2021年05月22日

「生理の貧困」への対応など

 17日(月)午後から、自民党県政会と共産党(欠席)と無所属会派の要望と併せて、国民民主党会派も「生理の貧困」問題への積極的な対応を求める要望を、教育委員会に対して行いました。
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 この問題はコロナ渦で経済格差が広がるとともに、社会問題としてクローズアップされ、県内では三豊市などは学校の女子トイレに生理用品を配備しましたが、ほとんどの自治体ではまだ未対応です。
 そこで、県立学校での対応はもちろん、市町でも積極的な対応ができるように、県教委には予算措置も含めて検討してほしいと要望した次第です。
 文教厚生委員会の所管問題でもあるので、委員長としても、こうした動きをバックアップしていきたいと考えています。
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 19日(水)に、毎年恒例の春日川の川市が開催されました。
 実は昨年は中止されたのですが、今年は(個人的にはまさかの)開催。
 なお、地元自治会は主催者ではありません。
 それでも、コロナ渦ですから、人出は少ないかなと勝手に思っていたのですが・・・・、現実は「密」でした。
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 県は今、変異株の強い感染力の影響を少しでも避けるために、屋外も含めて集客イベント等の中止を呼びかけています。
 ただ、これはあくまで一方的なお願いです。
 私もいろいろ調べたのですが、現時点では行政に中止を要請する法的権限はありません。
 感染症対策としては、行くなとは言えないので、学校を通して子どもたちに注意を促すのがせいぜいでした。
 ただ、夜になって人数が増えてくると、体温の計測器もどこにあるかわからず、中にはマスクを外していたり、おしゃべりに熱中する子どももいたのが現実です。(PTAの人と一緒に、私も気付く範囲で注意はしたのですが・・・・。)
 露天商のみなさんの生活もあるし、楽しみにしていた子どもや保護者、若い人の気持ちもわかるし、その一方で感染を本当に心配する保護者や地元(私もその一人)の気持ちもわかります。
 法的には誰も悪くはないまま、「密」な環境が出現したということは、今の日本の現実であり、本当に残念というしかありません。
 政府・与党はオリンピック・パラリンピックの開催に力を入れるのもけっこうですが(念のために言いますが、「嫌み」です。)、地方からのまん延防止等重点措置適用の要望やワクチンの供給等、もっともっと現場の声を聞くべきです。

 21日(金)、犯罪被害者等支援条例に関するローカルニュースがありました。
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 この条例は、若手弁護士グループから犯罪被害者の現状と条例制定の必要性を聞いた前議長と私が中心になり、消極的だった県を押し切り、1年がかりで(全会派賛成で)実現したという経緯があります。
 関係者の力を借りて、都道府県レベルでは、総合的に一番の内容にまでもっていけたという、思い入れもあります。
 ニュース内で指摘された部分については、市町の積極的な理解と関与が必要になりますから、もちろん県としても支援していきたいと考えています。


おまけ  桃次郎、がんばってます。一進一退で一喜一憂の毎日ですが、体調が良くなっていくということはもうありません。ペットを最後まで責任を持って飼うということは、こういうことなんだなと痛感しています。つらい毎日ですが、みなさんからのあたたかい声も、本当に身にしみます。ありがとうございます。
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mossan1968 at 22:33│Comments(0)

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