無題

『孤独な噴水』 吉村昭

これまで僕は結構吉村作品を読んできました。

で、吉村昭という人はノンフィクション作家だと思っていましたが、こういった小説も書いているんですね、

ちなみにこの作品は吉村昭の小説第1作品目らしいです。



母親は男を作って出て行ってしまい、酒乱でギャンブラーの働かない父親の元で暮らす極貧の姉、長兄(主人公)、次男の家族。

これ以上はない、という劣悪な環境の中で主人公はボクシングを始め、頭角を現してきます。

そこに好意を寄せる女性も現れ、小さな幸せをつかめるか……という時に、これまた不幸が重なっていきます。

いたたまれないほどの不幸の連続。

主人公はその怒りをボクシングに向け、勝ち星を重ねて行きますが……というお話し。



ボクシング小説、と思って読むと、ちょっと違うかもしれません。

僕にはあまりフィットしませんでしたが、それは昭和30年代後半に出版された作品、という時代的背景のせいかもしれません。


ちなみに吉村昭がボクシング小説を書いたのは、ヘミングウェイに影響されてのことらしいです。

ヘミングウェイのボクシング小説、良いですよねぇ。


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