2010年07月
2010年07月29日
2010年07月22日
渦が森。に!
暑い日が続きますね
引き続き渦ヶ森の日記を続けますね
これ、HIPHOPの韻を踏むってやつです。ってどうでもいいですけど・・・
そう、あれは1ヶ月前、ある雨が降りそうな6月のある日でした
夕方ふと時間ができたので住吉川沿いを走っていると渦が森行きの道を見出したのでそのままガンガン走っていくと、山道のバス停を越えたあたり、住吉台と渦が森の間くらいまで行ったあたりで、日も暮れだして、この先どんな闇が待ち受けているのだろうと、不安になり引き換えしていしまい、自分の体力&足腰の弱さを痛感しながら苦虫をかんで帰ってきたのを覚えています。
その二日後、行った経験のある受付スタッフにそれを打ち明けると・・・
「やめときなさい、あそこには魔物がすんじょる。。」
と、自分の体験をもとにとてつもなく悲壮な思いをしたことを心に秘めながら話してくれました。。
そんなこんなで、ますますボクは渦が森を制覇してみたいという思いに駆られるようになったのです。
そして、7月の連休の暑い、あれは温度計が33度くらいをさしていたんじゃないか、PM1時ごろ、練習は一切していないピノキオの脚のまま家を飛び出したんだ。
健康的な日焼けをしたいという思いから、体にサンオイルを充分に塗りたくり、住吉川を北上して行った。。
もう、そのころにはサンオイルはびっしょりの汗といっしょに路面にひれ伏し、もはやその効果は無に等しくなった。
ぐにゃぐにゃの坂道を登りながら、その辛さの中、前回の帰りの爽快さを思い出していた。
登りはやはりきつく、走っているのか歩いているのか分からないぐらいのスピードで、でも確実に間違いなく前には進んでいる。
意識を登りだけに集中すると、辛くなるだけ。。
去年、ハーフマラソンを目指していた時に読んだ「月刊マラソンランナー」の紙面が頭に浮かんだ。・・・長く走るには頭の半分ぐらいを走っていることに集中し、半分ぐらいは楽しいことを考えているぐらいがちょうどいいと。
そう、もしこの坂道だけに意識を集中するとなると、なんか頭ん中が頑張ってる感でいっぱいになってしまって終了を向かえたくなるので、聞いてる耳のアイポッドシャッフルで気を紛らわすことにした。
バス亭を越えたところで、汗が出すぎていると感じたので自販機でアクエリアスを買って飲んだ。汗をかいた後はやはり最高に美味い。
また走り出した。。
前回の住吉台分岐点に差し掛かった。ここからは未知の世界だと不安と期待のフィフティーフィフティーの中、どんな魔物が棲んでるんだろうとワクワクする気持ちもあった。
登山者も歩いていたけど、それを横目にひたすらRUNした!
到達した!!そして、そこでボクを迎えてくれたのは、最高の景色だった!
いつも憧れの視線をうちの家の台所の窓からおくっている「御影のタワー型マンション」がめちゃくちゃチッポケに見える。その倍くらいは高いところに達することができた、自分の足で!
ここが2ヶ月も前から夢に見ていた舞台かと思うと嬉しかった!
そして、大自然の臭いや滝の音を五感で感じながら下りに入った。
途中すれ違った登山者の女性二人に声をかけられた。
「登山口を知りませんか?」と登山本を見せられながら。。
その地図を見ながら説明してあげたかったが、ボクも初めて到達したポイントだったので何も分からず教えられなかった。
でも、なんだか嬉しかった。。
ボクの渦が森に対する夢は実現した、左膝の痛みというお土産を引っさげて。。
その痛みがあったおかげで次の日の鍼のセミナーでは検体になれたし、渦が森ありがとう!
その日の夕方、うちの台所の小窓からのけしきには、光が射しこむ渦が森があった!
なんだか、天も渦が森に感謝をしているかのように。。