コロナウイルスの影響で、お家に居ようキャンペーン中
こんな時は、普段なかなかできない事をじっくりと。
雅印は書を引き立てる無くてはならない大切なものです。
プロに頼むととても高額で…
なので、私は自分の生徒には私が彫り使ってもらいます。
これは、まだ何もしていない石
一番大変なのは、石を平らに磨ること。
耐水ペーパーの300番代から1200番代までを使い、徐々に滑らかにしていきます
次は原稿を作る。
書体は篆書体(てんしょたい)それを刻すので篆刻(てんこく)です。
実印などは皆この書体が使われていますね。
篆書体は一番古い字なので、一文字に沢山の形があります。その中の、どの字を使うか
どの字を組み合わせるか、そこが一番面白いところ。
この原稿の上に薄紙を置き、反転させます。
そして石の上に反転させた字が出ました。
ここまでにとても時間がかかりました。
さあ、ここから彫ります。彫るのは、私は早いですよ。
こんな感じにできました。この二組の雅印はお二人が雅号を取ったので彫りました。
作品に押印するのが楽しみです。
コメント