2007年10月11日

K-1MAXと亀の試合 - 男樹の違いということ

  本日、素晴らしい試合と、文章を見ました。
 その感動を伝える前に、その比較対象物を。

 ランダエダvs亀1のクソ判定試合以来、亀の試合は一切見なかったのですが、今日はその禁を破り、見てしまいました。

 試合結果は、王者内藤の、野球で言えば10-0くらいの大差判定勝ち。

 会場は、王者内藤の応援一色。
 ガード固めて頭突きと、古傷のまぶたひっかきと、クリンチしてからの投げしか出来ない亀田大毅。
 最終ラウンドには、DDTと水車落としというプロレス技まで使ってました。
 ボクシングなんだから、パンチをしろ。

 そんな中で、必死に亀応援解説をするTBSアナと鬼塚と赤井の痛々しいこと・・。
 記者会見の王者をゴキブリ扱い発言も含めて、亀の試合は二度と見るのをやめようと思う試合でした。
 王者内藤が、かわいそう・・・。


 それに引き替え、K-1 MAX。
 以前、最大級に感動して、思いを書き殴ったのですが、今日、参加選手の一人のblogを読んでさらに思いを強くしました。

 その人は、佐藤嘉洋。

 彼は、K-1 MAXの日本予選から勝ち上がってきた選手。
 試合前のVTRでは、最大級に注目を浴びた魔裟斗に、ひがみを言いまくっていました。

 しかし、本人のblogに、こんな熱い文章が。

TVでは伝わらなかった本音

> 6月28日のデニス戦を終えたあと
> 魔裟斗選手の試合をリングサイドで見て
> 試合内容、会場の反応を見て感じるものがありました。
> この人はMAXという競技を背負って戦ってるなって。

 中略
 
> 今日本でMAXを背負っていると言えるのは魔裟斗選手だと思う。
> 自分は世界一決定トーナメントというリングにベスト8ファイターとして
> 同じリングには上がっている。
> でも、同じステージには上がってないと感じました。
> 正直刺身のツマだよ。

 中略

> 気迫、前に出る気持ち、ぶっ潰してやるという気持ち。
> そういう気持ちを絶対忘れないようにと思って
> 死んでも下がるかという気持ちで戦いました。
> まあ、反省点はたくさんあるけど
> MAXで初めて全力を尽くせたかなと思います。
> 負けたのは悔しいけど後悔はありません。
> あれが自分の全てです。

 中略

> 今年も僕はベスト8で終わって
> 魔裟斗選手は準優勝に輝きました。
> しかもブアカオに勝って。
> これは何者にも変えがたい事実だし、
> 純粋に魔裟斗選手はすごいと思いました。
> 嫉妬や劣等感もものすごくあるけど、
>
>
> これは今回トーナメントに出て全員に対して思います。
> やっぱりサワーは強いし、クラウスも強かった。
> ブアカオももちろん強いし、ドラゴやキシェンコ、ザンビもみんな強い。
> なんだか何を言いたいのかよくわからなくなってきたけど
> とにかく、こんなイカれたメンバーの中で世界一になったら
> 心から最高だ。
> 間違いない。


 この、対戦相手に対する、尊敬の気持ち。
 自分が戦っている相手が背負っているものをしっかり見据えて、理解して、自身の劣等感を踏まえて、純粋にすごいと言える心。


 亀田一家のバカ記者会見と比べてしまうのは大変申し訳ないのですが、あまりのコントラストが頭に残ってしまいます。

 前回の文章にも書いたとおり、佐藤選手はこの試合で、過去のK-1 MAXでのどの試合よりも素晴らしい試合をしてくれました。

 その試合は、このような相手への尊敬から、自身を見直して、全てを吹っ切って気持ちで持って行った試合だということがわかり、もう一度ビデオで見直しました。

 もう、亀田の試合は、吹っ飛んだ。
 素晴らしい試合でした。

 尊敬と、嫉妬と、自身へのいらだち。その中でも、特に、尊敬。
 この気持ちを持っている限り、佐藤選手は、これからも素晴らしい試合をしてくれると思います。
 そして、このような選手が集まっているK-1 MAXも、引き続き素晴らしい大会を見せ続けてくれるでしょう。

 一格闘技ファンとして、こういう選手を応援したいし、
 こういう選手が集まる試合を見ていきたい。

 これからも、頼むよ!


※最初、思いを書き殴ったら、意味の全く分からない文章になってしまったので、本人の文章の引用を入れさせてもらいました。
 でも、是非、本人の生の文章を読んでください。

 試合を見てなくても、読むだけで、元気になれると思います。


mota2005 at 21:36コメント(9)トラックバック(0)格闘技  この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by sana☆tsune   2007年10月12日 01:29
もりぞおサン、はじめまして☆こんばんわ!!!(^^)!いきなりすみません。

記事、読ませていただきました。
私も佐藤嘉洋選手の素晴らしい試合と文章を読んで感動した一人です。

佐藤選手は相手の優れているところ、自分の劣っているところを素直に受け止め、そして認める事(尊敬)ができる素晴らしい格闘家であり、人間だなと常々思います。

そんな佐藤選手をこれからも応援したい!!という気持ちが強くなったと同時に、これからのK-1MAXがとっても楽しみになりました☆
今後の大会に期待出来ますね♪(*^^)v

もりぞおサンの記事を読んで思わず書き込みをしてしまいました☆

2. Posted by もりぞお   2007年10月12日 08:11
おはようございます☆

私は、昔は佐藤選手のファイトスタイルが好きではなかったのですが、前回のMAXのあの姿を見て、一気に好きになりました。

そして、昨日、彼の文章を持って、その裏にある「気持ち」を知って、嬉しくなりました。

今後のMAXの佐藤選手の試合、本当に楽しみです。
期待しましょう!
3. Posted by yoshi-HERO   2007年10月12日 11:44
応援ありがとうございました。
4. Posted by kiricocco   2007年10月12日 11:53
ほえーー。佐藤選手はおろかK-1 MAXってのも知らなかったんだけど
こうやって自分をさらけ出せる人って凄く強いし心打たれるよね。

格闘系って好きじゃなかったんだけど(戦いって生産的じゃないから)
生産的じゃないからこそ、執念とか、意志とか精神的な部分が凄く強く出るスポーツってのがなんか最近わかってきておもしろい。
5. Posted by もりぞお   2007年10月12日 13:01
佐藤選手!
コメントありがとうございます!
あとで、改めてコメントします
6. Posted by いわはしゅ   2007年10月12日 17:34
亀田の試合見れなかったですけど、ニュースやYoutubeみたらほんとにひどかった。。。
ただ自分は今回、亀田よりもマスコミのほうにかなり不信感を持ちました。
掲示板やニュースとか読んでると
「切腹、切腹」ってすっごい書き込みだけど、ここまで書かれると、本人が思いつめて切腹したらどうするんだろう。ここ当分の間は亀田は町を歩けば切腹コールがされるだろうなぁ。って、ふと考えてしまいました。所詮、18歳のお子様ですから。マスコミとは本当に怖いです。
しかも、今日の朝ズバをみて、TBSのあまりの変わり身に本当にあきれました。

昨日「亀田、この血が止まらなければ、TKO勝ちです!!」(某掲示板より)
本日「内藤君、相手にかなりひどい反則されたんだって?!ひどいよねー。」
(朝ズバ、みのさんの発言より)

P.S
佐藤選手のコメント読みました。
確かに心を打たれます。。。
7. Posted by もりぞお   2007年10月13日 00:48
>佐藤嘉洋選手
コメントありがとうございます。
佐藤選手の試合は、MAXでしか見たことがありませんでした。
中量級のシュルトと呼ばれる「ノンリスキーな」戦い方は正直好きではなく、今回のMAXでも期待していませんでした。

しかし、あの試合、本当に素晴らしい試合でした。
そして、その感情を吐露した文章も、本当に素晴らしい文章でした。
ありがとうございます。

MAXでトーナメントを戦うにあたっては、アーネスト・ホーストのように、時に「ノンリスキーな」戦い方も必要だと思います。

熱い気持ちと、熱い試合を出来る人の試合なら、「ノンリスキーな」戦い方も支持します!

是非、来期も決勝まで行って、あのイカれたメンバーたちと素晴らしい試合をしてください。

期待してます!!
8. Posted by もりぞお   2007年10月13日 00:57
>き
「生産」するのはモノだけではなく、「気持ち」とか「感情」とか「元気」とかもあると思う。
スポーツとか、音楽とか、文学とかは、そんな見えないモノを生産してるんだよ。きっと。

>い
今朝、ハラキリへの対応は
「マスコミ全社による一斉集中砲火、亀袋だたきスペシャルが
始まるからいいでしょう。」
と、予言してたのですが、その通りですね。
テレビ局関係者の多くの人はあなたが言うとおりの人で、テレビの視聴者にもそれを期待する人がたくさんいるんだと思います。

おかげで、私はここ10年くらいスポーツと報道特別番組と一部ドラマ&音楽以外テレビを見なくなりました。
9. Posted by もりぞお   2007年10月13日 10:07
あと、切腹について、なべやかんのblogにこんな事が書いてありました。
http://blog.livedoor.jp/yakannabe/archives/50737803.html

> 吉野さんなんか、世界戦で勝利が絶望的になった時、自分の必殺技のフックだけで勝負し玉砕した。神風特攻隊みたいだった。先輩達が命をかけてボクシングを守ってきた。
>だから簡単に「切腹」などと言ってはいけない。

そういうことだと思う。

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