伝統、建築、日本の暮らし

毎日の仕事や生活を通して思ったこと、感じたこと、気付きなどを綴っています。ご意見、雑談などお気軽にコメントしてください。

敦賀市

古民家鑑定に

今日は敦賀市木崎で古民家鑑定に伺っていま

す。


家の耐震が心配、ということでの依頼ですが

数年前のリフォームで大きな梁を取り外したため

か、建物の揺れが大きくなっているように感

じます。


古民家は木材(構造材)の大きさや木組みの仕

方で揺れを吸収し、地震に耐える構造となっ

ています。


梁を取って、部屋を広げるなどムリにリフォームす

ると建物が弱くなりますので、充分な計画で

臨む必要があります。

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ジャパトラ配布に

今日、予定していた倉庫の解体工事。

天候が悪くなるようなので1日延期になりま

した。

ということで急遽、古民家情報誌『ジャパト

ラ』を配布することになり小浜市〜敦賀市ま

で私の持ち分は約150冊。

うーん。やりきった感があります。

この情報誌を毎月お配りして3年が過ぎまし

た!

近頃は色んな所へ、多くの人に顔を覚えても

らうようになり、ありがたいことです。

明日は小浜市〜高浜町へ伺います!

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猛暑

連日のきつい暑さ!

昨日は北海道で39,5度の記録が生まれたそうです。

それにしても暑い、フェーン現象なんでしょうか?

5月にしてこの調子。

これから先が思いやられる…

今日は暑さだけの報告です。
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贅沢な宅地

ここは敦賀市の住宅分譲地。

市内が一望、町に海まで最高の見晴らし!

写真では見えにくいですが北陸新幹線の工事

も進んでいるようです。

素晴らしい場所!

同じ建てるなら、こんな景色を見ながら生活

ができるといいのに!

高台で少し不便でも、窓を開けるとお隣の家

という分譲地よりは、よっぽどいいと思うの

ですが…

夏の花火も楽しめそうです。

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敦賀市で

昨日、古民家に住まわれている敦賀市の方より『伝統耐震診断』の依頼を頂きました。

話によると数年前にリフォームをしたお宅だそうです。

しかし、その時の業者さんは耐震の事には全く触れずに工事をされたそうで近頃、地震の時にどうなるんだろう、大丈夫だろうかと気になるとのことです。

おおい町、高浜町に続いて敦賀市と3ヵ所からの診断要請ですが、来週には小浜のお家が診断をするかどうか決められます。

日本の住文化である古民家、地域の宝として再生・利活用を推進するために活動してから約3年が経ちました!

ここに来て少しずつですが陽の目を浴びて来たように思います。

「石の上にも3年」といいますが…

これからもコツコツ、地味に頑張りたいと思います。
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若狭で暮らす1

若狭に住む。

若狭で暮らすってなんだろう!

気候でいうと冬に雪が多い、それに寒い!

梅雨に雨が多くて湿気がある!

夏には湿度が高くてムシ暑い!

等といいことないと思うが…


実は、そうじゃない!


里山では、

雪が多いと水が豊かになる!

梅雨に雨が多いと川が育つ!

美味しい米が獲れる!

飲み水が旨い!

鮎やアマゴなど川魚がたくさんいる!

清流で遊べる!

山のミネラルが豊かな海をつくる!


人の暮らし生活の元は、水の質!

そう考えると、悪いことばかりじゃない!

私たちの住む、若狭の気候は素晴らしい!

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元治、元年

元治元年、建築。

元治という年号を調べると江戸時代末期の1864年ごろ、今から155年前に建てられた家
ということになる。

棟札には大工棟梁が吉田さん。
残業ながら下の名前が読めない!
住所は敦賀町、今の敦賀市か?

土壁もしっかりと竹小舞にくいついて、まだまだ使える代物。
この年数になると、コチラも敬服する建物です。

ちなみにこの棟札は家を新築した時に屋根裏、構造材の1番上の所に取り付けます。

家を解体した時等に見かけますから捨てずに保管下さい。
家の宝物として😊

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敦賀市で古民家鑑定を。

11月3日に敦賀市赤崎で古民家鑑定をする予定。

このお家の所有者は他県に住んでおられるためこのお宅は売却する計画のようです。

日本の家は約30年で価値がなくなる。
昭和の高度成長期に スクラップアンドビルドという、壊しては建てるということを繰り返してきたため、家や物の価値観がおかしくなったのではないだろうか。

欧米やヨーロッパのように年数が経てばたつほど、そして住む人が入れ替わり、その都度手を加えていくほど価値が上がるという日本とは真逆の考え。

日本では新築時が一番よく、年数と共に価値がなくなり、古いものはゼロ、そして捨てられる。
文化財でない限り、価値を見出されない。

しかし、一般の家でもこの古民家鑑定をすることによって、建物が辿ってきた時間や歴史をベースに価値が思い起こされる。
築年数だけではゼロのものが、古民家鑑定をすることにより高い価値と現状を把握し、次のステップへの指針とされる。

次の赤崎のお宅は写真で見たところ、中二階建ての本宅と土造の蔵。
それに目を引くのはきれいに積まれた石垣。
3日の古民家鑑定が楽しみです。
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探しています貯水池。

探しています。

貯水池のような所、原木の水中乾燥をするために、水につけて保管しておくところを。
広い方がいいに越したことはないけど・・・学校のプールぐらいの広さがあればいいか。
深さは1mほどあればいい。
必須条件としては、トラックがそばに着けられること。

現在、原木を木材市場で直接に買っているので購入した木材を皮付きのまま、そのまま貯水池に入れる。
1年間、水中で乾燥させ地上に上げ、天日のままの自然乾燥で約1年、それから製材をして建物の材料として使う計画。 樹種によってはもっと長い期間が掛かると思うが!

水につける=乾燥する は、おかしいと思うでしょうがそれは逆。
水につけることによって、繊維質内の自然水が抜け、100%ぐらいの含水率から30%まで落ちる。

人工的に乾燥した材木より はるかに香りがよくて色艶が鮮明でとてもきれい。
出来上がった家に入ると一目瞭然。これを施主に味わせたい。

大工としての技術と同じように使う素材にもこだわらないと本物は造れない。
考えてみると人気のある寿司屋さん、有名な和菓子屋さんなどどんな業種であっても、本物を追い求めている人たちは素材に大きなこだわりを持っている。

他業種でもそういった考えを持つ職人さんは素材・材料に厳しい。
でも、大工職人は近頃、あまり材料を厳選しなくなったように思う。
効率、作業性などに目を奪われず、人が驚き・感動するものを造りたいと思う!

何でも挑戦!  絶対に形にしてやろう!


杓子ホゾ

増築工事の現場より

 LDKの拡張ということで増築工事 真っ最中のH様宅。
 今日は既存の屋根を一部解体し、これから桁や梁を繋ぎ建物を増築し家を大きくする作業に。

 写真には 軒桁と破風板が 軒桁の先には杓子ホゾ。
破風板を桁に取り付けるのを釘ではなく、木のホゾを出して止めるという仕口 「杓子ホゾ」。
ホゾで取り付けると釘が見えないから見た目が美しい、釘穴から雨水が入らないのでシミにならない、腐らない!

ちょっとしたことだけど、難しい作業で手間がかかるから 今はする職人が少なくなった。
構造材の墨付けや手刻み加工ができる大工でないと無理な仕事、近頃の若い大工ではできる人はいないかも。

こうして先人の大工職人の残した手仕事を見ると嬉しく思う。
近頃は作業を簡単にし早く工事を終わらせるなど自分たちの都合を考える人が多いように思う。
でも先人たちは、どうしたら携わった家が長く使ってもらえるか、不具合がなく安心して使ってもらえるか等、真剣に考え仕事に取り組んできたのだろう。

リフォーム・増改築は新築以上に勉強になる機会が多い。  自分の考えを整理するいい現場となっています。

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