インドネシア

2007年08月15日

インドネシアはなにげにアメリカの次に人口が多い

 去年の旅行記がまだ途中なのですが、今度はインドネシアに行ってきます。

 なぜに、ネシア!?
 ってな感じなのですが、ネシアはネシアで、非常に興味深いところなのです。

 BRICs(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)に続いて経済発展すると言われているVISTA(ヴェトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)

 これらの国について簡単に調べることがあったのですが、数字を調べると、特にインドネシアについて驚くことが多かったのです。

人口:2億4千万人
 なんと、世界第4位。
 中国、インド、アメリカの次っていうと、その多さにビビってたじろいでしまいます。
 
国土:東西の距離5000km
 横の長さは、アメリカ本土よりも長いです
 まあ、大小1万7500もの島からなる島国なので、面積はそんなにでかくないですが。


 こんだけでかい国なのに、日本での印象は、「バリかプーケットがある南の島」くらいじゃないでしょうか?

 さらに、イスラム教徒が88%と多く、過激派がアルカイダと連携したテロ活動を断続的に行っていることで有名です。

 また、300以上の民族、500以上の言語が混ざる、多民族国家であり、すでに独立した東ティモールなど、民族紛争も絶えません。

 1990年代後半のアジア通貨危機の直撃も受け、2000年代前半にはスマトラ島沖地震、ジャワ島地震も起こり・・・。なかなかハードな国であります。

 ついでにいうと、デヴィ夫人の元旦那(変な日本語)が元大統領でした。


 とまあ、ちょっと調べるだけで、次から次へと世界中に散らばってる問題の断片がごろごろ転がっている、興味深い国。

 物理的にも論理的にも馬鹿でかい国を1週間ちょいなので、ちょっと覗くだけですが、
様々な問題の一端とか、日本でいまいちマイナーである理由とか、そんなモノを見つけられたらなんて思っております。

 ちなみに、インドネシアの場所をすぐに答えられる人は少数だと思うので、外務省のHPのリンクを張っておきますね。

 直行便でも8時間かかるのにかなりビビった。



2007年08月14日

パプアニューギニアと東ティモール

 パプアニューギニアと聞いて、なにを思い出しますか?
 南国少年パプワ君?
「ピンポン」で主人公の逃げ台詞
「パプアニューギニアに行く・・俺の幸せは赤道の向こうにあるのだ」

 名前が面白い、南の島 ってとこでしょうか。

 私も、今回インドネシアの地図を見るまで、パプアニューギニアがインドネシアの隣にあるとは知りませんでした。

 やべえ・・・いきてえ・・・

 と、いうことで、インドネシア在住の友達に聞いてみました。

「飛行機が時間通りに飛ばない国ですから、下手すりゃ途中で足止めです。」

 インドと名が付いているのは伊達じゃないですね。
 地球の歩き方にも、「無事に着けば遅れても誰も文句を言わない。飛行機が平気で欠航する」と書いてあります。

 んー。。とてもじゃないけど短い夏休みじゃ行けないなあ。。無念。


 
 東ティモールと聞いて、なにを思い出しますか?
 内戦?
 どっか遠くの国?

 恥ずかしながら私は、東ティモールをユーゴスラビアと旧ソ連の間くらいにある国だと思ってました。

 で、今回インドネシアの地図を見るまで、東ティモールがインドネシアの隣にあるとは知りませんでした。

 やべえ・・・いかなくては・・・

 と、いうことで、インドネシア在住の友達に聞いてみました。

「JICAとかJETROの人も、今は必要最小限を残して引き上げてますね。」

 独立戦争は伊達じゃないですね。
外務省のHPにも、「選挙絡みの投石・放火等は依然として散発的に発生しており、6月30日の国民議会選挙後まで十分な注意が必要です。」と書いてあります。

 んー。。とてもじゃないけど短い夏休みじゃ行けないなあ。。無念。


 パプアにしろ、東ティモールにしろ、天然資源に恵まれていることもあり、政情が安定したら経済成長が見込めるところです。
 経済がブレイクする前の鼓動を見たい・・・。

 また、私が今とても興味を持っているのが、「戦争はなぜ起こるのか」ということ。
 
 民族はなぜ独立したいのか?他民族同士はなぜ仲が悪いのか?戦争はどんな爪痕を残すのか?
 日本国内では想像も出来ない、人々の生き様を見たい。

 今後、近いうちに、キチンと時間を作って、戦争が終わった跡が残る国に行く機会をつくりたいと思っています。

 行きたいところが多すぎて、人生の時間が足りない・・・。

 



2007年08月13日

今度は、ジャカルタで大きな地震が

 こんばんわ。
 明日、朝5時出発で、インドネシアはジャカルタに行くもりぞおです。

 例によって例のごとく、もう慣れっこなんですが、またニュースが・・。

インドネシアでM7.5の地震

 インドネシア・ジャワ島のジャカルタの東100キロの海底で9日午前0時(日本時間同2時)すぎ、強い地震があった。米地質調査所によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.5で、震源の深さ290キロ。津波は観測されておらず、死傷者や建物崩壊などの被害もいまのところ報告されていない。

 近くで何かが起こっても、直撃は少ない私の旅。
 今回も被害なしです。
 安心して行って参ります。

 せっかくなので、過去のトラブルリストを貼っておきますね。

2001年 目的地 デトロイト
 デトロイトで仕事があるため、サンフランシスコで前泊。
 当日、空港へ行くと「All Airplane Stop.」
 日付は、9月11日。そう。飛行機がワールドトレードセンターに突っ込みました。
 その後、2週間サンフランシスコで足止め。

2002年 目的地 チェコ→ハンガリー→クロアチア
 出発2週間前に首都プラハで大雨洪水。
 地下鉄が全線ストップ。水道網も大打撃。復旧のめど立たず。
 仕方がなく、スタートをハンガリーに変更。
 わざわざ「プラハの春」を読んで予習したのに・・・。

2004年 目的地 タイ→ラオス
 タイへ出発する当日、パスポート紛失。
 空き巣に入られた・・・。

 これは、災害ではありませんね。
 でも、タイ行きを断念。泣きながら有給を取り消して会社に行きました・・。
【関連記事】かわいそうなもりぞおさん

2004年 目的地 ネパール→インド
 出発当日、Yahooニュースで、ネパールの首都カトマンズが、反政府組織による
封鎖を食らったことが判明。ネパール行きを断念。
【関連記事】ネパールへ行くつもりだった

2004年 目的地 タイ→インド
 タイ経由でインドへ。
 しかし、タイからインドへの飛行機に乗っているまさにそのときに、2000m下で
地震発生。大津波で、インド南部とプーケットが大災害。
 ちなみに、半年前にプーケット行ったばかり。
 もりぞおさんが行ったのは北インドだったため、被害は皆無。
【関連記事】スマトラ地震の話

2006年 目的地 ネパール
 ネパールリベンジを試みるも、ネパール王朝に対する大規模ゼネスト発生。
 首都カトマンズで、外出禁止令が出る。
 ミャンマーに目的地変更。
【関連記事】一つ一つこの手で 触れて確かめたいんだ 鮮やかな色々

2006年 目的地 モロッコ
 2度目のサハラ砂漠を目指してモロッコに向かう半月前。
 日本ではほとんど報道されていなかった事件が。
 モロッコ、サハラ砂漠のメルズーガ大砂丘で洪水。家が流され、ラクダが溺死。
 ありえない。
【関連記事】目的地は、洪水で沈んだ砂漠 (比喩ではなく)


いつか、とんでもないものが直撃すると思う・・・。



2007年08月12日

ネシアの航空会社と中華航空と白い恋人

こんばんわ。
 アベ君と入れ替わりで、インドネシアから帰ってきたもりぞおです。
                        ※安倍首相がジャカルタ入り

 インドネシアは日本よりも全然涼しくて快適でした。
 ただ、帰りの台湾経由の飛行機が、台湾上空で台風に直撃して、久々にエアポケット垂直落下無重力状態を味わいました。


 インドネシアは、前にも言ったとおりクソバカ広いです。
 隣の都市まで行くのにバスで10時間なんてのもざら。
 ってことで、今回は飛行機で移動することにしました。

 合計3社の飛行機を予約して行ったのですが、今考えると素敵なラインナップでした。

 成田-台北-ジャカルタは、
 成田着行の航空会社で屈指の事故率を誇る事でおなじみ、中華航空。

 でも、機体は新しくて日本語の映画も見れたし、台風の中オンタイムで動いたので素晴らしい。

台風










ジャカルタ-ジョグジャカルタは、
今年の3月にジョグジャカルタ近郊の水田に飛行機が突っ込んだ武勇伝を持つガルーダインドネシア航空。

 安全格付けが低すぎて、ノースウェストとの提携が無期限停止になっております。
 
 でも、インドネシア国内便の中では、一番時間を守ってくれます。
 今回も、機内食が不味いこと以外は問題なし。

 そして、ジャカルタ-パダンを、
 今回のメインイベント。恐怖の格安航空会社エアー・アジア

 日本の格安航空会社とは桁違いの「安かろう悪かろう」をモットーに、

 座席は自由席(金を余計に払うと先に乗せてくれる)
 機内食は出ない食べ物の持ち込み禁止。車内販売有り)
 空港が普通の空港ではない(東京で言ったら、調布空港とか、横須賀米軍基地とかに着陸する)

 といった、個性的なスタイルを貫いています。

 飛行機の乗り方も、我々が成田空港で全日空便に乗るのとはひと味違います。

Air Asia










 行きは、全く問題なく20分遅れ離陸、10分遅れ着陸だったのですが、帰りはやってくれました。


 朝8時に空港について、e-ticketを係員に見せると、

「Canceled.」(ないよ)

 ってさー、普通飛行機って天災でもない限り飛ぶよねえ・・・。

 ネシア在住の友人からメールが来てました

「明日朝のフライトが飛ばないっぽいです。間引かれた可能性大!!

 どうやら、こいつら、乗客が少ないと便を間引くらしい・・・。
 やばいよ。。礼を尊ぶ日本国民として、その感覚は理解出来ないよ・・・。

 が、対応してくれた女性職員の手際がこれまた素晴らしい。

 「えーっと。エアアジアで行くとすると、今日の一番早い便が13:05分発になります。
  これで問題がある場合は、他の航空会社の便に乗れるか探してきます。」

 「そうですか。では、他の会社の時間と値段を聞いてきますので座って待っていてください。
  他の会社の航空券がとれたら、このチケットは払い戻し致します。」

 「ありました。マンダラ航空で8:40の便がとれます。これでいいですか?
  41万ルピアです。
  よろしいですか?」

 ってなかんじで、5分くらいでさらっと片づけられてしまいました。
 んー、慣れてるなあ・・。それだけ、欠航が多いって事なんでしょうが。。。

 同じく格安航空会社(こっちは指定席)のマンダラ航空のカウンターでは、クレジットカードの機械が壊れてて使えないとか、また素敵な事になっていたのですが、この人、速攻でATMまで案内してくれるし。

 そんな感じで、無事に飛行機たくさん乗って、こうやって時間通りに帰ってきましたが、時間がタイトな場合は、格安航空会社は使わない方がいいと思います。。

 ちなみに、「格安」って、どれくらい格安なのかというと、ジャカルタ-パダン(フライト2時間弱)で、

 エアーアジア 32.7万ルピア(3944円)
 マンダラ航空 41万ルピア(4945円)

 うちから空港までのバス代と変わらん・・・。


8/20
 そんなこと書いてたら、中華航空炎上、キター!
 中華航空機、那覇空港で炎上

 ちなみに、中華航空は台湾の航空会社なので、段ボールとか、基準値を上回る農薬とかそういうのは関係ありません。

 原因不明、機体整備不良とか言われてるけど、昨日台風で忙しかったのかもしれませんね。(その程度で爆発炎上されても困るが。。。)

  また、ネシアの友人に持って行ったおみやげが、成田で買った「白い恋人
  帰り、中華航空の中で読んでいた日経新聞で、円高と日経大暴落の次に驚きました。

 微妙にいろんな問題にからむ、楽しい人生です。
 また、武勇伝に付け加えることが増えちゃったなあ。。



2007年08月11日

イージューライダー in ネシア

もりぞおさんの、海外旅行でよくやるアクティビティに、田舎町を原チャリで疾走というのがあります。

 今回も、インドネシアの高原の湖、マニンジャウ湖でやってきました。
 では、BGMに奥田民生のイージューライダーをかけながら、行ってみましょう。

♪(前奏)ちゃらららーちゃららー ちゃらららーちゃららー
  なにもないな 誰もいないな 快適なスピードでー


 まずは、1日10万ルピア(1300円)で原チャリを借りて

原チャリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 道ばたにあるガソリンスタンドでガソリン(1リットル5000ルピー(75円))でガソリンを買って

ガソリンスタンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 おもむろに入れて、

ガソリン入れる

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 出発!


 あたりはのどかな田園風景で

田んぼ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ♪道はただ延々続く

道

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時々通る集落では、 路上市場で、なんか売ってます。

市場

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 で、道ばたでは香草とか

香る草

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 魚の薫製とかがいい香りをさせています。

薫製

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 コラ、ドリアンを置くな!

ドリアン

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 イかした家とか、

家

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 鮮やかな花とか

花

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 静かな湖とか

静かな湖畔

 

 

 

 

 

 

 

 

 


を眺めていると、あっという間に時間が経ってしまいます。


♪僕らの自由を 僕らの青春を 大げさにいうのならば きっとこういう事なんだろうー

 次回、この湖で働くおっさんの話に続きます。
 なんか、ここに住んじゃえよ!って誘われました。



2007年08月10日

生け簀でロハス

前回の湖 マニンジャウ湖を、原チャリで走っていると、こんな生け簀(いけす)みたいなのがいくつかありました。

いけす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここではいったいなにを飼っているのだろう?ってことで、原チャリをおりて、湖の畔まで行ってみます。

湖畔

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 静かな湖の畔でぼーっとしてると、知らないおっさんが話しかけてきました。

「あの生け簀を見てみたい?」
「是非!」
「じゃあ、このボートで連れってやるよ」

小舟

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 このおっさんは、生け簀のオーナーで、中の魚に餌をあげにきたそうです。

 ついたー

生け簀

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 生け簀の中で飼ってるのは、きんぎょー!

鯉

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「この魚は、観賞用?食用?」
「もちろん、観賞用だぜ。これをシンガポールに持って行くと高く売れるんだ。」

 なるほど。
 インドネシア国内でも売れるけど、シンガポールの方がいい金になるんだそうです。
マニンジャウ産金魚 なんて、ブランドになったりしてるのかな?


「せっかくだから、すぐそこにあるうちで、茶でも飲んでいけや」

 おっさんの家、めちゃめちゃ綺麗なんですけど・・・。

家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺は昔、政府の役人やってたんだけどさあ、給料が安いんだ。
  食べていくのがやっと。
  だから、自分で商売を考えた。それで始めたのがこの金魚屋さんだ。」

 おそらく、役人時代のコネクションで、シンガポールとの貿易のルートを作ったんだろうな。
 英語が上手いのもそのせいだろうなあ。

「忙しいんですか?」

一日2回餌をやるだけだよ。
  ここはいいぞー。空気はいいし、家は安いし。」

 ちょーうらやましー。
 1日の労働時間1時間以下だよ、この人。。。


「昔は、ジャカルタに住んでたんだけど、すっかりイヤになっちゃってね。
  日本の東京はどうだい?」

「エキサイティングだけど、疲れますわ。
  あなたのこういう生活に憧れている人はたくさんいるよ」

「インドネシアよりも全然リッチな国なのにねえ・・」

「インドネシアは、資源もあるし、人口も多いし、場所もいい。
  でも、なんで発展が遅いんだろう?」

「民間が稼いだ金とか、援助の金を、全部役人がポケットに入れちゃうからだよ
  だから、俺は役人が来ないところに行きたかったんだ

 このおっさんに、この辺を案内してもらったんだけど、回りのほとんどの人が家族か友達。

 みんなのんびりとだらけて生活してます。

 米は年に3回とれるし、フルーツはすぐでかくなる。
 魚はとれるし、輸出すれば現金収入もはいる。

 マニンジャウの生け簀で、ロハス・・・

 なんか、この人たちの生活にちょっとうらやましさを感じましたが、いざやってみたら、ヒマなんだろうな・・・。
 雨期と乾期の季節の移り変わりだけを感じながら、経過していく一年・・・。
たぶん私には耐えられない。

 なんかしらんけど、連絡先(メールアドレスじゃなくて住所)を教えられてしまったので、この生活に興味がある人はご連絡ください。
 たぶん、車一台分くらいの資本金で、この生活を始めることが出来ると思います。

 ところで、おっさん。これはなんだ?

酒

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「シンガポールで買ってきたんだよ」
「おっさん、イスラム教だろ?」
「マニンジャウだけに、ま、いいちゃう?」

 おあとがよろしいようで。



2007年08月09日

ジャカルタに足りないモノはなんだろう?

 高原の田舎町の話から一転、人口900万人のメガロポリス ジャカルタに話を移します。

 ジャカルタに来て、最初に思うのが、「車が多い」こと。
 道が片道4車線とか普通にあり、さらにその道がすべて車で埋まっている。

 これだけ車が多いので、街は車用の設備になっています。

 たとえば、建物がやたらでかい。

複合商業施設

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 こういう、複合型の巨大商業施設が市内に何個もあり、市民はここで買い物して、映画を観て、食事をしてと、全てが1カ所ですむようになっているわけです。

 こういう街は、散歩がしにくい。

 とにかく道が広い上に横断歩道がほとんどないために、そう簡単に道が渡れない、隣のビルまで行くにもやたらあるかにゃいけない。

 ってことで、あっちゃこっちゃ行くのに、わざわざタクシーに乗らなきゃいけないのです。

 とはいえ、私は観光地をピンポイントで観るよりも、その道中になにがあるかを観るのが好きなので、地道に歩きました。

 そうすっと、これらの巨大な最新鋭のビルの谷間に、たくさんの小さな集落があることが分かります。

あばらや

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 この集落の中では、小さな駄菓子屋とか、走り回るガキとか、暇そうにしている若者とか、アジアらしい姿がかいま見えます。
 きっと、何年か前のジャカルタは、こんなところばっかりだったんだろうな。


 何度も言っているように、インドネシアは、資源、人口、地理など、ビジネス的に魅力に溢れる国です。
 そのため、日本も含めて世界中の企業がここに資本を投下しています。

 そして、その資本の一部が巨大な商業施設になっており、この商業施設は、海外からの駐在員や、海外企業で働く裕福層を相手にビジネスをしています。

 そういう人達は車を持っているので、治安の良くない市内を歩かなくてもいい、こういう施設は非常に便利です。


 それに対して、ジャカルタの街には、地下鉄のような都市内の公共交通機関がありません。
 小さな集落で生活する人達にとっては、どこへ行くにもおんぼろのバスに乗らなきゃいけない、とても住みにくい街であるような気がします。


 東京も、昔ながらの街から、巨大なビルや施設に変化していきました。
 ただ、その変化は、東京都民のための進化で、その進化の速度は、東京都民の生活水準と同じ早さで進んできました。

 従って、大きな商業施設が出来るのと同時に地下鉄が走り、やがて、東京都いう巨大な都市中をくまなく電車が走るようになりました。

 ジャカルタの場合、外から来た人達のために街が変化し、その進化のスピードは、ジャカルタ市民の生活水準の向上速度よりも、遙かに速いスピードである気がします。


 なかなか変わらない生活と、猛スピードで変化していく街。

ジャカルタの風景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 あばら屋が連なる小道から、巨大商業施設を見上げて、ジャカルタ市民はどんなことを考えているのでしょうか?


 次回、インドネシアに対する日本国の関わりについて調べてみます。



2007年08月08日

インドネシアは日本のODA No1の供与先である。

 前回、インドネシアの首都、ジャカルタの動きにくさを書いたのですが、このとき思い出したのが中国の首都北京、タイの首都バンコクのことです。

 地図の縮尺が間違ってるんじゃないかと思えるくらい建物が馬鹿でかい北京や、
ジャカルタと並んで世界三大渋滞(もうひとつはメキシコシティー)と呼ばれるバンコクには、地下鉄が走っております。

 そして、北京の地下鉄一号線や、バンコクの地下鉄は、日本のODA(政府開発援助)で作られました。
 これらの地下鉄の駅には、日本のODAで作られたこと書いたえらそうなプレートが掲げられています。

 それなら、ジャカルタにも・・・と調べてみたら、出てきました。

「ジャカルタ都市高速鉄道計画に18億6,900万円を限度とする円借款を実施する

 この記事の、最後にこんなことが書いてあります。

 なお、今回の書簡の交換により、インドネシアへの円借款の実施累計額は4兆425億6,800万円になる。

 インドネシア、借金4兆円。

 そう、実はインドネシアは日本がODAとして貸し付けを行っている国NO1なのです。

 確かに、インドネシアは、資源(特に石油)、人口、食料と、日本に足りないモノをたくさんもっています。
 逆に、日本は、資本、技術と、インドネシアに足りないモノをたくさんもっています。
 まさに、理想的な補完関係。

 また、私は、8/17(終戦記念日の2日後)の、インドネシアの(オランダからの)独立記念日に現地にいたのですが、現地の人に話を聞くと、

「インドネシアが独立することが出来たのは、日本軍が戦い方を教えてくれ、一緒に戦ってくれたからだ」

 なんてことを言っていました。
 全ての国民の意識がそうなのかは知りませんが、このアンケートが物語っているように、少なくともインドネシア国内での対日感情はものすごくいいです。

 
 また、インドネシア人はいい加減で宗教の違いもありますが、基本的におおらかな人が多い気がします。
 気候的にも、東京よりずっと過ごしやすいため、老後の移住先として、大前研一ご推薦のミャンマーよりもずっといいのではないかと思っています。

 そんなインドネシアに対して資金を供給することは、大切なことだとおもいます。

 ただ、ほとんどの援助に、利権がからまっているように、必ずしも現地の人の役にたっているとはいえない現実もあります。

 援助大国 ODAはどこへ
 ODAをめぐっては、インドネシアでダム建設に際し立ち退いた住民が、日本政府を相手に損害賠償を求める訴訟を起こすなど、現地の環境や社会事情が十分考慮されなかったためとされる問題が起きている。


 ガンバレ、外務省。
 もうちょっと、ちゃんと税金を使ってくれ!

 もりぞおさんは、日本の税金で、インドネシアがもちっと豊かになり、日本と補完しあって生きていくことが出来るように応援しております。


 ちなみに、ODAの貸し付けのNo1はインドネシアですが、無償援助のNo1は2005年からイラクになっております。それも、シェア50%

 これは、間接的なアメリカへのイラク占領支援ですね。。

 軍事力というキンタマを握られている国は、政府開発援助ですら自分の思い通りに行えないのですから、悲惨です。



2007年08月07日

ジャングルの中に佇む謎の仏教遺跡

インドネシアの京都と呼ばれるジョグジャカルタ。
 その中でも、最大の仏教遺跡、ボロブドゥール遺跡に行ってきました。

 ジャングルの中に佇む巨大な遺跡。
 膨大な量のおみやげ屋を従えて突如、巨大な石の塊。

重厚

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、各フロアには仏教の伝説の絵が掘られており、

仏教物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 頂上付近には、ストゥーパという謎のモノが大量に佇んでいます。

ストゥーパ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 ストゥーパ中には仏像が入っており、

ストゥーパの中身

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仏門と下界との微妙な距離感を表現しているのだそうです。


 問題は、イスラム教中心のこの国のこの地域に、なんでこれほどまでに巨大な仏教遺跡があるかという事ですが、今のところ答えは「不明」だそうです。

 紀元800年ごろに創られて、1800年頃に発掘されるまで、なにがどうなってたかじぇんじぇんわからないという、いい加減さがインドネシアらしいです。


 さて、この遺跡からみる朝日が絶品であるということで、5:30に起きて行ってみました。

 しんと静まりかえった空気。
 うっすらと霧がかかり、幻想的な雰囲気を醸し出すジャングル。

 そして、空が赤くなってきました。

朝焼け

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 360°サラウンドであちこちから聞こえてくるにわとりの鳴き声。
 たまに聞こえる原チャリのエンジン音が、町にも朝が訪れたことを教えてくれます。


 太陽が!

太陽

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 太陽の光と共に、ダイナミックに動く雲の陰や、すぅっとひいていく霧が、ハッキリと視界に入ってきます。 

そんな風に、しっかりと明るくなっていく下界とは関係なしに、ストゥーパのなかの仏像は、相変わらずひっそり佇んでいました。

朝のストゥーパ

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 次回、そんな現実と一線を引いている仏僧たちとは真逆の人達のお話に続く。



2007年08月06日

遺跡の中段で英語を喋る

前回ご紹介した、ジャングルに佇む謎の仏教遺跡。
 ここに朝一番で訪れることが出来るのは、隣接するホテルに泊まって追加料金(1000円くらい)を払った、選ばれしもののみです。

 そして、日も昇り、すっかり明るくなってくると、下々の者たちが、わらわらと遺跡に登ってきます。

 私は、前日もこの遺跡に登っており、まあ、見るモノは見たので、さっさと帰ろうと思ったら、若いインドネシア人3人組が話しかけてきました。

ネシアの学生

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Can you speak English?」

 面白そうなので、話を聞いてみると、彼らは、インドネシアの英語学校の生徒で、卒業遠足で来ているようです。

 そう。インドネシア最大の観光地で、ガイジンがたくさん集まるここに来て、習った英語を実践演習してみようってのが課題であるとのことだそうで。

 せっかくなので、コチラもいろいろ聞いてみました。

「どれくらい英語勉強してるの?」「半年くらい」
 その割には、非常に上手いです。

 義務教育で6年以上英語を習って、その上、街中には英会話学校の広告が所狭しと張り巡らされている国から来た人達は、
遺跡の上の方でウィッキーさんに話しかけられる通勤客のように逃げまどっています。

「なんで英語を勉強しているの?」
「国際語だからかな」
「私は、外国の会社で働きたいの。」

 国内に、待遇のいい働き口が山ほどある国とは切実さが違うんでしょうね。
 ちなみに、こいつらは、普通にデジカメとかを持っているところから見ると、インドネシアの上流の家庭で育っているのでしょう。
 それ故に、英語の大切さも身にしみているのかと。


 別の場所では、インドネシアの大学の英語の教授と話をしました。
 彼に、日本人に英語を喋りたい人は山ほどいるけど、喋れる人は少ないということを話すと、

「それは、日本の文化にはいいことかもしれない。
  国際化は、インドネシアの文化を壊しているように感じる」

 なんてことを言っていました。
 どーなんでしょう。少なくとも日本人は、和洋折衷の新しい独自の文化を創り上げていると思います。


 さて、学生との話の続き

「私は、私だけだけど、オーストラリアに行きたいの。
  動物を抱きたくて、父さんに頼んだら、裏山でかわいくない猿を捕ってきて・・それが悔しくて、私は、オーストラリアでカンガルーに会いたいの!」


 遺跡の下段の方では、日本語を喋れるガイドに遺跡の説明をしてもらっている集団がいます。
 
 英語が喋れなくても、ジャングルの中の遺跡にも、カンガルーがいる草原にも、どこにでも行けるジャパンマネーの底力がある限り、
 日本人の多くは、相変わらず、世界一英語が喋りたいけど喋れない国民であり続けるんだろうなと、改めて感じた午前7時でした。

 それはいいのか、悪いのか・・・。
 ま、別にいいんでしょうね。



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