2015年07月20日

南房総市が塾の月謝などを助成

林もとひとです。千葉県南房総市で、全国初の取り組みが始まっています。これは全ての小学校高学年(5年生、6年生)を対象に、学習塾や習い事などの「学校外教育」の月謝などを補助する「小学校放課後学習バウチャー交付事業」というものです。

似たような取り組みとしては大阪市などで「塾代助成カードの交付」といったものがありますが、こちらは生活保護や就学援助の受給世帯を対象にしているので、全家庭を対象とした南房総市の取り組みは全国でも類を見ない意欲的なものです。

ただし月々の補助額は世帯の所得に応じて、1人あたり1000円から7000円とし、複数の児童がいる場合は人数分を補助することになっています。

国の「地方創生先行型交付金」を活用したこの事業は、人口減少が進む中で、家庭の経済環境に関わらず、子どもたちが学力や学習意欲を向上させ、個性や才能を伸ばす機会を提供するとともに、子育て世帯の経済的負担を軽減することを目的としています。

助成を受けるには、まず保護者が小学校を通じて申請を行うと、10ヶ月分のクーポンが一括交付されます。 子どもはこのクーポンを使って入会金や月謝、教材費などを支払い、各教室は月次のクーポン利用額を市に申請し、市は翌々月末までに月の総額を教室に支払うという流れです。

対象は南房総市の他、隣接する館山市・鴨川市・鋸南町にある塾や教室となっていて、学習塾だけではなく「そろばん」や「ピアノ」などの文化教室や、「クラシックバレエ」や「サッカー」などのスポーツ教室、更には家庭教師や出稽古などの訪問型も含まれます。

「詰め込み」や「親の押し付け」になってしまってはいけませんが、経済的な制約で子供の可能性を摘み取ってしまうことを防ぐことができるこの取り組みは、子育て環境を充実させる大きな効果が期待できます。他の自治体も導入を検討すべきかもしれません。
林幹人
 

motohito884 at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い | 地元PR

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