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皆さま、今日も、このブログにお立ち寄りくださり、ありがとうございます。


暑いですね~!

韓国の私の住む地域では、すでに37度超えており、高湿度と合わさって、超蒸し暑い毎日を過ごしております。


この暑さ、私たちサイエンティストにとって、韓国で研究をするのに非常に問題となっておりまする。


驚かれるかもしれませんが、私たちが働く建物には、空調設備がありません。クーラーもなければ、ヒーターもありません。ので、外温に左右されるのです。

今時、エアコンのない建物なんてあるんかって話ですよね。ありえませんよ。特に、科学研究を行っている建物で、空調がないなんて終わってますよ。

それだけやありません。大学は、私たちが研究費やポケットマネーを使って、クーラーやヒーターを設置することを禁止しているのです。
なんでかって?電気代を払うお金が大学にないからです。

つまり、「暑くても寒くても、エアコンなしでやってください。大学は電気代払うお金ないんです。話は変わ流けど、論文はちゃんと出してね。」


論文になる研究できるかっ、ゴルァ!
ゴ━━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.・━━━ルァ!! 


と言うわけで、全ての研究室は、禁止と言われようとも、クーラーを取り付けています。

当たり前じゃ!36度になる部屋で実験ができるか!

科学論文内で見られる「室温」と言うのは、だいたい22~24度の範囲なんですよ。ですから、普通、研究室は年中この範囲に設定されています。普通に!

36度など制限温度じゃ。実験に支障が出るわ。結果も変わるわ。
(屮゚Д゚)屮 カモーン 


私たちが取り付けたクーラーは、学部が変わる前に購入したもので、12畳程度のものです。実は、引き抜かれる前の学部の建物には、空調がありました。しかし、大学からの要請で設定温度は26度になっており、それ以下に設定できないことになっています。今年からは27度になったそうです。

26、27度も、科学実験の室温よりも高い。さらに、研究室内の実験機器を回すと、一気に室温が上がるのだ。そうなると、実験機器に熱がこもり、故障する確率が高くなる。実験も、機器も守るためには、補足的に最小限のクーラーを買って、室温24度を保つしか他ないのです。


しかし、学部が変わると、建物にはクーラーがない。(゚ロ゚;)エェッ!?
この小さなクーラーでは、研究室全体を冷やすことができず、ここのところ、毎日室温は30度前後だ。('A`|||)

室内にあるインキュベーター(培養器)を30度に設定しても、昼間は33度まで上がってしまい、使えない。

学生たちは、汗をかきながら、実験したり勉強したりしている。

なんとか、クーラーの風を全体に広めるべく、扇風機を駆使して工夫するが、風は実験には危険だ。コンタミ(雑菌が入ること)する危険性があるからだ。

いくら暑くても、私は、扇風機の風が当たらない場所で、汗をかきながら、実験している。


じゃあ、新しいクーラーを買い足せばいいって?

そう思いますよね。


研究費がないんですわ~!ヽ(TдT)ノ

クーラーを買うお金がないんです。

学生たちのためにも、研究のためにも、自腹を切って?

ええ、ええ、これまで、何度も自腹を切って買ってきたものがたくさんありますねん。

もう、切る自腹もありません。


これで、「論文出せよ」とプレッシャーかけてくる大学。

だったら、金くれよ!研究費くれよ!と言いたくなる。


大学は、私たちが必死の思いでとってきた研究費の30%をむしり取って行く。

そして、そのお金が回りに回って、大学の教員たちの給料にもなっている。


同じアパートに住む文系の教授たちを見るにつけ、不快に思う理系教授は私だけではないはず。

「これからサイクリングに行くんだ」とフルギアで自転車にまたがり、これから仕事という私たちにニッコリと手を振る政治学の教授。

夏には2ヶ月、冬には1ヶ月休みがあり、毎日4時ごろに帰宅する英語教師。


私らの研究費の一部が彼らの給料となってるんよな、と思うと、
チッ(゚д゚)、。


クーラー1台買ってくれ。


夏の韓国、研究は過酷だ。

実験しないほうがいいかも。


というわけで、今月末、フランスの避暑地へ逃げます。



今日もお読みいただきありがとうございました。 

 


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「韓国に住んでいるのに韓国の悪口を言っている」と思う方がいるかもしれない。私の言葉をどうとるかは読者の皆様次第。私は、韓国という国の、そして韓国人の生の姿を現地から伝えている。そこに美しいものを見ればそのまま伝える。出来れば、美しいものにたくさん出会い、紹介したいところだ。日本にとっても、韓国にとっても、現実から目をそらさず向き合い学ぶことが必要だ。両国のためにも、私は生の姿を語り続ける。それがいかに耳が痛いことでも。これが私が韓国に住まわせていただいている私なりの韓国に対する恩返しでもある。