60代のブログ奮闘記

この度初めてブログなるものに挑戦。少しずつでも苦戦しながら、60の手習いよろしく書き続けていくつもりです。

トヨタ

丸八キタン会に参加

DSCN1025今日は、同窓会の中で最大勢力の1つである丸八キタン会の総会に取材参加した。丸八キタン会とは、名前から推測できる通り、名古屋市役所関係者で組織する我が同窓会の支部である。今や会員数429名を誇り、全豊田キタン会(豊田系10社)と競う勢力となっている。今日は108名が集結し、盛大な総会となった。

オジサンの時代の就職先は、金融証券、商社が花形で、同期で市役所関係は僅か1名であったが、今年の市役所への入局者は11名で、近年は最大就職先となっている。今日はそのうち6名が参加し、壇上で自己紹介をした。

我が同窓会の存続のためには、丸八・全豊田の2大勢力から、いかに会費を徴収するかがカギとも言えるのだが、若手の彼等を相手に、なかなか結果は伴っていない。

DSCN1026中には、昨年入局した市民税の徴収担当者もいて、職場で生き甲斐を持って働いていると聞くと、同窓会費の徴収係にヘッドハンティングしたい気にもなる。
また、市立大学の職員も数多くいたので、大学と同窓会の連携の必要を訴え、その場では表向き同意を得るのだが、彼等の眼を見ていると公的な建前論と彼ら個人としての本音はどうも違うようである。
「同窓会費を払わない卒業生は、税金を払わない市民と同じだ。」と力んでみても、「税金を払う法的義務があるが、同窓会費を払う法的な義務はない」のである。こういう点では、結局役人には敵わないのである。

今日は取材の傍ら、ひたすら会費の納入をアッピールし、何卒ご理解のほどをと訴えて周るほかはなかったのである。

日本の財政は持続可能か?

1106nisimikawa今日は刈谷で西三河支部の総会であった。刈谷の街も今やトヨタの城下町である。今回の会場もトヨタグループの施設であった。
総会後の記念講演は、公共経済学・小川光教授の「日本の財政は持続可能か?」であった。聞けば聞くほど、先は暗い話である。
今や、国と地方の公債残高は1,100兆円、赤ん坊から老人まで国民1人当たり900万円の負債である。GDP比180%は世界最悪である。ただし、海外保有者はわずか6.8%、これは世界最低である。どうなろうと結果はほとんど国内で責任を負うことになる。
解決策は、(1)増税+歳出削減、(2)経済成長による税収の自然増、(3)インフレによる帳消し、この3つしかない。
(3)はあり得ない、(2)は望み薄、結論は(1)しかない。
すでにIMFから消費税15%が勧告されている。無能な政治家の先延ばしは、もはや世界からは認められないのだ。35年間の財政再建に直面した世界の62例のうち、成功は16、失敗は46である。成功例は3割を増税で、7割を歳出減で達成した。
これを見習うとすると、消費税の増税に、歳出減の方策は、公務員の人員給与削減、社会保障等の大幅カットが主なものとなる。
年金・医療費補助などが大きくカットされるとなると、年金生活者のオジサンの生活はどうなるのであろうか?
しかも増え続ける国債の主な引き受け手は金融機関であるが、国民の貯蓄率の著しい低下から、後2年後には受け皿がなくなるという。
早く手を打たなければ、国債暴落、金利の上昇、インフレ・・・・財政破たん、日本沈没・・・・
福島原発の放射能汚染水も浄化装置が5時間で停止、こちらも6月までには受け皿がなくなる可能性が強まっている。
果たして、日本はどうなるのだろうか?

積み木の家

1102tsumiki1今朝は窓から外を眺めていると、空高く高く伸びたクレーンが、動いている。暫くすると、トイレ・浴室などが一体化したプレハブのパーツ(?)を持ち上げているようである。見ているうちに、あっという間に1ブロック部分(?)を設置したようである。まるで、孫がレゴ(昔ならば積み木)で積み上げている家のような建て方である。
およその位置関係を定め、少し遠回りをして現場に行ってみた。どうやら1階部分の2ブロックの設置が終り、2階の3ブロック目を吊りあげようとしているところであった。トラックと現場の間にはかなりの本数の電線やケーブル等が複雑に張り巡らされており、それを避けるために高いクレーンを使っているようだ。
1102tsumiki2看板にはトヨタホームと書かれている。係員に訊くと春日井の工場で造られたパーツを、ここで一気に組み立てているようである。「位置合わせが難しいのでは?」と尋ねると、「専門のクルーがやっていますから。」との答である。
家の構造は、鉄骨で組んだ直方体に木造の内装をしたブロックを、いくつか組み合わせて行くようである。見ていると、話には聞いていたが現場を見るのは初めてである。
今夜は某氏の送別会のため夜遅く帰宅する予定なので、明日の朝にはどうなっているか、見ものである。

エコ・エコノミー

5月29日(土)に環境経済学者レスター・ブラウン博士と「プリウス」生みの親である内山田竹志トヨタ副社長の講演会を名古屋大学豊田講堂で行うこととなった。その集客対策の依頼が同窓会に来た。大学は準備も遅く、宣伝も下手であり、経営学など分かっていないのではと思われるのである。オジサンは急きょ機関紙・HPへの掲載や宣伝に走り回ることとなった。
恥ずかしながら、レスター・ブラウンという名は耳にしたことはあるが、詳しくは知らない。行った先で「よくぞ呼ぶことが出来ましたね。」と褒められてこちらの方が驚いた。環境保護に関係する人たちによれば、「彼のネームバリューは大変なものであり、前副大統領のゴアにも匹敵する。心配しなくても人は集まる。以前に東京では2,000円で入場券を売ったが、即日完売だった。」という。しかし、宣伝せずには人は集まらないのだ。定員1,200名に、200〜300名では大恥をかくことになる。
そして、下調べに、あわてて図書館で彼の著書「エコ・エコノミー」なる本(全400ページ)を借り、にわか勉強を始める。まず、「はじめに」と「あとがき」を読み、環境と経済の共生を主張する学者だとひとまず理解した。
しかし、トヨタの副社長との取り合わせが問題である。聞くところによるとブラウンはプリウスを高く評価しているそうだ。
ところが、オジサンのところに別のメールが届いている。相手は、トヨタが岡崎・豊田市の山間部にテストコースを作る計画に環境破壊として反対しているグループからなのである。彼らからすれば、これは「エゴ・エコノミー」である。一方では、木材価格の急落から林業が採算が合わず、三河の山は放置され荒れ放題であるとのこと。
このように、環境と経済の両立は極めて難しい問題なのである。
とにかく、めったに聞けない貴重な機会であるとのこと。しかも入場無料。関心のある方は、ぜひどうぞ
1005teidan

5/29(土) 名古屋大学主催鼎談 ”Plan Nagoya"「環境と経済の両立」
■日時:5月29日(土)13:30開場 (14:00〜17:30)
■会場:豊田講堂(入場無料)
◆鼎 談 「“Plan Nagoya”エコウエルスへの誘い 」
下記講師2名に名大・濱口道成総長を加え、”Plan N”についての討論。
◆講演
1.「プランB―エコ・エコノミーが実現する生活と豊さ」
          講師・アースポリシー研究所長・レスター・ブラウン博士
2.「世界初のハイブリッド車プリウスはどのようにしてできたか」
          講師・トヨタ自動車株式会社・内山田竹志副社長

トヨタにも、春が来るか・・・

091204suzuki昨日は、トヨタファイナンシャルサービス(以下、TFS)・鈴木武社長(前・トヨタ自動車専務)の、実にタイムリーな、有意義な講演を聞くことができた。TFSは世界33カ国に、傘下に55社、従業員8,300人を有し、販売店・個人を対象とした、自動車ローンの総元締めという性格を持つ。ローンを利用した車の購入は、米国77%、欧州70%、日本40%であり、欧米ではローン事業なしには、車の販売はできない。また、同氏がトヨタの財務・金融部門のトップとして、一昨年度の史上最高益から、昨年度のサブプライム・リーマンショックの赤字転落への過程の体験談は、実にリアルであった。特に、リーマンショック時に一時的に国際金融市場が機能を全く停止した際には、TFSといえども、黒字倒産の危機に瀕したという。講演会後の懇親会では、「自動車会社が自転車操業」と笑い話となったが、1年前の今頃は、世界中からのなりふり構わぬ資金調達のため、まさに徹夜の連続であったとのこと。最後に、今回の危機から学んだ課題として、資金調達の多様化、環境問題への対応、為替リスクの管理などに、トヨタグループ全体で取り組んでいくとの言葉で締められた。質疑では、雇用問題についての質問が出されたが、トヨタはその国で売る車はその国で作る。国内の雇用は維持していくことは企業の社会的責任との答えであった。
今朝の新聞には、「トヨタ米中で工場建設再開、来年20万台増産」の見出しが躍っていた。トヨタが元気になれば、中部経済も活気が出そうである。
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