空を見上げて
トップページ » 2006年09月
2006年09月

みんなの住まいの広場

家を建てるためにいろいろ勉強中の人も既に家を建てた人もみんなで家づくりや家、家族などについていろんな話ができたらいいなぁと思って、こんな掲示板を作ってみました。

「みんなの住まいの広場」




とは言っても、そんなに肩肘はらずに気楽な話題で盛り上がりたいですね。


ちなみに、最初の書き込みをしてみました。↓



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ブドウジャムを作ってみました!

って、初投稿がいきなり家の話題ではありませんが(^^;

でも、そんな広場としてみんなに利用してもらえたら
うれしいです(^^)

で、先日巨峰をたくさんいただきまして、さすがに
食べきれないなぁって感じだったのでジャムを作る
ことに決定☆

結構簡単でしたよー♪


続く.....

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




こんな感じですので、みなさんもお立ち寄りの際は気軽に書き込んでってくださいね!

みなさんのこだわりなんかも教えてもらえるととってもうれしい管理人です(^^)



よろしくおねがいします☆

morinokentikukamorinokentikuka  at 14:57コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ! 

「200年住める家」構想

9月4日の読売新聞夕刊の記事によると、政府・与党は、建て替えをせずに長期間住み続けることが出来る「長寿命住宅」の普及策に乗り出すとのことです。

将来的な展望としては、現在は30年前後とされる日本の住宅の“平均寿命”を10年後に40年、50年後には最長200年まで延ばすことを目指し、住宅の構造を変え、維持管理の仕組みを整備するということです。もちろんこれには、税制などの優遇措置も盛り込まれるようです。

以前もリバースモーゲージについて取り上げましたが、今回のこともそれに繋がる長期的な展望ではないかと思います。

表面的には、少子高齢化対策の一環として住宅の建て替え負担を減らし、今後の社会保障の負担増に備えると言っておりますが、わかりやすく言ってしまえば今のままの消費文化では、近い将来家計がパンクするために、今のうちから法整備を進めようということなんです。

リバースモーゲージの記事でも書きましたが、現在、段階の世代と言われる方たちは、高度成長の時代を経験されてきました。バブル期も含めて、消費するよりも投資や貯蓄をするほとんどだったのではないかと思われます。しかし、現在30代よりも若い世代の方たちは、バブル崩壊を向かえ貯蓄することよりも消費することが得な消費文化の中を過ごしてきましたから、統計的に見ても貯蓄額が減少してきているようです。

そういった中で、今後、同様な消費文化が続いたとすると新規の住宅取得などのための資金の捻出が非常に難しくなり、あるいは捻出できたとしても家計は非常に苦しいものになってしまい、つまりは、日本経済にも大きな影響を及ぼすということなんです。


これに対して、リバースモーゲージでは、住宅が寿命を迎えた高齢者(貯蓄の少ない世代)が資金的に圧迫されることなく新規住宅を取得できる法制度として注目され、日本の現状に合わせ整備されつつあるわけですが、今回の「200年住める家」はこれから新しく家を取得される方が、今後、建て替えや改築などで大きな費用負担が必要となり家計的に圧迫されないようにするためのものです。

それだけ、政府は今後の経済や世代による貯蓄額の減少について危機感を持っているということなんでしょうね。


ただ、難しいところは、200年住める家をどのように実現するかということです。

確かに、耐震技術など日々進歩しており法令上のオーダーラインを高くすれば、それだけのクオリティーの住宅が実現できるでしょうが、実際に200年持つという歴史的な証明がないのが現状です。

もちろん、検査方法も高度になっており、ある条件を人工的に作り出して実験するということも行われています。しかし、実際の環境の中でどこまで実験データが通用するかは、やはり未知の部分がまだまだあるわけです。

そう考えると日本の大工さんによって培われてきた技術はすごいなぁと改めて感じてしまうわけですが。


さて、長く持つ家に必要なものとは、頑丈なこと・痛まないこと・流行に左右されずその時その時の生活スタイルに合わせて変化させることが出来ることです。


これらを考えるとブレッシングフレームはまさにうってつけですが、その他の建物であってもこれらのことを頭に置いて建築を考えて行きたいものです。


日本の文化って素晴らしいものですよ。今、日本の住宅文化について見直す時期に来ているのですね。欧米諸国に負けないような長寿命住宅は、温故知新の考えを大切にした建物かもしれませんね。


morinokentikukamorinokentikuka  at 16:24コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!