2014年12月01日

産科医不足で少子化に拍車

林もとひとです。6月19日のブログで女性が子どもを産まない(産めない)理由を書きましたが、今回は別の理由で少子化が進んでしまうかもしれないという話です。

それは産科医の不足です。日本産科婦人科学会と日本産婦人科医会が今年3月にまとめた調査報告によると、全国の産科医は9702人で、人口10万人あたりに換算すると全国平均で7.6人となります。 

我が千葉県は全国平均を大きく下回る6.0人で、5.9人の北海道に次いでワースト6です。ちなみにワーストは4.8人の茨城県で、最多は同数の11.1人で東京と沖縄が並びます。

お産を扱う産科医が不足すると、出産する施設が見つからず妊婦がたらい回しにされるという事態も懸念されます。安心して出産できないならばと、若い夫婦が子どもを持つことを見送ってしまうことも考えられます。

産科は急な出産や帝王切開手術などで勤務環境が厳しく、以前から医師不足が目立っていましたが、今回の調査でその傾向がはっきりと示されました。他にも医師一人あたりの分娩や若手医師の数など、6項目で都道府県を評価していて、千葉・福島・岐阜・和歌山・広島・山口・香川・熊本・大分の9県は、現状だけでなく将来にわたっても厳しい状態だと評価されています。

千葉県はお隣の東京都が手厚いため、妊婦も東京で出産するというケースもあるようです。だからといって対策を怠っていいということにはなりませんから、極めて深刻な課題として早急な対策が必要です。 
林幹人 


motohito884 at 23:39│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い 

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