中小企業を元気にするブログ

名南経営コンサルティング 森崇幸 公式ブログ

「第4次産業革命」と記載されたコラムを目にする機会がありました。
まだまだ先のことかと思っていましたが、大きな変化はもうすぐそこまで
来ているようです。

第4次産業革命とは、デジタル技術を中心として人・物・情報・バイオなどが
インターネットと繋がったIoT(Internet of Things)によりもたらされるものであり、
世界の産業構造が大きく変わる転換点だとされています。

歴史の教科書で習った「第1次産業革命(機械化)」と「第2次産業革命(大量生産)」。
そして、実際に経験してきた「第3次産業革命(IT技術)」とは比べものにならない
ほどの変化を、これから私たちは体験していくようです。


世界経済フォーラムの報告書「ディープシフト」(2015年9月)では、第4次産業革命
によって2025年までに起きる変化を以下のように予想しています。

  ①10%の人がインターネットに接続されて服を着る(実現可能性:91%)
 
  ②情報を大量に保存できるストレージを無料・無制限に利用できる(実現可能性:91%)

  ③米国でロボットの薬剤師が登場する(実現可能性:87%)
 
  ④メガネの10%はインターネットに接続され、読書や映画鑑賞、外国語翻訳ができる(実現可能性:86%)
 
  ⑤3Dプリンターで作った自動車が登場する(実現可能性:84%)
 
  ⑥体内埋め込み型の携帯電話が製品化される(実現可能性:82%)
 
  ⑦世界の90%の人がスマートフォンを使う(実現可能性:81%)
 
  ⑧車の10%が自動運転車になる(実現可能性:78%)
 
  ⑨3Dプリンターで作った肝臓の移植手術が行われる(実現可能性:75%)
 
  ⑩企業活動の30%は人工知能やロボットが行う(実現可能性:75%)


イメージのつくもの・つかないもの、本当に様々です。
私の仕事の範囲でいうならば、最大の関心事は⑩でしょうか。

しかし思い返せば、私が業務改善の中でも主としている”経理業務”において、
すでに自動化の流れは来ています。

実際に導入支援をさせていただいているMFクラウドなどのクラウド型会計ソフトでは、
預金やクレジットカードなどの会計に必要な情報を自動収拾し、かつ仕訳を
過去の履歴を学んで、自動登録していきます。

最初にこれを見たときは、衝撃的だったことを覚えています。

改めて第4次産業革命で起こることを見ていくと、私たちはこれらを上手に
活用すると同時に、使いこなす人間にならなければ、本当に世の中から必要と
されなくなってしまうかもしれません(少々言いすぎかもしれませんが)。

10年先の起こりうる未来を見据えつつ、自己を高めていかねばならないと
ちょっとした危機感を覚えるコラムでした。

141126DJIPhantom毎年この時期になりますと、公益財団法人 日本生産性本部より「今年の新人は○○タイプ」と発表されます。

平成28年(2016年)度は、「ドローン型」だそうです。





その特徴は
  ・強い風(就職活動日程や経済状況などのめまぐるしい変化)にあおられたが、
   なんとか自律飛行を保ち、目標地点に着地(希望の内定を確保)できた者が
   多かった。
  ・さらなる技術革新(スキルアップ)によって、様々な場面での貢献が期待できる。
  ・内外ともに社会の転換期にあるため、世界を広く俯瞰できるようになってほしい。
  ・なお夜間飛行(深夜残業)や目視外飛行は規制されており、ルールを守った運用や
   使用者の技量(ワークライフバランスへの配慮や適性の見極め)も必要。
とのことです(そのまま抜粋しております)。


ちなみに、過去3年のタイプは以下のようになります(こちらも日本生産性本部より抜粋です)。

H27年(2015年)度  「消せるボールペン型」
  ・見かけはありきたりなボールペンだが、その機能は大きく異なっている。
  ・見かけだけで判断して、書き直しができる機能(変化に対応できる柔軟性)を活用
   しなければもったいない。
  ・ただ注意も必要。不用意に熱を入れる(熱血指導する)と、色(個性)が消えてしまったり、
   使い勝手の良さから酷使しすぎると、インクが切れてしまう(離職してしまう)。

H26年(2014年)度  「自動ブレーキ型」
  ・知識豊富で敏感。
  ・就職活動も手堅く進め、そこそこの内定を得ると、壁にぶつかる前に活動を終了。
  ・何事も安全運転の傾向がある。人を傷つけない安心感はあるが、どこか馬力不足
   との声も。
  ・どんな環境でも自在に運転できるようになるには、高感度センサーを活用した開発
   (指導、育成)が必要。

H25年(2013年)度  「ロボット掃除機型」
  ・一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事
   など時間の短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社
   訪問をすることが求められた)。
  ・しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき
   続けたりすることもある。
  ・能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。


その時々の流行語やヒット商品と結びつけ、上手にその特徴を捉えているな、と感じます。

思い返せば、毎年のように「今年の新人は・・・」「今年入った連中は・・・」と(一括りで)言ってしまいますが、そんな子たちばかりではありません。結局のところ、私たち上司や先輩社員が、新人一人ひとりをしっかりと見て、育ててあげないといけないと思います。よく見ると1人1人違いますからね。

今週から弊社では「新入社員研修」が始まります。これから3週間ほど、私も含めた講師陣があちらこちらで今年入社の新人さんたちに研修を行います。ドローン型の彼らが早期に”どろん”する(辞める)ことが無いよう、社会のこと、会社のこと、そしてビジネスマナー等についてしっかりと伝えていきたいと思います。

以前、このブログにて「Teachme Biz」という「クラウド版業務マニュアルツール」をご紹介しました。
 →ブログ:http://livedoor.blogcms.jp/blog/moritakayuki_mc/article/edit?id=47635472

なかなかの反響をいただきまして、このたび、①マニュアル作成のポイント伝授と②「Teachme Biz」
のご紹介と体験ができるセミナーを、6月3日(金)14:00~16:00で企画いたしました。
 →HP:http://www.meinan.net/seminar/18952/

セミナー当日は、「Teachme Biz」のサービスを展開している株式会社スタディストの取締役
庄司啓太郎 様を講師に招き、(本当の)マニュアルの考え方、組織でマニュアルを活用する
ポイントをお話いただく予定です。

加えて当日は、実際にタブレット端末を使って「Teachme Biz」を体験いただく時間もご用意
しております(タブレット端末は弊社にてご用意いたします)。


ご興味のある方は、是非、下記URLをご覧いただき、セミナーにお申し込みください。
http://www.meinan.net/seminar/18952/

このページのトップヘ