2005年07月

2005年07月28日

「少年の旅」

ab7ebe44.jpg 2泊をした家族がたった今、出発しました。両親と12歳の少年です。彼は学校で写真部にはいったというのです。はにかみながら、小さな声でダンナに報告していました。それからが、大変。ダンナはプロの写真というのはこういう風に撮るんだとカメラを持ち出し、特訓です。最近の学校では、白黒写真を焼く暗室仕事は教えないらしく、いきなり、デジカメの世界にいくことも彼から知りました。どこまで解ってくれたか、彼は「ハーッ、ハーッ」いうだけ、隣にいたお母さんの方が目がキラキラでした。最後は彼がお母さんの写真を撮り、すぐダンナがプリント仕上げ。画面いっぱいにおかあさんがドーンとがんばっていました。少しブレているのは持ち方が悪いという、これまたダンナの指導。少年は写真を大事そうに荷物の中に入れておりました。

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2005年07月25日

「観光」

f22db0d9.jpg ユースホステルを営んで、40年以上たちました。「そこの観光はなにがあるのですか?」「何か観るとこありますか?」と聞かれることが多くなりました。ここは何も無いのです。あるのは、静かな環境と、自然しかなく、たまたま、世界でもっとも北に住んでいるサルと日本カモシカがいるだけなのです。「何も無いのですよ」というと意地悪をいっているように誤解されそうだし、サル、カモシカの話をすると、必ず「見れますか?」と聞かれます。この答えがむずかしいのです。電話の相手の方にどのくらいここで時間の余裕があるのかとお聞きすると、どのくらいあると見えるのか?と質問されます。野生動物と同じ環境に身を置くということはタイミングが必要とされます。そのためには最低の時間が必要ですが、かといって必ず見えるかというとそうでもなく、ユースの玄関前でバッタリということもあるのです。お金のかかっている長距離電話の相手にクドクドと説明するのもお気の毒です。何も無いというのも、我々は貴重な観光だと思っているのですが、これって最高のゼイタクな旅をすすめているのかもしれませんね。

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2005年07月21日

「むらさき色」

4e22003f.jpg つゆの合間にキラキラ輝いているむらさき色のショウブの花をみると、いつも思い出すことがあります。歌い手で淡谷のり子という人がいました。毋のいとこにあたる彼女は、よく故郷である青森にやってきました。会場になる市民会館が昔住んでいた家とすぐ近くだったことから、いつも楽屋で遊ばせてもらっていました。もうすぐ、出番という時、「りょうこちゃん、あのね、大きくなったらむささき色の洋服を品良く着れる大人になるのよ」といったのです。小学生の私には分けが分からなかったのですが、56歳になった今、なんとか分かったような気がします。なぜか、いつも、この時期になると思い出すのです。その言葉を。

  隣の青年は高等学校の野球部3年です。数年前にクリーニング店を営む父親を亡くしてから、毋、子の二人でがんばっています。この頃の若者にはめずらしい、ハキハキした返事のする好青年です。小学生の頃、我が家のマスコットであるチャボを棒で追っかけまわし、よく私にしかられました。芝生で遊んでいるチャボにソーッと近付き、パーッと移動するそのすばしっこさといったら、まさにその頃から盗塁王です。彼もお友達のこと、将来のこと、いろいろこれから悩むことが多くなるでしょう。でも、大丈夫。いつか、再びクリーニング店がオープン出来る日を楽しみにしております。


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2005年07月17日

「音楽とコーヒー」

db05e9fc.jpg 今、心地よいジャズを聞きながら書いています。前にどなたかが、パンを焼いている時、好みの音楽を聞いている時は、心に余裕がある時だと言ったことがあります。それならばと、気掛かりなことが頭から離れない時、意識して音楽を聞いてみました。結果、good.。お試しを。

 われわれ夫婦は大のコーヒー好き。それも、深煎りという条件付き。ここに引っ越して19年、今でこそ、通販で手に入ることが簡単になっていますが、当時は大変でした。へき地に住むことの不便さはこんなことなんだと思い知らされました。起きてすぐの一杯のコーヒー。そして窓から見える緑の山々。幸せです。

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2005年07月14日

「南極の氷」

960a9e83.jpg ステキな女性を紹介します。朝日新聞の記者として1年半も南極にいって帰ってきたばかりの方でそれもとびっきりの美人。なによりも素晴らしいことは自分にはすこぶる謙虚なのに、こと仕事となると目がキラリではなくギラリ。独身の彼女は、もったいないほど時間を仕事に使ってしまい、これでは生活に色ケがないだろうと心配し、声をかけても本人はケロリ。小学生を前に南極の氷を説明する彼女はとても輝いていました。名前は中山由美、どこかで会ったら声をかけ、励ましてください。

 確かに、つゆの季節に入っているのですから覚悟はしていました。でも、寒い。これでも7月半ばかしら?部屋はカビ臭いし、洗濯物は乾かない。どこもそうなんだとあきらめていてもつらい。フリースを着て、靴下をはき、なんと、夜はストーブ。旅で北においでの方、長そでは必ず持参してください。トホホホ。

 ダイエットをしようと決心すること10回以上。今日もテレビで成功者を横目でみながら、これから大恋愛するわけではないからと独り言。目の前にはいつも、クッキーと南部せんべい。そんな毎日にホステラーさんから送られてきた写真をみてガックリ。少しでも細くみせようと斜めにポーズをとりがんばったのに成果なし。そんな私にダンナが東京みやげだといってこれまたクッキー。決めました。愛するダンナが現状維持を支持してくれているかぎり素直にいこうと。

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