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皆様、こんにちは。
私の身内の幸田駿に起きたことを綴った「平成の陰陽師」36をアップします。
前回「平成の陰陽師35」はこちら→平成の陰陽師35
これは2016年以来、私の身内、幸田駿とその母美月に起こった出来事です。
平成の陰陽師36
2017年2月、不覚にも、幸田駿はノロウイルスのような症状の胃腸炎の症状が出て苦しむこととなった。
腹痛に加え、吐き気と頭痛、トイレにこもりきりになったのだった。
薬を飲んでも一向に良くならないので、霊能者の先生に見てもらうと、
「吐き気と頭痛は生き霊、腹痛は疫病神だね。どこでもらってきたの!?」と言われた。憑き物を取ってもらったその夜は、トイレにこもることもなく、次の日から症状が和らぎ、普通に行動できるようになった。
不思議なものだな、と美月は思った。
霊能者が言うには、伝染病は霊的なものだという。前世の因縁、先祖の因縁、今世の因縁でなると言う。だから、かからない人はかからないというのだ。
伝染病はウイルスや細菌が引き起こす。これらが霊的なものであるという考え方は、美月にとっても、科学者である私にとっても斬新なものだった。
今の医学ではわからないことだらけだ。
幸田駿の前世が出始め、発作で何度も倒れていた夏、診断できないよくわからない状態で、医者からはストレス障害などの精神病のカテゴリーに放り込まれていた。
今後、医学の発展は、霊的観念を受け入れることが必要なのではないだろうか。
単に「オカルト」と言って排除するのはいかがなものか、と私は思う。
ふと、駿はこんなことを言った。
「何だか、霊能力が弱くなっていってる。」
以前駿についてくれていた龍神、雷神、総合的な神様がいなくなり、吉平も不在なので、能力が弱くなっていっているのだろうか。
そして、2017年の春、美月と駿はようやく吉平と約束した引っ越しを果たした。
前の地を離れ、新しい地で生活を始めると、駿の能力はさらに弱くなり、霊も見えなくなった。
そして、完全に消えた。
まるで、これまでのことが夢だったかのように、美月と駿は2016年の夏あの発作が起きる前のような普通の生活に戻った。
美月は戸惑いを隠せなかったが、普通の生活がこんなに平和だったのか、と心底驚いたりもした。この7~8ヶ月がどれだけ日常からかけ離れた波乱万丈な日々であったかが思い知らされた。
駿の能力が隠れてしまったことは不安でもあるが、同時に、能力が出ると普通の生活ができなくなって困るので複雑な心境だった。
駿はと言うと、驚くぐらい普通の生活に順応していた。
美月は、チラッとコーギー犬を見た。晴明に狐と間違えられたあの犬神だ。
吉平と晴明が微笑ましく撫でていたのを思い出して、何だか懐かしく、そして寂しくなった。
晴明が持っていた式神の「狐白(コハク)」という名前に変えようか、とまた思った。そう冗談で言った時、そう言えば、駿がこんなことを言っていたなぁ、とふと思い出した。
「それか、ガブリエルって名前にしたら?」
美月は、なんで突然そんな西洋っぽい名前?と笑ったら、駿が言った。
「神界にいた時に仲が良かった西洋のマリア様みたいな女の神様の名前なんだ。」と言った。
へえ~、と美月は言った後、駿は今ものすごいことを言ってなかったか???とギョッとした。
神界にいたんかーい!?
しかも、ガブリエルって、大天使ガブリエルか!?
吉平の霊格の高さに、さらに恐れ多くなった。と同時に、このような魂の駿を息子として送られた美月自身の責任の重さにゴクリと唾を飲み込んだのだった。
吉平の父、晴明はというと、なんと閻魔大王と仲が良かったらしい。
駿が「京都に、晴明さんが閻魔大王にお願いして生き返るっていう絵があるの知ってる?あれは、本当に晴明さんが体験したことを絵師が描いたんだって。」
美月はまた、へえ~、と感心したが、晴明は一度死んで生き返ったんかーい!とまた驚いた。
確かに、京都の真如堂(真正極楽寺)に、閻魔大王の前で平伏する安倍晴明を描いた「晴明蘇生の図」という掛け軸が存在する。晴明が一度他界した時、冥界の閻魔大王と面会し、「娑婆に生き返ったのであれば、民を救うために使うように」と授けられた五芒星の印判「決定往来の秘印」も保管されているのだ。
駿によれば、この「晴明蘇生の図」は事実を描いたものというのだ。
晴明のパワーは計り知れない。閻魔大王とも親しいなんて・・・。
これは、京都に行った時は、見に行かねばならないな、と美月は思った。
駿の能力が隠れてから、何事もなく2年以上が過ぎた。
吉平や晴明はどうしてるのだろう、と美月は思い続けた。
日本が危なくなったら、また駿のところにやって来るのだろうか。
平和であれば現れないのであれば、現れない方が良い、ということにはなるが。
「2020年、東京に手伝いに来て欲しい。」
と晴明が駿に言っていたことを思い出した。
一体、2020年、東京で何が起こるのだろう。
もっと強固な結界を張らねばならないようなことが起きるのだろうか。
それまでに、駿の能力は戻るのだろうか。
わからないことだらけだった。
続く。
(次は最終回)
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「韓国に住んでいるのに韓国の悪口を言っている」と思う方がいるかもしれない。私の言葉をどうとるかは読者の皆様次第。私は、韓国という国の、そして韓国人の生の姿を現地から伝えている。そこに美しいものを見ればそのまま伝える。出来れば、美しいものにたくさん出会い、紹介したいところだ。日本にとっても、韓国にとっても、現実から目をそらさず向き合い学ぶことが必要だ。両国のためにも、私は生の姿を語り続ける。それがいかに耳が痛いことでも。これが私が韓国に住まわせていただいている私なりの韓国に対する恩返しでもある。