2015年11月30日

登録不要の津波緊急メール

林もとひとです。防犯や災害対策として広く浸透しつつある「緊急メール」。3.11の大震災を契機に全国の多くの自治体で導入が進んでいて、このブログでも過去に取り上げました。読者の皆さんは登録済みですよね?

常に持ち歩いているスマホや携帯に直接メッセージが届くので、注意喚起には非常に効果が高いことがわかっていますが、利用者がそれらの緊急メールを受信できるよう「自分で設定」する必要がありました。

普段から使い慣れている方ならともかく、メールはもっぱら受け取るだけという年配の方やお年寄りにとっては、緊急メールへの登録は敷居が高く、情報格差が生じていました。

そこで和歌山県は、 大きな津波が予測された場合、県内にいる「全員の携帯電話」に自動で避難を呼び掛ける緊急メールの配信を始めました。

海洋研究開発機構が海底に設置している「DONET(ドゥーネット)」と呼ばれる地震・津波観測システムが、観測点の2か所以上で振幅50センチ以上の津波第一波を観測した場合に、県内全域のスマホや携帯に自動的にメールを配信するという凄い取り組みです。

内容は、まず「和歌山県沖にて大きな津波の観測がありました」などの第1報を配信。その後、10センチ単位で大きくなるたびに「津波が更に大きくなっています」との続報を流します。

緊急エリアメールなどの仕組みを応用して運用するため、メール配信の申し込みは不要で、観光客を含め県内にいて携帯電話を持っている人全員に自動で配信されます。

通信状況や端末によってはメールが届かない場合もまれにあるそうですが、 津波対策として非常に強力なシステムであることは間違いありません。我が千葉県でも是非導入を検討すべきだと思います。
林幹人 


motohito884 at 22:29│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 意見・思い | 雑学・豆知識

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