2015年05月25日

アイデアを生み出す場所

林もとひとです。皆さんは「アイデア出し」してますか?日々の暮らしや仕事の中で「こうしたら良いかも!」とひらめくことがあると思います。そうして仕事や家事の効率を上げ、日々生活レベルを向上させていることでしょう。

逆にコレができていないと、進歩がありませんし毎日が平凡で面白くないものになってしまいます。 アイデア出しをコンスタントに続けるには何事にも「疑問に思うこと」が非常に大切で、完全にルーチン化して定着した作業でも「本当にこれが最良の方法か?」と常に自問自答することです。

そしてアイデア出しにはそれに「適した場所」が存在します。昔からいわれているのは「三上(さんじょう)」と呼ばれる「枕上(ちんじょう)・厠上(しじょう)・馬上(ばじょう)」で、中国の詩人である欧陽脩(おうようしゅう)が故事の中で「優れた考えがよく浮かぶ場所」としてあげたものです。

枕上は「まくらの上」つまり就寝時ということです。ビートルズのポール・マッカトニーは就寝中に名曲「イエスタデイ」がひらめいたという話は有名ですし、ベッドに入ってリラックスしたらいい考えが浮かんだというのは誰でも経験しているでしょう。

就寝中は脳がリラックス状態になりその日の記憶を整理するといわれていて、「夢」はその過程で映像として浮かび上がるものだとする脳科学者も多いそうです。ですから寝る前に「嫌なこと」を考えてしまうと、悪い夢をみやすいですし、悪いことが記憶に定着してしまうのでやめたほうがいいでしょう。

厠上はトイレの中。抑えた照明の小さな個室で一人きりという空間。私も大好きで、本や雑誌を持ち込んでついつい長居してしまいます。ただし人によって「集中できる空間」は好みが分かれます。私のように「一人きりになれる静かな空間」が好きな人もいれば、喫茶店のように「適度に人の気配や雑音のある空間」が好みだという人もいます。自分に合った空間を選択しましょう。

馬上は馬の上、つまり現代で言う「移動中」ということになります。バスや電車の車窓からぼんやり景色を眺めていたら、突然いい考えが浮かんだという方も多いのではないでしょうか。また自分の足で歩いたりジョギングしたりするのも同様の効果があります。無理やり考えをひねり出したいときに「うーん」と唸りながら部屋をウロウロ歩くのは私もよくやります。

いかがですか。約1000年も前に示された三上ですが、それぞれの場所にはちゃんと理由があり、アイデアを生み出すスポットとして現代に生きる私達にも十分活用できると思います。皆さんも意識してみてください。
林幹人 


motohito884 at 23:33│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 仕事術 | 雑学・豆知識

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