2015年10月15日

五郎丸選手に学べ!ルーティン

林もとひとです。凄かったですね!ラグビー日本代表の活躍。残念ながら予選リーグを突破することは叶いませんでしたが、並みいる強豪相手に3勝をあげ、世界中を驚かせました。

中でも一躍時の人となったのが”不動のフルバック”の異名を持つ五郎丸歩(ごろうまるあゆむ)選手。その圧倒的な安定感を誇るキック力で、日本チームを牽引したトッププレイヤーです。

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 そして泣く子も黙るこのポーズ。深夜の放送にもかかわらず、ちびっ子たちもこぞって真似をする「カンチョー」を狙うかのような姿。実はキックの前に必ず行なう「ルーティン」と呼ばれるテクニックなのです。

スポーツの世界で言う「ルーティン」とはプレー前に行なう決められた一連の動作のことで、プレー前の条件を一定にすることでプレーの安定を狙うものです。

これを取り入れている一流選手は非常に多く「ルーティン」がいかに優れたテクニックであるかが分かります。

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イチロー選手が打席に入るとき、毎回必ずバットをぐるりと回して右袖をたぐる動作をしますが、これもルーティンです。

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コレ。覚えてますよね?かつて大人気だった元力士の高見盛さんも、ルーティンを実践していました。

他にもバスケットボール選手の多くはフリースローの前にルーティンを実行していますし、ゴルフプレーヤーのほとんどはショット前に行なう独自のルーティンを持っていると言われています。

実はこのルーティン。私達も日常生活に取り入れられるのです。例えば私は仕事柄多くの人前で挨拶などの話をすることが多いのですが、毎回必ず決まったフレーズで話し始めています。そうすることで話の流れがスムーズにいくのを実感しています。話す内容も壇上に立つ前にある程度考えていますが、話し始めてからフレーズやエピソードが思いつくこともしばしばで、これもルーティンの成果だと思っています。

皆さんも学生さんであれば試験前の行動を一定にするなどしたり、会社員であればプレゼン前の行動を一定にしてみるのです。実はすでに知らず知らずのうちにルーティンを実行している人も多いのではないでしょうか。

要はそれをもう一度見直し、一つひとつの行動をチェックしてみるのです。五郎丸選手もイングランドの伝説のキッカー「ウィルキンソン選手」をお手本に、自らの一連の動作を磨いていったそうです。

独自のルーティンを作り出し、皆さんもそれぞれの分野で安定した成果を手に入れましょう!
林幹人 


motohito884 at 23:56│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 仕事術

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