ちょっと驚きと怒りと呆れ。


ショープロレス・ボディー! 清原容疑者が陥った「肉体改造の罠」(産経新聞) - Yahoo!ニュース
当時、ステロイド禍がさらに深刻だったのはプロレス界である。「リアル・ドンキーコング」と呼ばれた格闘家、ケビン・ランデルマン(米国)が今月、44歳の若さで命を落としたが、死の背景に「禁止薬物」がファンの間で噂された。大のプロレスファンだった元プロ野球選手、清原和博容疑者にも米シアトルで肉体改造に取り組んだ経験があり、強靱なボディーを求めるレスラーのような心境が読み取れる。「肉体改造」に固執する代償は想像以上に重い。

 格闘技に詳しい事情通は「プロレスは昔も今もファンあっての興行。パフォーマンスの派手さに加えて、見栄えも観客を興奮させる大きな要素。しかし、ナチュラルかつ強靱な体を作るには時間がかかるため、ボディーを短時間で鍛えあげるのにステロイドは手っ取り早い手段となった。まるでプロレスラーや格闘家に転身するかのように肉体改造に取り組んだ清原容疑者も、いつしか罪悪感の少ないステロイドに頼り、薬物への抵抗感がなくなるうちに、その先にある覚醒剤にはまったのではないか」と説明する。

 プロレス界には海外修行を終えたレスラーがひと回りも、ふた回りも大きくなって帰国するという噂が以前からあり、そのたびにステロイドの多量摂取が暗い影を落としてきた。2006年に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、清原容疑者と交流があった元巨人の野村貴仁氏には大リーグの経験がある。結果を出せずにわずか1年で帰国することになったが、海の向こうで絶望と孤独のどん底にいたとき、大リーガーたちが日常的に使用する薬物に手を出したとしても不思議ではない。
80年代~90年代にかけての話と、一応最初に断ってあるけど、こんなにプロレスを引き合いに出す必要あるんだろうか。加えて、恐らく想定されているWWE等の現在の体制について調べたのだろうか。



多分、映画のレスラーとか見たり、専門誌で見しった知識をベースにされてるんでしょう。
注意喚起のつもりで書くなら、各界の現在の状況を取材すべきでしょう。
薬物のような、直接的に業界のイメージ悪化させる話を全国紙がこんなにも迂闊な扱い方していいんでしょうか。野球に対しても、プロレスに対しても。

何か調べて、現在業界構造的な課題が発見されているなら、そこを書いて欲しい。
ちょっとこれはないよな、と本当に憤っています。