2014年02月20日

XPのサポートが間もなく終了

林もとひとです。マイクロソフト社のWindowsXP(以下XP)に対するサポートが、今年4月9日をもって終了します。「何のこっちゃ?」とお思いの方もパソコンを立ち上げた時、下記の画面が表示される場合はXPを使っているということです。ちなみに千葉県庁の自民党議員控室に設置されている6台の共用パソコンも全てXPです。 

WS0145
XPの起動画面です

サポートが終了すると、それ以降はセキュリティ更新プログラムが提供されなくなり、仮に新たな脆弱性が発見されたとしても、その情報が公開されないことになります。

要するに、4月9日以降XPを使い続けることはとても危険であるということです。 「別に怪しいサイトにアクセスするわけでもないし、大丈夫でしょ?」などと考えている人もいるかもしれませんが、サポートが終了したOSを使っていると、インターネットを介してコンピュータウィルスに感染したり、パソコンを外部から遠隔操作されてサイバーテロに巻き込まれたり、情報を抜き取られたり書き換えられたりといったあらゆるリスクに直面することになるのです。

ウィルス対策ソフト会社であるカスペルスキーの川合社長は、パソコンを一軒の家に見立て「これまではシロアリ駆除や屋根の修繕をMicrosoftが行ってきたので万全だったが、(Windows XPサポート終了後は)これがなくなるのと同じこと。雨風が入り、シロアリが入った家には住めない。われわれは泥棒や押し売りなどを防ぐことはできるが、シロアリ駆除も雨漏りも治せない」と説明しています。

インターネットに接続していないパソコンはその限りではありませんが、USBメモリやSDカードなどで他のパソコンとデータのやり取りをする場合でもウィルス等は感染します。

こんな「一大事」ですから、当事者のマイクロソフト社は当然として、IT業界全体が強い危機感を持ってXP使用者に注意を促しています。具体的にはOSを最新のものに更新するか、手っ取り早いのは新しいパソコンに買い換えることです。

そうは言っても、だいぶ安くなってきたとはいえ1台数万円のパソコンを簡単には買い換えられないという人も多いと思います。特に中小・零細企業が業務上複数台のパソコンを使用している場合、全て買い換えるとなると相当な負担となることは間違いありません。

例えば全て買い換えるのが難しければ、1台だけ最新のパソコンを導入してネットへの接続をその端末に集中させ、その他のXP端末では一切ネット接続を行わないようにするなどの対策が考えられます。

いずれにせよ、サポート終了まで2ヶ月を切り、いよいよカウントダウンです。計画的に切り替えを進めていけばまだ間に合います。早急に対策を検討してください。
林幹人 


motohito884 at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 おすすめアプリ | 意見・思い

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