2018年06月
いま心の支えになっているのは、鹿島学園高校の監督をしていたときに、同じような状況で勝ち進んだ素晴らしい経験です。
一時間あまりの練習で、打者は50~100本のティーバッティングと、20~60本のハーフバッティングを行うことができました。投手は、70球を投げることができました。
強くなってきた雨を合図に、今日の練習を終えました。
1999年6月のある日、私は三年生の選手二人を連れて、広島の社会人チームの練習会に参加していた。
練習会を終えて、米子に戻ってきたのは、夜中の12時過ぎだった。留守電を聞くと、母と義姉から、子供が生まれたと連絡が入っていた。午後3時くらいに生まれたという。
そのとき私は何をしていたのだろうと考えてみた。二人のキャッチボールを見守っていたのだ。ふつうであれば、生まれてきたばかりの赤ん坊を抱き上げているときであった。しかし、そのときも私はグラウンドにいた。やはり高校野球の監督は、ふつうの職業ではないのだなと、そのとき思った。
私が息子をはじめて見たのは、生まれてから8日後のことだった。
そんな息子が、きょう19回目の誕生日を迎えました。

テスト前の練習は、少ない時間と定められているため、あれもやろうこれもやろうでは、すべてが中途半端になってしまいます。したがって、今日はこれだけをやろうと覚悟を決めています。
最も優先するものは、やはりディフェンスです。10点取っても11点取られれば負けなのですから、いかに失点を0に近づけるかを考えなければなりません。無失策で戦うことができたならば勝機は広がることでしょう。
今日は、キャッチボールとボールまわしと内野ノックを中心に練習を終えました。
「夏一勝に向けて、今すべきことは、野球の練習と学校の勉強である」。
選手たちには、そう伝えました。
野球だけの選手は、どこか迫力に欠ける。私は、そう思うのです。競り勝つためには、やはり勉強を積んだチームでなければなりません。なぜなら、勝負強さは正しい思考から生まれるからです。
野球部の創設についても、「進学校の野球部を創る」というのが始まりでした。
信じられないことですが、大学を卒業して30年の月日が経ちました。私にとっては濃密な時間。だから、あっという間でした。
子どものころ、50代は年寄りというイメージがありましたが、実際に50歳を過ぎても気持ちの部分では20代のころとあまり変わらないことが分かりました。とくに変わらないのは、ユニフォームを着るのが、走るのが、苦にならないことです。
いつまでユニフォームを着続けられるのか、いつまで走り続けられるのか分かりませんが、65歳の定年となるまで、続けるという勝利の形を追い求めてがんばります。
明日は期末テスト一週間前。テスト前は全体練習が一時間と定められているため、今日は挟撃など細かいプレーの仕上げを行いました。
期末テスト最終日の翌日が開会式、そして次の日が一回戦と、これから大変な二週間が始まりますが、短期目標である「夏一勝」に向かって全力を尽くします。
練習の効果を求めたわけではなく、豪雨のグラウンドで練習をすることに意味があると考えたのです。鳥取でも、大雪の日には、いつも長靴を履かせて練習をしていました。
グラウンド整備を終えると、大学教室へ移動して、夏の大会に向けて90分間のミーティングを行いました。明日は、いよいよ大会前の最後の練習試合です。
地震や雨の影響もあり、4日ぶりにグラウンドにて全体練習を行うことができました。
焦る必要は全くありません。ほとんど一年生なのですから。本来ならば2年後に感じられることを、今から感じられるだけで十分なのです。
今日は、シートノックも行わず、基本的な練習をひと通り行いました。明日はいよいよ夏の抽選会。チーム目標は「まずは夏一勝~フェアプレーで全力を尽くす~」です。
早くも8回目となるミーティングを行いました。初めてメンタルトレーニング(自律訓練法を中心に)を指導しました。メンタルトレーニングは、指導する側と指導される側の信頼関係がなければ成立しないと考えていたからです。
そのほか打撃理論を伝えて、階段の上り下りを繰り返して。
最後に、メンタルトレーニングの一環として、高校野球のテーマ曲『栄冠は君に輝く』を一緒に歌いました。
http://www.nnn.co.jp/nnn201806181.pdf
自宅から大学までの約1kmの道のりの様子は、いつもと変わらないものでした。
ところが、大学に着くと、学生の姿はほとんど見つからず、教職員の姿もあまり見られませんでした。訊くと、JR線と南海線が止まっているとのこと。すぐに大学・高校ともに、休校が決まりました。もちろん部活動も禁止です。
浜寺公園の周囲には、たくさんの車の列。それとは対照的に公園内は、ほとんど人の姿はありませんでした。生暖かい風だけが、ゆっくりと吹いていました。
歩み続けることの勇気、普通であることの勇気、仕返しをしない勇気、です。
これらの勇気があれば、人に評価してもらおうとか、人をうらやましく思うとか、人を見返そうとか、そういう卑しい心を持たなくて済みます。
私も、これら三つの勇気をもって、いま高校野球の監督を務めています。
自宅と学校を往復するだけの生活が、また始まりました。忙しいことも習慣になれば、決して辛くはありません。
高校野球の監督としては、9年ぶりの夏の大会を迎えます。前任校の野球部とは、歴史も活動費も練習環境も大きく異なるので、監督としての重圧はほとんどありません。
また、前々任校の野球部と置かれている状況は同じですが、あれから26も齢を重ねた(風雪に耐えた)ので、焦りもありません。純粋に高校野球監督であることに幸せを感じています。
公式戦は、高校野球監督として63勝、大学野球監督として76勝(不戦勝などを除く)、計139勝です。本野球部の公式戦初勝利が、すなわち通算140勝目となります。今夏それが実現できたら、どれほどうれしいことでしょう。
第100回記念大会の開会式に向けて、行進練習を始めています。
大阪大会の開会式は、なんと京セラドームにて行います。球児たちは、京セラドームで行進するだけで、大阪で高校野球をやって良かったなと感じるみたいです。
昨年の開会式の様子です。
http://blog.livedoor.jp/morning_west/archives/52249961.html
最後のミーティングで、副将が「一番いい行進をしような」と皆に語りかけていました。
連載の最終回です。
https://www.asahi.com/articles/CMTW1806112800001.html
これらの記事は、生徒たちにとって生涯の宝となることでしょう。A新聞のE記者、素晴らしい記事を本当にありがとうございました。
連載の2回目です。
https://www.asahi.com/articles/CMTW1806082800001.html
まずは「大阪一の礼儀正しいチーム」を目指します。
第100回記念大会に初出場することが、正式に発表されました。
http://www.asahi.com/koshien/articles/ASL615KL2L61PTIL01N.html
明日から朝日新聞・大阪版にて連載(全3回)が始まるようです。
高校一年生は、夏の大会が終わるまでは、基礎体力トレーニングに励んだり、練習のサポートをしたりすることが一般的です。
ウチの一年生にも、基礎体力➡基礎技術➡専門体力➡専門技術という順番で指導していきたいのですが、二年生2名、一年生21名というメンバー構成では、なかなか困難です。夏の大会まで、およそ1ヵ月。とりあえず、試合ができるよう、ボールを握る機会を増やしています。
しかし、一年生の動きを見ていると、基礎体力トレーニングの大切さが分かります。冬には、この時期にできない基礎体力トレーニングをしっかり行わせたいと思います。
大学の監督を退いて、わずか2年ですが、高校の監督を退いてからは、すでに9年も経っているので、きめ細かい指導となると久しぶりです。
前任校のときの厳しさを10とすれば、今はまだ4くらい。数字が上がるにつれて、チームも強くなっていくことでしょう。



























