2017年10月

2017年10月30日

PayPal(ペイパル)のススメ

林もとひとです。今回のタイトル「PayPal(ペイパル)」ってご存知ですか。アメリカのPayPal社が提供するオンライン決済サービスで、簡単・安全かつ低料金で国内外の支払い、決済・海外送金が可能となります。

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コチラの公式サイトから、アカウント作成から利用まで日本語にも完全対応なので、安心です。もちろん無料で利用できます。

 190カ国以上、1億5000万人以上に利用されている、世界で最も有名なオンライン決済サービスであるPayPal。私もしばしば利用していて、確かに便利で簡単です。

何より「安全性の高さ」が最大のメリットだと思います。ペイパルで決済すれば、支払いに使うクレジットカードの番号など重要な情報が利用するショップに渡らないのです。

 
通常は、クレジットカードで支払いをすると、カード番号だけでなくCVC/CVVコードというクレジットカードの裏面に記載されている暗証番号まで入力しないといけないことが多いと思います。

つまり、複数のオンラインショップで決済をすると、その数だけクレジットカード情報も入力しなければならず、その数だけ情報漏洩のリスクも高まります。

ペイパル決済なら、ペイパルアカウントに登録されているクレジットカードにのみ請求が行くので、ペイパルアカウントさえ安全に管理しておけば、不正利用などのリスクを減らすことができます。

そして、万一のトラブル時に手厚い補償が受けられる点も大きなメリットです。
例えば、ペイパルで決済した商品が説明と大きく異なるものだった場合や、商品がなかなか発送されず届かないといった場合にも、返金などの対応を取ってくれます。(実はつい先日私自身がこの補償に助けられました。その顛末は次回のブログで・・) 

買い物だけでなく、セミナーや懇親会費の決済などにも広く普及し始めている決済手段「ペイパル」。手軽さと安全性を兼ね備えた素晴らしいサービスだと思います。ぜひ使ってみてください。
林幹人 


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2017年10月26日

衆議院の次はゆるキャラ選挙!?

林もとひとです。 以前このブログでも取り上げた「ゆるキャラグランプリ」が今年も開催されていて、私の地元成田市が誇る人気者「うなりくん」が なんと1位を走っています!

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成田名物の「うなぎ」と成田空港をイメージした「飛行機」が合わさった姿で「うなり星」からやってきたという設定です。成田市長の小泉氏によると、うなぎだけに性格は「つかみどころがない」らしいです・・・。 

そんな「うなりくん」がグランプリを取れるかもしれないという勢いで頑張っていますが、 2位のちりゅっぴ(愛知県)が猛然と追っていて、デッドヒートを繰り広げています。このブログを読んでいる皆さんも是非応援をお願いします!

今年は8月1日(火)から11月10日(金)まで3ヶ月以上に渡って投票が受け付けられ、その得票のトータルでグランプリが決定します。投票はインターネットで行われ、スマートフォンや携帯電話からももちろん投票できます。通常の選挙と違って1日1票投票権があり、毎日投票できるのが特徴的ですね。

年齢制限はありませんから、老若男女問わず、メルアドの登録で誰でも投票できます。毎日1票!うなりくんによろしくお願いします!

うなりくん投票ページ

林幹人


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2017年10月23日

衆議院選挙が終わりました

林もとひとです。第48回衆議院選挙が終了し、おかげさまで応援していた林幹雄氏が88,398票を獲得し、9回目の当選を果たすことができました。ご支援いただいた皆さん、ありがとうございました。

終わってみれば下馬評通り与党が圧勝という結果でしたが、圧倒的な支持を得たというよりも「他に選択肢が無かった」という判断基準で投票した人が多かったような気がします。

実際に比例票を見てみると、千葉10区では自民・公明票の合計と希望や立憲民主などの野党票の合計は、非常に拮抗しています。

民進党が分裂し、小池都知事率いる希望の党が「排除発言」をきっかけに失速したことによる「敵失」で勝利を拾ったという表現が適切だと思います。

結果におごることなく、真摯な政権運営が求められます。

投票率も残念ながら53.68%と戦後2番目に低いものとなってしまいました。戦後最低となった前回の選挙の52.66%を1.02ポイント上回ったものの、成田市を含む千葉県では逆に前回より下げて、過去最低の投票率となってしまいました。

また、前回の記事で取り上げた「新有権者」に限って見ても、18歳と19歳を合わせた投票率は41.51%と全体を大きく下回る結果となりました。

選挙戦を通じて私が肌で感じた「新有権者の意識の高まり」と裏腹の結果となりましたが、これについてはもう少し分析が必要に思います。

一方で期日前投票は前回の12.65%を7.45ポイントも上回り、20.10%を記録しました。台風の影響で早めの投票が促進された面もあると思いますが、制度が広く浸透してきている証左だと感じます。

ただし全体の投票率はほとんど上がっていないことを考えると、これまで投票に行かなかった人が行くようになった訳ではなく、普段から投票に行く人が制度を利用しはじめたということだと思います。

いずれにせよ、政治に参加することの意義と必要性を、もっともっとご理解いただく努力を続けなければなりません。同時に、議員は有権者にそう思わせる政治を示すことが求められます。

「何のための解散か」「何のための政党替えか」これらが「自分たちの保身のためでしょ」と有権者に見られているうちは、改善は難しいかもしれません。
林幹人

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2017年10月19日

選挙のことは18歳に聞け!?

林もとひとです。衆議院選挙もいよいよ終盤戦、各陣営ラストスパートでヒートアップしています。私も連日猛然と活動を続けていますが、今回の選挙で強く感じるのが「新有権者の意識の高まり」です。

前回のブログで書いた「駅」での反応もそうですが、街頭演説等で足を止めてくれたり、積極的にビラを取ってくれる高校生の多さに驚きます。

芸能界でも18歳のタレントさんが注目されています。2015年に第40回ホリプロスカウトキャラバンでソフトバンク賞を受賞しデビューした「井上咲楽(いのうえさくら)」さんです。

”眉毛ガール”の異名で呼ばれるほどの激太眉毛と、おねしょやオナラをカミングアウトするなどぶっ飛んだキャラで知られる彼女ですが、こと話題が政治に向くと非常に鋭い発言を連発します。

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本当に立派な眉毛です

以前は国会議員について「ガッポガッポ稼げそう」というイメージだったそうですが、自分でいろいろ調べてみると、そうでもないと分かったそうです。

衆議院の制度を自分の立場に置き換え「もしホリプロに4年という任期があり社長に解散権があったら、解散のたびにオーディションを受け直さなければならない。お金が目的では出来ない仕事」と考え方が変わったそうです。

今回の衆議院選挙が初めての投票となる咲楽さんに、注目点を問うと「教育無償化やその財源を巡る議論に注目したかったが『増税するかしないか』『安倍さんか小池さんか』というざっくりした選択になってしまっていると返答。

さらに「これまでは『右』は自民『左』は民進や共産だったが、今回は民進が希望に行った。そもそも安倍さんも小池さんも『右の人』。だとすると訳がわからない」と続けました。

正しい認識ですね。彼女の言葉の裏には「有権者に正しく情報が伝わっていない」「メディアが提供する情報は偏っている」という思いがにじみます。つまりメディアによって形成された「世論」は必ずしも正しくないと見抜いているのです。

咲楽さんに代表される「新有権者世代」は何でもスマホを使って「自分で調べる」というクセがついています。必然的に情報ソースはインターネットが中心となり、真贋含め情報の質は玉石混交です。

しかしテレビの前で一方的に受け取るだけの情報と異なり、ネットは自分で能動的に入手する情報ですから、自然とバランス感覚が身につくのではないでしょうか。

皆さんも試しに18歳の有権者に聞いてみて下さい。びっくりするほどしっかりしていますよ。
林幹人


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2017年10月16日

駅頭での悲喜交交(ひきこもごも)

林もとひとです。連日衆議院選挙の応援に奔走しています。平日は毎日駅頭でのご挨拶に立たせていただいていますが、駅を利用する方々にはいろいろな人がいるということを、改めて実感しています。

学生さんやサラリーマンといった区分もそうですが、性格的な個性とも言うべきものに、驚くほどの多様性があり、非常に興味深いです。

私が「おはようございます」「いってらっしゃませ」と声をかけると「おはようございます」と返してくれたり「お疲れ様です」「頑張ってください」とねぎらいの言葉を頂けることもあります。

かと思えば、私を見るやなるべく距離をとって目をそらしたり、逆に「邪魔だ!」と言わんばかりに歩く速度を上げ、私が立っている場所をかすめていく人もいます。

皆さん朝は時間に追われていることも多いでしょうし、私も利用者の立場だったら「じゃまだなー」と思うかもしれません。上記の様な両極端なリアクションをする人よりも「素(す)」のまま通り過ぎる人が一番多いかもしれませんね。

「中間」にも程度があって「会釈をしてくれる or 微笑んでくれる」>「目を合わせてくれる」>「無表情のまま通り過ぎる(つまり無視)」という具合に段階があります。

私に対する反応ですから、私や私が応援している「林幹雄候補」に対して支援しているか否かで反応が決まると思っていたのですが、実はそうでもないんです。

先日対立候補と鉢合わせ、両陣営入り乱れての駅頭活動となった時がありました。そして皆さんの反応を見ていると「頑張って!」と返してくれる人は、多くの場合どちらの陣営スタッフに対しても同じリアクションをしているのです!

普段私に優しく「頑張って下さい!」と声をかけてくれているあの人が、なんとライバルに対しても優しく「頑張って」と言っているではありませんか!

・・・ちょっとショックを受けたものの、考えてみると当たり前ですよね。自分が逆の立場で、お互いに利害関係がないフラットな関係であれば、やはり誰に対しても同じリアクションをすると思います。

そう考えると、誰に対しても「おはようございます!」と笑顔で返せる人ってステキですね。職業や性別に関係なく、そんな「ステキな人」が増えると、職場も学校も明るく楽しくなりそうです。

皆さんも「ステキな人」になりましょう!
林幹人


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2017年10月12日

期日前投票に行きましょう!

林もとひとです。第48回衆議院選挙も、投票日まであと10日となりました。選挙の度に必ず懸念されるのが「低投票率」です。民意を正しく反映させるには全有権者が投票することが理想ですが、前回の衆議院選挙では過去最低の52.66%という低投票率でした。

政治に対する不信感の高まりや関心低下が大きな要因ですが、投票する意思はあるものの、予定が合わないために投票を見送るというケースも多いことから、有権者の投票機会を広げることを目的に作られた制度が「期日前(きじつぜん)投票制度」です。

投票日当日に仕事や学校行事、買い物、旅行、冠婚葬祭などの予定があり、投票所に行けない人が対象で、以前の「不在者投票制度」よりも必要な手続きを簡略化し、非常に利用しやすくなっています。

さらに昨年4月に公選法が改正され、自治体の裁量で最大2時間の前倒しと延長が可能になりました。今回の選挙で全国一早い午前6時半に開場した大阪府箕面市の投票所では、早速公示日の翌日である11日に、一番乗りした18歳の高校生が、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めてとなる衆院選に1票を投じました。

私の地元成田市では、成田市役所4階401会議室、大栄支所1階相談ロビー、保健福祉館下総分館(下総支所)1階相談室において午前8時30分から午後8時、イオンモール成田専門店街1階フラワーコートにおいては10月15日(日)から10月21日(土)の午前10時から午後8時まで期日前投票できます。

18歳の「新」有権者が一番乗りで投票しています!皆さんも「忙しい」を理由に棄権することがないよう、利用しやすくなった「期日前投票」に行きましょう!
林幹人


motohito884 at 22:08|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い 

2017年10月09日

白井健三選手に学ぶ

林もとひとです。カナダ・モントリオールで開催された体操世界選手権で、日体大の白井健三選手が大活躍しました。個人総合の銅、床運動の金、そして跳馬の金と3つのメダルを獲得しました。

中でも圧巻だったのは床運動で、2位に1.100点差をつける圧倒的な演技を披露し、世界中から賞賛されています。国際体操連盟が最高の「H」難度と認定した、白井選手にしかできない大技「シライ3」をはじめ、自らの名が冠された大技を次々と決め、輝きを放ちました。

そして試合後のインタビューで白井選手が語った内容が非常に印象深かったので、今回ブログで紹介させて頂きます。白井選手は昨年のリオオリンピックで「床の大本命」と言われたプレッシャーからか、普段では考えられないミスを連発してしまい、表彰台には届かず4位という結果に終わる経験をしています。

インタビューではそのことに触れ「大舞台での失敗は、自分にとってとても価値のあるものだった」と振り返りました。リオでの悔しさをバネに、リオで失敗した技を徹底的に練習し、今年は一度も失敗していないというレベルにまで完成させました。

そして今大会で日本のエース内村選手が棄権する中、白井選手にかかる期待は大変なものがありました。その強大なプレッシャーを見事に跳ね除け、誰も真似できない演技をやってのけた白井選手。そこには絶対に失敗しないと確信できるほどの練習量があったのでしょう。

大きなステージで挑戦したからこそ、その分大きな学びを得られたということだと思います。私もときどき失敗を恐れ、挑戦することをためらうことがあります。でもそうして「置きにいった」結果、得られたものは何もありませんでした。

やはり常に新しいことにチャレンジし、自らのステージを上げていく姿勢を保ち続けなければいけないと、今回改めて白井選手から学びました。皆さんも挑戦を忘れず、前進を続けていきましょう!
林幹人


motohito884 at 09:03|PermalinkComments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い 

2017年10月05日

「希望の党」って??

林もとひとです。連日連夜、選挙関連のニュースと言えば「希望の党」の話題ばかりです。私も地元で活動していると必ずと言っていいほど希望の党に話が及び、必ずと言っていいほど「良く分からない」ということを耳にします。

私も今回の選挙では、自民党の対立軸として希望の党が発足したと認識していますので、それなりに情報を取ってみたのですが・・・やはり良く分かりません。

10月5日現在で202人の立候補予定者を公認したようですが、その公認の経緯が全く理解不能です。希望の党が公認を出す条件として「政策協定書」なるものにサインをさせたことは報道のとおりです。その全文を入手しましたので以下掲載します。

希望の党 小池百合子代表殿


 政策協定書
 私は、希望の党の公認を受けて衆院選に立候補するに当たり、下記事項を順守すること、当選した場合には希望の党の所属する会派に所属して国会活動と、希望の党党員として政治活動を行うことを誓います。


 記

1. 希望の党の綱領を支持し、「寛容な改革保守政党」を目指すこと。
2. 現下の厳しい国際情勢に鑑み、現行の安全保障法制については、 憲法に のっとり適切に運用する。その上で不断の見直しを行い、現実的な安全保障政策を支持する。

3. 税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)を徹底し、国民が納める税の恩恵が全ての国民に行き渡る仕組みを強化すること。
4. 憲法改正を支持し、憲法改正論議を幅広く進めること。
5. 国民に負担を求める前に国会議員が身を切る改革を断行する必要 があること、および、いわゆる景気弾力条項の趣旨を踏まえて、2019年10月の消費税10%への引き上げを凍結すること。
6. 外国人に対する地方参政権の付与に反対すること。
7. 政党支部において企業団体献金を受け取らないこと。
8. 希望の党の公約を順守すること。
9、希望の党の公認候補となるに当たり、党に資金提供をすること。
10. 選挙期間が終了するまで、希望の党が選挙協力の協定を交わしている政党への批判は一切行わないこと。


  年 月 日
 第48回衆院選 立候補予定者(署名欄)


どうも政策協定書には数パターンあるらしく、上記がバージョンいくつなのか不明ですが、大きく主旨は変わらないと思います。(もし違ったら希望の党関係者の方、ご指摘下さい)

やはり「分からない」原因となっているポイントは項目2の「安全保障政策支持」と、項目4の「憲法改正支持」でしょう。公認された202人は当然全員上記の協定書にサインしているわけですが、この内半数以上の110人以上が民進党出身者だということです。

民進党は一貫して自民党が主張する上記2点について、反対の立場を取ってきました。安保政策の議論では「戦争法案」などとまくし立て「戦争をする気か!」「徴兵制度を導入するのか!」などと根拠のない主張で国民の不安をいたずらに掻き立て、憲法改正論議でも改正すれば平和主義を放棄することになると反対し続けていた民進党出身者が、あっさりとサインするとは。

そう考えると「サインできない」ときっぱり公認を辞退した長野1区の民進党前職の篠原孝・元農林水産副大臣は立派です。主張内容は自民党と正反対なので、政策的には全く共感できませんが、政治家としての「あり方・生き方」としてはこうあるべきだと思います。

当選できそうな看板を手に入れるためには、自らのポリシーを180度転換させる人物が半数以上を占める政党、それが「希望の党」ということになりそうです。

批判めいたことはなるべく控えるようにしていましたが、あまりにも、あまりにも酷いと思ったので、つい記事にしてしまいました。日頃このブログを楽しみに読んでくれている読者の皆さんには、申し訳ありません。

これに懲りず、今後ともよろしくお願いします。
林幹人


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2017年10月02日

「政権選択選挙」ではありません!

林もとひとです。9月28日に衆議院が解散し、10月10日公示、10月22日投開票という日程で第48回衆議院選挙が行われることとなりました。すでに各陣営は選挙モードに突入していて、私も議会の合間を縫って全力で応援体制に入っています。

ちまたでは民進党が希望の党に合流し、維新などと連携を進め「野党連合」が勢いを増したことで「政権選択選挙」になったなどと言う人達がいますが、それは違うと思います。

なぜなら野党に「その気」が全く無いからです。衆議院の解散が急浮上した9月の中下旬ころ、野党は一斉に叫びました「今解散すべきじゃない!」「解散するなど無責任だ!」と。

普段安倍政権に対して批判ばかり繰り返してきた野党。なぜ批判するのか。それは現安倍政権の方針が間違っているという認識からでしょう。ならば安倍政権に代わって自分たちが政権を担い、日本を立て直すという思いから現政権批判をしてきたはずです。

政権交代は選挙を経ずしてはありえませんから、野党にとっては衆議院総選挙は千載一遇の、唯一無二の政権奪取のチャンスなはずです。それを「今解散すべきじゃない」ということは「今政権交代すべじゃない」つまり「今我々野党に責任を負う覚悟、準備はできていない」と自ら言っているに等しいのです。

平成24年の衆議院選挙を思い出して下さい。3年続いた民主党政権で日本は疲弊し、株価も8千円台、雇用も停滞していました。そして当時の野田総理が自民党の安倍総裁との党首討論で「やりましょう!」といきなり解散を宣言したのです。

その時我々自民党はどう思ったか。「よしっ!この選挙に勝って政権を取り戻すぞ!」と自民党関係者の誰もが思ったはずです。つまり自民党は野党時代も、常に政権を担う覚悟と準備を忘れなかったということです。

冒頭申し上げたとおり、野党には政権を担う覚悟も準備もできていません。おまけに希望の党の若狭氏はNHKの討論番組で、政権奪取をめざす時期について「次の次(の衆院選)ぐらいの時」と言い放ちました。したがって今回の衆議院選挙は、政権選択選挙とはなりえないのです。

民主党政権から自民党政権に代わって、名目GDPは約50兆円伸び、株価は2万円台へ、有効求人倍率も全都道府県で初めて1倍を超えました。観光立国施策によって訪日観光客は2400万人を突破し、民主党時代の870万人から3倍近く増加しました。

希望の党の小池氏は結党の理由を「日本をリセットするため」と言いました。上記の成果をリセットしたいと思う人がどれだけいるのか、教えてほしいです。

皆さんには、ブームや雰囲気に流されず、冷静に判断していただきたいと思います。
林幹人


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