2017年05月29日

排他的経済水域(EEZ)について

林もとひとです。北朝鮮の暴挙が止まりません。アメリカや国際社会の度重なる忠告にも耳を貸さず、弾道ミサイルの発射を繰り返しています。

そのほとんどが日本の排他的経済水域に着弾していて、アメリカに歩調を合わせる日本を標的にすると言わんばかりの挑発です。

こんなニュースを耳にするにつけ、きっと皆さんのお茶の間では「ねぇねぇお父さん、排他的経済水域ってなに?」と質問されていることと思います。

そこで今回は「排他的経済水域」について解説します。排他的経済水域とは略称EEZ(Exclusive Economic Zone)と呼ばれ(単に経済水域と呼ばれることも。)、漁業をしたり、石油などの天然資源を掘ったり、科学的な調査を行ったりという活動を他国に邪魔されずに自由に行なうことができる水域です。

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※図はデジタル大辞泉より転載

日本のような沿岸国は200海里(約370Km)を超えない範囲で、領海と公海との間に排他的経済水域を設定することができます。しかし上記の活動を行うほかは、排他的経済水域を独占してはならないことになっています。例えば他国の船舶や飛行機の通過、あるいは他国が海底にパイプラインを作ったりすることを禁止することはできません。

つまり、資源利用やその他の経済活動の面では領海に同じく、航行や上空飛行その他の国際コミュニケーションの面では公海に同じという性格を持ちます。

日本政府としても、領海内への着弾が予測される際には即座に迎撃することになるのはもちろんですが、排他的経済水域にミサイルを打ち込まれるのは防衛上看過できるものではありません。

話の通じない相手には、様々な手段を用いて圧力をかけていく必要があります。日本の外交力が問われています。
林幹人


motohito884 at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 雑学・豆知識 | 意見・思い

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