早いもので、今年最後の開催週が来てしまいました。
昨年は、新種牡馬のデイープインパクトとかハーツクライ等の子供が大活躍でしたが、今年を振り返ってみますと、ダイワメジャーを筆頭に新種牡馬の大活躍には驚くばかりで、つい最近まで馬券購入していた馬が種牡馬になってきており、驚くのはそれら新種牡馬の子供が初年度から大活躍していることで、古い血統理論などは全く通用しなくなってきた感じです。
又、休養明馬や芝ダ変更出走馬が馬券に絡んでくることが多いのも近年の傾向で、休養明馬や芝ダ変更出走馬を的確に判断して馬券対象にしないと馬券的中が難しい時代になってきている感じです。
今年は、私独自の発想で、競馬環境の変化ということで、調教技術の進歩と新種牡馬の活躍というテーマに私は注目して、新馬・未勝利戦も含めて、調教技術の進歩と新種牡馬の活躍を反映した調教師と種牡馬の各種分析のテスト運用を継続しており、「調教技術の進化」・「新種牡馬の大活躍」という観点から、
1) 休養明馬を休養明初戦に活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
2) 長期休養明馬を長期休養明初戦に活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
3) 芝からダートへの変更出走馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
4) ダートから芝への変更出走馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
5) 距離延長馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
6) 距離短縮馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
7) ブリンカー装着馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
8) 2・3・4歳の若馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
9) 降級馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
10)7歳以上の高齢馬を活躍させる調教技術あるいは活躍種牡馬
等約10種要因に関して調教師と種牡馬別に過去2年位の上位入着率をテスト的に分析して馬券検討に反映するように私はしたりしていますが、過去の上位入着率の高い調教師と種牡馬に該当する出走馬は上位に来る確立が高く、特に最高ランクAA馬の場合は、かなりの頻度で上位に来ることが多く、私の場合は、Adinhunter2の予想印が無印でも最高ランクAA馬は馬券対象にすることが多くなってきています。
来年はさらに、競馬環境の変化ということで、調教技術の進歩と新種牡馬の活躍に注目した各種研究を今年以上に進化させたプログラムに磨きを掛けていく予定でおります。
話は変わりますが、今年のニュースで私が一番驚いたのが、GDPが中国に抜かれたというニュースでして、なんと日本が今年中国に抜かれるまでは40年間も2位を維持していたということで、1968年に西ドイツ(当時)を追い抜いて手にした「世界2位の経済大国」を40年以上維持していたことにあらためて過去の日本の凄さを思い出したニュースでした。
実は私、25年ほど前ですが、長期出張(長いときで半年で短い時で2ケ月)で延べ2年間位西ドイツのハンブルグに住んでいたときがありまして、当時は非常に多忙で6ケ月位の間中、土日も休みなしで毎日夜中の2時3時まで仕事をしていましたが、帰りの車から外を見ると多くのビルの一角は照明が明々とついていましたが、その照明がついていたビルは全て日本企業でした。休日の夜中も同様に日本企業のビルだけが照明がついていたことを思い出します。
日本が40年間もGDP2位を維持してきた背景には、このように夜中まで、もくもく働いて頑張っていた日本人がいたからだと思ったりしております。
今後の日本は、3位から更に4位5位と下がり2桁順位に落ちていくと想像している私です。
ところで私事でですが、沖縄返還前の日本の最南端の与論島に40年ぶりくらいに行っていましたが、先々週の与論島では太陽を浴びながら日光浴をしようと思っていたところ、殆ど太陽を見ることができない散々な与論島で、帰国時の空港のTVニュースでは「長雨・日照不足」警報が出ていて、日ごろの私の行いの悪さを再認識した次第です。
めげずに、年明けには、海外の島に行こうと安い格安チケットをインターネットでさがしていましたとこころ、タイのプーケットが安い往復チケットで4−6万円位でしたので、過去に何十回も訪問してタイ語も少々話せますので、プーケットに3−4週間行こうと思い、燃料サーチャージ等の料金を確認したところ2万円位になっており、あらためて燃料代金の高騰に驚いている次第です。
今週は今年最後のG1有馬記念でした。
有馬記念の「馬場脚質不利克服馬」の出走は3頭で、内2頭のヒルノダムールとアーネストリーは最強馬場脚質不利克服馬で、ヴィクトワールピザの1頭が馬場脚質不利克服で、複勝軸馬候補は4頭で、ブエナビスタとヒルノダムールとアーネストリーとトーセンジョーダンでした。
ヒルノダムールとアーネストリーの2頭は、複勝軸馬候補で且つ最強馬場脚質不利克服馬ですので、この2頭軸にしたいのですが、人気にはなっていますがやはりブエナビスタと3冠馬の3歳馬のオルフェーブルも強い馬と思っていますので、今年の有馬記念は上記5頭のなかから軸馬2頭を選ぶ予定でいたのですが、休養明け馬のルーラーシップが休養明適性と調教師種牡馬適性共に良いので、高配当を狙うならルーラーシップも軸馬候補として考えている次第で、
オルフェーブルとルーラーシップの近親馬にはG1馬がいますので、血統的にも魅力があり、配当面を考えるとルーラーシップに私はかなり興味を持ち始めている次第で、高配当を狙うならヒルノダムールとルーラーシップの2頭軸の3連複馬券を考えたりしていますが、ブエナビスタが今回が引退レースとのことですので、ヒルノダムールとルーラーシップとブエナビスタの3等軸馬券を検討している次第です。
来年の最初のレースは例年恒例の金杯です。
来年1月5も金杯の発走前に、ブログ公開予定でおります。