ccebb455.jpg写真はその外観です。建物は蔵を生かして改修したもので、申し分ありません。問題はその中身です。
まず絵金蔵の常設展示は、ごくごく一部を除いてすべて、レプリカです。このレプリカのすべてとは言わないが、精度がかなりひどい。例えば、本に載っている版画を拡大して雑な処理をして展示するものだから、美しい線が、ぶつぶつ切れたりして、情けないものになっています。
 レプリカについては、何故本物を見せないのかと言うと、原画が痛むという主張があります。しかし、例年開催される絵金祭りには、なんと、本物が日除けすらなくアスファルトの路上に展示されます。

絵を外部空間に長時間晒すのですから、痛むこと請け合いです。本物を見たければ絵金祭りに来いという言い分でしょうが、これは、訪問者に対して大変傲慢な考えです。邪推すれば、絵金祭りに人がたくさん来ればいいので、普段訪れる観光客などどうでもいいという考えではないかと、思われてしまいます。
続く