先日、町の公民館で某大学医学部の循環器検診があったので、日頃馴染みの薄い循環器を詳しく検査してもらうにはいいチャンスだと思い受検した。

一般的な検査の他に、血圧脈波、心臓エコー、頚動脈エコーなどの検査項目があり、いつもの検査より詳しく循環器を覗いてもらうわけである。
血管の壁が少し錆び付いていると、その場で医師から説明を受け、正直ややショックだった。
自分の身体の悪いところはちゃんと知っておきたいと思うくせに、一方で、良くないところが見付かるとそこまでは知りたくなかったと思う気持になる。
人間とはまことに勝手なものである。

一連の検査の中に、何故か「認知機能の検査」もあった。
考えてみると、脳の肝心なところにうまく血液が流れていないとしたら、それもありかなと思った。

順番が来て部屋に入り、担当する女性の前に掛けると、
よくテレビで観るシーンのように、
「今日は何月何日の何曜日ですか?」
「はいっ、7月30日木曜日でーす」
などと、他愛もない質問に他愛もない回答を幾つか繰り返した。

そして最後に白い紙を渡されて、
「これに何でもいいですから、文章を書いて下さい」
「えっ 何でもいいんですか?」
「ええ、何でも結構ですよ」
「そうですか、何でもいいんですね」

そして、仙人が書き上げた紙を差し出すと、
彼女は一瞬真剣な表情をしたが、直ぐに “ニコッ”

まったく、正常ですっ 」

何て書いたのって? クックックッ そりゃあ内緒くさぁ

認知症







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