2008年01月09日

ややこしい歴史を体現するアンコールワット

さて、カンボジアといえば、アンコールワット。

 世界遺産に登録されている、世界三大仏教遺跡のひとつです。

 ちなみに、私は今回「世界三大仏教遺跡」をはじめて知ったのですが、このアンコールワットで完全制覇でした。
 ビルマのバガン

荒野にたつ遺跡

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 インドネシアのボロブドゥール

朝のストゥーパ

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 その中でも最強なのは、地球の歩き方のタイトルが、「アンコールワットとカンボジア」であるからも分かります。
 なにせ、国名より強い。

 ただ、観光客的にカンボジアの中心であるだけではなく、カンボジア国民的の心の中でも中心に近いところにあるようです。

 カンボジアの国旗の真ん中にそびえる、アンコールワット。

国旗

 

 

 

 

 


 実物は、コレです。

遠景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 近くに行くと、その繊細な装飾にびびってたじろぎます。

近景

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 このアンコールワットを中心にしているシェムリアップの遺跡群は、東京23区くらいの広さのあちこちに散らばっており、とても歩いて回れる代物ではないので、トゥクトゥク(オート三輪というより、客席付き原チャリ)を半日チャーター。
 もちろん一日で回れるモノでもないので、3日ほどかけてあちこちをみたのですが、ひとつ感じるのが

 仏教遺跡なのに、ヒンドゥー教の神様ばっかりだ

はあーい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ということです。

 暖かい国の仏像といえば、ミャンマー

めがね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラオス

バカ仏なのですが、

 ココにあるのは、インドにありそうな、ヒンディーの神様ばかり。

 トゥクトゥクの運転手に
「なんで、ヒンディーの神様ばっかりなの?」
 と、聞いたら、アンコールワットの歴史を教えてくれました。

 アンコールワットは、元々仏教の王国が作った遺跡。
 でも、その後、ヒンディーの王様に占領された。
 ヒンディーの王様は、アンコールワットの仏像をぶっ壊して、ヒンディーの神を祭る場所にした
 のだそうです。

 たしかに、このように、

神も仏も・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一部の仏像部分がざっくり削られ彫刻が、あちこちに見られます。

 後の回で詳しく説明しますが、カンボジアの歴史は占領の歴史。
 シャム(タイ)に、ベトナムに、フランスに、アメリカに、ポルポトに
 サンドバックのように、あちこちからボコボコにされまくっている哀しい歴史。

 カンボジア(クメール)の最盛期はもちろん、アンコールワットを作った、アンコール朝時代なのですが、寺の建てすぎで財政が傾き、シャム(タイ)のアユタヤ朝(こっちも世界遺産)にぶっつぶされました。

 そんな歴史があっても、やはり、カンボジア人にとってのアンコールワットは心の支え。
 ほとんどのカンボジア人は、一度はアンコールワットに参拝するそうです。

人ばっか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 おかげで周りは、ひとばっか。

 しかし、冷静に考えてみると、シャムもヴェトナムも仏教国だよなあ・・・。
 そもそも、アンコールワットは、ど真ん中に、ふつーにシヴァ神とか祭られてるし。。
 どうやら、適当なことを教わったらしい・・・。

 正解は、
「元々ヒンドゥー教寺院として作られたものを、後の王が仏教寺院として改造。
  その後、ポルポト派ゲリラの基地となり、その際に彫刻をボコにされた。」

 でした。

 とにかく歴史がややこしい。
 アンコールワットだけでも、そのややこしい歴史の苦労が痛いほど分かります。



mota2005 at 21:38コメント(3)トラックバック(0)カンボジア  この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by あゆみん   2008年01月26日 05:45
懐かし〜!アンコールワット!

さすがもりぞおさん、色々疑問をかかえながら旅してますな。
でも、私は宗教のこととか何にも考えてなかったわ。

あっちこっちヒビが入って、すでに壊れている所も多いけど、カンボジア人はそれを「自然の流れ」として治さないって言ってた。
一生懸命修復作業をしている外国人も、考え方によっては迷惑なのかな。
まあ、現地ガイドさんの言っていたことだから、その人個人の意見だったのかも知れないけど。
2. Posted by もりぞお   2008年01月27日 18:12
そうですね。
色々回ってると、どうしても文化とか宗教とか歴史に興味が行くようになってしまいますね。
建築物そのものよりも、それが作られた背景が気になってきます。

アンコールワットの修復についても、人によって考え方が様々だと思います。
後の回で紹介しますが、ヘビーすぎる近代カンボジアの歴史をどうとらえているかによって・・・。

その関係の本を何冊か読んでるのですが、内容が重すぎて偏頭痛が治りません・・。
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