朝西知徳のブログ

朝西野球をずっと応援してくれる方々に向けて、「日々の出来事」「思い出ばなし」「今の気持ち」などを綴っています(SINCE 2011/02/05)。

2014年12月

朝西知徳のホームページ⇒ http://asanishi.sensyuuraku.com/
飲水思源⇒ https://www.asahi.com/articles/ASP7H53CXP6XPTIL013.html
高校野球を通じた人間教育⇒ https://www.youtube.com/watch?v=gujEaqBPZyg

アゲイン:14年遅れの甲子園

映画『アゲイン:28年目の甲子園』の公開を記念して、20組の親子が甲子園球場にてキャッチボールができるという企画を映画のチラシで知りました。

張り切って応募したら、幸運にも当選しました。申し込みハガキの余白に記したアピール文が効いたのでしょうか?
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甲子園に出場したとき、息子はまだ1歳であり、健康面を考えると、灼熱の甲子園に連れて行くことはできませんでした。

親子キャッチボールは、ユニフォーム着用が義務づけられています。息子は、思い出のいっぱい詰まった浜寺南中学校のユニフォームを、私は甲子園で実際に着用した米子商業高校のユニフォームをそれぞれ着ました。
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胸にパープルで「BEISHO」と入った誇り高きユニフォームが、奇跡の甲子園復活を果たしたのです。ちなみに、米子商業高校は、甲子園に出場した翌春に校名が変更され、米子松蔭高校となりました。したがって、「BEISHO」の甲子園復活は、まさに「奇跡」なのです。
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14年ぶりに甲子園の土を踏みました。あのとき連れて来られなかった息子を、14年遅れて甲子園に連れてくることができたのです。

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グラウンド内の撮影は禁止されておりましたので、残念ながらキャッチボールの様子はありません。後日、ボランティアの方々が撮影した写真が届くことになっておりますので、映画『アゲイン:28年目の甲子園』の公開(1/17)に合わせて、また本ブログにて紹介させていただきます。
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来年は、いよいよ記念すべき50歳となります。ユニフォームを着る生活は、まだまだ続きます。みなさま、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。
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この画像は、今夏の北海道遠征のとき、往路のフェリーにて写したもの。背後には、近づいてきた北海道【目的地】が見えています。

アサデミー大賞2014

映画『バンクーバーの朝日』を観ました。

二年生には、この映画を観ることを冬休みの宿題としました。後期の二年生の野球部ゼミは、試合などと重なることが多く、座学の授業が不足していたためです。つまり、補習です。

『バンクーバーの朝日』は、私が2014年に観た13本目の映画となりました。

今年いちばん印象に残った映画は、『小さいおうち』です。映画を観たあと、原作本も夢中になって読みました。『小さいおうち』が、今年のアサデミー大賞(作品賞)に決まりました。

過去5年間の鑑賞本数と受賞作品です。

2010年(17本)◎『雷桜』、〇『RAILWAYS』、〇『Flowers』
2011年(15本)◎『八日目の蝉』
2012年(12本)◎『ALWAYS 三丁目の夕日64』、〇『アーティスト』、〇『ツナグ』
2013年(11本)◎『県庁おもてなし課』、〇『少年H』、〇『そして父になる』
2014年(13本)◎『小さいおうち』

『バンクーバーの朝日』は、公開中なので、詳しい内容には触れませんが、野球を題材とした映画です。1月になると、甲子園に関する映画、『アゲイン:28年目の甲子園』と『KANO(カノ):1931海の向こうの甲子園』が公開されるので、今から楽しみにしています。
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仕事納め

前からずっとしたいと思っていた研究室のカーテンの洗濯をしました。

事務室から脚立を研究室に運んで、脚立に乗りカーテンを外す。カーテンを体育館の更衣室の中にある洗濯機で洗う。再び脚立に乗りカーテンを取り付ける。脚立を事務室に戻す。

これらの作業を行うのには、ある程度まとまった時間が必要だったのです。

カーテンは、すっかりきれいになりました。
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あとは、網戸をきれいにして、部屋の中を掃いて、処分する本などをゴミ置き場に運んで、今年の仕事はすべて終わりました。

明日から1/3まで、学内への立入は禁止となります。自宅でのんびり過ごしたいと思います。

人生で初の

最近では、集中講義を終えた翌日に、横浜へ帰省しているのですが、今回は息子の高校受験が控えているということもあり、帰省せずに大阪で年末年始を過ごすこととなりました。

年末年始を実家以外で過ごすのは、人生で初のことです。一月下旬に毎年行われている全日本大学野球連盟の監督会議が、新横浜にて開催されるので、そのときに実家に寄ろうと思います。

大仕事おわる

10年目を迎えた福山大学での「スポーツ心理学」の講義。年末の集中講義となったのは、大阪へ移ってからですから、これで5年連続となります。
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90分×5コマ×3日=15コマ。何とか完走を果たしました。
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前日から3日間は、福山駅前のホテルに泊まります。
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しかし、講義をすべて終えた日の夜は、大好きな尾道に泊まることにしています。
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とりあえず、大仕事が終わりました。

大仕事はじまる

今日から、冬休みに入ります。

祝日ということもあり、早朝の学内には、学生や教職員の姿は見うけられません。
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今年最後の大仕事が始まります。

福山大学での「スポーツ心理学」の集中講義。野球部とサッカー部を中心としたスポーツマネジメントコースの学生40名が対象です。

福山大学の集中講義は5年目ですが、それ以前の5年間も、毎週月曜日に「スポーツ心理学」を教えていました。したがって、福山大学での講義は、通算10年目となります。

今から、250km離れた福山へ向かいます。

前半の5年間は、毎週、米子から福山まで往復400kmの道のりを通っていました。そう考えれば、今から運転する距離は、まだ短いと言えるでしょう。

ブログの更新は、福山から戻ってから行います。よいクリスマスをお過ごしください。
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石ころ一つない

今日は、今年の授業最終日です。

野球部としても、けじめとして、グラウンド整備を行う日と定めていました。授業がある学生は別として、ない学生は、きちんと整備をしているものだとタカをくくっていました。

ところが、主務の報告によれば、複数の学生が「きちんと」できなかったようです。さっそく、それらの学生を集めて厳しく指導し、すぐにグラウンド整備のやり直しを命じました。

本学が理想とするのは、主将や上級生が中心となる「学生主導型の野球部」。監督が、介入しなければならないとすれば、それは高校野球から全く進歩していない証拠です。

上級生が、前もって指導する準備をしておけば、未然に防げたことなのに、今年の締めくくりに大声を出すこととなってしまい、とても残念な気持ちになりました。

グラウンドが乱れれば、野球が乱れ、チームが乱れていくのです。石ころが一つも落ちていない、草が一本も生えてないグラウンドを目指していきましょう。
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ふれあいマラソン

第3回大泉緑地ふれあいマラソン(6kmの部)に出場してきました。
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いつも1月上旬に出場している大阪新春マラソンと同じコースです。1kmを4分30秒のペースで走ろうと考えていたため、目標タイムを27分00秒未満に設定しました。

3kmの通過タイムは、約13分30秒。後半の3kmを粘れれば、目標をクリアできそうだったのですが、ゴールタイムは約27分30秒(正式タイムは後日郵送)。追い上げはなりませんでした。
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通算50回目のレースとなる1/11(日)第31回大阪新春マラソン(5kmの部)では、昨年のタイム22分44秒を凌げるようトレーニングに励みたいと思います。
http://www.sakai.zaq.ne.jp/duswd404/marathon.htm

新しい風

入学前教育が行われました。
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その前に、スポーツ推薦入試で合格した12人の野球部入部希望者には、入部説明会に参加してもらいました。以下すべて四年生マネージャーの撮影です。
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ユニフォームの採寸をして。
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そして、背番号を決めています。新入生の練習参加は、2/16(月)からです。
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お別れのとき

18年間使ってきたテーブルやイスと、お別れするときがやってきました。

テーブルもイスもガタガタになってしまったのです。

米子へ住み始めて、すぐに購入。米子で13年間、大阪で5年間、家族とともに暮らしてきました。このテーブルを囲んで、家族で笑ったり、泣いたり。

米子に住んでいたときは、息子の勉強机でもありました。机には、子供の頃の文字の跡が、今でも残っています。

18年間ありがとう。
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プレゼンテーション予行

一年生の基礎ゼミナールでは、プレゼンテーション大会における発表が、成績評価につながります。

野球部ゼミ(16人)では、3回(3週)に分けて、それぞれ発表の予行をしました。

今日は、その3回目です。
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1/15(木)の予選では、学科生の前で、一人ずつ発表を行います。それに向けて、野球部ゼミでは、1/12(祝)の全体練習のあと、午後から再び予行をすることが決まりました。予選を勝ち抜いた者は、2/4(水)の決勝・全学プレゼンテーション大会へ進みます。

向かい風が追い風に

強風注意報が発令されていました。

授業をしているときに、窓ガラスが割れるのではないかと思うくらいの強い風の音が、教室内に響きました。

今日は、ランニングはできないだろうなと思っていたのですが、外に出ると併設する高校の女子ソフトボール部と女子ホッケー部が、強風の中ふつうに練習をしていたので、私も走ることに決めました。

浜寺公園には、強風によって折れた松の枝がたくさん散らばっていました。向かい風により、なかなか前に進めなかったのですが、折り返すと今度は追い風が私の背中を強く押しました。

西洋には、「向かい風も方向を変えれば、追い風になる」という諺があるそうです。ピンチはチャンスに変わりやすいということなのでしょう。追い風により背すじが伸び、ストライドも大きくなりました。

私にとって、人生のピンチにあたるものは、高校野球の監督を退いた2回の瞬間でしょう。監督を退くのは、とてもエネルギーが必要でした。1回目は大学院に進学することとなり、2回目は大学に移ることとなりました。ピンチが逆に大きなチャンスを生んでくれたのでした。

とつぜんジャパーン

堺のホテルで、職場の忘年会がありました。
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芸を披露するのは、新任の教職員と決まっています。
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私の出番は、3年前に終えております。したがって、今日の出番はないので、スース姿でのんびりしておりました。
http://blog.livedoor.jp/morning_west/archives/51808126.html

ところが、新任の教職員の方々の芸が終わると、『2億4千万の瞳』のイントロが流れてきました。

とつぜん舞台へ上げられました。加害者(左)と被害者(右)。
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もちろん、ダンシングチームZMAPのリーダーとして、拒むわけにはいきません。

HIROMI-GOの真似で「ジャパーン」。
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長嶋茂雄は永久に不滅です

こんなものが書店に並んでいました。

もちろん、即購入です。しかし、インタビューなどが中心で、ユニフォーム姿の長嶋茂雄は、あまり多くありませんでした。
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長嶋茂雄の美しさは、そのユニフォームの着こなしにあると、何度も述べてきましたが、DVDの中のユニフォーム姿の長嶋茂雄は、やはり輝いていました。
http://blog.livedoor.jp/morning_west/archives/51892329.html

久しぶりに

久しぶりに朝昼晩3食を自宅で摂ることができました。

「久しぶりに」というのは、11~12月は、土日に出張などが続けて入っていたためです。

完全休養日。

朝寝坊をして、浜寺公園を走り、選挙に出かけて、買い物をして、大学の先輩からいただいたコーヒーを飲んで、そして寝ます。
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ネクタイを締めて

毎年12月に開かれる保護者会主催の「教育懇談会」がありました。参加したのは保護者と教職員です。

就職活動に関する講演のあと、就職を決めた四年生とインターンシップを経験した一年生の報告会がありました。

次に、学科ごとに懇談会。最後に、学内のレストランにて、保護者と教職員で楽しく食事をしました。
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続ける、積み上げる

高校野球の監督を退任した2009年8月から、ジョギングを再開しました。初めは、皆生海岸を朝夕4kmずつ走っていました。

2010年4月に大阪へ来てからは、時間を見つけては、浜寺公園の周回コースを含めて6km走っています。今夏、引っ越したため、浜寺公園までの距離が少しだけ遠くなり、走る距離は6.5kmとなりました。

今日、浜寺公園400周を達成しました。来年中に、500周を達成したいと思います。

5度目の冬

今日は、19時近くまで会議がありました。

会議を終えて帰宅しようとすると、正門の前にクリスマスが近づいていることを知らせるイルミネーションが。

早いもので、大阪へ来てから、5度目の冬を迎えました。
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謙虚さ

きのうの納会における三年生の言葉は、「四年生の存在の大きさに気づいた」「自分たちのリーダーシップのなさを知った」というような謙虚なものばかりでした。

己を客観的に見ることのできない幼稚な者は、虚勢を張ったり、傲慢な態度を見せたりするものですが、三年生の謙虚な姿勢は、きっと大人になった証なのでしょう。

上級生の優しさは、未成熟な集団の中では、下級生の増長を招く恐れもあります。下級生も精神的に成長していく必要があるでしょう。
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納会

中華料理「北京」羽衣店にて、納会を行いました。
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一、二年生は、3階のお座敷です。
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三、四年生と顧問は、2階のテーブル席です。
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四年生から「ひと言」。四年間で、皆しっかりと話すことができるようになりました。
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三年生から四年生へ、感謝の言葉。
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総監督、監督、コーチ、前コーチからも、四年生へ温かい励ましの言葉が贈られました。
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締めくくり

18時から、今年最後のミーティングを行いました。

初めに私が生活面について30分、次に総監督が技術面について30分、最後にコーチが精神面について話をしました。
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研修会おわる

研修会の2日目です。7時に羽衣を発ち、8時前には会場の大阪体育大学に着きました。
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一番乗りです。9時から17時近くまで勉強しました。
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勉強した内容を今後の授業に活かしていきたいと思います。

メンタルを鍛える

朝おきると、息子がユニフォーム姿で朝食を摂っておりました。今日はOB戦があるということでした。残念ながら、私は出張で観戦することができません。
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今日は、大阪体育大学で催されている日本スポーツ心理学会の研修会に参加しました。

野球部員に対して、授業は前の方で受けるようにと指導しておりますので、私も研修会のときは、必ず前に座ります。演者と正面から向き合う。これも、一つのメンタルトレーニングですね。
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夜は懇親会で、大商学園高校の田口耕二先生とお会いしました。田口先生は、伊丹コーチの高校時代の監督さんです。さらに、卒業生のナカニシくん、二年生のタチハラくんの担任の先生でした。

田口先生は、『メンタル野球への挑戦』という本を出版しており、私は高校野球監督時代に、その本を指導の参考にしておりました。
http://blog.livedoor.jp/morning_west/archives/51811328.html
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研修会は、明日まで行われます。

続・成長

寒空の下、練習を行いました。

私は選手の言動を良く見ているので、グラウンドにいるだけで大きなエネルギーを使います。

上級生は、自身の言動が他人の眼にはどう映るのかが、わかっているようですが、下級生は、自身の言動が周囲にどのような影響を及ぼすのかを考える余裕は、まだないようです。選手たちを見て、そんな風に感じます。

今日、前キャプテンのハヤシノくんが、消防士の試験に合格したと報告に来てくれました。警察官の試験に合格したミツイくんをはじめ、他の四年生も就職先がほとんど決まりました。

「成長力No.1を目指す」。後輩たちも、野球を通して少しずつ成長しているところです。
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成長

一年生の野球部ゼミで、プレゼンテーション大会の「予行」が始まりました。

この大会は毎年、一年生が出場するもので、昨年は「決勝」に進んだナカムラくんが準優勝となりました。
http://blog.livedoor.jp/morning_west/archives/52004681.html

今日は5人、来週5人、再来週6人、計16人が、ひと通り「予行」を行ってから、来年1月の「予選」に臨みます。

「予行」では、ぞれぞれの発表に対して、他の者が質問や意見を述べるのですが、今日はそれらが、とても的確であったと思います。

生活面の指導をすることの多かった今の一年生ですが、まもなく二年生となり、後輩ができるという時期も迫っているためか、自覚が芽生えているような気がします。彼らの精神面における成長を確認することができ、大変うれしく思いました。

徳を積む

水曜日は、練習前に三年生とグラウンドの環境整備に励んでいます。

昨日の冷たく強い風が、木々の枯葉を落とし、グラウンドの入り口やバッティングケージの中は、落ち葉であふれていました。

30分ほどで、大きなビニール袋は落ち葉でいっぱいとなりました。CIMG3460

下級生たちにも、「徳を積む」ということを、、もっともっとさせたいのですが、授業があるため、なかなかできずに残念です。
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オフまであと一週間

今シーズン最高の寒さの中で練習が行われました。

練習試合もすべて終わったので、トスバッティングをしたり、ランニングをしたり、基礎練習が中心です。

高校野球では、冬期も全体練習を続けるのですが、プロ野球や大学野球では、冬期は実験と研究の時間となります。

冬期の過ごし方が、来春の結果につながっていくと、選手には伝えましたが、私の選手としての、監督としての経験から感じることで、単なる思いつきで言っていることではないのです。

来週のミーティングのときに、今季の個人成績と、通算の個人成績をプリントにて配布します。その数字を見て、この冬に自分が何をするべきかを、まずは考えることが大切でしょう。

ブルースの余韻

昨夜、自宅の電話が鳴りました。

「監督さんでいらっしゃいますか? ソネでございます。ハハハ」。

電話の向こうは賑やかな声。どうも宴会が行われているようでした。

「今から電話をみんなに回します」「えっ?」。

「タニガミです」「ムラカミです」「アイハラです」「イリエです」「アキタです」「カヤノです」「ソネ(母)です」。そして再び宴会部長の「ムラカミどぇ~す」。みなさん、アルコールの匂いのする声でした。

選手の同窓会ではなく、2002年度卒業部員の保護者の同窓会が、米子のワタベ(母)さんのお店で行われていたのでした。

「米子にいらしたときは、ぜひ顔を見せてくださいね」と、電話の奥からは、ワタベ(母)さんの元気な声が聞こえてきました。

最後にソネ(父)さんが、「それでは皆さん、アサニシ監督にエールを送りましょう」というと、電話の向こうから、「アサニシ、イェーイ」とか、「鳥取イェーイ」とか、訳のわからない声が飛んできました。

「それでは、失礼いたします」「・・・・・・?」。

「あれから、もう12年の月日が経ったのか」。選手たちは、もう30歳になっているんですね。


『野球部の保護者会に感謝』日本海新聞「散歩道」2009/12/06より

秋のはじめに、野球部卒業生の保護者が中心となり、今夏で監督を退いた私を(宴を開いてくれた。卒業生とその保護者、およそ100人の懐かしい姿に感激した。

5年前の夏、優勝候補となった我がチームは、初戦で敗れた。学校にもどり、当時の校長に進退を伺おうとすると、それを見た保護者が一斉に校長室へ走ってきた。「監督が辞めたら、うちの子は学校も辞めてしまいます」。

次の春、上位進出を果たすと、とつぜん「朝西コール」がわき起こった。保護者の優しい声であった。恥ずかしかったが、とてもうれしかった。このような声援に支えられて、今までがんばることができたのだと思う。

今夏の試合を終えると、三年生の保護者から、一冊のアルバムを手わたされた。私が三年生8人それぞれの家族と笑っている写真があり、すべてに保護者による自筆の手紙が添えられていた。

「子供を共に育てていただいたこと、感謝しています」「大きな声で怒鳴る監督が大好きです」「いつまでも子供たちにとって、鬼監督であり、最強の応援団長でいてください」。親と教員と立場は違っても、厳しさという名の愛で、子供を強く育てようという思いは同じであった。

「三年生は、監督のもとで野球がしたくて来た子供たちばかりです」。最後の一年間は、その気持ちに応ようとして、精一杯グラウンドで叫びつづけた。残念ながら、夏は準決勝で敗れ、夢は叶わなかったが、選手、監督、保護者が一体となって戦い抜いた「青春の日々」を誇りに思う。

ブルースは12小節で終わる。私がグラウンドで奏でたブルースも、12年で終えることとなった。保護者会に恵まれ、とても幸せな監督生活を送ることができた。子供が卒業した後でも、朝西野球への熱烈なる応援を止まなかった曽根現慎氏をはじめ、すべての保護者の方々に感謝の気持ちでいっぱいである。

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