2010年03月16日

国際人

私のクライアントで奥さんが韓国人の方がいます。

イギリス滞在中に出会って結婚したそうです。

で、その奥さんが、今4歳の子供をこのまま日本で育てて良いものか悩んでいるそうです。

韓国で、というわけではなく、アメリカかイギリスで、ということだそうです。

つまり、このまま日本で育てたのでは、国際人にはなれないのでは、という心配をしているそうなんです。

まあ、今や世界共通語である英語を喋れるようになる、という点では明らかに不利でしょうね。

彼女の悩みは、英語ももちろんのこと、日本人の没個性的な、集団主義が馴染めないのだとか。

考えてみれば、中学、高校と皆同じ制服を着て、特に公立なんかは未だに詰襟も多いのではないでしょうか。

そして、集団的規律、協調が最も重んじられる、というのが、日本の特徴らしいです。

これは、私が英会話のレッスンで使っている日本の文化について批評した本にも書いてあります。

その本によると、日本人の集団主義は、人口の多い島国で高度に発達させてきた農業のせいであるらしいです。

つまり、田植えから稲刈りまで、台風や日照りといった過酷な気候の下で恙無く稲を生育させるには、長老の号令一下、一糸乱れぬ行動が必要だったわけで、そこでは異端分子は存在を許されなかったのです。

まあ確かに、集団的いじめとか、一方的な講義形式の授業とか、英語を学ぶ以前の、国際化の壁も日本にはあるようです。

先進国(?)の一員として国際社会の中で重要な役割を果たしていくには、英語以前に、如何に国民各人の個性を伸ばしていくか、ということに気を配る必要があるのではないでしょうか。
moritapat at 13:45│Comments(0)TrackBack(0)

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