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皆様、こんばんは。

素晴らしいニュースが飛び込んできましたね!

大坂なおみ選手、全米オープン優勝!ヾ(=^▽^=)ノ

昨日、記事をアップしたかったのですが、忙しくて出来ませんでした。


私はテニスファンではないので、テニス界での日本人の活躍はニュースで知るのみでした。

今回も全米オープンで、錦織選手と大坂選手がベスト4に進出したことを知り、「凄っ!日本人がベスト4なんて!」と素直に驚いていました。

これまで、優勝どころかベスト4も日本人には難しいと勝手に思っていました。いつかはそれを打ち破る日本人選手が現れることは期待しておりましたが、それももう少し先の話かと漠然と思っておりました。が、なんと、まさかそれが昨日とは!

朝起きた瞬間に、私のフランス人夫エリックが「日本人が勝ったよ!」と結果を伝えられ、ものすごい驚きました。

と同時に、思わず「ありがとう!」って大坂選手に対して思いました。

日本は立て続けに自然災害に見舞われ、いくら気丈な日本人でも心が折れることもあります。日本中いつどこで災害が起こってもおかしくない今、映像で被害状況を見るにつけ、明日は我が身と自分のことのように顔面蒼白、胸を痛めて心が疲弊します。被災者の方々の方が辛い思いをしていると思うと、自分の悲しみなど大したことないと律しながら毎日を生きる。辛いけども我慢しなければならない、という気が張った状況の中、この嬉しいニュース。

それだけではありません、全米車椅子テニスオープン、なんと日本人の国枝慎吾選手と上地結衣選手が決勝へ進出しました!てか、これまでに優勝もされていますよね!なんてすごいんだ日本人!アジア人の快挙、誇りですね!

間違いなく、日本人選手の快進撃のおかげで、私たちは勇気をもらっています。本当におめでとうございます!そして、ありがとうございます!


さて、大坂選手が憧れ、夢にまでみていたセリーナ・ウィリアムズ選手との決勝でしたが、朝、エリックが私に結果を伝えた後、「会場はブーイングだったらしい。」と付け加えて、私は怪訝な顔をしてしまいました。

「え、それは、大坂選手に対するブーイングなん?」と聞くと、「いや、わからんけど、多分、違うと思う。」

試合は大荒れだったとツイッターなどで呟かれていましたが、これは、実際に試合を観てみないとわからん、ということで、エリックと一緒に、はじめから最後まで試合をじっくり観戦しました。確かに後味悪い試合でしたね。

どうやら、日本ではWOWWOWでやってただけで、地上波では観れなかったのですね。優勝してこれだけ騒ぐなら、なんで放送せんかったんや。観たい人がたくさんいたでしょうに。

ネットニュースを垣間見てみると、記事を書いた記者は試合を観ずに書いているのではないかと思わざるを得ませんでした。

記事の内容からは、ブーイングは大坂選手に対してのものという印象を受けたり、大坂選手が「こんな終わり方でごめんなさい。」と表彰台の上で語ったことをあげて、大坂選手が何かズルをして勝ったかのような誤った印象を与えています。また、受け取り方によっては、大坂選手が日本人だからブーイングを受けたような感じにも取れます。

その後、大坂選手へ同情の言葉や、セリーナ・ウィリアムズ選手に対し「子供みたいな言動」「醜い」など罵るものもありました。

やはり試合を観ないと一体何が起こったのかわからないと思います。


今朝、虎ノ門ニュースで青山繁晴参議院議員が、何が起きたかを丁寧に説明され、主審がセリーナ・ウィリアムズ選手に警告を与えた瞬間から、一気に感情的になって暴言「泥棒!」と吐いた、という事でしたが、私の感じ方と違いました。セリーナ・ウィリアムズ選手は始めから逆上していたわけではありませんでした。

私は決してセリーナの肩を持つわけではありませんが、私が試合を観て感じたことを書いてみます。あくまで、私個人の印象です。


事の発端は、おっしゃる通り、主審がセリーナ・ウィリアムズ選手に課したコーチングの警告でした。

第2セット目で、主審がセリーナ・ウィリアムズ選手に「コーチからコーチングを受けている。」と警告を与えました。

グランドスラムでは試合中にコーチから指示を受けることは厳しく禁じられているため、コーチは観客席で動かず静かに見守ることしかできません。

観客もテレビの前の私たちも、試合中ずっとコーチを見ていることはできませんから、「審判のみぞ知る」なのですが、主審はセリーナ・ウィリアムズ選手が観客席のコーチからコーチングを受けていると判断したのです。

警告を受けた時のセレナ・ウィリアムズ選手の反応は「え?私?」でした。

全く覚えのないといった素ぶりで身の潔白を証明しようと主審に説明しました。そのやりとりは全てではありませんが、マイクでテレビの前の私たちに聞こえました。しかし、会場の観戦客、そして大坂なおみ選手にも聞こえていませんでしたので、会場は異様な雰囲気が漂っていたと思います。

私とエリックは、セリーナ・ウィリアムズ選手が何を言っているのか理解していました。

「私は、コーチングなど受けていません。そんなズルはしません!」

解説は、コーチが手を動かしたことで、ジェスチャーで指示を与えたように見えたのではないか、とコメントしていました。

私は、テニスファンではありませんので、あまりテニスプレーヤーのことを知りませんし、セリーナ・ウィリアムズ選手がどんな方かも知りませんが、23回も優勝しているとなると、逸脱した凄い選手であることはわかります。この輝かしい(ズルなしの)本物の名誉が、グランドスラム米OPの決勝戦の場において「コーチング」という(身に覚えのない)反則で汚されてしまう恐れが彼女を襲ったような印象を受けました。

私はズルなどしていない。濡れ衣だ。これまでの名誉を汚されてたまるか。という感情が見られました。

一度目の警告で「やっていません!」と主審の警告は間違いであるとし、主審がセリーナの潔白を認めないことで、フラストレーションを残したまま、試合は続行されました。

決勝戦でズルをしていると言われたセレナ・ウィリアムズ選手は、メンタルに響き、ラケットをぶっ壊しました。彼女は、主審に対し「これはフェアじゃありません。私はコーチングを受けてなどいないし、反則などしません!私には娘がいる。娘に誓って、ズルなどするわけがありません!」と感情的になるも、まだ言葉を選んで抗議していました。主審は黙ったまま警告を取り消すことはしませんでした。主審が無言で、濡れ衣を着せられたままのセレナ・ウィリアムズ選手は、「これはフェアではありません。あなたは謝罪する立場にあります。」と主審に続けて抗議しました。

ラケットを壊したペナルティとしてセリーナ・ウィリアムズ選手は1ゲームを失い、どうやらこの時私には聞こえていませんでしたが、彼女は主審に対し「あなたは私から1ゲームを奪った泥棒です。」と言ったようでした。これが暴言とされ、「セレナ・ウィリアムズ選手の暴言にペナルティを課します。」と主審はアナウンスし、両選手を呼び寄せ、大坂選手に戦わず1セットを与えました。

セリーナ・ウィリアムズ選手はそこで怒りを増し、集中力を失って行ったのです。主審とは話にならんと、副主審を呼び寄せ、「フェアじゃない。」と抗議しました。セリーナ・ウィリアムズ選手は涙を抑えることが出来なくなっていました。彼女はこうも言ってました。「私は、ズルをするくらいなら負けたほうがマシです!」。


私には、ただ単に、セリーナ・ウィリアムズ選手は女王の誇りにかけて、また誇りある母親として、身の潔白を信じて欲しかったと取れました。

もちろん、それでも感情を抑えなければならなかったのだろうと思いますが、彼女にとって「反則、ズルをした」と汚名を着せられることは、これまでの名誉を汚し、人格をも否定されるような重いものであったと取れます。


しかしながら、試合後、彼女のコーチはコーチングをしていたと認めました。つまり主審は間違っていなかったのです。彼女のコーチは、こんなことを言っていました。

「コーチの100%が、全試合で100%コーチングしている。セリーナは私のアドバイスを見てなかっただろう。しかし、見ていようとなかろうと、私はコーチングする。ナオミのコーチもコーチングしていた。コーチは誰もが試合中コーチングしているんだ。私はこれまでもずっとコーチングしてきたが、誰も警告など発しない。今回が初めてだ。テニス協会は、そろそろこのおかしなルールを改める時に来ている。試合中のコーチング禁止、試合中に感情を抑えないといけないというのは改善するべきだ。」

つまりは、コーチが全て悪いんちゃうんの!

コーチのせいで、セリーナが警告を受けることとなったわけです。

たとえ、セリーナがちらっとコーチの方を見てしまったとしても、コーチが何もしていなければ疑われることはなかったのです。

コーチが勝手にやっているコーチングを見るつもりもなかったし、見ていないかもしれません。しかし、ちょうどコーチが何かの動きをしていたおかげで、彼女は疑われたのですね。おそらく、コーチングを受けていないというのは本当のことじゃないかと思います。

しかし、警告を受けたセリーナが動揺してしまい、メンタルが崩れてしまった。試合中のコーチングが反則だと知りながら、コーチングを続けていたセリーナのコーチ。一方で、静かに見守る大坂選手のコーチ。これが大きな違いであったと私は思います。

セリーナ・ウィリアムズ選手は、主審が自分から女王の誇りを奪おうとする泥棒に見えたのでしょうね。そのメンタルの弱さというのが、「反則」という引き金で出てしまった、と私は思いました。

ですが、セリーナ・ウィリアムズ選手は、大坂なおみ選手の勝利を讃え、このような状況でも、試合終了直後、笑顔で、大坂選手におめでとうと、ためらわずハグしました。私はこの一瞬で、やはり女王の格は失われていないと思いました。

結局、セリーナ・ウィリアムズ選手はコーチング、ラケット破壊、暴言の三つで罰金(約190万円)を課せられ、汚名は拭うことが出来ませんでした。

世間の反応では、セリーナ・ウィリアムズ選手に対し、かなり酷評が見受けられますが、なぜか私は、そこまで言う気にはなれません。

ただ、その後の記者会見で「女性の権利と平等」を持ち出したのは、私には解せません。ここは正直共感できません。

試合を観ていて確信したのは、こういう騒動がなくとも、大坂選手が優勝していただろうな、ということです。

セリーナ・ウィリアムズ選手よりも、運動能力、技術、メンタル全てにおいて格上に見えました。そして、まだ若干20歳という若さ。これからどんどん成長し、おそらく世界ランキング1位となる日がくるでしょう。

表彰式での、大坂選手の「皆さんがセリーナを応援しているのは知っています。こんな試合になってしまってごめんなさい。ただ、最後まで試合を観てくれてありがとう。」という言葉に、会場が一瞬静まり、そして讃える拍手へと変わりました。

一気に、あぁやっぱり日本人なんだなぁ、と改めて感じさせられましたね。

やはり、どの分野においても、世界は日本へと流れて行くようです。あれよあれよと、勝手に日本人は目立って来てしまうのです。そういう方向性になっている気がします。



今日もお読みくださりありがとうございました。 


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「韓国に住んでいるのに韓国の悪口を言っている」と思う方がいるかもしれない。私の言葉をどうとるかは読者の皆様次第。私は、韓国という国の、そして韓国人の生の姿を現地から伝えている。そこに美しいものを見ればそのまま伝える。出来れば、美しいものにたくさん出会い、紹介したいところだ。日本にとっても、韓国にとっても、現実から目をそらさず向き合い学ぶことが必要だ。両国のためにも、私は生の姿を語り続ける。それがいかに耳が痛いことでも。これが私が韓国に住まわせていただいている私なりの韓国に対する恩返しでもある。