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皆様、こんにちは。
ラグビーW杯もついに準決勝が終わり、決勝戦の2チームが決定しました!
さらに、フィギュアスケートグランプリシリーズカナダ大会で羽生結弦選手が圧勝、紀平梨花選手もトリプルアクセルを決めて2位!素晴らしいです!しかし、女子4回転ジャンパーには太刀打ちできませんね!技術点だけで男子でもなかなか取れない100点越えですから・・・背筋が凍ります。
スポーツに沸く日本ですが、また豪雨で命を落とされるほどの被害が出ました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
本当に日本は次から次へと過酷な試練を課されています。
私の身内の幸田駿が、総合的な神様からまだまだ辛いことが起こるとメッセージをいただいたことが思い出されます。
今日は平成の陰陽師の続き12をアップします。
1~11まではこちら。
平成の陰陽師12
平安時代の大陰陽師安倍晴明の長男安倍吉平を前世に持つ幸田駿が受け取った南海トラフ大地震予知のメッセージはあまりにも衝撃的で、正直怖かった。
駿はこの大地震がどこで発生し、どれほどの規模で、どの地域にどれくらいの被害が出るのか、この大地震を食い止めることができるのか、などを現地で調べるため、母の美月と吉平と共に伊豆に向けて出発する準備を始めた。
目立って霊感が強い方ではない私だが、もしかして本当に起こってしまうのではないかと思うほど、溜まりに溜まったエネルギーが大地で渦巻いているような気がした。なにせ、これまでほとんど地震などなかった韓国ですら地震が起きたのだから。
韓国でこの年(2016年)7月と9月に起きた地震で、私たちは本格的に防災グッズを揃え始めた。
避難用ザック、ラジオ、ソーラーライト、ヘッドライト、電池、簡易トイレ、紙パンツ、テント、マット、寝袋、ガスコンロ+ガス、食器、トイレットペーパー、水タンク、非常食、水を購入した。
そして、フランス人の夫が小さいソーラーパネル、非常用インターネット、衛星電話を注文した。
家では、すぐに避難できるようにパジャマではなく作業服っぽい服に靴下を履き、靴をすぐ履けるように準備して就寝していた。さらに脱出しやすいように、奥にあるベッドルームではなくリビングで家族3人寝ることにした。そして地震が起きた時、すぐに机の下に入れるように、椅子を出して机下への経路を確保した。
韓国政府は、2度の大きめ地震で正直ビビっていたようだ。その備えとして、すぐに政府は防災マニュアルを作ったかと思えば、公式発表で「防災についてはこれを読んでください!(キリッ)」と韓国語翻訳した「東京防災」を紹介し、まじかっ!と吹いた。
韓国政府は頼りにならない。地震が起きても韓国軍は自衛隊のように援助に駆けつけることもできない。避難所も作れないかもしれない。避難所があったとしても、そこで二次災害(人災)が起こる可能性もある。絶対と言っても良いほど、まず日本の避難所のようにはならないだろう。頼れるのは自分だけだ。
私たちは研究室の学生達に、防災リュックを準備するように言い、地震が起こった時、韓国人学生は家族と行動し、外国人留学生は私たちと特定の場所で会うよう指示した。
そんな時、私の体は何に反応しているのか子供の頃から患っていたアトピーが首から上にどっと出てきた。赤くしわがよった顔と痒みのストレスを抱えながら、南海トラフ大地震が気になって頭から離れなかった。
インターネットでも、「伊豆半島」「カレンダーの数字が赤色」「魔の水曜日」
と駿が書き留めた文字と同じキーワードがどんどん出てきた。
私たちは、駿と同じように神様からメッセージを受け取ることができる霊能者がたくさんいることを知った。多くの神様かそれとも1柱の中心的な神様が下ろしているのかわからないが、神界から一斉にこの世に下されたメッセージのようだと話していた。何か目的があるに違いないが、ご神意は私などに知るよしもない。
さらに、この年(2016年)11月14日は、スーパームーンが見られる日だった。
スーパームーンとは、月が地球に近くなり、地球から見て普段より大きく輝いて見える月のことをいう。地球から最も離れた時と比べて大きさは14%増し、明るさは30%増すというのだから、地球に何も影響ないとは言えないだろう。
今回のスーパームーンは、中でも、ウルトラスーパームーンとも呼べる大きさで68年ぶりだった。
この月と地球の天変地異(特に地震)は少なからず関係があるとする東京大学の井出哲教授の研究について、2016年9月、有名な科学雑誌ネイチャーに記事が載っていた。
http://www.nature.com/news/moon-s-pull-can-trigger-big-earthquakes-1.20551
これも偶然の一致とは思えない。天体的にも完璧に準備されている気がする。
駿は「スーパームーンも関わりがあるかもしれない。そもそも満月は地震の予兆でもあるから。」 と言う。
回避できるとしたらどうすればいいのか、もし、できる限り手を尽くしても回避できないならば、私の思いはこれだけだった。
「被害の多い地域の方々は避難してください。出来るだけ西に。遠くに。」
山に登っても命の保証はできない。なぜなら、東日本が、北アルプスの山々に至るまで、沈むかもしれないからだ。
予知が外れてほしいと切に思った。
もし起こることが避けられないなら、どうか一人でも多くの人が、地震発生前に、安全な場所へ避難し、一人でも多くの命が助かることを祈らずにはいられなかった。
できるだけ多くの人が知り、地震の規模を少しでも小さく、もしくは被害が緩和されるような場所に震源地をずらせるよう、一人一人が愛の祈りを送ることは、一つの希望である。誰か一人でも助かるなら、駿も美月も私も、やれることは全てやりたいと思った。
駿と美月は、伊豆へ出発する前に霊能者の元を訪れた。すると霊能者から意外な事実が知らされたのだ。
駿の左側と右側に龍神様と雷神様がついている、と。(注:以前は風神様と雷神様と書いていましたが、龍神様と雷神様の間違いでした。)駿は思い当たる節があったようで頷いていたが、「もしかして稲佐の浜におられた雷神様?」と出雲大社に行った時のことを思い出して美月が聞いた。
駿は「そうだと思う。龍神様は、稲佐の浜で海水を飲んだ時に入って来られたんじゃないかな。普通、海水を飲もうとは思わないんだけど、あの時、なんとなく飲まなきゃいけないと思ったんだよね。」と答えた。
美月は、「もしかして、平安時代に生きていた吉平さんについておられた神様なんじゃない?」とふと思って聞いてみた。
駿は「そうだと思う。」とさらっと答えた。
まさか吉平についておられた神様が駿についてくださっているとは、千年のギャップを超えた壮大なスケールに、美月も私も圧倒されて気が遠くなった。
しかし、さらに驚くことに、霊能力者によると、龍神様雷神様の真ん中に総合的な神様がいらっしゃるというのだ。
もしかしたら、この地震予知はこれらの神様から吉平を通して届けられたものかもしれない。
美月と駿は、これから伊豆の調査に出かけることにかなり不安があったが、吉平だけでなく3柱の神様がついてくださっていると思うと、なんと心強いことかと思った。
続く
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「韓国に住んでいるのに韓国の悪口を言っている」と思う方がいるかもしれない。私の言葉をどうとるかは読者の皆様次第。私は、韓国という国の、そして韓国人の生の姿を現地から伝えている。そこに美しいものを見ればそのまま伝える。出来れば、美しいものにたくさん出会い、紹介したいところだ。日本にとっても、韓国にとっても、現実から目をそらさず向き合い学ぶことが必要だ。両国のためにも、私は生の姿を語り続ける。それがいかに耳が痛いことでも。これが私が韓国に住まわせていただいている私なりの韓国に対する恩返しでもある。