史上最大の誕生日

今日は、48回目の誕生日です。

授業を終えると、学生が出席票を提出しに来るのですが、その裏面には。


練習を終えると、キャプテンが走ってきて、「大切なお話があるので、研究室へ行ってもよろしいでしょうか？　10分ほどで終わります」と神妙な顔。

研究室で待っていると、キャプテンが入ってきて、「じつは部室の２階の窓ガラスを割ってしまいまして、本当にすみません。確認しに来ていただきたいのですが」。

普通であれば、「何をしてんだ、コノヤロー」と怒るところですが、すぐに嘘だとわかりました。「嘘は首から下に現れる」といいますが、そのとおりだったのです。そわそわソワソワとしておりました。やっぱりキャプテンは、嘘のつけない男です。

研究室の扉を開けると、野球部員による「ハッピーバースデー」の歌。

ケーキに立てられたろうそくを吹き消すと・・・。


プレゼントを渡されました。プロのイラストレーターによる似顔絵です。ところで私は48歳になりました。やっぱりキャプテンは、おっちょこちょいな男です。私も芸人の端くれとして、「間違えてんじゃねぇぞ、コノヤロー」と、ツッコミを入れざるをえませんでした（実は照れ隠しです）。


プレゼントはまだありました。


ケーキに加えて、Paul smith のハンカチと名刺入れです。

 
野球指導生活、最大のハッピーバースデーでした。さすが大学生です。スケールが違います。

ちなみに誕生日の主は、最前列で大股開きをしている宴会副部長のＮ村くんでも、いちばん「イェーイ｣とやっている宴会部長のＡ山くんでもなく、静かなスマイルを浮かべている48歳になったこの私です。みなさんお間違えなく。


野球部のみなさん。本当にありがとうございました。「なに見てんだ、コノヤロー」。