こんにちは、ユキです。

先日ヤフーオークションでハーフサイズカメラのコニカアイ2を買った。
ちょっと気になるカメラだったんです。シンプルな形に、レンズ周りのデカ文字がかわいい。

でも、

さっすが620円。うーん全然シャッターが動かない。
しかもレンズ周りの張り革がなんか浮いてる。。すでに修理失敗されてるカメラな予感。。
まあ最後の最後はデジタル用レンズにすればいいやって気持ちでレストアに挑戦。

なわけで以下つまらないレストアの記録なので「全然興味ねえずら」という健全な方は、
こんなもん読まずにもっと時間を有効に使ってくださいね☆

ただでさえ始めたばっかりのブログで検索に引っ掛かることが少ないのに、
その中でドンズバでコニカアイ2のレストアしようとここに辿り着く人が世の中に一体何人いることか。。
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019
ここまでは簡単。軍艦部を外して、ファインダーを外す(まわりのネジ3本)。
ファインダーを外すときに、ファインダー内のシャッター速度を指している針があるので
曲げないように注意。

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どうやらこのカメラの場合レンズ裏からじゃないとシャッターに到達できないみたい。
なのでレンズボードを外すために張り革をはがす。
出てきた4本のネジを外すとレンズボードが外れる。
外すときちょっと注意。レンズボード裏側上部に、ファインダー内に距離情報を伝えるためのピンが
ささっているのでなくさないように。作業中は外しておくほうが良いです。


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次にシャッターブロックを外す前に、底部でバネが掛かっている様子を記憶しておく。
中央からちょっと左上の「逆U字」でバネがかかってるとこ。
そうそう、一段階分解するごとにとにかく観察して、怪しかったらとにかくデジカメで
分解前の形を移しておくこと、それが~一番大事~♪♪
んで、四隅の金色のネジ4本をはずすとシャッターブロックと露出計がごそっと取れる。

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配線が短いのでかなり窮屈。でもなるべくハンダとか使いたくないので線は外さない。
黒の線が接着してあるので剥がすと少し楽。

029
シャッターブロックを外した瞬間、「あ、もう原因はここしかないな」って感じのサビの付着発見。
湿気たっぷりの物置にずーーっと仕舞われてたんだろうなぁ。
構造に詳しくないのでどの部品がどうゆう働きをするのか全く分からないけど、
とにかくこの円盤がスムーズに回ってないから、だと思う、自信ない。
ジッポーオイルで5%程に希釈したカメラ用オイルをほんの一滴だけ。回るようになりました。
多分これで動くようになるでしょう(←神頼み)ってことで後は元通りに組立。
底部のバネの戻し忘れに注意。
今までの経験上、「分解」と「組立」は必要以上に気を使って、故障原因の「修理」は必要最低限にする
のがコツ。プロじゃないので。サビは放置。

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レンズボードを戻す前にレンズ後群のカビを綺麗に。
わずかにカビ跡と汚れが残っているけど必要以上に拭かないでいいや。
クラシックでしかもジャンクなカメラは、発売当時の85%くらいの力をカメラが発揮できれば
もうそれで充分オンノジって考えてます。
技術が無いので、100%に限りなく近づけようとすると大体が深みにはまっちゃう。

レンズボード側の絞りリングの溝と、シャッター側のピンがちゃんとハマるようにする。
あと距離指標のピンも忘れずに。あとからでも付けられるけど。

組み上げて前3枚のレンズを前から順番に外してカビを取って全体を綺麗に磨いておしまい。045
なんとか直りました。
露出計もしっかり動きます。配線切れてたら直すの諦めてただろうなあ。


シャッター裏側から攻めるタイプのカメラの修理って大嫌い。難しいし、張り革剥がさなくちゃならないし。
あと分解する前に、机の上と部屋の床をキッチリ掃除しておくこともかなり重要。
部品がすっ飛んだ時に見つけやすいです。

さーてさっそく週末デートに持っていこうかなっと思ったら、先日手に入れたSAMOCA 35 SUPERが
あったんだった。撮り終わったらアップしますー☆

以上、偶然ここにたどり着いて、なおかつ最後まで読んで頂いた方、本当にありがとうございます!

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