
CSの東映チャンネルの今月の追悼松方弘樹番組は
「仁義なき戦い」以降、実録路線を突っ走る東映さんでは鶴田浩二の出番はないんですが
東映さんでは俊藤プロデューサーの作品も殆どない方なので
俊藤さんの藤コーポレーション製作で"夢よもう一度"な作品を・・・
と言うことでこのあとに「最後の博徒」と松方弘樹で製作はするものの
そんなにヒットはしなかったようですが
俊藤さんが亡くなられ、もう舵は「極妻・・・」にシフトしてっちゃうわけで
松方弘樹と鶴田浩二との世代交代の橋渡し的な立ち居ちの映画と言っても過言ではないと言うことで
結構重厚な配役なんですねぇ、今じゃ主演を含んでもう殆どの人が鬼籍の人
東映の新プリンス、松方弘樹も大映さんでの二代目雷蔵になりきれず
大映の屋台骨も敢えなく折れてしまったら東映にも°って実録で新境地を拓いての
単独主演による本格的な大型仁侠映画の主演はたぶんこれが初めてではないでしょうか?
で実録路線で培ったリアリズムの暴力を廃し、この作品も東映の伝統ヤクザ映画に則った
プロットではお客を呼べないといわゆる「山口組三代目」同様とは言えない
何故ならば実名で映画を作っていずに仮名で実在の人物の生きざまをフィクションとして
ある意味正統なヤクザ映画に仕上げていて
この仮名実録路線は現在のオールインが量産するVシネマに連綿と受け継がれているのですか
オールインの暴対法前のGPミュージアムで松方弘樹は1本70分程度の三部作でリメイクしてますよね
その時の奥さん役は鶴田さやかさん、鶴田浩二の娘さんでしたが
この映画でも小野さやか名義でモロッコの辰のかみさん役で出演されていた
また潰された組の組員って言う役で丹波さんの息子さんもご出演
丹波鶴田の両御大がご子息と共演されていましたが、同じ画面での共演はないのねぇ
特に面白かったのは張本勲と小林繁の元プロ野球選手が立派にやくざを演じていたたことでしょうか。
張本勲は彼自身の生い立ちを生かしての韓国人役でしたし、台詞にもそんな違和感がなかった
この成功に気をよくしたためか後に「最後の博徒」では、あの江夏豊を登用してましたが
江夏はある意味ミスキャストだったような
天知茂がオープニングクレジットでは一枚看板なのにもうかなりなチョイ役
チラッと顔出ししてある意味御祝儀出演でしょうか
今じゃ一枚看板の小林稔侍さんは三国人やくざとして個性を出していましたし
斬られ役の福本清三先生は酒井和歌子にからみちゃんと台詞のあるやくざでしたが
前の「最後の博徒」でも岡田奈々の顔は東映映画に違和感がみたいなことをかきましたが
酒井和歌子さんもやっぱ三角マークの映画には違和感が・・・
そう違和感といったら画面のヴィスタサイズもそうですよね
昨日松方弘樹さんのお別れの会が開かれたようで・・・合掌
1984年製作、東映作品
村尾昭脚本、山下耕作監督作品
出演:松方弘樹、鶴田浩二、菅原文太、酒井和歌子、丹波哲郎、北島三郎、北大路欣也、若山富三郎、天知茂、待田京介、張本勲、木之元亮、清水健太郎、にしきのあきら、小林繁、風見章子、品川隆二、小林稔侍、市川好郎、小野さやか

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