどうやって出すのか分からないので、画面に出ている、「インストールはこの順番で進んでいきます」みたいなのの1番最初をクリックしました。 

 そしたら、何かがダウンロードされました。 

 ダウンロードされたファイルを見ると、365って書いてあります。 

 「これ絶対Office365のインストーラーだ」と思ったので、慌てて画面を閉じました。 

 この後どうしてよいのか分からないので、とりあえずWordを開いてみたら、あら不思議 Office2024に代わっているではありませんか 

 「えっ、プロダクトキーの入力はいらんかったの」 

 でもOfficeのソフトを全部確認しても、最初に2024の表示が出ますし、Outlookに「Office2024のご購入ありがとうございます」的なメールも来てました。 

 あまりにも謎だったので、パソコンの設定をしてもらった方に連絡して聞いてみると、「Officeのソフトのアカウントで Microsoft Office Home and Business 2024 と表示されていればOK」と言われたので、確認したらそうなってました。 

 ということは、プロダクトキーが表示された時点で2024はインストールできてたってことです。 

 でも「Office2024は無事インストールできました」なんて表示は一切ないし、その後の365へのインストール誘導はちょっと悪質ですね 

 これ引っかかって365インストールしちゃう人は結構多いんじゃないでしょうか 

 設定してもらったプロが言ってましたが、クレジットカードの番号を入力する画面が出たらアウトだそうで、もうOffice2024を0円で買う権利は消滅しちゃうらしいです。 

 アメリカのやることに異議申し立てをすることは一切できない日本ですから、向こうのやりたいようにやられちゃってる感がプンプンしますが、クソ高い薬やワクチンを言い値で買わされてる構図と似ている気がしました。 

 皆さんもOffice内蔵のパソコンを買ったら、くれぐれもご注意くださいね。 

 


moriiin5656moriiin5656 at 07:07│コメント(0)│日常 │

2026年10月07日

 秋晴れの良い天気が続いております。 

 晴れるとそれなりに気温は上昇するので、朝晩との気温差はありますが、それでも湿度は下がってきたので過ごしやすくなりましたね。 

 血圧も6月からこっち、上下動が激しかったのですが、これくらいの気候で1カ月落ち着いてくれると、血圧も安定してくれます。 

 10月に良い気候にならなければ、もう1年中良い時はなくなってしまうので、なんとか神様お願いします。 

 インフルエンザの流行は岐阜市で、1医療機関あたり1週間で4.9人の小流行で変化ありません。 

 前回書いたように、一部の地域で流行していても、それが町全体に広がるほどの勢いはまだ無いようです。 

 これがもう少し気温が下がって乾燥が強くなると、爆発的に流行します。 

 昨年は11月中旬に中流行(1医療機関あたり1週間で10人以上、30人未満)になってました。 

 インフルエンザワクチンは1日から接種を行っておりますので、希望される方は早めに打っちゃってくださいね。 

 COVID-19は、1医療機関あたり1週間で0.7人ですから、流行はしてませんが、ずっと同じくらいの患者数で推移しています。 

 前にも書きましたが、年内に今のインフルエンザA型が終息したら、年明けはCOVID-19が出てきそうな予感です。 

 そこで、新型コロナウイルスワクチン接種ですが、今年も11月から始めます。 

 接種料金は、昨年と同じで65歳以上の方は岐阜市から補助が出て、5,200円です。 

 このワクチンは値段を下げてくれませんね。 

 接種金額は自治体によって負担額が違うので、岐阜市以外の方は確認してください。4,000円のところもあるので、けっこう差があります。 

 今年はこれも前々回くらいに書きましたが、今まで使っていたmRNAワクチンではなくて、組み換えタンパクワクチンにします。 

 私はmRNAワクチン否定論者ではないのですが、COVID-19もデルタ株までは肺炎からスタートだったのが、オミクロン株になってからはインフルエンザなみになったので、そろそろmRNAワクチンじゃなくても良いだろうという私の判断です。 

 インフルエンザや新型コロナウイルスは、人の細胞に侵入する際に、表面にあるスパイクというタンパク質でできた突起を使います。 

 ですから、スパイクタンパクを接種してやれば、それに対する抗体を体が作るので、感染予防になるわけですね。 

 インフルエンザワクチンは、卵で培養したインフルエンザウイルスから、このスパイクタンパクだけを取り出したものです。 

 こうやって簡単に培養できれば良いのですが、ウイルスを安く効率よく培養するのは容易ではありません。 

 むしろインフルエンザウイルスが特殊なんです。 

 新型コロナウイルスは卵で培養できないので、スパイクタンパクの遺伝子情報をワクチンとして接種したのがmRNAワクチンです。 

 この遺伝子情報を元に、自分の細胞がスパイクタンパクを作り、それに対して抗体を産生させる仕組みです。 

 すばらしい発想ですが、mRNAワクチンには唯一最大の欠点があります。 

 それは接種したmRNAが、どの細胞に取り込まれるのかが分からない事です。 

 おそらく多くは接種した部位の筋肉細胞に取り込まれるのでしょうが、それ以外にも血液やリンパの流れによって、全身にばらまかれます。 

 まんべんなくばらまかれれば、取り込んだ細胞が後の免疫によって壊されても、全く問題は起こりません。 

 ところが、人によっては心臓の筋肉に多く取り込まれてしまう方もいるかもしれません。 

 そうすると免疫によって、取り込んだ心筋細胞が破壊されてしまうので、心筋炎を起こしてしまいます。 

 ウイルスを接種しているわけではないので、細胞の中で増殖したウイルスがさらに次の細胞に感染して、なんてことにはなりませんから、心筋炎を起こしても致死的になるケースはレアだと考えますが、可能性はあります。 

 したがって、mRNAワクチンを接種する際には、過去に発熱をした経験のある方は避ける方が良いと思います。 

 発熱は、感染した細胞を破壊せよという、サインだと考えていただければよいからです。 

 発熱しないということは、この免疫反応が弱いという裏返しでもあります。 

 でもそんな事を気にしなくても、現在は組み換えタンパクワクチンが発売されています。 

 日本ではヌバキソビッド🄬しか選択肢がありませんが、これは昆虫の細胞の遺伝子を組み替えて、スパイクタンパクを作るようにして、できたスパイクタンパクを集めたものです。 

 インフルエンザワクチンとは製造が全く異なりますが、スパイクタンパクを集めて接種することには変わりありません。 こういうのを不活化ワクチンといいます。 

 組み換えタンパクワクチンなら、心筋炎のような副反応を気にすることはないので、安心して打てます。 

 それにこのワクチンは国内製造しています。 

 新型コロナウイルスワクチンは完全予約で行いますので、接種希望の方は受付時におっしゃってくださいね。 
 


moriiin5656moriiin5656 at 15:00│コメント(0)│医療 │

2026年10月01日

 ここ2日晴天が続いております。 

 晴れたら晴れたで日中は30度を越えるので、朝の気温が下がってきた分、気温差が大きくなってきました。 

 特にその前の長雨の時は、最高気温が20度くらいと一気に低下したので、高齢の方は皆体調不良を訴えられます。 

 朝が15度くらいで、日中が22度くらいだと丁度過ごしやすいのですが、そんな日はなかなかありませんね。 

 こんな陽気が2カ月くらい続いたら、いきなり冬になっちゃうんでしょうね。 

 皆さんお体をご自愛くださいね。 

 さて、インフルエンザの流行の方は、岐阜県リアルタイム感染症サーベイランスによると、小流行のままですが、岐阜市は1医療機関当たり1週間で6.1人と増えてきましたね。 

 診療所の近くの小学校では、学年閉鎖になっているそうなので、特定のコミュニティで流行しているようです。 

 COVID-19は岐阜市で0.6人ですから、こちらは変わらず、「流行はしていないけど患者さんはいるよ」って感じです。 

 去年はインフルエンザが11月から一気に増えましたが、今年はどうでしょうか 

 空気が乾燥してくると勢力が強くなりますから、天候次第ですね。 

 人込みでのマスクに手洗い・うがいをしてくださいね。 

 10月1日からインフルエンザワクチン接種を始めました。 

 例年助成を受けられる65歳以上の方の接種は10月15日からだったのですが、今年はインフルエンザの早々の流行のため、1日に繰り上げられました。 

 65歳以上の方の接種料は今年も1,730円です。 

 一般の方は3,500円です。 

 特に予約は取っていませんので、来院時に接種希望の方は受付でおっしゃってください。 

 先日、厚生局の集団指導がありました。 

 保険医は、年に1回この集団指導を受けなければなりません。 

 医官が正しい保険診療の在り方について説明をされるのですが、至極ごもっともなお話です。 

 とは言え、現場は色々あるじゃないですか 

 でもそんな事情はド正論の前ではただの屁理屈になってしまいます。 

 ですから、兎に角厚生局から目を付けられないように、できるだけ目立たないように大人しく日々の診療をしなければなりません。 

 一人当たりの平均診療費が各科によって定められているので、絶対にそれを越えてはなりません。 

 そんなことになったら、個別指導になってしまいます。 

 何せ向こうはド正論ですから、突っ込みどころは満載です。 

 「そんなの認められません」ってなったら、過去3カ月にわたって返金しなければならないので、えらいこってす。 

 うちはずいぶん前から電子カルテにしていますが、かなりカルテ記載には高度なことを要求されるので、いまだに手書きの紙カルテでやっているところは、個別指導になったら完全にお手上げですね。 ハチの巣にされます。 

 大昔には個別指導を受けた医師が自殺しちゃったことがあるので、個別指導には医師会の理事が同席しますが、同席するだけで口出しは一切できないので、そうとう肝が据わってないと、私みたいな小心者は気絶しちゃいますね。 

 集団指導を毎年受けるたびに、「これは脅しだなあ」って、「兎に角目立たないようにしよう」って思います。 


moriiin5656moriiin5656 at 20:18│コメント(0)│お知らせ │

2026年09月24日

 台風は過ぎましたが、また曇天が続きます。 

 この辺りは影響はなかったですが、千葉県はお気の毒ですね。 

 最近は災害が1回で終わらず、地震に洪水、洪水と洪水といったように、続けて2回も見舞われるケースが増えてしまいました。 

 洪水に備えるって言っても、備えようがないですものね。 

 輪中にするしかないってことですかね。 あまり費用をかけずに予防するのは難しそうです。 

 さて、シルバーウイークも終わりましたが、私はその間、診療所のペンキ塗りをしていました。 

 普段COVID-19やインフルエンザの患者さんを診察するのに使っている部屋の床と、通用路を塗りました。 

 目立つところではないので、塗りなおしたことに職員にも気付かれないと思います。 

 でも少しでも明るくしておかないと、ホントに薄汚れて行ってしまいますからね。 

 診療所が汚かったら、治る病気も治らない気がしてきます。 

 さて、森医院院内誌 やまいのはなし10月号 のお題は、潰瘍性大腸炎です。 

 治療を受けている患者さんは時々ありますね。 

 国の指定難病ではもっとも多い疾患です。 

 大腸の粘膜に持続的に炎症を起こしてしまう病気ですが、「これが悪い」っていう原因が特定できていない複合的な免疫異常を示す疾患です。 

 お楽しみに。 


moriiin5656moriiin5656 at 06:25│コメント(0)│やまいのはなし │

2026年09月16日

 梅雨より雨が降る秋雨のため、2週間くらい雨が続いておりますが、皆さんお変わりありませんか 

 晴れたら晴れたで暑くなりますが、こうも雨が続くとお日様が恋しくなります。 

 どうも台風が連休に来そうなので、まだまだ雨が長引き、注意が必要ですね。 

 さて、インフルエンザの患者さんがうちの診療所でもポツポツ来院されます。 

 従来、インフルエンザは冬だけではなく、夏にも細々と感染を出していて、それが冬に爆発的に増えるんだ。なんて言われていました。 

 ただ夏場にインフルエンザの検査をしていなかったから、分からなかったけど、COVID-19以降、熱のある患者さんに対してCOVID-19とインフルエンザの抗原検査をするようになったから、夏でもやっぱりインフルエンザはあるんだね、というのが確認されました。っていうような稀な発見の域では現在の状況はないですね。 

 岐阜県の今現在のインフルエンザの感染状況は、全域で小流行(1医療機関あたり、1週間に1人以上10人未満の発生)になっています。 

 で、岐阜市は1週間で1医療機関あたり平均2.6人です。 

 うちの診療所でもこんな感じですね。 

 ちなみに、COVID-19は0.9人ですから、流行ってほどじゃないけど、あるみたいです。うちはまだ全然ないですけど。 

 インフルエンザは去年も10月に流行の警報が出されたのですが、今年は9月ですから、だんだん早まっちゃってます。 

 インフルエンザやコロナウイルスは冬のウイルスなんじゃなかったっけ 

 気候がおかしいから、こんなことになっちゃってるんでしょうかね 

 それで、インフルエンザウイルスの型ですが、H3N2の香港A型で去年の秋と同じか っていうと去年と違ってまして、サブグレードKという変異株だそうです。 

 コロナウイルスもそうですが、インフルエンザウイルスも変異が多いんですよね。 

 去年感染しちゃった人は、感染してない人よりはかかり難いかもしれませんが、感染しちゃった環境を考えると、株が違うんでまたかかっちゃいますから、要注意です。 

 毎度書いていますが、みなさんコロナ禍が過ぎたら感染予防を忘れすぎです。 

 インフルエンザは、毎年関連死を含めれば10,000人は死んでいる恐ろしい感染症です。 

 10,000人くらい死んでたって、1億2,000万人も人口がいたら、分からないってだけです。 

 感染力が非常に強いのはみなさんご存じの通りです。 

 かかっちゃった人は、いかに他の人にうつさないようにするかが肝心なので、かかっちゃった人こそマスクをして、できるだけ家でおとなしくしていてほしいです。 

 去年はインフルエンザA型の流行が年内で終わってしまったので、年明けに10年ぶりくらいにインフルエンザB型が流行しました。 

 11月にインフルエンザA型にかかって、1月にB型にかかっちゃった人もちらほらみえましたね。 

 今現在のインフルエンザA型の流行は、また年内に終わってしまうでしょうから、年明けは今度はCOVID-19が来そうです。 

 1年間流行してないですからね。 

 で、予防接種ですが、岐阜市では65歳以上の方のインフルエンザワクチン、新型コロナウイルスワクチン接種を10月1日から開始することになりました。 
 
 乳幼児のインフルエンザワクチン接種も同様です。 

 例年は10月15日からだったのですが、今年は15日前倒しになりました。 

 当院も10月1日からインフルエンザワクチン接種を行いますが、新型コロナウイルスワクチン接種はその後、11月から12月にしたいと思います。 

 同時接種は私がしんどいので勘弁してください。 

 65歳以上の方にはインフルエンザワクチン接種時に新型コロナウイルスワクチン接種の意向を伺います。 

 今年の新型コロナウイルスワクチンは不活化ワクチンのヌバキソビッド🄬を使用する予定です。 

 65歳以上の方のインフルエンザワクチン接種料は1,730円で、新型コロナウイルスワクチン接種料は5,200円です。 

 




moriiin5656moriiin5656 at 07:44│コメント(0)│医療 │

2026年09月09日

 天気ばかりが続いていたと思えば、一転、秋雨前線の影響で連日雨ばかりになりました。 

 一昨日の夜は久しぶりにエアコンなしで寝たのですが、夜中に蒸し暑くて目が覚めました。 

 まだ最低気温は20度以上あるので、雨が上がると湿度が90%もあると蒸し暑く感じます。 

 酷暑日や猛暑日はもちろん危険ですが、気温が高くなくても湿度が極端に高いと熱中症を起こしますので、くれぐれもご注意くださいね。 

 さて、線状降水帯が名古屋に出たせいで、名古屋は浸水して大変なことになっていましたね。 

 名古屋の洪水といえば、今から26年前の東海豪雨を思い出します。 

 私はその頃名古屋の大学病院に勤務しており、その日は金山にある病院でバイトをしていました。 

 仕事が終わって夜7時過ぎに金山を出たのですが、とにかくひどい土砂降りでした。 バケツをひっくり返したような雨とはこのことをいうんだ、というような雨でしたね。 

 家に帰るのに、熱田神宮の前の道、国道19号線ですかね、これを南へ向かっていました。 

 ところが、無茶苦茶混んでるんですよ。 

 片道6車線くらいある道ですから、いくら名古屋といえどもここまで混雑することは今までなかったのですが、大渋滞でにっちもさっちもいきませんから、仕方なく少し進んでは止まり、進んでは止まりを繰り返してました。 

 車の窓から金山駅が見えたのですが、「えらい混雑しているなあ」って感じで、これから起こることは全く予想できませんでした。 

 トロトロと進んで、熱田神宮の南端、伝馬町の交差点に差し掛かった時に初めて、どうしてこれほど道路が混雑しているのか理解しました。 

 伝馬町の交差点が冠水していたのでした。 

 ここまで来ると引き返すことはできず、ただ進むしかありません。 

 自分の車の横で、動かなくなった車が浮いています。 

 車のマフラーが水につかっているので、ボコボコ泡を立てている音が聞こえます。「怖いー」 

 それでも何とか冠水している箇所を通り抜けることができたのは、その頃乗っていた車のマフラーの先端が下を向いていたので、運よく水が入って来なかったからだと思います。 

 そこを抜けたら冠水したところはなかったのですが、最後に天白川を渡る橋のたもとに来たら、道が消防車を横付けにして塞がれていました。 

 消防士に聞くと、「泳がにゃ渡れんよ」とのことです。 

 諦めて以前勤めていた病院へ行って、車を止めさせてもらって食事を摂って戻ってきたら、そこの駐車場も水が浸かり始めていました。 

 何せこの間もズーっとバケツの水をひっくり返したような雨が続いていましたからね。 

 それで慌てて高台の坂道に車を止めて、車中泊をしました。 

 車中泊をしたことがある方なら分かると思いますが、車のシートってうたた寝なら良いのですが、本格的に寝ようと思うと寝返りも打てないし、窮屈で寝難いんですよね。 

 それでもウトウトして目が覚めたら夜が明けてて、雨も止んでました。 

 「これでやっと家に帰れる」ってことで、通れる道を探しながら進むと、天白川を渡れる橋を見つけまして、無事家にたどり着けました。 

 その道中、動けなくなった車があちこちに乗り捨ててあって、それを縫うように走ったのを覚えています。 

 そしたら家から100mくらいの道路でバスが水没していて、その光景を何機ものヘリコプターが上空を旋回してテレビカメラで映していましたね。 

 うちは近くの地下鉄の駅に水が流れ込んだことで浸水を免れていました。 

 水が引いた後は汚水まみれになったわけですから、しばらく汚水の臭いが辺りに漂っていましたね。 

 浸水してしまった家は、家の外の歩道に家具やら何やらを積み上げていたので、ゴミだらけでした。 

 当時は大雨特別警戒警報なんてのはありませんでしたし、車のラジオでも河川の氾濫なんて流してなかったんじゃないかなあ。 

 それに夜でバケツをひっくり返したような雨で周りの状況が全く確認できなかったし、本当に想定外の出来事でしたから、避けようがなかった非常事態でした。 

 教訓としては、情報を得るのは大事ですね。 今は情報が早いですからね。 

 それと、バケツをひっくり返したような雨の時は動かないのが一番です。 特に夜は全く周りが見えなくて、状況確認ができなくなっちゃいますからね。  

 

 


moriiin5656moriiin5656 at 17:27│コメント(0)│日常 │

2026年09月02日

 8月もあっという間に終わってしまって、気が付けば9月になってしまいました。 

 1年の3分の2も済んでしまったのに、まだ残暑が厳しいので、夏から季節が進んだと感じられませんね。 

 私は夏好きですから、この暑いのが終わるのは寂しいですけど、嫁は暑いのが大嫌いなので、私が暑くても平気な顔をしているだけで「信じられない」って顔をされます。 

 彼女は頭に汗をかく人なので、夏の間はシャワーを浴びたかのように汗をかいてます。 

 私が「エーっ 気持ちわりい」って言うと、「気持ち悪いって言うな」と怒られます。 

 汗かきの人は気の毒ですね。 

 でもね、夏にどこかへ出かけても、暑い記憶しか言わないので、「お前はいいよね。夏休みの宿題で絵日記があったら、暑かったですって、汗かいた顔を描いときゃいいもんね」と言ってやったら「そういうこと言う」とまた怒られました。 

 まだ猛暑日の日もありそうなので、熱中症にはくれぐれもご注意くださいね。  

 ギラギラ太陽や、これから台風が来て気圧が変化したり、どんよりとした天気は片頭痛を起こしやすくさせます。 

 片頭痛は、三叉神経という頭部の知覚神経に漏電が起きて、その火花が隣にある脳の表面の血管に飛び散ると、血管が火事を起こします。 

 血管が火事になると、その火が漏電を起こした神経に飛び火して神経も火事になります。

 そうすると三叉神経痛を起こして、あのイヤーな痛みを感じることになります。 

 これが片頭痛の三叉神経血管説と言われる発症メカニズムです。 

 予防薬として、抗うつ薬、抗てんかん薬、高血圧の薬であるベータ遮断薬やカルシウム拮抗薬が従来から使われます。 

 これらの薬は、漏電を防いで、火花が出ても血管が火事になり難くする作用があります。 

 神経や筋肉は電気で動いており、その電気を作り出すのが、ナトリウムイオンやカルシウムイオン、カリウムイオンといったプラスの電気を帯びている物質です。 

 これらのイオンが神経や筋肉細胞を出入りすることで電気ができるんですね。 

 心臓は心筋という筋肉でできていますし、血管にも血管平滑筋という筋肉があります。 

 先ほどの抗うつ薬、抗てんかん薬や高血圧の薬はイオンの流れを安定化させて、漏電を防ぐんですね。 


 一番新しい治療薬は、人工抗体で火元を完全にブロックしてしまうのですが、薬価40,000位と高額なのと指定医療機関でしか治療ができません。 

 予防薬の中では最も副作用が少なくて安全なのがカルシウム拮抗薬ですが、保険適用のあるロメリジン(ミグシス🄬)は効果が弱いのが難点です。 

 日常臨床でよく経験するのが、片頭痛持ちの患者さんが高血圧症になり、降圧薬としてカルシウム拮抗薬で一番処方される、アムロジピンを投与すると、片頭痛も起こさなくなるという現象です。 

 ロメリジンは高血圧の適応はないので、逆をいうと血圧が下がるほどは効かないということになります。 

 血圧が下がるほど効かないと、片頭痛にも効かないようです。 

 アムロジピンは値段も安くて、薬価は1錠10.4円です。 

 1割負担だと1日1円、3割でも3円という、今日日にしては、とんでもない値段ですね。 

 それで片頭痛まで治まるんだった安いもんですが、高血圧じゃないと当然使えません。 

 適応疾患を拡大してくれるとよいのですが、今更研究費をかけて「片頭痛の予防に効きます」なんてデータを出すことはしませんから、惜しい話です。 

 40歳くらいならアムロジピン通常量5mgの半分量2.5mgだったら血圧低下もそれほどしないので、使えるとよいのですが。 

 月40,000円と300円じゃ雲泥の差ですものね。 

 
 

 

 



moriiin5656moriiin5656 at 06:19│コメント(0)│医療 │

2026年08月25日

 残暑が厳しいというより、また真夏がぶり返しました。 

 一時、朝晩の気温が少し下がったので、さすがに酷暑日はもう来ないだろうと思ったのですが、甘かったですね。 

 これだけ日照りが続いている割に岐阜は全然雨が降ってません。 

 降ってもお湿り程度なので、余計に蒸し暑くなってます。 

 これだけ日照りが続いて水分が蒸発しまくってますから、この後大雨が降りそうで嫌ですね。 

 これだけ暑いのでちょっと信じられませんが、4カ月後はクリスマスです。 

 クリスマス寒波がいつも来るので、4カ月後には初雪が降ってると思います。 

 4カ月の間に40度から0度まで気温が下がりますから、頑張ってついていくしかありませんが、皆様お体ご自愛下さいませ。 

 私は明日、医師会で行ってくれる健診を受けてきます。  

 医者の不養生って言われますけど、癌で亡くなられる方も少なくありませんからね。 毎年健診は受けるようにしています。 

 癌の検診というと、胸のレントゲン撮影、胃の内視鏡検査に大腸癌の便検査、腫瘍マーカー測定などですね。 

 胃の内視鏡検査は毎年秋に同級生のところで受けていますし、腫瘍マーカー測定は春に職員と一緒に診療所で行っています。 

 で、今日明日で便検査のための便採取を行います。 

 この便検査は、便中にヘモグロビンが含まれているかどうかを調べるのですが、大腸癌に対する感度は2日法で80%と、かなり高い検査法です。 

 しかし、検査が陽性だからと言って、実際に大腸癌である確率は5%くらいなので、決して多くはありません。 

 多いのは痔からの出血で、これが50%を占めます。 

 次いで、良性腫瘍からの出血で、これが30%くらいです。 

 陽性になったけれど、何にもないってのも5%あります。 

 出血しているくらいだから、かなり進行している癌なのか というと、そうでもなくて、腫瘍がある程度の大きさになると表面が通過する便に擦られて出血するものですから、早期癌である可能性もあります。 

 いづれにしても、便潜血が1回でも陽性であった場合は、大腸内視鏡検査を受けて出血原因を確認する必要があります。 

 それが、この間来院された患者さんの奥さんが、前年に陽性であったにもかかわらず放置していて、今年も陽性であったため大腸内視鏡検査を受けたら進行直腸癌だったそうです。 

 健診で要精密検査 D判定 と出たら、産業医がいる事業所では必ず産業医が精密検査を受けたかどうかを確認しますし、そうでなくても健診機関へ精密検査結果を返信することになっているので、これが届いていないと、本人へ再度精密検査を受けるように通知が来るはずです。 

 これも無視しちゃっていたのではどうしようもないのですが、直腸癌の場合、直腸は他の結腸よりも内腔が広いので、通過障害は来たしにくい反面、直腸に腫瘍があると排便反射が誘発されるので、「うんこがしたい感じ」がずっと続いていたと思うんですよね。 

 それも無視しちゃってたんでしょうから、なかなかの猛者です。 

 大腸癌の症状で特徴的なのは、先ほど書いた通過障害ですが、固まった便だと内腔が狭くなっているので通過できずに便秘となり、下痢じゃないと通過しないので、便が溜まってくると下痢になるという、便秘と下痢を繰り返すという状態になります。 

 しかし、この症状がが出るのは、便が固まった形になる左半分の大腸の場合で、便がまだ固まっていない右半分の大腸に癌ができた場合は、フン詰まりの便秘の症状が出にくいので、末期にならないと見つからない事があります。 

 芸能人が大腸癌で亡くなったと、時々報道されていますが、これは右半分の大腸にできた癌のことが多いと思います。 

 幸い症状が出やすい左半分の大腸癌の方が7割、右半分が3割と左の方が多いのですが、便を調べるだけの検査ですから、大腸癌検診くらいは皆さん毎年受けていただきたいです。 

 40歳以上の方は500円で受けられますからね。 

 さて、今回も前置きが長かったですが、森医院院内誌 やまいのはなし9月号 のお題は、「機能性ディスペプシア」です。 

 内視鏡検査では異常はないけれど、自覚症状的に「胃が痛い」「胃がもたれる」といった状態を呈する疾患です。 

 機能が悪いってことですが、どういった疾患なのか、簡単に解説させていただきました。 

 お楽しみに 

 


moriiin5656moriiin5656 at 07:42│コメント(0)│やまいのはなし │

2026年08月18日

 まだ日中は35度の猛暑日ですが、朝晩は25度を下回るようになり、少し涼しくなりました。 

 日の出も夏至のころは4時半だったのに、5時10分頃と遅くなりましたね。 

 お盆も過ぎて、「いよいよ夏も終わりだなあ」という感じです。 

 夏好きな私としては、山下達郎さんの「さよなら夏の日」に出てくる「一番素敵な季節がもうすぐ終わる」って感じです。 

 とは言え、猛暑日は9月の上旬まで続くでしょうし、30度以上の真夏日は10月上旬までありそうですから、まだまだ熱中症にはお気を付けくださいね。 

 さて、お盆に休みをいただきまして、私は毎年恒例の診療所を掃除しておりました。 

 ケルヒャーを使ってコンクリートの汚れを落とすんですが、2時間半くらいを3日間やってました。 

 コンクリートの汚れやタイルの目地の汚れはブラシでこすっても落ちませんから、ケルヒャーに20mの延長ホースをつないでビシャーってやります。 

 自分にも水しぶきがかかるので、こんな事夏にしかできません。 

 で、ケルヒャーをビシャーってやると、黒いシミのような汚れがみるみるうちに落ちていくので、やってて気持ちがいいです。 

 うちは幹線道路沿いなので、車の排気ガスの影響なのか、すぐに真っ黒い水になるんですよね。 

 1階、2階とキレイにして、やれやれと思って掃除をし終えた後を見返しても、あんまり前と変わってないんですよね。 

 使用前使用後で写真を撮っておけば良かったんですが、言われなきゃ気付かない、言われても「そう言えば」程度の差というのが、労力の割に報われないケルヒャー掃除の難点です。 

 とは言え、頑張ったので、嫁にうなぎを食べさせてもらえました。 

 その前に私が「うなぎって、しばらく食べさせてもらってないので、味を忘れたなあ。うなぎって美味しい食べ物だったんだっけ」と言い続けていたので、ウザがられて食べに連れて行ってくれたんですね。 

 そんなわけで、ケルヒャー掃除が済んだので、9月のシルバーウイークには、通用路と感染者診察に使っている別室の床のペンキ塗りを行う予定です。 

 こっちは一目瞭然でキレイになるので、やりがいがあります。 


moriiin5656moriiin5656 at 06:48│コメント(0)│日常 │

2026年08月05日

 何だかあっという間に8月になってしまいました。 

 相変わらずの猛暑日が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか 

 でも、今年は昨年に比べて熱中症で点滴を受ける患者さんが少ないですね。 

 例年だと、食事が摂れなくなってしまって、入院を依頼するケースが何件かありますが、今年はまだ1件もありません。 

 今年は6月の気温が少し低かったせいでしょうか 

 でも、そのためいきなり猛暑日になったので、体は慣れてなかったと思うのですが、不思議です。 

 いきなり暑くなったので、極端に外出を控えて、冷房が効いた室内にこもっているからかもしれませんね。 

 お盆までがピークでしょうから、もう少しです。 日の出も30分以上遅くなりましたしね。 

 さて、私は先日伊勢正三さんのコンサートに行ってきました。 

 「風、動く」というツアーです。 

 伊勢正三さんは、「かぐや姫」のメンバーとして活躍され、昭和の名曲である、「22歳の別れ」や「なごり雪」を作詞作曲したことで知られていますが、1975年に「かぐや姫」解散後は、大久保一久さんと「風」を結成しています。 

 私は「かぐや姫」時代が小学生だったので、世代が1つ下になるのですが、「風」は、私が音楽が好きになったきっかけといっていいほど、ドンピシャの世代です。 

 最初に「海風」を聞いた時には「なんてカッコいいんだ」と、衝撃を受けました。 

 かぐや姫の四畳半フォークと言われた音楽も良いのですが、それとは全然違う音楽、「ニューミュージック」というジャンルが生まれた時期ですが、まさに新しい音楽でした。 

 みんなフォークギターで「海風」のイントロを一生懸命コピーしたものです。 

 そんな憧れの「正やん」に会いに行くのは、10年以上前に南こうせつさんとのジョイントコンサートに行った時以来です。 

 正やんは全然雰囲気は変わっていなくて、とても75歳には見えないし、相変わらずギターは凄くうまかったのですが、残念ながら声が全く出なくなってました。 

 高音は全く歌えないようで、音程が全く違っちゃってるので、何の曲を歌っているのか最初は分からないほどでした。 

 これが老化というやつでしょうか それにしても声が出なさすぎるので、検索してみたらファンの間でも話題になっているようでした。 

 喉の手術をしたんじゃないか っていうのもありましたが、真相は明かされていないので分かりません。 

 残念でしたが、憧れの海風の生ギターが聴けただけでも良しとしましょう。 

 思い出は美しいまま取っておいた方が良いですからね。 

 コンサートに行った翌日、ビバホームへ買い物に行ったら、ポイントカードが廃止になったので、アプリに移行してくださいとのことです。 

 やり方を教えてくれるカウンターが設置されていたので、ケータイでアプリをダウンロードして、設定をしようとしたんですが、目が見えなくて上手くできません。 

 言い訳を言わせていただくと、日差しが強かったので、加齢黄斑変性症の進行防止のために度付きサングラスをずっとかけてたんですね。 

 で、このサングラスは車の運転とゴルフ用に遠距離用として作ったので、近くが見にくいんですよ。 

 でもって、パスワードを入力する画面ってやたら小さくないですか 

 指先も不器用になっているので、隣を押しちゃってるんですよね。 

 で、2回パスワードを入れても合わないんですよ 

 確認しようにも字が小さくて見えない 

 もう諦めて、「家でやります」って帰ってきました。 

 家で改めてやったら、あっという間にできました。 

 正やんのことをどうこう言えない、こっちも老化です。 


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