森下くるみの間

森下くるみの日常雑記。

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 舞台に出ることになりました。「二人の死刑執行人」「ファンドとリス」(わたしはこちらの演目に出演)、F・アラバール二本立てです。日時は11月26日〜30日、場所は日暮里d‐倉庫にて。
 FBページTwitterアカウントがすでに始動しています。アラバールって誰、何それ美味いの?みたいな方のために、Twitterでは「アラバールってこんな人」ツイートがされています。時間のあるときにつらつらと眺めてやってくださればと。

 にしても、ちょうど1年前に劇団鹿殺しさんのところで「山犬」というお芝居に出て、稽古も本番も想像以上に過酷だったことから、「舞台はこれが最初で最後、芝居とか女優とかわしにはもう無理じゃ」 ってなっていたのに、人ってわからないものですね。しかも、今回のリスという役も足の不自由な女の子で、前回に引き続きまた足の悪い子なんです。 業なのか。
 膨大な台詞にも震えております。台詞をつっかえるならまだしも、言い間違えたりした日にゃ寒々とした悪夢を見ることでしょう。こわー

 オファーを引き受けたのは、アレハンドロ・ホドロフスキー監督長編第一作「ファンド・アンド・リス」 が大好きだったからです。20代半ばくらいのときにこの映画を観たときはまだアラバールの名前を知らなかったんだけれど、何年も経ってからこうして作品の登場人物になるなんて、本当に人生ってわからない。
 
                       
 Mr.Bungle。懐かしや。 

 
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 告知はまだちょっとあるんですが、今日はひとやすみ。
 
 そいえば、短い期間だったけれど今年の夏に海外に行ったんですね。 フライトの時間にちょいちょい読み進めようと思って持って行ったのがレイ・ブラッドベリ著『10月はたそがれの国』。いやー、もう何も言いたくないな。あまりに素晴らしくて。調べてみると、挿絵だけでなく表表紙もジョー・マグナイニの絵なのはけっこう珍しいらしい※画像参照。
  
 僕モテメルマガが9月頭にスティーヴン・スピルバーグ特集をするので、大好きな『A.I.』を観直したんですが、こちらも絶品。もとはスタンリー・キューブリックが企画した作品で、いわれてみりゃ物語の運びは淡々としているし、派手なアクションを極力排し、静かに言い含めるような演出に徹しているけれど、キューブリックとスピルバーグの良いところを足して2で割るみたいな、最も理想的、いや、奇跡のような作品だなと思いました(いつかのお正月、祖母の家で『2001年宇宙の旅』を観ながら寝落ちしまくったことを踏まえて)。子役・ハーレイくんの演技も神がかってる。子供ロボットと行動を共にするクマ型高性能おもちゃの声が渋いおっさんの声というのも個人的には究極のツボ。
 原作の『スーパートイズ』(ブライアン・オールディズ著)も読んでみたいなー。もちろん映画と小説は別物、それぞれに愛おしさと楽しみがあると考えてます。

              s-東京荒野第二号表紙見本

 季刊誌「東京荒野」に寄稿しています。早ければ1分半くらいで読んでしまえる、超絶短いエッセイです。しかし情けなくも冒頭の書き出しで躓いてけっこう何度も書き直したんですよ。ちゃんと書こうと思うと、もうだめなんでしょうね。ちゃんと喋ろうとか、ちゃんと歩こうとか、ちゃんと見せようとか、正しさをまずそこに置こうとすると動けなくなるのに。でも、同じような理由で書きあぐねている人、けっこういるんじゃないかと思う。
 ただ、短い文章に、いまこれを書きたいというものをいくつか詰めたので、今回書かせて頂いて良かったです。しばらくこの辺のテーマを彷徨うことになりそう。

 で、どこで取り扱っているのかというと、こちら→ http://tokyokouya2015.web.fc2.com/shop.html 
 
 いつかわたしも自分の手で本を作るつもりです。300部限定とかで。
 フランスの本屋で売っていそうなシュールでシンプルな装丁にして、本の形はA5変形サイズ。ナンバリングがされていて、150番の本には布製手作りしおりがついています。ブックカバーは三種類くらい用意しよう。海外の本みたいにペーパーバックつーのもいいですね。背表紙は手描きのタイトルを……(すべて妄想)お金かかるー

                             
  「最近、なに聴いてる?」と聞かれたときに答えるのがThe Pop Groupの「Citizen Zombie」です。公式サイトでも視聴できるのでぜひ。2011年のサマソニが懐かしい。


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  http://www.uplink.co.jp/event/2015/39698


 しばらく告知が続きますが、よろしくお付き合いくださいませー。
 
 えと、来月27日(日)16:20〜渋谷アップリンクにて、北村早樹子さんとミニライブありトークイベントを行うことになりました。ゲストは早川義夫さんです。

 詳細→【くるみと早樹子が義夫に聞く、愛と言葉のお話】トーク+ミニライブ
 open/16:00  start/16:20 
 前売り 2000円、当日2500円(共にドリンク代別)

  早川義夫さんの新刊『心が見えてくるまで』は、いよいよ9月上旬に発売。
 『たましいの場所』『生きがいは愛しあうことだけ 』(現在、弟に貸出し中)を愛読しているので、今回はとても有難い機会です。
 そいえば、3月に京都のイベントでも言っていた、北村さんとのコラボ企画(わたしが歌詞、北村さんが作曲というやつ)が実現しまして、なんだかんだと進行中です。 自信があるとかないとかもうどうでもよくなってしまったので、これからも図々しくなにか書きつけていきたいなと、無理にでもあれこれ言語化していこかなと、そう思っています。自分のために。

           

 浅川マキ「暗い日曜日」 

 http://seishungunjyou.com/

 『青春群青色の夏』(田中佑和監督)にコメントを寄せました。
 HPにアクセスし、コメントのところをポチッとして、下方までスクロールしてみましょう。
 
 田中監督は1度しかお会いしていないけれど、一見して貫禄のある方で、香港アクション映画などによく出てくる、麻薬組織と癒着している悪い刑事みたいな、ハードボイルドな雰囲気があったんですね。しかし映画を観てみると、夢かと思うほど色鮮やかな画面の中で、若々しい男女がものっすごい勢いで恋したり、七夕やら花火やら全力で夏を駆け抜けたりしいて、こりゃすごいギャップだなと(笑)
 
 新宿テアトルで9月5日(土)〜11(金)までの間、1週間限定で連日21時〜上映します。期間中、トークイベントなどもあるかもしれません……。詳細はまた後ほど。

 追記。
 というわけで、9月11日(金)上映終了後のトークショーに参加します。他の日のゲストは園子温監督や
豪華メンバーが振り分けられているので、各自お好きな日にお越しくださいね。
 「姉と弟問題」「居酒屋の小道具あれこれ」「かくして青春とは下衆なものである」といったあたりを突っ込んでこーと思っています。

               
 

 Jack Whiteのアルバム「Lazaretto」。去年、国際線の飛行機のオーディオで聴いて一発で惚れてしまった1枚。

 Wikipediaにも記述がありますが、明日8月24日は大好きなアニメーション監督、今敏さんの命日なんですよ。なので、またこのサイト(http://konstone.s-kon.net/modules/notebook/archives/565)を読み返して、自分がどんなものを好きになって、どんなものを大事にしてきていまここにあるのかを確かめています。何年か前の記事にも載せているんだけれど、改めて。

 『千年女優』を、今はなき吉祥寺バウスシアターの爆音上映で観たのを懐かしく思い出します。ただでさえ音がデカくて迫力があるのに、エンドロールの「ロタティオン」が流れると、身体中が痺れるほどずっしずしと低音が響いて、その潔すぎる男前の音響にも感動、感激したし、閉館前の貴重な機会であることも含め、この日に観ることができてよかったです。左隣には入場時に偶然鉢合わせた友人のやえぽん(女優さん)がいて、彼女に至っては映画のすべてに打ち震え、まさかのマジ泣き……。ていうか、元気かなぁ、清瀬やえぽん。

 「ロタティオン」の他は「夢の島思念公園」「スケルトン・コースト公園」が好きで、何百回聴いたかことか。
 今もそうだし、これから何十年経とうと、常に「新しい」、そういう曲だなとつくづく思う。

                    

 http://www.nihon-eiga.com/program/detail/nh10006119.html

 日本映画専門チャンネルで放送中の「森繁対談(全25回)」を録画してあるので、昼ごはんを食べるときに観ています。タイトル通り、森繁久彌さんがどなたかとフリートークをする番組、a.k.a.『徹子の部屋』です。

 第一回のお客さんに高倉健さん、二回目に黒柳徹子さん、他には遠藤周作先生、小松左京先生、高峰秀子夫妻と、2015年に観ても「えっ」と思うような大物ゲストが続きます。

 わたしはまだ25回のうちの半分も観ていませんが、必見と思われるのは、何といっても第四回ゲストの勝新太郎さん。トーク後半、森繁さんは明らかに、「おまえ、その芝居のスタイル、アプローチの仕方でこの先も続けるの?それってちょっと難しいんじゃないかなぁ……」というニュアンスのことを勝さんに言っているんですよ。勝さんは冷や汗かきながら返答するんですが……。

 それと、第六回ゲスト、團伊玖磨さんの実に見事な会話の波に上手く乗っかって気持ちよさそうな森繁さんの顔(笑)もいい。あとは、夫婦で出演した中村メイコさんたちの間に流れる微妙すぎる空気に、摩訶不思議なリアクションをする森繁さんの仙人と浮浪者紙一重な存在感、などなど、けっこー貴重です。まじで謎めいた人だなーと改めて思います。

 
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 のんびり過ごすでもなく、朝からばたばたと動いています。
 
 遠くから蝉の鳴き声。

 ところで、毎年この時期に「あ、」と思い出し、ぽつぽつと観始めるのがNHK戦争証言アーカイブスに収められた、膨大な資料の数々。初めてこのサイトを知ったのは数年前なんだけれど、未だに読み切れていないです。
 歴史上にはたくさんの事実が残されていて、識ることは大事だと思う。その上で、やはり、こう思う。戦争はもう二度と起こさない、起こさせないという意志を持ちつづけたい――
 
  http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/?from=tp_ac13 

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 お盆です。帰省せずに東京でお仕事しているので、せめて近くの神社から爺さまたちに手を合わせようと思います。
 夏。
 まだまだ暑い。 

 それにしても、更新が空きまくっているにもかかわらず、見て下さる方がいるのにちょっと驚いた。
 いやー、申し訳ないっす。

 なんと、もう7月中旬!
 本日は台風通過の日、雨天曇天。
 
 ともあれ、久々の更新になってしまったので、最近お気に入りのサイトなど貼り付けつつ、様子を見てみよう……。世界のブックデザイン2013-2014で知ったアーティストです。
 http://www.marcelvaneeden.nl/ 

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  届いた!
 改めまして、 「観ずに死ねるか!傑作絶望シネマ88」は6月20日から書店で購入できるようです(Amazonではもう売っていて、不穏な表紙ながらも「映画論・映像論」のカテゴリで1位、「映画」では現在5位になっています)。
 がつんとパンチのある作品を観たい方や、周りの人と全然映画の趣味が合わないんだよ〜とお嘆きの方に特におすすめです。

 8月の出版記念特集上映が本気で楽しみ。一番観たいのはもちろん「炎628」だけれど、「髪結いの亭主」は奥さんの気持ちがわかる今だからこそ観たいし、20代の頃に劇場で観た「アレックス」(男の頭部を消化器で滅多打ちにするシーンがあって、もういいんじゃないの?ってくらい徹底して殴り続けるので、正直引いた)の衝撃が今の歳だとどう感じるのかも気になっているし、「セブンス・コンチネント」「レクイエム・フォー・ドリーム」は必ず観たい!そう願ってやまないし……
 とりあえず、ラインナップの発表を震えながら待ちます。 

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 用事があって北区某所へ。駅前の立喰そば屋の素通りできない渋い佇まいに心惹かれふらり入店。店員のおじいさん×2と中年女性が世間話をしていて、その他愛のない空気が妙に心地よい。注文した天ぷら蕎麦は素朴な美味しさで、人を安心させるご飯っていいよなあ、なんてしみじみしてしまった。北区、いいところだ。

 ここ最近は観劇する機会が多く、続け様に4つの劇場へ。

 ブス会*「女のみち2012再演」  
 劇団鹿殺し「彼女の起源」
 勝田演劇事務所「かもめ」 
 ロロ「ハンサムな大悟」 

 
 嬉しいのは、全て面白かったこと。いいのかなあ、こんなに楽しませてもらって……。
 次は悪い芝居を観に行きたいです。
 
 

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 どうやら雨天が続くようす。
 バジル&ローズマリー、内臓が見えるプラスティック製のカエル。バルコニーにて。

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