2017年08月19日

「債券の基礎知識」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日から「債券業務」の科目に入ります。

本日のテーマは、「債券の基礎知識」です。


◆債券の基礎知識

債券というのは、国や企業が投資家から資金を調達するときに発行
する「借用証書」のようなものです。長期の資金調達に多く使われ
ます。


◆債券の特徴

債券には、次のような特徴があります。

・多数の投資家が同一の条件で投資し、発行者は大量の資金をいっ
 ぺんに調達することができる

・いつでも転売できる


◆資金調達手段としての特徴

・中長期の資金調達に適している

・金融機関からの借入れよりも量的な対応や資金の使途が比較的自
 由

・新株発行による増資とは違い返済の必要がある


◆投資対象としての特徴

1.収益性から

債券は、発行から償還までの全期間、発行時に決められた利率によ
る利子が支払われるのが一般的です。そのため安定した収益を得ら
れる可能性が高くなります。

また、長期の固定金利の債券は、金利低下時には、価格の上昇が見
込まれ投資としての魅力がアップし、逆に、金利上昇時やインフレ
時には価格の低下が起こり、投資採算が悪化します。


2.安全性から

債券の利払いや償還は発行者により約束されていますが、その発行
者が破たんするとデフォルトが発生することになります。そこで安
全性を高めるために、次のような保証等が付く債券もあります。


・政府保証:元利金の支払いに政府の保証が付く

・一般担保:発行者の財産から、他の債権者に優先して弁済が受け
      られる
・物上担保:発行者の特定の財産に担保が付いている


3.換金性から

債券は、いつでも売却することにより換金できますが、償還(満期)
と違い売却価格は債券相場により変動します。売却のしやすさも債
券の信用力などにより異なります。





本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



ちから試しは、
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2017年08月16日

「証券投資計算 その16」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の「受渡計算」の続きです。


◆例題(続き)

委託手数料表(前回と同様)

約定金額 委託手数料額
100万円以下     約定金額×1%
100万円超〜500万円以下 約定金額×0.9%+1000円
500万円超 1000万円以下 約定金額×0.8%+2000円


今回は違う値段で成立した場合です。


□買付の場合(同一日に違う値段で成立)
A社株を2万株買付け注文を出したが、同一日に200円で1万株、
300円で1万株の約定が成立した。

約定金額=(200円×1万株)+(300円×1万株)=500万円
※違う約定値段でも同一日であれば、合計して委託手数料を計算する


表から、委託手数料は
500万円×0.9%+1000円=46,000円

委託手数料の消費税は
46,000円×8%=3,680円

合計すると受渡金額は、
500万円+46,000円+3,680円=5,049,680円


□売付けの場合(同一日に違う値段で成立)
A社株を2万株売付け注文を出したが、同一日に200円で1万株、
300円で1万株の約定が成立した。

約定金額=(200円×1万株)+(300円×1万株)=500万円
※違う約定値段でも同一日であれば、合計して委託手数料を計算する

表から、委託手数料は
500万円×0.9%+1000円=46,000円

委託手数料の消費税は
46,000円×8%=3,680円

合計すると受渡金額は、
500万円−46,000円−3,680円=4,950,320円




本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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2017年08月12日

「証券投資計算 その15」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」です。


◆株式売買の受渡金額

受渡というのは、決済のことです。受渡金額は、株式を買ったり、
売ったりした時の相手に渡す金額あるいは相手からもらう金額です。


◆受渡金額の計算式

買付の場合=約定金額+委託手数料(消費税を含む)

売付の場合=約定金額−委託手数料(消費税を含む)


約定金額というのは、買付けた(あるいは、売付けた)株数×株価
です。

消費税は、約定金額にはかかりません。委託手数料にかかるだけで
す。


◆例題

委託手数料表

約定金額 委託手数料額
100万円以下     約定金額×1%
100万円超〜500万円以下 約定金額×0.9%+1000円
500万円超 1000万円以下 約定金額×0.8%+2000円


□買付の場合(同一値段ですべて成立)

A社株を200円で、1万株買付けた。

約定金額=200円×1万株=200万円

表から、委託手数料は
200万円×0.9%+1,000円=19,000円

委託手数料の消費税は
19,000円×8%=1,520円

合計すると受渡金額は、
200万円+19,000円+1,520円=2,020,520円



□売付の場合(同一値段ですべて成立)

A社株を200円で、1万株売り付けた。

約定金額=200円×1万株=200万円

表から、委託手数料は
200万円×0.9%+1,000円=19,000円

委託手数料の消費税は
19,000円×8%=1,520円

合計すると受渡金額は、
200万円−19,000円−1,520円=1,979,480円

となります。









本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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2017年08月09日

「証券投資計算 その14」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の「平均株価」の続きです。


◆東証株価指数(TOPIX)

東証株価指数(TOPIX)も日経平均株価と並ぶ日本を代表する
株価指数です。

東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所第1部に上場され
ている全銘柄を対象としています。

日経平均が、東京証券取引所第1部上場銘柄から、225銘柄だけ
を選んで対象としているのと違うことがまずポイントです。


東証株価指数は、スタート時の昭和43年1月4日の時価総額と比
べた指数です。

時価総額というのは、その会社の株価と発行済み株式数を掛けたも
のです。つまり、その会社の株式市場での価値の総額を意味します。

単純に言えば、時価総額分のお金があれば、その会社を買い取るこ
とができます。

時価総額を基準としているので、時価総額の大きな会社(例えば、
トヨタ自動車、NTTなど)の株価に大きく影響される欠点があり
ます。


※浮動株基準への変更

東証株価指数(TOPIX)は、以前は、単純に「発行済み株式数」
を基準に計算していましたが、平成17年10月から平成18年6
月の間に、単純な「発行済み株式数」基準から、「浮動株」基準に
変更されました。

浮動株というのは、普段取引される株式のことです。これに対して
固定株というのは、ほとんど取引されません。その会社の大株主が
所有する株などがそうです。

以前の東証株価指数(TOPIX)は、固定株も含めた株数を基準
に時価総額を計算していましたので、「毎日の取引の実態を表して
いないのではないか」という批判を受けていました。

そこで、取引されることのほとんどない固定株を除いた浮動株の数
で時価総額を計算するようになったというわけです。





本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



ちから試しは、
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2017年08月05日

「証券投資計算 その13」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の「平均株価」の続きです。


◆日経平均株価

以前は日経ダウ平均と呼ばれていました。ダウ・ジョーンズという
アメリカの通信社と日経新聞社が提携して計算・発表していました。

その後、ダウ・ジョーンズが撤退して、日経新聞社だけで発表する
ようになり名称も日経平均株価になりました。


東京証券取引所の第1部に上場されている銘柄から、よく取引され
る225銘柄を選んでその平均値を過去との連続性を保ちながら計
算して発表している修正平均株価です。


連続性を保つために、株式分割などが行われると序数の変更といわ
れる修正をしています。

序数というのは、225銘柄の株価を足し算して割る数字のことで、
最初は単純に225で割りましたが、増資などで株数が増えるたび
にこの序数を調整して連続性が取れるようにしています。

日経平均は、「増資のたびに単純平均との倍率が上がる」「225
銘柄で市場全体の動きが正確に反映されるのか」「資本金の小さな
小型株の動きに左右されやすい」などの問題点があります。

ただ、日本の株式の動向を示す最も有名な指標です。




本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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2017年08月02日

「証券投資計算 その12」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の続きです。



◆平均株価と株価指数

平均株価や株価指数は、株式市場全体の値動きを表すもので、株価
指標とも呼ばれます。

新聞やテレビで株が「上がった」「下がった」というときは、ほと
んどが株価指標の動きを指しています。

この平均株価や株式指数がいくつかあるのでそれを学習します。ま
ずは、単純平均からです。


◆単純平均

こちらは、文字通り単純に対象となるすべての株式の価格を合計し
て、その銘柄数で割ったものです。

計算が単純で株価の絶対的な高い安いがわかりやすいという利点が
あり、今でも使われています。

ただ、株式分割などが行われると過去との連続性がなくなるという
欠点をもっています。

一般的には、単純平均といえば、東京証券取引所第1部全部の株式
の単純平均を意味します。


計算式は、次の通りです。



単純平均=東証1部上場全銘柄の終値の合計÷東証1部上場全銘柄数             



本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



ちから試しは、
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2017年07月29日

「証券投資計算 その11」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の続きです。


◆EV/EBITDA倍率

EBITDA(イービットディーエー)は、国々によって違う「金
利・税金・減価償却」の影響を排除して、企業の収益力を国際比較
するために作られた指標です。


EBITDA=税引前利益+支払利息+減価償却費



このEBITDAに対して、EV(企業価値)が何倍に当たるかを
表すのが、EV/EBITDA倍率です。

EVは、次の計算で求めます。


EV=時価総額+有利子負債−現預金−短期有価証券



EV/EBITDA倍率=EV÷EBITDA           



EV/EBITDA倍率が高ければ株価は割高、低ければ株価は割
安と判断されます。







本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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2017年07月26日

「証券投資計算 その10」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の続きです。




◆イールドスプレッド

これは、株式益回りと長期国債などの長期金利との差をいいます。
この差が小さくなればなるほど株式の割安感が強くなります。


計算式は、次の通りです。

イールドスプレッド=長期債利回り−株式益回り


◆VWAP(ブイワップと読みます)

これは日本語では、売買高加重平均価格といいます。1日の取引価
格を単純に平均するのではなく約定価格ごとの出来高を加味して平
均を出しています。

こうすると平均価格で買いたい顧客が注文するときに単純平均で買
うよりも、VWAPで買う方が、一日の平均価格として実態に近い
価格で買うことができます。

証券会社にとっては面倒くさいやり方ですが、顧客にとっては便利
な方法です。


計算式は、次の通りです。


VWAP=日中の売買代金÷売買高             


例えば、その銘柄が、400円で5000株、600円で5000
株約定すると、

売買代金は、
400円×5000株+600円×5000株=500万円

売買高は、5000株+5000株=1万株

つまり、日中の売買代金が500万円で、売買高が1万株なので、


VWAP=500万円÷1万株=500円


となります。



本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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2017年07月22日

「証券投資計算 その9」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の続きです。


◆総資産利益率(ROA)

企業が借金も含めた総資産をどのくらい効率的に活用して利益を生
み出しているかを見ます。



総資本利益率(ROA)=当期純利益÷総資本×100


また、次のように計算することもできます。

総資本利益率(ROA)=売上高利益率×総資本回転率×100

売上高利益率=当期純利益÷売上高×100

総資本回転率=売上高÷総資本×100



◆株式益回り(かぶしきえきまわり)

株式益回りは、1株当たりの純利益を株価で割ったものです。つま
り、先に勉強したPERの逆数(分子と分母を入れ替えたもの)で
す。


計算式は、次の通りです。


株式益回り=1株当たり当期純利益÷株価×100


最後の「×100」は、「%表示」にするためのものです。数字が
高いほど、株価は割安です。





本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



ちから試しは、
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2017年07月19日

「証券投資計算 その8」

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの森本です。


本日のテーマも、「証券投資計算」の続きです。


◆株価キャッシュ・フロー倍率(PCFR)

株価を1株当たりキャッシュ・フローで割ったものです。株価キャ
ッシュ・フロー倍率(PCFR)が高ければ株価は割高、株価キャ
ッシュ・フロー倍率(PCFR)が低ければ株価は割安と判断しま
す。


株価キャッシュ・フロー倍率(PCFR)は、次の計算式で算出し
ます。


キャッシュ・フロー=当期純利益(税引後)+減価償却費


1株当たりキャッシュ・フロー
        =キャッシュ・フロー÷発行済株式総数             


株価キャッシュ・フロー倍率(PCFR)
        =株価÷1株当たりキャッシュ・フロー             


◆自己資本利益率(ROE)

株主が投下した自己資本が、どのくらい効率的に活用されて純利益
を生み出しているかを示す指標です。

自己資本利益率(ROE)が高い企業は株主として、資本を投下す
る価値があるということができます。


自己資本=純資産−(新株予約権+非支配株主持分)


自己資本利益率(ROE)
=当期純利益(年換算)÷自己資本(期首・期末平均)×100






本日は、以上です。


少しずつ、こつこつ覚えていくことが大事です。
少しずつ、頑張りましょう。



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